JPS6213424A - 熱硬化性樹脂の製法 - Google Patents
熱硬化性樹脂の製法Info
- Publication number
- JPS6213424A JPS6213424A JP60153588A JP15358885A JPS6213424A JP S6213424 A JPS6213424 A JP S6213424A JP 60153588 A JP60153588 A JP 60153588A JP 15358885 A JP15358885 A JP 15358885A JP S6213424 A JPS6213424 A JP S6213424A
- Authority
- JP
- Japan
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- polyol
- thermosetting resin
- acid
- organic polyisocyanate
- reaction
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は熱硬化性樹脂の製法に関する。
従来、有機ポリイソシアネートを三は化触媒の存在下に
ポリエーテルポリオールと反応することにより得られる
ポリイソシアヌレ−ドロ脂が知られている。
ポリエーテルポリオールと反応することにより得られる
ポリイソシアヌレ−ドロ脂が知られている。
しかしながら、この樹脂はすぐれた耐熱性を有すること
は知られているがなお高温では弾性率が低下するという
問題点がある。
は知られているがなお高温では弾性率が低下するという
問題点がある。
本発明音らはすぐれた耐熱性を有し、特に高温で弾性率
がすぐれた熱硬化性樹脂の製法を見出すべく検討を重ね
た結果1本発明に到達した。
がすぐれた熱硬化性樹脂の製法を見出すべく検討を重ね
た結果1本発明に到達した。
すなわち本発明は有機ポリイソシアネートとポリオール
を三量化触媒の存在下に反応させて熱硬化性樹脂を製造
する方法において、 (1)ポリオールの少くとも一部としてOH価130以
下のポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMG
と略記)を使用し、 (2)イソシアネート指数を200〜9000とし、(
3)消泡剤の存在下に反応させ、 (4) 60〜300℃の温度で熱処理することを特徴
とする熱硬化性樹脂の製法である。
を三量化触媒の存在下に反応させて熱硬化性樹脂を製造
する方法において、 (1)ポリオールの少くとも一部としてOH価130以
下のポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMG
と略記)を使用し、 (2)イソシアネート指数を200〜9000とし、(
3)消泡剤の存在下に反応させ、 (4) 60〜300℃の温度で熱処理することを特徴
とする熱硬化性樹脂の製法である。
本発明において使用されるPTMGとしては通常の方法
たとえばテトラヒドロフラン(THFと略記)をルイス
酸などの酸性重合触媒の存在下、開環重合させ、加水分
解することによって得られるものがあげられる。該触媒
としてはAlCl3、FeC1:+。
たとえばテトラヒドロフラン(THFと略記)をルイス
酸などの酸性重合触媒の存在下、開環重合させ、加水分
解することによって得られるものがあげられる。該触媒
としてはAlCl3、FeC1:+。
5nC14+HC1(またはHCIの代りにCH3CO
0Hもしくは5OC12)−フルオロ硫酸、フルオロス
ルホン酸。
0Hもしくは5OC12)−フルオロ硫酸、フルオロス
ルホン酸。
過塩素酸と無水酢酸、三フッ化ホウ素、ホウフッ化水素
、無水酢酸と三フッ化ホウ素、三酸化硫黄など従来から
使用されているものがあげられる。
、無水酢酸と三フッ化ホウ素、三酸化硫黄など従来から
使用されているものがあげられる。
また超強酸−無水酢酸系を触媒とした特公昭52−82
798号公報、特公昭58−28195号公報に記載の
方法lこより得られるポリテトラメチレングリコールは
分子量分布が狭く好ましい。
798号公報、特公昭58−28195号公報に記載の
方法lこより得られるポリテトラメチレングリコールは
分子量分布が狭く好ましい。
(: PTMGのOH価は130以下、好ましく
は100以下、とくに好ましくは60以下である。
は100以下、とくに好ましくは60以下である。
PTMG は必要により他のポリオールと併用すること
ができる。他のポリオールとしてはOH価が180以下
、好ましくは100以下、とくに好ましくは60以下の
ポリエーテルポリオールがあげられる。
ができる。他のポリオールとしてはOH価が180以下
、好ましくは100以下、とくに好ましくは60以下の
ポリエーテルポリオールがあげられる。
ポリエーテルポリオールとしては、多価アルコール、多
価フェノール、ポリカルボン酸などの活性水素原子含有
多官能化合物にアルキレンオキサイドが付加した構造の
化合物があげられる。上記多価アルコールとしては、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、1,4.−
ブタンジオール。
価フェノール、ポリカルボン酸などの活性水素原子含有
多官能化合物にアルキレンオキサイドが付加した構造の
化合物があげられる。上記多価アルコールとしては、エ
チレングリコール、プロピレングリコール、1,4.−
ブタンジオール。
1.6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール。
ネオペンチルグリコールなどの2価アルコールおよびグ
リセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリト
ール、ソルビトール、ショ糖などの3価以上の多価アル
コールなど;多価フェノール類としてはピロガロール、
ヒドロキノンなどの多価フェノールのほかビスフェノー
ルAなどのビスフェノール類:またポリカルボン酸とし
てはコハク酸、アジピン酸などの脂肪族ポリカルボン酸
。
リセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリスリト
ール、ソルビトール、ショ糖などの3価以上の多価アル
コールなど;多価フェノール類としてはピロガロール、
ヒドロキノンなどの多価フェノールのほかビスフェノー
ルAなどのビスフェノール類:またポリカルボン酸とし
てはコハク酸、アジピン酸などの脂肪族ポリカルボン酸
。
フタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸などの芳香族
ポリカルボン酸があげられる。上述した活性水素原子含
有化合物は2種以上使用することもできる。上記活性水
素原子含有化合物に付加するアルキレンオキサイドとし
ては、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブ
チレンオキサイド、テトラヒドロフラン、スチレンオキ
サイド。
ポリカルボン酸があげられる。上述した活性水素原子含
有化合物は2種以上使用することもできる。上記活性水
素原子含有化合物に付加するアルキレンオキサイドとし
ては、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブ
チレンオキサイド、テトラヒドロフラン、スチレンオキ
サイド。
エピクロルヒドリンなどがあげられる。アルキレンオキ
サイドは単独でも2種以上併用してもよく。
サイドは単独でも2種以上併用してもよく。
後者の場合はブロック付加でもランダム付加でも両者の
混合系でもよい。これらのアルキレンオキサイドのうち
で好ましいものはテトラヒドロフラン、プロピレンオキ
サイドおよび/またはエチレンオキサイドである。反応
の点から、とくに好ましいのはプロピレンオキサイドと
エチレンオキサイドとの併用系(重量比で通常so :
70〜95:5とくに70 : ao〜90 : 1
0 )とテトラヒドロフランとエチレンオキサイドとの
併用系(重量比で通常95:5〜ao : 70とくに
90 : 10〜50 : 50 )である。アルキレ
ンオキサイドの付加は、通常の方法で行なうことができ
、無触媒でまたは触媒(アルカリ触媒。
混合系でもよい。これらのアルキレンオキサイドのうち
で好ましいものはテトラヒドロフラン、プロピレンオキ
サイドおよび/またはエチレンオキサイドである。反応
の点から、とくに好ましいのはプロピレンオキサイドと
エチレンオキサイドとの併用系(重量比で通常so :
70〜95:5とくに70 : ao〜90 : 1
0 )とテトラヒドロフランとエチレンオキサイドとの
併用系(重量比で通常95:5〜ao : 70とくに
90 : 10〜50 : 50 )である。アルキレ
ンオキサイドの付加は、通常の方法で行なうことができ
、無触媒でまたは触媒(アルカリ触媒。
アミン系触媒、酸性触媒〕の存在下(とくにフルキレン
オキサイド付加の後半の段階で)に常圧または加圧下t
こ行j(われる。
オキサイド付加の後半の段階で)に常圧または加圧下t
こ行j(われる。
ポリエーテルポリオールのうちで好ましいものは、末端
に1級OHを有するものである。末端1級のポリエーテ
ルポリオールとしては、末端にテトラヒドロフラン(以
下THFと略記)又はエチレンオキサイド(以下EOと
略記)を通常100%〜50%(重量)好ましくは10
0%〜20%付加したもの〔チツプド型、バランス型)
があげられる。末端1級OHのポリエーテルポリオール
を用いることにより脱型性が速く耐熱性の高い、耐衝撃
性にすぐれた 葱鴇壕抛114:樹脂が得られる
。
に1級OHを有するものである。末端1級のポリエーテ
ルポリオールとしては、末端にテトラヒドロフラン(以
下THFと略記)又はエチレンオキサイド(以下EOと
略記)を通常100%〜50%(重量)好ましくは10
0%〜20%付加したもの〔チツプド型、バランス型)
があげられる。末端1級OHのポリエーテルポリオール
を用いることにより脱型性が速く耐熱性の高い、耐衝撃
性にすぐれた 葱鴇壕抛114:樹脂が得られる
。
またポリエステルポリオール、たとえば、低分子ポリオ
ールとジカルボン酸とを反応させて得られる縮合ポリエ
ステルポリオールやラクトンの開環重合により得られる
ポリエステルポリオールなどがあげられる。上記低分子
ポリオールとしてはエチレングリコール、プロピレング
リコール。
ールとジカルボン酸とを反応させて得られる縮合ポリエ
ステルポリオールやラクトンの開環重合により得られる
ポリエステルポリオールなどがあげられる。上記低分子
ポリオールとしてはエチレングリコール、プロピレング
リコール。
1.6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール。
ネオペンチルグリコール、ビス(ヒドロキシメチル)シ
クロヘキサン、ビス(ヒドロキシエチル〕ベンゼンなど
のジオール;トリメチロールプロパン、グリセリンなど
およびそれらの混合物があげられる。またジカルボン酸
としてはマハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン
酸、マレイン酸。
クロヘキサン、ビス(ヒドロキシエチル〕ベンゼンなど
のジオール;トリメチロールプロパン、グリセリンなど
およびそれらの混合物があげられる。またジカルボン酸
としてはマハク酸、グルタル酸、アジピン酸、セバシン
酸、マレイン酸。
フマル酸、フタル酸、テレフタル酸、ダイマー酸および
それらの混合物があげられる。ラクトンとしてはε−カ
プロラクトンなどがあげられる。ポリエステルポリオー
ルのOH価は通常130以下好マしくは100以下さら
に好ましくは60以下である。
それらの混合物があげられる。ラクトンとしてはε−カ
プロラクトンなどがあげられる。ポリエステルポリオー
ルのOH価は通常130以下好マしくは100以下さら
に好ましくは60以下である。
PTMGは他のポリオールの割合(重量比率〕は通常2
0 : 80〜100 :0.好ましくは50:・50
〜too :Oである。ポリオール全体の平均のOH価
は130以下、好ましくは106以下、てう1=勤まL
(1$4o鼠下Z゛ア剋本発明において使用される有機
ポリイソシアネートとしては従来からポリウレタン製造
に使用されているものが使用できる。これらの具体例と
しては特開昭57−2322号公報等に記載の化合物が
使用できる。
0 : 80〜100 :0.好ましくは50:・50
〜too :Oである。ポリオール全体の平均のOH価
は130以下、好ましくは106以下、てう1=勤まL
(1$4o鼠下Z゛ア剋本発明において使用される有機
ポリイソシアネートとしては従来からポリウレタン製造
に使用されているものが使用できる。これらの具体例と
しては特開昭57−2322号公報等に記載の化合物が
使用できる。
このうち好ましいものは芳香族ジイソシアネートであり
、特に好ましいものはトリレンジイソシアネート(TD
Iと略記) 、 4.4’−ジフェニルメタンジイソシ
アネート(MDIと略記)、粗MDIおよび変性MDI
である。
、特に好ましいものはトリレンジイソシアネート(TD
Iと略記) 、 4.4’−ジフェニルメタンジイソシ
アネート(MDIと略記)、粗MDIおよび変性MDI
である。
これらのポリイソシアネートは粗製ポリイソシアネート
例えば粗製TDI 、粗製MDIあるいは変性ポリイソ
シアネート例えば液状化MDI(カーポジイミド変性、
トリヒドロカルビルホスフェート変性など)や過剰のポ
リイソシアネート(TDI、l1illDIなど)とポ
リオールとを反応させて得られる遊離イソシアネート含
有プレポリマーとして使用することもできる。
例えば粗製TDI 、粗製MDIあるいは変性ポリイソ
シアネート例えば液状化MDI(カーポジイミド変性、
トリヒドロカルビルホスフェート変性など)や過剰のポ
リイソシアネート(TDI、l1illDIなど)とポ
リオールとを反応させて得られる遊離イソシアネート含
有プレポリマーとして使用することもできる。
上記プレポリマー製造に用いるポリオールとしては当量
が30〜5000 のポリオール例えばエチレングリ
コール、プロピレングリコールなどのグリコール、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの高官
能ポリオール及びこれらのアルキレンオキシド付加物が
あげられる。又、ポリエステルポリオールも併用できる
。これらのうち好ましいものは官能基2〜3のものであ
る。上記変性ポリイソシアネート及びプレポリマーの遊
Mイソシアネート基含量は通常10〜30%好ましくは
15〜30%、特に好ましくは25%前後である。
が30〜5000 のポリオール例えばエチレングリ
コール、プロピレングリコールなどのグリコール、トリ
メチロールプロパン、ペンタエリスリトールなどの高官
能ポリオール及びこれらのアルキレンオキシド付加物が
あげられる。又、ポリエステルポリオールも併用できる
。これらのうち好ましいものは官能基2〜3のものであ
る。上記変性ポリイソシアネート及びプレポリマーの遊
Mイソシアネート基含量は通常10〜30%好ましくは
15〜30%、特に好ましくは25%前後である。
本発明において使用できる消泡剤としてはシリコーン系
のものたとえば一般式 %式%(1) (RはH,メチルおよび/またはフェニル基、nは10
0〜1oooo の数である。)で示されるシリコー
ン油(ポリジメチルシロキサン、ポリメチルフェニルシ
ロキサンなど〕系のもの、トリー又はテトラ−アルキル
シラン、シリコーンアルコールなどが挙げられる。シリ
コーン油の粘度は通常500〜10000センチポイズ
(25℃)である。シリコーン油の詳細については「ケ
ミストリー・アンド・テクノロジー・オブ・シリコーン
系」(ウオルター・ノル著、 1968年アカデミツク
・プレス発行)。
のものたとえば一般式 %式%(1) (RはH,メチルおよび/またはフェニル基、nは10
0〜1oooo の数である。)で示されるシリコー
ン油(ポリジメチルシロキサン、ポリメチルフェニルシ
ロキサンなど〕系のもの、トリー又はテトラ−アルキル
シラン、シリコーンアルコールなどが挙げられる。シリ
コーン油の粘度は通常500〜10000センチポイズ
(25℃)である。シリコーン油の詳細については「ケ
ミストリー・アンド・テクノロジー・オブ・シリコーン
系」(ウオルター・ノル著、 1968年アカデミツク
・プレス発行)。
「カーク−オスマー:エンサイクロペディア・オブ・ケ
ミカル・テクノロジー」(第2版)第18巻221〜2
60頁に記載されている。
ミカル・テクノロジー」(第2版)第18巻221〜2
60頁に記載されている。
消泡剤の添加量は熱硬化性樹脂100部に対し通常0.
001〜10%、好ましくは001〜5%である。
001〜10%、好ましくは001〜5%である。
このタイプの消泡剤の添加は耐衝撃性の低下を防止する
に役立つ。
に役立つ。
本発明に用いられる三量化触媒としては公知のものが使
用できる。具体的には、カルボン酸の金属塩、例えば、
酢酸ナトリウム、オクチル酸鉛。
用できる。具体的には、カルボン酸の金属塩、例えば、
酢酸ナトリウム、オクチル酸鉛。
オクチル酸亜鉛、ナフテン酸コバルトなど:アルカリお
よびアルカリ土類金属のアルコキシド及びフェノキシト
、例えば、ナトリウムメトキシド。
よびアルカリ土類金属のアルコキシド及びフェノキシト
、例えば、ナトリウムメトキシド。
ナトリウムフェノキシドなど:三級アミン、例えば、ト
リエチルアミン、トリエチレンジアミン。
リエチルアミン、トリエチレンジアミン。
N−メチルモルホリン、(ジメチルアミンメチルフッエ
ノール、ピリジンなど:第四級アンモニウム塩基9例え
ば、テトラエチルアンモニウムヒドロキシドなど;イミ
ダゾール類9例えば、イミダゾール、2−エチル−4−
メチルイミダゾールなど;スズやアンチモンなどの有機
金属化合物1例えば、テトラフェニルスズ、トリブチル
アンチモンオキシドなどを挙げることができる。これら
のうら好ましいものはカルボン酸の金属塩と三級アミン
との併用系である。三量化触媒の使用量は有機ポリイソ
シアネート100部に対し通常0.01〜1o部好まし
くは0.05〜5部である。本発明において必要により
他の触媒(第3級アミン類、有機スズ化合物、有機鉛化
合物など)、その他の助剤の存在下に反応を行うことが
できる。必要により顔料、フィラーも添加することもで
きる。
ノール、ピリジンなど:第四級アンモニウム塩基9例え
ば、テトラエチルアンモニウムヒドロキシドなど;イミ
ダゾール類9例えば、イミダゾール、2−エチル−4−
メチルイミダゾールなど;スズやアンチモンなどの有機
金属化合物1例えば、テトラフェニルスズ、トリブチル
アンチモンオキシドなどを挙げることができる。これら
のうら好ましいものはカルボン酸の金属塩と三級アミン
との併用系である。三量化触媒の使用量は有機ポリイソ
シアネート100部に対し通常0.01〜1o部好まし
くは0.05〜5部である。本発明において必要により
他の触媒(第3級アミン類、有機スズ化合物、有機鉛化
合物など)、その他の助剤の存在下に反応を行うことが
できる。必要により顔料、フィラーも添加することもで
きる。
本発明において熱硬化性樹脂を製造するにあたりイソシ
アネート指数は通常200〜9000好ましくは100
0〜8500 である。イソシアネート指数が高いと
耐熱性は良好だが耐衝撃性が劣る。一方イソシアネート
指数が低いとそれと逆の性能を示す。
アネート指数は通常200〜9000好ましくは100
0〜8500 である。イソシアネート指数が高いと
耐熱性は良好だが耐衝撃性が劣る。一方イソシアネート
指数が低いとそれと逆の性能を示す。
本発明において熱硬化性樹脂を製造するにあたり熱処理
温度は通常60〜aOO℃好ましくは80〜280℃更
に好ましくは180〜250℃である。熱処理11
条件は樹脂の反応の完結、ミクロ相構造に大きな影
響を与える。これにより耐熱性でかつ耐衝撃性の 無
75更イ已11堡樹脂を製造することができる。熱処理
時間は通常10分〜10時間、好ましくは30分〜8時
間−Cある。低温で熱処理すると耐熱性が不十分であり
、又、300℃以上で熱処理すると樹脂の熱分解をヴl
きおこすので好ましくない。
温度は通常60〜aOO℃好ましくは80〜280℃更
に好ましくは180〜250℃である。熱処理11
条件は樹脂の反応の完結、ミクロ相構造に大きな影
響を与える。これにより耐熱性でかつ耐衝撃性の 無
75更イ已11堡樹脂を製造することができる。熱処理
時間は通常10分〜10時間、好ましくは30分〜8時
間−Cある。低温で熱処理すると耐熱性が不十分であり
、又、300℃以上で熱処理すると樹脂の熱分解をヴl
きおこすので好ましくない。
本発明による樹脂製造法は従来と同じでよくワンショッ
ト法、プレポリマー決河れも適用できる。
ト法、プレポリマー決河れも適用できる。
本発明の −! 、$e 4j; /l生樹脂の製法
は真空脱泡成型法、RIM法による成型が有用であるが
、それ以外の方法にも適用できる。
は真空脱泡成型法、RIM法による成型が有用であるが
、それ以外の方法にも適用できる。
以下、実施例、参考例および試験例により本発明をさら
に説明するが本発明はこれに限定されるものではない。
に説明するが本発明はこれに限定されるものではない。
実施例および参考例中の部は重量部を示す。
実施例1゜
THFを開環重合して得たOH価56のPTMG 10
部にN 、 N’、 N’−トリス(ジメチルアミノプ
ロピル)へキサヒドロ−8−トリアジン0.1部および
シリコーン系消泡剤0.1部を加え、液温を40℃とし
た。
部にN 、 N’、 N’−トリス(ジメチルアミノプ
ロピル)へキサヒドロ−8−トリアジン0.1部および
シリコーン系消泡剤0.1部を加え、液温を40℃とし
た。
25℃に温調した変性MDI (スミジュールPC:
NCO%=26%、住人バイエルウレタン社製)90部
(NCO指数5590 )を加え、30秒暦拌し減圧下
で脱胞した。50−60℃に予熱したモールドへ注入し
。
NCO%=26%、住人バイエルウレタン社製)90部
(NCO指数5590 )を加え、30秒暦拌し減圧下
で脱胞した。50−60℃に予熱したモールドへ注入し
。
60℃オーブン中30分キュアーし、脱型した。その後
150℃のオーブン中1時間熱処理を行った。非常にす
ぐれた耐熱性と特に高温時でも高い弾性率を有し、かつ
弾性率変化の少ない熱硬化樹脂が得られた。
150℃のオーブン中1時間熱処理を行った。非常にす
ぐれた耐熱性と特に高温時でも高い弾性率を有し、かつ
弾性率変化の少ない熱硬化樹脂が得られた。
参考例1
プロピレングリコールにプロピレンオキシドつづいてエ
チレンオキシドを重量で全分子中10%付加して得たO
H価56のポリエーテルポリオールを使用して実施例1
と同様に熱硬化性樹脂を作成した。
チレンオキシドを重量で全分子中10%付加して得たO
H価56のポリエーテルポリオールを使用して実施例1
と同様に熱硬化性樹脂を作成した。
参考例2
OH価56のポリカーボネートジオール(デスモヘン2
020E 、バイエル社製)10部にN、N’、N′−
トリス(ジメチルアミノプロピル)へキサヒドロ−S−
トリアジン0.1部およびシリコーン系消泡剤081部
を加え、液温を80℃とした。50℃に温調した実施例
1で使用した変性MDIを90部用いて以下実施例1と
同様に熱硬化性樹脂を作成した。
020E 、バイエル社製)10部にN、N’、N′−
トリス(ジメチルアミノプロピル)へキサヒドロ−S−
トリアジン0.1部およびシリコーン系消泡剤081部
を加え、液温を80℃とした。50℃に温調した実施例
1で使用した変性MDIを90部用いて以下実施例1と
同様に熱硬化性樹脂を作成した。
(まとめン
実施例1、参考例1および参考例2の樹脂について動的
粘弾性を評価した結果を表1にまとめて示す。動的粘弾
性測定は若木製作所製のYES−F型により行った。表
1においてE′は貯蔵弾性率、t a Itδは損失正
接である。
粘弾性を評価した結果を表1にまとめて示す。動的粘弾
性測定は若木製作所製のYES−F型により行った。表
1においてE′は貯蔵弾性率、t a Itδは損失正
接である。
表1の粘弾性測定結果に示す様に参考例1は2.90℃
付近から、又参考例2では170℃付近からTanδが
上昇するのに比べ実施例1では高温でも低いTanδの
値を有しすぐれた耐熱性の樹脂であることが判る。
付近から、又参考例2では170℃付近からTanδが
上昇するのに比べ実施例1では高温でも低いTanδの
値を有しすぐれた耐熱性の樹脂であることが判る。
本発明により得られた熱硬化性樹脂は従来のポリイソシ
アヌレート樹脂に比べ特に高温での弾性率がすぐれてい
る。
アヌレート樹脂に比べ特に高温での弾性率がすぐれてい
る。
上記効果を奏することから本発明により得られた樹脂は
種々の応用分野、例えば製紙、製鉄用ロール、複写機用
ロール、耐熱性コーティング剤。
種々の応用分野、例えば製紙、製鉄用ロール、複写機用
ロール、耐熱性コーティング剤。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、有機ポリイソシアネートとポリオールを三量化触媒
の存在下に反応させて熱硬化性樹脂を製造する方法にお
いて、 (1)ポリオールの少くとも一部としてOH価130以
下のポリテトラメチレンエーテルグリコ ールを使用し (2)イソシアネート指数を200〜9000とし、(
3)消泡剤の存在下に反応させ、 (4)60〜300℃の温度で熱処理することを特徴と
する熱硬化性樹脂の製法。 2、消泡剤がシリコーン系消泡剤である特許請求の範囲
第1項記載の製法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60153588A JPS6213424A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 熱硬化性樹脂の製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60153588A JPS6213424A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 熱硬化性樹脂の製法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6213424A true JPS6213424A (ja) | 1987-01-22 |
Family
ID=15565770
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60153588A Pending JPS6213424A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 熱硬化性樹脂の製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6213424A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100922867B1 (ko) | 2008-04-02 | 2009-10-20 | 동아화학 주식회사 | 로고성형용 일액형 폴리우레탄 조성물 및 이를 이용하여제조한 로고 |
JP2016521298A (ja) * | 2013-03-28 | 2016-07-21 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | ウレタン−イソシアヌレートを作製するための方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55151021A (en) * | 1979-05-14 | 1980-11-25 | Achilles Corp | Production of urethane-modified isocyanurate foam with high water and moisture resistance |
JPS5975918A (ja) * | 1982-10-25 | 1984-04-28 | Nippon Polyurethan Kogyo Kk | ポリイソシアヌレ−ト樹脂成形物の製造方法 |
-
1985
- 1985-07-11 JP JP60153588A patent/JPS6213424A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55151021A (en) * | 1979-05-14 | 1980-11-25 | Achilles Corp | Production of urethane-modified isocyanurate foam with high water and moisture resistance |
JPS5975918A (ja) * | 1982-10-25 | 1984-04-28 | Nippon Polyurethan Kogyo Kk | ポリイソシアヌレ−ト樹脂成形物の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100922867B1 (ko) | 2008-04-02 | 2009-10-20 | 동아화학 주식회사 | 로고성형용 일액형 폴리우레탄 조성물 및 이를 이용하여제조한 로고 |
JP2016521298A (ja) * | 2013-03-28 | 2016-07-21 | ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー | ウレタン−イソシアヌレートを作製するための方法 |
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