JPS62135861A - 樹脂マグネツトロ−ル及びその製造方法 - Google Patents

樹脂マグネツトロ−ル及びその製造方法

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JPS62135861A
JPS62135861A JP27596085A JP27596085A JPS62135861A JP S62135861 A JPS62135861 A JP S62135861A JP 27596085 A JP27596085 A JP 27596085A JP 27596085 A JP27596085 A JP 27596085A JP S62135861 A JPS62135861 A JP S62135861A
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magnet roll
shaft
roll
resin
conductive member
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Michiro Shigenobu
重信 道郎
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、静電記録装置の現像技術分野において利用さ
れ、特に非磁性スリーブ上の現像剤を潜像坦持体に搬送
するために、非磁性スリーブ内にあって該非磁性スリー
ブと相対回転する樹脂マグネットロール及びその製造方
法に関するものである。
(従来の技術及び問題点) 従来マグネットロールは、軸部材となる芯部材の周囲表
面に、磁石となるフェライトの焼結体、ゴムマグネット
あるいはプラスチックマグネット等を固着して使用され
ていた。
しかし、フェライト焼結晶は脆(しかも加工性が悪い上
に、高い磁気特性を得るためには異方性化処理をせねば
ならず、コスト高でありしかも量産には不向きである。
そこで、ゴムマグネット、プラスチックマグネットは、
押出し成形によって加工性もよく低コストのものが開発
されているが、その形状維持のために剛体の芯部材に固
着している現状であり、一層のコスト低減化、軽量化が
望まれている。しかし、その要請に応えてロールの本体
部及び軸部を、ゴムマグネットあるいはプラスチックマ
グネットで一体成形したマグネットロールとすると、使
用の際に軸部を現像バイアス等の電極として用いる場合
に、新たな電極を設けねばならないとか、非磁性スリー
ブに直接バイアス電極を設けて電圧を卯月Uせねばなら
ない、という不都合があった・ (問題点を解決するための手段及び作用)本発明は、上
述の従来の問題点を解決するために、軸部に導電性部材
を設けることにより非磁性スリーブへの現像バイアス電
圧の印加が安定して行え、しかも軽量で強度の面でも改
善された樹脂マグネットロール及びその製造方法を提供
するもので、次のように構成される。
本発明は、マグネットロールに関し、 樹脂中に磁性粉体を分散させて、ロール本体部及び両端
の軸部を一体成形した樹脂マグネットロールにおいて、 少なくとも一方の軸部の外周面には、成形時に該軸部に
固定された導電性部材が設けられている、 ことにより構成される。
上記導電性部材の材質は、非磁性体でも磁性体であって
もよいが、非磁性スリーブ上での磁力の安定化のために
は、非磁性体であることが好ましい。その理由は、鉄等
の磁性体を用いたときには、磁場が偏在するために非磁
性スリーブ上のパターンが、磁性体のある側とない側と
で変化してしまうからである。
さらに、上記導電性部材は、はぼ円筒管状のカラーとし
て形成するならば、軽量であるにも拘らず強度も高いこ
とから、温度変化に伴う軸部の寸法変化を規制すること
ができ、好ましい結果が得られる。さらには、上記導電
性部材の一部をロール本体部内にまで延長するならば、
ロール本体部と軸部との境界となる段部での応力集中に
対する補強、そして導電性部材自体のマグネットロール
との間の結合強度の向上の面から好ましい。
また、導電性部材に、円周方向の設定位置に該位置を示
す位置決め部、たとえばピン、切欠部等を設けるならば
、現像装置として構成する際の磁極配置に便宜である。
次に、本発明は上記樹脂マグネットロールの製造方法に
関し、 樹脂中に磁性粉体を分散させて射出成形して、ロール本
体部及び両端の軸部を一体成形する方法において、 成形型内に、少なくとも一方の軸部の表層に位置する導
電性部材を配し、 しかる後に上記磁性粉体が分散されている樹脂を型内に
注入成型する、 ことにより構成される。
以上のように本発明によって、軸部表面に導電性部材を
有しているので、現像バイアス等の電極として使用でき
る。
(実施例) 以下本発明の実施例を添付図面にもとづいて説明する。
第1図は第一実施例の斜視図である。図中1は樹脂マグ
ネットロールの本体部で、該ロール本体部1の両端から
は長手方向に円柱状の軸部2が延出している。上記ロー
ル本体部1と軸部2とは、磁性粉体が分散された樹脂に
よって一体向に成形されている。
上記軸部2の外周面が導電部材として円筒状カラー3が
設けられている。該円筒状カラーは、非磁性体でも磁性
体でもよいが、マグネットロールが非磁性スリーブ内に
組まれた際に、非磁性スリーブ上での磁力の安定化を図
るために、本実施例では非磁性体となっている。
次に上記樹脂マグネットロールの製造手順について述べ
ると、樹脂と磁性粉体、さらにはこれに可塑剤と滑剤を
添加し、これらを加温した攪拌機により混練し、その後
に冷却粉砕装置で造粒する。
かくして得られた素材を、所定の磁極パターンを得るた
めの着磁ヨークを有する金型に射出成形してマグネ・ノ
ドロールを製造する。
その際第1図に示す導電性部材としてのカラー3を成形
型内の所定位置に配してお(。その結果、マグネットロ
ールの軸部2の周囲には上記カラー3が固着されること
となる。この場合、射出成型のための注入ゲートは、上
記カラーの位置に定めるのがよい。
なお上記マグネットロールの製造における例を数値をも
って一具体例を示すと、ストロンチウムフェライト85
%(重量%、以下間し)と融点215℃の6−ナイロン
14%及びこれに可塑剤としてフタル酸エステル0.5
%、さらに滑剤として金属石鹸0.5%を添加し、これ
らを120℃に加温した亮速撹拌機により混練し、組成
物の温度が220〜225°Cになるまでこの作業を続
け、安定後置線機より取り出し冷却粉砕装置で造粒させ
る。しかる後に上記素材を射出成形してマグネットロー
ルを得る。
次に第2図に示される第二実施例では、カラー3はロー
ル本体部1の端部(軸部との境をなす段部)よりさらに
内部にまで延びている。この場合、マグネットロールは
上記端部での応力の集中に対しても、上記カラーによっ
て十分補強される。
さらに第3図に示される第三実施例では上記円筒状のカ
ラー3に、円周方向の設定位置に該位置を明示するため
のピン4.4゛ が植設されている。8亥ビン4.4°
 はマグネットロールを現像装置として構成する際の磁
極配置の位置決めを確実かつ容易に行なうためのもので
ある。
また第4図に示される第四実施例のごとく、軸部2の円
周の一部を平坦にしてD字状にしカラー3をこれに合致
する平坦部4”を有する形としても、上記第三実施例と
同様な効果を得る。
次に、本発明によるマグネットロールを用いて、非磁性
スリーブへバイアス電流を印加する例を、第5図にて説
明する。
マグネットロールは第1図もしくは第2図に示されたも
のが用いられている。4はマグネットロールに対して相
対回転する非磁性スリーブで、その内面とマグネットロ
ールのカラー3の外周面との間には両者に弾圧接触する
摺接ブラシ電極5が配されている。さらに上記カラー3
の外周面には、電源8からの電圧を上記カラー3に印加
するための電極7が摺接している。かくして、非磁性ス
リーブ4に、カラー3を介してバイアス電圧を容易に印
加できることとなる。
なお上記カラーに、第3図及び第4図のごとく位置決め
部を設ける際には、少なくとも上記二種の電極5.7が
摺接する部分を円筒状に残しておく必要がある。
(発明の効果) 本発明は、以上のように樹脂マグネットロールの軸部に
導電性部材を設けることとしたので、該導電性部材を介
して非磁性スリーブにバイアス電圧を印加できることと
なり、そのための構造がきわめて簡単となるという効果
がある。これに加うるに、軸部の補強を行なうこともで
き、さらには温度変化により寸法変化し易い樹脂軸部の
該寸法変化を微少値に抑制することができ、装置の誤動
作、性能低下を防止する効果も得る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は第一実施例のマ
グネットロールの斜視図、第2図は第二実施例のマグネ
ットロールの一部を示す破断斜視図、第3図は第三実施
例のマグネットロールの一部を示す破断斜視図、第4図
は第四実施例のマグネットロールの側面図、第5図は第
1図もしくは第2図のマグネットロールを現像装置に使
用した際の状態を示す部分破断断面図である。 1・・・・・・・・・ロール本体部 2・・・・・・・・・軸部 3・・・・・・・・・導電性部材(カラー)4.4°、
4″・・・・・・位置決め部(4、4’・・・・・・ピ
ン、4”・・・・・・平坦部) 特許出願人       キャノン株式会社代 理 人
  弁理士  藤  岡   徹2      第2図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)樹脂中に磁性粉体を分散させて、ロール本体部及
    び両端の軸部を一体成形した樹脂マグネットロールにお
    いて、 少なくとも一方の軸部の外周面には、成形 時に該軸部に固定された導電性部材が設けられている、 ことを特徴とする樹脂マグネットロール。
  2. (2)導電性部材はほぼ円筒管状のカラーであることを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載の樹脂マグネ
    ットロール。
  3. (3)導電性部材は円周方向の設定位置に該位置を示す
    位置決め部を有していることを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項または第(2)項記載の樹脂マグネットロ
    ール。
  4. (4)導電性部材は一部がロール本体部内にまで延びて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第(1)項ないし
    第(3)項のうちの1つに記載の樹脂マグネットロール
  5. (5)樹脂中に磁性粉体を分散させて射出成形して、ロ
    ール本体部及び両端の軸部を一体成形する方法において
    、 成形型内に、少なくとも一方の軸部の表層 に位置する導電性部材を配し、 しかる後に上記磁性粉体が分散されている 樹脂を型内に注入成型する、 ことを特徴とする樹脂マグネットロールの 製造方法。
JP60275960A 1985-12-10 1985-12-10 樹脂マグネツトロ−ル及びその製造方法 Expired - Fee Related JPH0812514B2 (ja)

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