JPS62136234A - 金属ケイ素の分散剤 - Google Patents

金属ケイ素の分散剤

Info

Publication number
JPS62136234A
JPS62136234A JP60278822A JP27882285A JPS62136234A JP S62136234 A JPS62136234 A JP S62136234A JP 60278822 A JP60278822 A JP 60278822A JP 27882285 A JP27882285 A JP 27882285A JP S62136234 A JPS62136234 A JP S62136234A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dispersant
oxide
added
alcohol
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60278822A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Shibayama
柴山 俊朗
Hiroshi Uno
羽野 洋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Oil and Fats Co Ltd filed Critical Nippon Oil and Fats Co Ltd
Priority to JP60278822A priority Critical patent/JPS62136234A/ja
Publication of JPS62136234A publication Critical patent/JPS62136234A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C01INORGANIC CHEMISTRY
    • C01BNON-METALLIC ELEMENTS; COMPOUNDS THEREOF; METALLOIDS OR COMPOUNDS THEREOF NOT COVERED BY SUBCLASS C01C
    • C01B21/00Nitrogen; Compounds thereof
    • C01B21/06Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron
    • C01B21/068Binary compounds of nitrogen with metals, with silicon, or with boron, or with carbon, i.e. nitrides; Compounds of nitrogen with more than one metal, silicon or boron with silicon
    • C01B21/0682Preparation by direct nitridation of silicon

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Silicon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は金属ケイ素の分散剤に関するものである。さら
に詳しくは、反応焼結窒化ケイ素セラミックスの製造に
使用される金属ケイ素の水系スラリーをつくるのに適し
た分散剤に関するものである。
〔従来の技術] 従来、金属ケイ素を用いた反応焼結窒化ケイ素セラミッ
クスは、次のようにして製造されていた。
まず、バインダーと分散剤(たとえばアルギン酸ナトリ
ウム、アクリル酸系オリゴマーなど)を含む水溶液に金
属ケイ素を分散させてスラリーをつくり、鋳込成形法な
どにより成形後、乾燥し窒素雰囲気中で焼結させること
により反応焼結窒化ケイ素セラミックスとされていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、金属ケイ素などを水系スラリーとしてこ
のスラリーに十分な成形性を付与するためには、従来の
方法では多念の水を添加しなければならない。したがっ
て、乾燥時間が長くなるなど製造コストが著しく高価な
ものとなる。また、水系スラリーの分散安定性が悪いた
めに、最終のセラミックス製品に不均質な部分が生じ、
製品収率の低下、品質上の信頼性の低下などを招来する
などの問題点があった。このため、水の量を少なくし、
分散安定性を向上させる分散剤の検討が種々行われてい
るが、今だ十分な性能を有したものはない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者らは、かかる状況下、少ない水量にて成形に十
分な粘度および分散安定性を有する金属ケイ素の水系ス
ラリーをつくるべく、その分散剤につき鋭意検討した結
果、本発明に至った。
すなわち、本発明は、不飽和結合をもつ炭素数3〜24
の一価アルコールのアルキレンオキシド付加物で、オキ
シアルキレン基中のオキシエチレン基が50重量%以上
であり、かつ平均分子量が400〜25,000の化合
物からなる金属ケイ素の分散剤である。
〔発明の構成・作用] 本発明において出発原料として用いられる一価アルコー
ルは、その分子内に不飽和結合を有していることが必要
で、上記結合をもたないものでは金属ケイ素の分散剤と
して好適なアルキレンオキシド付加物を得ることが難し
くなる。また、上記−価アルコールの炭素数は3〜24
の範囲にあることが必要とされるが、これは下記の理由
による。
すなわち、炭素数が3未満の上記−価アルコールは安定
物質として存在せず、また24を超えると分散性が低く
実用に適していないためである。
本発明に適用しうる上記−価アルコールの具体例として
は、モノオレフィン系アルコール(タトえば2−プロペ
ン−1−オール、2−ブテン−1−オール、3−ブテン
−1−オール、3−ブテン−2−オール、3−ペンテン
−2−オール、4−ペンテン−2−オール、2−メチル
−4−ペンテン−2−オール、9−オクタデセン−1−
オールなど)、ジオレフィン系アルコール(たとえば1
・4−ペンタジェン−3−オール、2・4−ペンタジェ
ン−1−オール、1・4−へ−1−4ジエン−3−オー
ル、3・5−へキサジエン−2−オール、2・4−へキ
サジエン−1−オール、9・12−オクタデカジエン−
1−オールなど)、トリオレフイン系アルコール(たと
えば9・12・15−オクタデカトリエン−1−オール
など)、アセチレン系アルコール(たとえば2−プロピ
ノール、2−ブチン−1−オール、3−ブチン−1−オ
ール、3−ブチン−2−オール、2−ペンチン−1−オ
ール、2−ヘキシン−1−オールなど)など種々のもの
があげられる。
本発明においては上記の一価アルコールにアルキレンオ
キシドを付加反応させて金属ケイ素の分散剤として有効
な化合物を得る。ここで用いるアルキレンオキシドとし
ては、エチレンオキシド単独またはこれとプロピレンオ
キシド、ブチレンオキシド、スチレンオキシドなどの1
種または2種以上のアルキレンオキシドとを併用したも
のがあげられる。上記の併用系にあっては、各アルキレ
ンオキシドをブロック状またはランダム状に付加させて
もよい。かかるアルキレンオキシド中のエチレンオキシ
ド含有量は50重量%以上、特に80重量%以上である
ことが好ましく、それにより水溶性を維持することがで
きる。
これらアルキレンオキシドを、不飽和結合をもつ炭素数
3〜24の一価アルコールに付加する方法は、通常の方
法で行うことができる。この場合、触媒としてカセイア
ルカリなどのアルカリ触媒を用いることが好ましい。触
媒の使用量は、付加させるアルキレンオキシド重量に対
して0.01〜1重量%が好ましい。反応温度は通常8
0〜120℃の範囲で選択すれ1ばよく、反応時間は通
常1〜24時間である。
このようにして得られる化合物が1本発明の金属ケイ素
用分散剤として使用されるためには、平均分子量が40
0〜25,000であることを必要とする。平均分子量
が400未満、または25,000をこえる場合には分
散性が低く、実用に適していない。
本発明の分散剤を用いて金属ケイ素の水系スラリーを得
る場合の分散剤の添加量は、金属ケイ素に対し0.3〜
4重量%、好ましくは0.5〜3重量%である。0.3
重量%未満では分散性が低く、また4重量%を超えても
分散性はそれほど向上しないため経済的に不利である。
上記範囲内では、本発明の分散剤を添加すると、添加量
にもよるが、添加しない場合の70重量%程度の少量の
水量にて、成形するに十分な粘度および分散安定性を有
する水系スラリーとすることができる。
なお、金属ケイ素を用いて反応焼結窒化ケイ素セラミッ
クスを製造する場合の上記水系スラリーとしては、分散
剤の他に、適宜のバインダー(ポリビニルアルコール、
デンプンなど)などの補助成分が使用される。本発明の
分散剤は、これら従来の補助成分と任意に組み合わせて
使用することができる。
本発明の分散剤の使用方法は、特に制限されず、たとえ
ば平均粒子径が0.5〜50μ程度の金属ケイ素、水、
分散剤、バインダーなどをボールミルなどの粉砕、混合
装置に入れ、所定時間(たとえば0.5〜12時間)粉
砕、混合を行うことによって分散させることができる。
金属ケイ素を分散させる場合の水の量は、金属ケイ素1
00重量部に対して40〜50重量部である。このスラ
リーは、所定の形状に成形されたのち乾燥し、窒素雰囲
気中で焼結させて反応焼結窒化ケイ素セラミックスとさ
れる。
〔発明の効果〕
本発明の分散剤を用いることにより、少ない水量にて成
形に十分な粘度および分散安定性を有する金属ケイ素の
水系スラリーを得ることができ、このためスラリーの乾
燥時間を短縮することができる。また、水系スラリーの
分散安定性が向上するため、最終の反応焼結窒化ケイ素
1セラミックス製品に不均質性がなく、製品収率および
品質上の信頼性が向上する。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例により説明する。なお、以下の実
施例および比較例で用いたアルキレンオキシド付加物か
らなる化合物は下記の製造例1〜14にて得たものであ
る。また、以下において、部とあるのは重量部を表わす
製造例1 気密反応容器に、2−プロペン−1−オール100部と
カモイカ91部を仕込んだ。空間部を窒素ガスで置換後
、エチレンオキシド80重量%とプロピレンオキシド2
0重量%とからなるアルキレンオキシド混合物970部
を、120〜125°Cで徐々に導入し、10時間かけ
て反応を完結させた。生成物を一部取り出し、100部
を残した状態でカモイカ91部を加え、エチレンオキシ
ド80重量%とプロピレンオキシド20重量%とからな
るアルキレンオキシド混合物970部を徐々に導入し、
10時間かかつて反応を完結させた。反応終了後、30
〜b 時間未反応のアルキレンオキシドを除去した。生成物の
平均分子量は、水酸基価から算出すると約6.000で
あった。
製造例2〜14 一部アルコールとアルキレンオキシドの種類ヲ第1表に
示すごとくかえたほかは、製造例1と同様にして製造を
行った。得られた化合物の平均分子量を第1表に示した
。なお、同表には参考のために前記製造例1に係る化合
物の平均分子量などをも併記した。
実施例1〜10 金属ケイ素100部(無定形、平均粒子径2.5μ)、
分散剤として前記製造例1〜10で得られた化合物2部
、および水45部をボールミル中で3時間混練してスラ
リーを調製し、調製直後と3時間後の粘度を測定した結
果を第2表に示す。3時間後の粘度から分散安定性の評
価をすることができる。
比較例1〜4 分散剤として前記製造例11〜14で得られた化合物を
用いたほかは、実施例1〜10と同様にしてスラリーを
調製し、その粘度を前記同様に測定した。結果を第2表
に併記した。
比較例5〜6 分散剤を添加せずに添加水量を変えるようにした以外は
、実施例1〜10と同様の方法によりスラリーを調製し
、その粘度を前記同様に測定した。
結果を第2表に併記した。
1第  2  表 実施例11〜14 製造例4で製造した化合物を分散剤とし、その添加量を
変化させて実施例1〜10.と同様にスラリーを調製し
、その粘度を前記同様に測定した結果を第3表に示す。
第   3   表 以上の結果から明らかなように、本発明の分散剤を用い
た場合、少ない水量で成形に十分な粘度の金属ケイ素の
水系スラリーを得ることができるとともに、スラリーの
粘度の経時変化が少なく、分散安定性に優れた水系スラ
リーを製造できるものであることが判る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)不飽和結合をもつ炭素数3〜24の一価アルコー
    ルのアルキレンオキシド付加物で、オキシアルキレン基
    中のオキシエチレン基が50重量%以上であり、かつ平
    均分子量が400〜25,000の化合物からなる金属
    ケイ素の分散剤。
JP60278822A 1985-12-10 1985-12-10 金属ケイ素の分散剤 Pending JPS62136234A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60278822A JPS62136234A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 金属ケイ素の分散剤

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60278822A JPS62136234A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 金属ケイ素の分散剤

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62136234A true JPS62136234A (ja) 1987-06-19

Family

ID=17602631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60278822A Pending JPS62136234A (ja) 1985-12-10 1985-12-10 金属ケイ素の分散剤

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62136234A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4996995A (en) * 1988-06-27 1991-03-05 Kobishi Electric Co., Ltd. Ashtray

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4996995A (en) * 1988-06-27 1991-03-05 Kobishi Electric Co., Ltd. Ashtray

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5413972A (en) SiAlON composites and method of preparing the same
EP0699174B1 (en) Sintered self-reinforced silicon nitride
JPH0546643B2 (ja)
JPS62136234A (ja) 金属ケイ素の分散剤
JPH06507142A (ja) 窒化できるケイ素材の製造法
KR880000655B1 (ko) 질화규소 소결체의 제조방법
JP4430745B2 (ja) 酸化アルミニウムをベースとする成形用コンパウンド
JP2554478B2 (ja) マイクロ波用誘電体磁器組成物
JP2505179B2 (ja) 高強度常圧焼結窒化珪素焼結体およびその製造方法
JPS63123868A (ja) 窒化珪素質焼結体の製造方法
US5545362A (en) Production method of sintered silicon nitride
JP3036830B2 (ja) サイアロンの鋳込み成形法
JPH0450157A (ja) 押出成形用セラミックス材料及びその押出成形方法
JPH0524932A (ja) サイアロン粉末の鋳込み成形方法
JPH08188470A (ja) 非酸化物系セラミックス原料を用いるセラミックスの製造方法
JP2804531B2 (ja) マイクロ波用誘電体磁器組成物の製造方法
JP2631102B2 (ja) 窒化珪素質焼結体の製造方法
JPH07133156A (ja) 高純度窒化ケイ素粉末の鋳込み成形用スラリー組成物
JPS6021945B2 (ja) 窒化珪素質焼結体
JPH0664934B2 (ja) 高周波用誘電体磁器
JPH04357172A (ja) サイアロン粉末の鋳込み成形用スラリ−組成物及びサイアロン粉末の鋳込み成形方法
JP2700786B2 (ja) 高温高強度窒化珪素質焼結体及びその製造方法
JPS6150908B2 (ja)
JPS581073B2 (ja) チツカケイソシツシヨウケツタイノセイゾウホウホウ
JPH0729854B2 (ja) 黒色窒化珪素系焼結体の製造方法