JPS62135357A - タイヤ構成材料の接合方法及びその接合装置 - Google Patents

タイヤ構成材料の接合方法及びその接合装置

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JPS62135357A
JPS62135357A JP60275950A JP27595085A JPS62135357A JP S62135357 A JPS62135357 A JP S62135357A JP 60275950 A JP60275950 A JP 60275950A JP 27595085 A JP27595085 A JP 27595085A JP S62135357 A JPS62135357 A JP S62135357A
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高木 晴幸
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茂木 一雄
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相原 泰
Yoshiyuki Niikura
新倉 祥之
Hiroshi Harada
洋 原田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、サイドトレッドやカーカス等のタイヤ構成
材料の接合方法及びその接合装置に係わり、更に詳しく
はタイヤ成形ドラムに巻付けるタイヤ構成材料を所定の
長さに切断すると共に、特にタイヤ構成材料の幅方向の
端末部を精度良く位置決めした状態で接合させるタイヤ
構成材料の接合方法とその接合装置に関するものである
〔従来技術〕
従来、タイヤ製造工程において、帯状のタイヤ構成材料
をタイヤ成形ドラムに巻付けた状態で、その先端と後端
との端末部を相互に自動的に接合する方法として、例え
ば特開昭59−207227号公報及び特開昭60−7
9938号公報が知られている。
即ち、従来のタイヤ成形ドラムに帯状部材を巻付ける方
法は、特開昭59−207227号公報にも開示されて
いるように、帯状部材の厚さが幅方向に均一でない場合
や、いくつかの異なる材質のゴム材料からなる場合、所
謂ショートサイドと呼称されている帯状部材の幅方向の
両側が、中央部分に比べて長手方向に短くなる現象が生
じることがある。このようなショートサイドが生じた帯
状部材をタイヤ成形ドラムに巻付けると共にその先端と
後端とを接合した場合、幅方向の側縁部が中央部に比べ
て短くなることから幅方向の側縁部の接合部分が開きぎ
みになり、窪んだ状態になる。そして、後の加硫工程に
おいて、金型との離型性を良くするために塗布される竺
型剤が、上記窪みに溜ってしまい、そのまま加硫された
場合に&子タイヤ性能が低下する恐れがある。    
  。
そこで、従来では帯状部材の先端をタイヤ成形ドラムに
貼付ける前、または帯状部材の後端をタイヤ成形ドラム
に貼付ける前のい、ずれかにおいて、端部、を保持した
保持手段を駆動して帯状部材の少なくとも一方の側、部
を引き伸ばした後に、タイヤ成形ドラムに、貼付けてい
た。
また特開昭59−207227号公報に開示されている
発明にあっては、ゴム様部材の端末部の位置を検出する
位置検出手段を設けて、側部保持機構により保持した状
態でブム様!材の先端と後端とを接合させるようにして
いる。
然しながら、こQような従来の、方法や装置では、帯状
部材の後端部をどの程度引っ張って貼付けるかは、予め
設定したデータに基づいて行うため、帯状部材を切〒装
置により切断した際の誤差やゴム材料の種類によって必
ずしも最初に設定したデータ通りにならず、また位置検
出手段は単にゴム様部材の中央部の位置を検出して接合
させる方法であるため、ショートサイドが生じた帯状部
材の幅方向の両側を正確にかつ確実に貼付けることは困
難であった。
〔発明の目的〕
この発明は、係る従来の問題点に着目して案出されたも
ので、その目的とするところはタイヤ成形工程において
、タイヤ構成材料、特に剛性の低い帯状ゴム材料をタイ
ヤ構成材料に巻付けて、その先端と後端とを接合する場
合、人手に顛らずに、しかもタイヤ構成材料の幅方向の
両側縁部にショートサイドが生じた場合にも、常にタイ
ヤ構成材料の先端と後端との位置を自動的に把握した状
態で接合することにより、接合部分が開くようなことが
なく、正確に接合させることができ、精度の高いタイヤ
を製造することが出来るタイヤ構成材料の接合方法及び
その装置を提供するものである。
〔発明の構成〕
この発明は、上記目的を達成するためタイヤ構成材料の
先端を材料送り出し装置により保持した状態で、タイヤ
成形ドラムの所定位置まで送り出す工程と、前記タイヤ
構成材料の先端を押し付け装置によりタイヤ成形ドラム
に貼付ける工程と、材料送り出し装置により保持された
タイヤ構成材料を解除した後、タイヤ成形ドラムにタイ
ヤ構成材料を巻付ける工程と、タイヤ構成材料の後端側
を前記押し付け装置により保持した状態で所定の長さに
切断する工程と、切断したタイヤ構成材料の後端部を、
検出装置により検出してスプライス装置によって前記タ
イヤ成形ドラムに巻付けられているタイヤ構成材料の先
端に接合させる工程とから成るタイヤ構成材料の接合方
法において、前記タイヤ構成材料を切断装置により切断
した後、その幅方向をタイヤ構成材料の幅方向の両端部
及びその間に配設された複数個の段差検出装置を備えた
スプライス装置により保持し、タイヤ成形ドラムをタイ
ヤ構成材料のスプライス位置まで回転させると共に、ス
プライス装置及び段差検出装置を同期させて移動させ、
前記入プライス位置においてタイヤ構成材料を接合させ
ると共に、タイヤ構成材料の幅方向の両端部は段差検出
装置により段差を検出する位置まで引っ張ってタイヤ構
成材料の端末部をそれぞれ接合することを要旨とするも
のである。
また、この発明はタイヤ成形ドラムの所定位置にタイヤ
構成材料を供給する材料送り出し装置と、タイヤ構成材
料の先端をタイヤ成形ドラムに貼り付ける押し付け装置
と、タイヤ構成材料の後端側を前記押し付け装置により
保持した状態で所定の長さに切断する切断装置と、切断
したタイヤ構成材料の先端部及び後端部を検出する検出
装置と、前記タイヤ成形ドラムに巻付けられているタイ
ヤ構成材料の先端にタイヤ構成材料の後端部に接合させ
るスプライス装置とから成るタイヤ構成材料の接合装置
において、前記スプライス装置を、前記タイヤ構成材料
の後端側を保持する保持手段と、タイヤ構成材料の後端
側を先端部に圧着させる圧着手段とて構成し、このスプ
ライス装置をタイヤ構成材料の幅方向の両端部とその間
に所定の間隔を隔てて複数個配設し、この各スプライス
装置に、タイヤ構成材料の段差部を検出する段差検出装
置を各々設けたことを要旨とするものである。
〔発明の実施例〕
以下添付図面に基づき、この発明の詳細な説明する。
第1図はこの発明を実施したたタイヤ構成材料Wの接合
装置の平面図、第2図は第1図の正面図を示し1、この
接合装置は、タイヤ成形ドラム100の所定位置にタイ
ヤ構成材料Wを供給する材料送り出し装置10と、タイ
ヤ構成材料Wの先端をタイヤ成形ドラム100に貼り付
ける押し付け装置20と、タイヤ構成材料Wの後端側間
を前記押し付け装置20により保持した状態で所定の長
さに切断する切断装置30と、切断したタイヤ構成材料
Wの先端部Wl及び後端部W2を検出する段差検出装置
40を備え、かつ前記タイヤ成形ドラム100に巻付け
られているタイヤ構成材料Wの先端部町にタイヤ構成材
料Wの後端部−2に接合させるスプライス装置50とか
ら構成されている。
また前記スプライス装置50は、タイヤ構成材料Wの幅
方向の両端部と、その間とに所定の間隔を隔てて複数個
配設され、また前記タイヤ構成材料Wの後端部−2側を
保持する保持手段60と、タイヤ構成材料Wの後端部讐
2側を先端部材に圧着させる圧着手段70と、更にタイ
ヤ構成材料Wの段差部を検出する前記段差検出装置40
が各々設けられている。
次に、上記の各装置の構成を更に詳細に説明すると、ま
ずタイヤ成形ドラム100の所定位置にタイヤ構成材料
Wを供給する材料送り出し装置10は、タイヤ成形ドラ
ム100の側部近傍に設置され、そして材料送り出し装
置10はタイヤ成形ドラム100の上面接線方向に水平
移動する材料送り出し板IIと、この材料送り出し板1
1を水平方向に移動させる送出しシリンダ12と、材料
送り出し板11上に設けられた材料押さえ板13とから
構成されている。
上記材料送り出し板11は、フレーム14上を水平移動
し、また送出しシリンダ12はフレーム14の下部に取
付けられて、そのロッド14aが材料送り出し板11の
先端−1側の底部にブラケット16を介して固定されて
いる。
また材料送り出し板11上に設けられた材料押さえ板1
3は、その先端13aが材料送り出し板11との間でタ
イヤ構成材料Wの先端を挟持し得るように段差状に形成
され、またこの材料押さえ板13の後端部13bは、前
記フレーム14上に設置された材料押さえシリンダ17
のロッド17aに固定されている。
従って、材料押さえシリンダ17を上下方向に作動させ
ることによって材料送り出し板11と材料押さえ板13
の先端13aとでタイヤ構成材料Wを挟持したり、開放
することが出来るものである。
次に、タイヤ構成材料Wの先端をタイヤ成形ドラム10
0に貼り付ける押し付け装置20は、タイヤ構成材料W
をタイヤ成形ドラム100のドラム面100aに押し付
ける押付けローラ21と、このローラ21を上下方向に
揺動さ廿る揺動機構22とから構成され、この揺動機構
22は、フレーム14上に支持部材23を介して上下方
向に揺動自在に枢支された揺動アーム24と、この揺動
アーム24をリンク25を介して揺動させる押付けシリ
ンダ26とで構成し、前記揺動アーム24の先端には前
記ローラ21が回転自在に支持されている。
次に、タイヤ構成材料Wの後端側−2を前記押し付け装
置20により保持した状態で所定の長さに切断する切断
装置30は、材料押さえ板13の先端側上部に設置され
、そしてタイヤ構成材料Wの所定位置を切断するカッタ
31は、カッタホルダ32を介してカッタ送り装置33
に支持されている。このカッタ送り装置33は、カッタ
31をタイヤ構成材料Wの幅方向に移動させるガイド部
材34と、このガイド部材34が螺嵌するスクリュウ軸
35を回転駆動させるための駆動モータ35とで構成さ
れ、駆動モータ35とスクリュウ軸35とはスプロケッ
ト及びチェーン等の伝達機構36を介して回転駆動力が
伝達されるように構成されている。
次に、タイヤ構成材料Wの幅方向に複数個配設されたス
プライス装置50を説明すると、この各スプライス装置
50は、ゴムシート材料Wの供給経路の両側に配設され
たガイドレール51に沿って摺動するスライド部材52
間に、支持部材53を介して所定の間隔で配設されてい
る。この各スプライス装置50の全体は、切断装置30
上に、支柱54を介して水平に設置された駆動パワーシ
リンダ55によってタイヤ成形ドラム100上に向かっ
て水平方向に往復動されるものである。
そしてこのスプライス装置50を構成する切断したタイ
ヤ構成材料Wの先端部W1及び後端部−2を検出する段
差検出装置40は、第3図及び第4図に示すようにスプ
ライス装置本体54に吊設されたブラケット41に、ピ
ン42及びコイルスプリング43を介して略し字状のレ
バー44が時計方向に付勢された状態で回動自在に設け
られている。このレバー44の先端には、タイヤ成形ド
ラム100の外周面100aに摺接して回転する検出ロ
ーラ45が設けられ、またこのレバー42の後端部には
、レバー42の回動変位を検出する作動変圧器46が設
けられている。 この作動変圧器46は、コイル47と
鉄心48とで構成され、鉄心48の先端には前記レバー
42の後端部と当接する接触子49が設けられている。
なお49aは圧縮スプリングである。
また、段差検出装置40の側部に配設された圧着手段7
0は、前記入プライス装置本体54に圧着シリンダ71
が垂直に取付けられ、この圧着シリンダ71のロッド7
2の先端にはタイヤ構成材料Wの端末部をタイヤ成形ド
ラム100に圧着させる台形状のヘッド73が取付けら
れている。
またタイヤ構成材料Wの後端部託側を保持する保持手段
60は、第5図〜第8図に示すように、前記スプライス
装置本体54に中空筒状に形成されたシリンダ63が固
定され、このシリンダ63の内部には、ピストン64を
備えた中空筒状のシリンダ軸65が摺動自在に挿通され
ている。
前記ピストン64と、上下蓋部材66a、66bによっ
て区画形成されたシリンダ63内の圧力室67a、67
bには、圧力流体(空気)の供給源P(ポンプ)と接続
する給排管68a。
68bが接続され、この給排管68a、68bの途中に
は三方電磁切り換え弁69が介設されている。また前記
中空筒状のシリンダ軸65の先端には、第6図及び第8
図に示すように、複数本の針80を植設したヘッド81
が着脱自在に取付けられ、またヘッド81の周囲には、
へ・ノド81を囲むように真空パッド82が設−すられ
ている。
前記ヘッド81に植設された針80は、第6図に示すよ
うに、タイヤ構成材料Wの供給方向Xと同じ方向に傾い
て取付けられ、タイヤ構成材料Wを吸着してタイヤ成形
ドラム100側に移動させる時に、材料送り出し板11
とタイヤ構成材料Wとの密着力により後方に引っ張られ
てもヘッド81からタイヤ構成材料Wが脱落しないよう
に計80がタイヤ構成材料Wに食い込むように構成して
いる。
また、前記シリンダ軸65の後端の中空部83には、給
排管84の一端を接続すると共に、他端側は吸気・圧気
切換え電磁弁85aと、吸気・圧気電磁弁85bとを介
して圧力流体(空気)の供給源(エジェクタ一式バキュ
ウーム発生器86a、ポンプ86b)に接続されている
なお、第7図に示す87はタイヤ構成材料Wの押さえ板
、88はそのシリンダを示している。
次に、上記のような構成から成るこの発明の作動につい
て説明する。
まず第1図及び第2図を参照しながら説明すると、搬送
されてきたタイヤ構成材料Wの先端部旧を、材料送り出
し装置10の材料送り出し板11と材料押さえ板13と
で挟持し、送出しシリンダ12を伸長作動させて、前記
先端部贅1をタイヤ成形ドラムWのQ点の位置まで送り
出す。次に、押付け装置20の押付けシリンダ26を伸
長作動させ、リンク25.揺動アーム24を介してロー
ラ21によって前記タイヤ構成材料Wの先端部−1をタ
イヤ成形ドラム1〕0のQ点に押付けてスプライスする
このような状態から、次に、材料送り出し装置10の材
料押さえシリンダ17を伸長作動させて材料押さえ板1
3を上昇させ、タイヤ構成材料Wの先端部W1を開放す
る。
次に、タイヤ成形ドラム100の回転駆動を開始し、一
方送出しシリンダ12を収縮作動させて材料送り出し板
11と材料押さえ板13とを元の位置まで後退させる。
タイヤ成形ドラム100が、第2図のQ1点の位置まで
回転してきて停止すると、次に押付けシリンダ26と、
スプライス装置50のシリンダ63及び圧着シリンダ7
1とが伸長作動を開始し、ローラ21とヘッド81.7
3によってタイヤ構成材料Wの後端部W2側を押付け吸
着させる。
この保持手段60による作動は、第5図〜第8図に示す
図面を参照しながら説明すると、タイヤ構成材料Wの後
端部W2が押付けられている状態で、給排管68a、6
8bの途中に設けた三方電磁切り換え弁69を操作して
、圧力室67aに供給源Pから圧気を供給し、昇降用の
シリンダ63のシリンダ軸65を下降させる。そしてタ
イヤ構成材料Wの先端部−1または後端部讐2の上面に
、第6図に示すようにヘッド81に設けた針80を突き
刺して食い込ませる。
このような状態から、吸気・圧気切換え電磁弁85aを
吸気側に切り換え、同時に吸気・圧気電磁弁85bを作
動させ、給排管84及びシリンダ軸65の中空部83を
吸気状態にする。
すると、ゴムシート材料Wは前記ヘッド81を囲むよう
に設けられた真空パッド82が、タイヤ構成材料Wに密
着した状態となっているので、タイヤ構成材料Wはリン
グ軸65の中空部83の吸気によってヘッド81に吸い
上げられて吸着する。
このような状態から、駆動パワーシリンダ55介してタ
イヤ成形ドラム100にタイヤ構成材料Wを移動させる
のであるが、この時タイヤ構成材料Wは、ヘッド81に
対して複数本の針80とエジェクタ一式バキュウーム発
生器86aの吸引力により吸着保持されるので、搬送途
中にヘッド81から“タイヤ構成材料Wが脱落するよ頓
なことはない。
このようにして、タイヤ構成材料Wの先端部−1または
後端部−2をタイヤ成形ドラム100の所定位置まで搬
送したら、タイヤ構成材料Wの押さえ板87をシリンダ
88を介して下降させ、同時に前記吸気・圧気切換え電
磁弁85aを圧気側に切り換えて、タイヤ構成材料Wを
タイヤ成形ドラム′100上に圧着させる。その後、前
記給排管68a、68bの途中に設けた三方電磁切り換
え弁69を操作して、圧力室67bに供給源Pから圧気
を供給すると共に、圧力室67aの圧力流体を排気させ
、昇降用のシリンダ63のシリンダ軸65を元の位置ま
で上昇させると共に、保持手段60全体を元の位置まで
後退移動させる。
以上のような操作により、タイヤ構成材料Wの切断準備
が完了した後、切断装置30の駆動モータ35を回転駆
動させ、タック送り装置33にカッタホルダ32を介し
て取付けられているカッタ31によってタイヤ構成材料
Wの後端部−2側を幅方向に切断する。
このようにして切断作業が終了したら、次に押付けシリ
ンダ26を収縮作動させて、材料押さえ板13を上昇さ
せると共に、送出しシリンダ12によって微少量切断位
置から後退させるものである。
そして、圧着シリンダ71を収縮作動させてタイヤ構成
材料Wの後端部讐2を開放すると共に、押付けシリンダ
26を収縮作動させてローラ21を上昇させる。
次に、所定の長さにタイヤ構成材料Wが切断された後は
、再びタイヤ成形ドラム100の回転を開始し、これと
共に駆動パワーシリンダ55を作動させてスプライス装
置50の同期送りを開始する。
スプライス装置50によって幅方向の数箇所を保持され
たタイヤ構成材料Wの後端部−2が規定位置、即ちスプ
ライス位置まで送られた後は圧着手段70の圧着シリン
ダ71を伸長作動させて、台形状のヘッド73によって
タイヤ構成材料Wの先端部Wlと、′後端部−2とをス
プライスするものである。
但し、タイヤ構成材料會の幅方向のi側部は段差検出装
置40が段差を検出した後に圧着手段70を作動させて
スプライスする。
このスプライス動作を、第9図(al〜第9図(dlを
参照しながら更に詳細に説明する。
材料の幅方向の数箇所(この実施例ではa〜dの5箇所
)をスプライス装置50の保持手段60によって保持さ
れたタイヤ構成材料Wの後端部−2は、スプライス装置
50と、段差検出装置40と共に一緒にタイヤ成形ドラ
ム100の回転と同期して送られる(第9図(al参照
)。
そして、タイヤ成形ドラム100のドラム面10Qaに
、段差検出装置40の検出ローラ45が摺接し、更に進
むと段差検出装置40の鉄心48がストッパー90に当
接してその位置で停止する。
また、スプライス装置50はタイヤ成形ドラム100に
同期して更に前進する(第9図(bl参照)。
このようにして、タイヤ構成材料Wがスプライスする所
定位置まで来たら、タイヤ構成材料Wの両端(a点、e
点)を除く、b点、C点。
d点の中央3箇所は、段差検出装置40の検出に関係な
く圧着手段70のヘッド73が下降してスプライスする
また、残りのタイヤ構成材料Wの幅方向両端部(a点、
e点)では、段差検出装置40の検出ローラ45が、タ
イヤ構成材料Wの先端部目との段差位置を検出した段階
まで、タイヤ成形ドラム100の回転によって引っ張ら
れ、そして段差を検出した時にタイヤ成形ドラム100
の回転を停止させる(第9図(C1参照)。
このような状態から、タイヤ構成材料Wの幅方向両端部
(a点、e点)に位置する圧着手段70が下降してスプ
ライスしく第9図(d+参照)、そしてスプライス作業
が終了した段階で、圧着手段70を上昇作動させるとと
もに、駆動パワーシリンダ55を作動させてスプライス
装置50の全体を後退させる。
このような状態から、押付けシリンダ26を作動させて
、ローラ21によりタイヤ構成材料Wの先端部−1と後
端部札とのスプライス部を平滑にならして作業を終了す
る。
このような一連の作業は、全て自動的に行うために、ス
プライスを確実に、しかも迅速に行うことが出来る。
〔発明の効果〕
この発明は、上記のようにスプライス装置を、タイヤ構
成材料の後端側を保持する保持手段と、タイヤ構成材料
の後端側を先端部に圧着させる圧着手段とで構成し、こ
のスプライス装置をタイヤ構成材料の幅方向の両端部と
その間に所定の間隔を隔てて複数個配設し、この各スプ
ライス装置に、タイヤ構成材料の段差部を検出する段差
検出装置を各々設け、タイヤ構成材料を切断装置により
切断した後、その幅方向をタイヤ構成材料の幅方向の両
端部及びその間に配設された複数個の段差検出装置を備
えたスプライス装置により保持し、タイヤ成形ドラムを
タイヤ構成材料のスプライス位置まで回転させると共に
、スプライス装置及び段差検出装置を同期させて移動さ
せ、前記スプライス位置においてタイヤ構成材料を接合
させると共に、タイヤ構成材料の幅方向の両端部は段差
検出装置により段差を検出する位置まで引っ張ってタイ
ヤ構成材料の端末部をそれぞれ接合するようにしたため
、タイヤ成形工程において、タイヤ構成材料、特に剛性
の低い帯状ゴム材料をタイヤ構成材料に巻付けて、その
先端と後端とを接合する場合、人手に頼らずに、しかも
タイヤ構成材料の幅方向の両側縁部にショートサイドが
生じた場合にも、常にタイヤ構成材料の先端と後端との
位置を自動的に把握した状態で接合することにより、接
合部分が開くようなことがなく、正確に接合させること
ができ、精度の高いタイヤを製造することが出来る効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を実施したタイヤ構成材料の接合装
置の平面図、第2図は第1図の正面図、第3図は段差検
出装置の正面図、第4図は第3図の側面図、第5図はス
プライス装置に於ける保持手段の拡大断面図、第6図は
保持手段のヘッド部の断面図、第7図は保持手段によっ
てタイヤ構成材料を保持している状態を示す説明図、第
8図はヘッド部の平面図、第9図(al〜第9図(di
は、スプライス装置の作動状態を示す説明図である。 10・・・材料送り出し装置、20・・・押し付け装置
、30・・・切断装置、40・・・段差検出装置、50
・・・スプライス装置、60・・・保持手段、70・・
・圧着装置、100・・・タイヤ成形ドラム、W・・・
タイヤ構成材料、Wl・・・先端部、社・・・後端部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、タイヤ構成材料の先端を材料送り出し装置により保
    持した状態で、タイヤ成形ドラムの所定位置まで送り出
    す工程と、前記タイヤ構成材料の先端を押し付け装置に
    よりタイヤ成形ドラムに貼付ける工程と、材料送り出し
    装置により保持されたタイヤ構成材料を解除した後、タ
    イヤ成形ドラムにタイヤ構成材料を巻付ける工程と、タ
    イヤ構成材料の後端側を前記押し付け装置により保持し
    た状態で所定の長さに切断する工程と、切断したタイヤ
    構成材料の後端部を、検出装置により検出してスプライ
    ス装置によって前記タイヤ成形ドラムに巻付けられてい
    るタイヤ構成材料の先端に接合させる工程とから成るタ
    イヤ構成材料の接合方法において、前記タイヤ構成材料
    を切断装置により切断した後、その幅方向をタイヤ構成
    材料の幅方向の両端部及びその間に配設された複数個の
    段差検出装置を備えたスプライス装置により保持し、タ
    イヤ成形ドラムをタイヤ構成材料のスプライス位置まで
    回転させると共に、スプライス装置及び段差検出装置を
    同期させて移動させ、前記スプライス位置においてタイ
    ヤ構成材料を接合させると共に、タイヤ構成材料の幅方
    向の両端部は段差検出装置により段差を検出する位置ま
    で引っ張ってタイヤ構成材料の端末部をそれぞれ接合す
    ることを特徴とするタイヤ構成材料の接合方法。 2、タイヤ成形ドラムの所定位置にタイヤ構成材料を供
    給する材料送り出し装置と、タイヤ構成材料の先端をタ
    イヤ成形ドラムに貼り付ける押し付け装置と、タイヤ構
    成材料の後端側を前記押し付け装置により保持した状態
    で所定の長さに切断する切断装置と、切断したタイヤ構
    成材料の先端部及び後端部を検出する検出装置と、前記
    タイヤ成形ドラムに巻付けられているタイヤ構成材料の
    先端にタイヤ構成材料の後端部に接合させるスプライス
    装置とから成るタイヤ構成材料の接合装置において、前
    記スプライス装置を、前記タイヤ構成材料の後端側を保
    持する保持手段と、タイヤ構成材料の後端側を先端部に
    圧着させる圧着手段とで構成し、このスプライス装置を
    タイヤ構成材料の幅方向の両端部とその間に所定の間隔
    を隔てて複数個配設し、この各スプライス装置に、タイ
    ヤ構成材料の段差部を検出する段差検出装置を各々設け
    たことを特徴とするタイヤ構成材料の接合装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006159635A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Yokohama Rubber Co Ltd:The シート状部材の巻付けドラム
CN106142619A (zh) * 2015-04-04 2016-11-23 青岛软控机电工程有限公司 轮胎压合装置及轮胎成型机

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