JPS6213566A - 装身具の表面処理方法 - Google Patents
装身具の表面処理方法Info
- Publication number
- JPS6213566A JPS6213566A JP15218885A JP15218885A JPS6213566A JP S6213566 A JPS6213566 A JP S6213566A JP 15218885 A JP15218885 A JP 15218885A JP 15218885 A JP15218885 A JP 15218885A JP S6213566 A JPS6213566 A JP S6213566A
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- Japan
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- mask layer
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- ion
- organic mask
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はＴｉまたはＴｉ合金からなる装身具への部分イ
オンブレーティング処理方法に関するものである。
オンブレーティング処理方法に関するものである。
ＴｉまたはＴｉ合金からなる装身具の表面に部分イオン
ブレーティング処理を行う場合、Ｔｉ素地を生かしたい
部位に有機マスク剤を塗布した後、１５０〜２００℃に
て加熱乾燥し硬化固着させる。
ブレーティング処理を行う場合、Ｔｉ素地を生かしたい
部位に有機マスク剤を塗布した後、１５０〜２００℃に
て加熱乾燥し硬化固着させる。
次に有機マスク処理された装身具の表面にイオンブレー
ティング法により金色等の被膜を形成し、前記有機マス
クを有機溶剤にて剥離して部分被膜を有する装身具を完
成させていた。
ティング法により金色等の被膜を形成し、前記有機マス
クを有機溶剤にて剥離して部分被膜を有する装身具を完
成させていた。
ＴｉまたはＴｉ合金は独特なグレー色の美しい色調をも
ち、最近腕時計外装等の装身具に多用されてきている。
ち、最近腕時計外装等の装身具に多用されてきている。
しかしながら、大気中での加熱によって色調が変化しや
すく、初期の美しい色調を失うことがあるために、Ｔｉ
またはＴｉ合金の独特なグレー色を保ちながらの部分イ
オンブレーティングができず、デザインの多様化が困難
であった。すなわち、ＴｉまたはＴｉ合金からなる装身
具の表面に部分的に有機マスク剤を塗布した後、有機マ
スク剤を硬化固着させるため１５０〜２００℃の加熱を
するためマスク剤の下のＴｉ素地はむろん、Ｔｉ素地全
体が変色してしまうという問題があした。
すく、初期の美しい色調を失うことがあるために、Ｔｉ
またはＴｉ合金の独特なグレー色を保ちながらの部分イ
オンブレーティングができず、デザインの多様化が困難
であった。すなわち、ＴｉまたはＴｉ合金からなる装身
具の表面に部分的に有機マスク剤を塗布した後、有機マ
スク剤を硬化固着させるため１５０〜２００℃の加熱を
するためマスク剤の下のＴｉ素地はむろん、Ｔｉ素地全
体が変色してしまうという問題があした。
本発明の目的は、ＴｉまたはＴｉ合金からなる装身具の
表面に有機マスク剤による部分イオンブレーティングを
行う際、ＴｉまたはＴｉ合金素地の色調を変化させない
方法を提供するところにある。
表面に有機マスク剤による部分イオンブレーティングを
行う際、ＴｉまたはＴｉ合金素地の色調を変化させない
方法を提供するところにある。
本発明の構成は、ＴＩまたはＴｉ合金からなる装身具の
表面にＰＶＤ法によりＡｕ層を形成し、該Ａｕ層の一部
に有機マスク層を形成し、前記Ａｕ層及び有機マスク層
の上にＰＶＤ法により有色ＰＶＤ被膜を形成し、前記有
機マスク層及び有機マスク層の下のＡｕ層を剥離したこ
とを特徴とするものである。
表面にＰＶＤ法によりＡｕ層を形成し、該Ａｕ層の一部
に有機マスク層を形成し、前記Ａｕ層及び有機マスク層
の上にＰＶＤ法により有色ＰＶＤ被膜を形成し、前記有
機マスク層及び有機マスク層の下のＡｕ層を剥離したこ
とを特徴とするものである。
ＴｉまたはＴｉ合金からなる装身具の表面に薄（Ａｕ層
を形成することにより、有機マスク層を形成するための
加熱乾燥での、ＴｉまたはＴｉ合金素地の変色を防止す
ることが出来る。
を形成することにより、有機マスク層を形成するための
加熱乾燥での、ＴｉまたはＴｉ合金素地の変色を防止す
ることが出来る。
以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第１図（ａ）は、本発明によるイオンブレーティングを
施したＴｉケースの要部断面図、第１図（ｂ）は、剥離
剤によって有機マスク層及び有機マスク層の下のＡｕ層
を除去したＴｉケースの要部断面図、第２図は、本発明
による部分イオンブレーティングを施し完成した時計用
のＴｉケースの正面図であり、１は黒色イオンブレーテ
ィング被膜、２は有機マスク層、６はＡｕ層、４はＴｉ
ケース、４ａはＴｉ素地である。
施したＴｉケースの要部断面図、第１図（ｂ）は、剥離
剤によって有機マスク層及び有機マスク層の下のＡｕ層
を除去したＴｉケースの要部断面図、第２図は、本発明
による部分イオンブレーティングを施し完成した時計用
のＴｉケースの正面図であり、１は黒色イオンブレーテ
ィング被膜、２は有機マスク層、６はＡｕ層、４はＴｉ
ケース、４ａはＴｉ素地である。
材質がＴｉからなる時計用のケース４を電解脱脂等の前
処理の後、イオンブレーティング装置に入れボンバード
により物理洗浄を行った後、真空蒸着で１０００Ｘ程の
厚みでＴｉケース１の全面にＡＬＩ層３を形成した。次
にＡｕ層３を形成したＴｌケース４をイオンブレーティ
ング装置から取り出した後、有機マスク剤をＴｉ素地４
ａを生かしたい部位に塗布し、電気炉で１５０’ＣＩ時
間乾燥し有機マスク層２を形成する。次に再度電解脱脂
等の前処理を行い、イオンブレーティング装置に入れ、
イオンブレーティングによりＴｉ、Ｃ。
処理の後、イオンブレーティング装置に入れボンバード
により物理洗浄を行った後、真空蒸着で１０００Ｘ程の
厚みでＴｉケース１の全面にＡＬＩ層３を形成した。次
にＡｕ層３を形成したＴｌケース４をイオンブレーティ
ング装置から取り出した後、有機マスク剤をＴｉ素地４
ａを生かしたい部位に塗布し、電気炉で１５０’ＣＩ時
間乾燥し有機マスク層２を形成する。次に再度電解脱脂
等の前処理を行い、イオンブレーティング装置に入れ、
イオンブレーティングによりＴｉ、Ｃ。
Ｎを主成分とする黒色イオンブレーティング被膜１を形
成させた。その後、ギ酸系の有機マスク剥離剤に３０分
間浸漬して有機マスク層２を除去した後、シアン系のＡ
ｕ剥離剤に５分間浸漬して有機マスク層２の下のＡｕ層
３を除去した。また真空蒸着によるＡｕ層３は１００Ｏ
Ａ程度の薄い膜であり、Ａｕ剥離剤で短時間で除去でき
るため、リフトオフ現象による黒色イオンブレーティン
グ被膜の剥れはなく、界面もはっきりしており、またＡ
ｕ剥離後のＴｉ素地４ａも有機マスク層２を形成させる
ための加熱乾燥による変色はなく、Ｔｉ色そのものを生
かすことができた。
成させた。その後、ギ酸系の有機マスク剥離剤に３０分
間浸漬して有機マスク層２を除去した後、シアン系のＡ
ｕ剥離剤に５分間浸漬して有機マスク層２の下のＡｕ層
３を除去した。また真空蒸着によるＡｕ層３は１００Ｏ
Ａ程度の薄い膜であり、Ａｕ剥離剤で短時間で除去でき
るため、リフトオフ現象による黒色イオンブレーティン
グ被膜の剥れはなく、界面もはっきりしており、またＡ
ｕ剥離後のＴｉ素地４ａも有機マスク層２を形成させる
ための加熱乾燥による変色はなく、Ｔｉ色そのものを生
かすことができた。
尚、本実施例に於ては、Ａｕ層の形成を真空蒸着法で行
ったが、イオンブレーティング等のＰＶＤ法でも可能で
ある。
ったが、イオンブレーティング等のＰＶＤ法でも可能で
ある。
以上説明したように、本発明の装身・具の表面にＡｕ層
を形成することにより、有機マスク層を形成するための
加熱乾燥によるＴｉ素地の変色を防ぐことが出来、Ｔｉ
またはＴｉ合金からなる装身具にＴｉの色調を生かしな
からＴｉ素地の色調と異なる色調の有色被膜を部分的に
イオンブレーティングすることができ、ＴｉまたはＴｉ
合金からなる装身具へのデザインバリエーションの拡大
ができるという効果がある。また、Ｔｉ製のメガネフレ
ーム等腕時計外装以外にも適用が可能であり、種々の商
品に利用することができる。
を形成することにより、有機マスク層を形成するための
加熱乾燥によるＴｉ素地の変色を防ぐことが出来、Ｔｉ
またはＴｉ合金からなる装身具にＴｉの色調を生かしな
からＴｉ素地の色調と異なる色調の有色被膜を部分的に
イオンブレーティングすることができ、ＴｉまたはＴｉ
合金からなる装身具へのデザインバリエーションの拡大
ができるという効果がある。また、Ｔｉ製のメガネフレ
ーム等腕時計外装以外にも適用が可能であり、種々の商
品に利用することができる。
第１図（ａ）から第２図は本発明の実施例を示し、第１
図（ａ）はイオンブレーティングを施したＴｉケースの
要部断面図であり、第１図（ｂ）は剥離剤によって有機
マスク層及び有機マスク層の下のＡｕ層を除去したＴｉ
ケースの要部断面図であり、第２図は部分イオンブレー
ティングを施し完成した時計用のＴｉケースの正面図で
ある。 １・・・・・・黒色イオンブレーティング被膜、２・・
・・・・有機マスク層、６・・・・・・Ａ ｕ 層、４
・・・・・・Ｔｉケース、４ａ・・・・・・Ｔｉ素地。
図（ａ）はイオンブレーティングを施したＴｉケースの
要部断面図であり、第１図（ｂ）は剥離剤によって有機
マスク層及び有機マスク層の下のＡｕ層を除去したＴｉ
ケースの要部断面図であり、第２図は部分イオンブレー
ティングを施し完成した時計用のＴｉケースの正面図で
ある。 １・・・・・・黒色イオンブレーティング被膜、２・・
・・・・有機マスク層、６・・・・・・Ａ ｕ 層、４
・・・・・・Ｔｉケース、４ａ・・・・・・Ｔｉ素地。
Claims (1)
- ＴｉまたはＴｉ合金からなる装身具の表面にＰＶＤ法に
よりＡｕ層を形成し、該Ａｕ層の一部に有機マスク層を
形成し、前記Ａｕ層及び有機マスク層の上にＰＶＤ法に
より有色ＰＶＤ被膜を形成し、前記有機マスク層及び有
機マスク層の下のＡｕ層を剥離したことを特徴とする装
身具の表面処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15218885A JPS6213566A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 装身具の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15218885A JPS6213566A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 装身具の表面処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6213566A true JPS6213566A (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=15534983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15218885A Pending JPS6213566A (ja) | 1985-07-12 | 1985-07-12 | 装身具の表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6213566A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2227756A (en) * | 1988-11-22 | 1990-08-08 | Citizen Watch Co Ltd | Method for the preparation of a two-tone coloured metal-made personal ornament |
| JP2003105561A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Seiko Instruments Inc | 装飾部材 |
-
1985
- 1985-07-12 JP JP15218885A patent/JPS6213566A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2227756A (en) * | 1988-11-22 | 1990-08-08 | Citizen Watch Co Ltd | Method for the preparation of a two-tone coloured metal-made personal ornament |
| GB2227756B (en) * | 1988-11-22 | 1993-02-03 | Citizen Watch Co Ltd | Method for the preparation of a two-tone coloured metal-made personal ornament |
| JP2003105561A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-09 | Seiko Instruments Inc | 装飾部材 |
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