JPS621360B2 - - Google Patents

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JPS621360B2
JPS621360B2 JP8230581A JP8230581A JPS621360B2 JP S621360 B2 JPS621360 B2 JP S621360B2 JP 8230581 A JP8230581 A JP 8230581A JP 8230581 A JP8230581 A JP 8230581A JP S621360 B2 JPS621360 B2 JP S621360B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epitaxial growth
layer
temperature
epitaxial
present
Prior art date
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Expired
Application number
JP8230581A
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English (en)
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JPS57196793A (en
Inventor
Yoshiaki Suzuki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
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Publication of JPS57196793A publication Critical patent/JPS57196793A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエピタキシヤル成長方法にかかり、と
くに半導体基板の高濃度不純物層からのいわゆる
オートドーピングを極めて低く抑えることができ
る気相エピタキシヤル成長方法に関するものであ
る。
従来たとえば、高濃度不純物層が形成されたシ
リコン単結晶基板上に、気相エピタキシヤル成長
法によりシリコン単結晶層を設けると、成長した
シリコン単結晶側に、シリコン単結晶基板に形成
された高濃度不純物層からのオートドーピングに
より高濃度不純物層が形成され実質的にエピタキ
シヤル層厚が減少し、特に薄いエピタキシヤル層
を必要とする高密度、高速度半導体素子の場合、
半導体素子の特性が劣化するなどの問題があつ
た。
第1図aは従来のエピタキシヤル成長方法を模
式的に説明した図である。まず、1150℃の温度で
HClガスを用い半導体基板をエツチングし、次に
1050℃の温度でSiH4ガスを用い所定のエピタキ
シヤル層厚になるまでエピタキシヤル成長を行
う。
以上の様に従来のエピタキシヤル成長方法では
高温の連続した一回のエピタキシヤル成長である
ため、エピタキシヤル成長中にオートドーピング
によりエピタキシヤル層に高濃度不純物層が形成
されてしまう。そして例えば選択的に高濃度N型
不純物層(例えば層抵抗50Ω/口)が形成された
P型シリコン基板(例えば比抵抗10Ω・cm)に厚
さ2μmのN型シリコンエピタキシヤル層(例え
ば比抵抗0.5Ω・cm)を形成した場合、第2図a
に示すような不純物分布となる。同図からわかる
ように実質的にエピタキシヤル層厚が減少し、特
に高密度、高速度半導体素子のように薄いエピタ
キシヤル層を用いる場合、半導体素子の特性が劣
化するなどの問題があつた。
本発明は、上記欠点を除き、特に高密度半導体
素子に必要な薄いエピタキシヤル層をきわめて少
ないオートドーピングで製造できるエピタキシヤ
ル成長方法を提供するものである。
本発明は、高濃度不純物層が形成された単結晶
半導体基板上への気相エピタキシヤル成長方法に
おいて、主エピタキシヤル成長の前に主エピタキ
シヤル成長温度より低い温度にて副エピタキシヤ
ル成長を行なうことを特徴とするものである。
本発明によれば、主エピタキシヤル成長温度よ
り低い温度にて副エピタキシヤル成長を行うこと
により、高濃度不純物層からの不純物の離脱を最
小限に抑え、副エピタキシヤル層の不純物濃度を
下げ、また、副エピタキシヤル成長と主エピタキ
シヤル成長との間で基板表面付近の反応よどみ層
が取り除かれるため、オートドーピングのきわめ
て少ない薄いエピタキシヤル層が形成でき、高密
度、高速度半導体素子の形成が容易となる。
以下実施例に基づき本発明を詳細に説明する。
第1図bは本発明の方法を模式的に説明した図
である。まず、従来方法と同様に1150℃の温度で
HClガスを用い半導体基板をエツチングする。次
に950℃の温度でSiH4ガスを用い厚さ0.1μm程度
の副エピタキシヤル成長を行う。次に温度を1050
℃に上げてSiH4ガスを用い所定の厚さになるま
で主エピタキシヤル成長を行う。そして例えば選
択的に高濃度N型不純物層(例えば層抵抗50Ω/
ロ)が形成されたP型シリコン基板(例えば比抵
抗10Ω・cm)に厚さ2μmのN型シリコンエピタ
キシヤル層(例えば比抵抗0.5Ω・cm)を本発明
のエピタキシヤル成長方法にて形成した場合、第
2図bに示すような不純物分布となる。同図から
本実施例の場合にはエピタキシヤル層へのオート
ドーピングがきわめて少ないことがわかる。
なお、上記実施例の説明は、本発明をP型シリ
コン基板にN型高濃度不純物層を設けN型シリコ
ンをエピタキシヤル成長する場合に適用したもの
であるが、本発明は、高濃度不純物層を設けた単
結晶半導体基板上にエピタキシヤル成長法によつ
て単結晶半導体層を形成する場合にすべてに広く
適用することができる。また、副エピタキシヤル
成長温度を950℃、主エピタキシヤル成長を1050
℃の場合について説明したが本発明は副エピタキ
シヤル成長温度は主エピタキシヤル成長温度より
低く単結晶として成長できる温度であればかまわ
ない。
以上詳細に説明したように、本発明によればオ
ートドーピングのきわめて少ない薄いエピタキシ
ヤル層を形成することができ、特に高密度、高速
度半導体装置の製造に適用した場合顕著な効果の
あるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図a及び第1図bはそれぞれ従来の方法及
び本発明の方法を説明するための模式図、第2図
a及び第2図bはそれぞれ従来の方法による不純
物分布及び本発明の方法による不純物分布を示す
曲線図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高濃度不純物層が形成された単結晶半導体基
    板上への気相エピタキシヤル成長方法において、
    主エピタキシヤル成長の前に主エピタキシヤル成
    長温度より低い温度にて、副エピタキシヤル成長
    を行なうことを特徴とするエピタキシヤル成長方
    法。
JP8230581A 1981-05-29 1981-05-29 Epitaxial growth method Granted JPS57196793A (en)

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JP8230581A JPS57196793A (en) 1981-05-29 1981-05-29 Epitaxial growth method

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JP8230581A JPS57196793A (en) 1981-05-29 1981-05-29 Epitaxial growth method

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Publication Number Publication Date
JPS57196793A JPS57196793A (en) 1982-12-02
JPS621360B2 true JPS621360B2 (ja) 1987-01-13

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JPS6012724A (ja) * 1983-07-01 1985-01-23 Agency Of Ind Science & Technol 化合物半導体の成長方法

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JPS57196793A (en) 1982-12-02

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