JPS62133979A - ゴルフ用アイアンクラブセツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明番よ、ゴルフ用アイアンクラブセツ１−のヘッ
ド構造に関する。

〔従来の技術〕

一般に、ゴルフ用アイアンクラブセツ１〜は、番手が１
番及び２番のドライビングアイアン、１０洛のピッチン
グウェッジ及びリンドウエツジを除いて３番から９番ま
でを１組とし、番手の小ざい３番及び４番をロングアイ
アン、中門の５番及び６番をミドルアイアン、番手の大
きい７番から９番をショートアイアンと称している。

ところで、アベレージゴルフ？−の多くは、ロングアイ
アンを苦手にし、気分的に楽な５番ウッド（クリーク）
を代用させているのが【よと／ｖどであり、このにうな
［１ングアイアンの苦手意識は、ヘッドが小ざくて軽く
、しかもロア１−角も小ざいことから、ボールへの当て
にくさとボールの上げにくさに結びついていることによ
る。これに対して、５番ウッドの利点は、ヘッドのソー
ル幅が広く、木または合成樹脂等からなるヘッドのソー
ル面に質量体（プロテクター）を添設しているために重
心位置が低く、しかもヘッド外形状が打球方向後方に大
きいために重心深度が深く、また慣性モーメントが大き
いなどの特性を有し、これによって気構えに安心感が得
られ、これがボールの打ら易さとなっている。

従来、この種のアイアンクラブセットにおいては、第２
図に示ずような、各番手（図示の例では奇数番手＃３〜
＃９を示す）のヘッド本体１のフェイス面２の打球方向
の投影形状をほぼ同一形状にし、かつロングアイアンか
らシ＝Ｉ−ｔ”アイアンにかｔノでロフト角α　〜α９
及びヘッドソール面３の打球方向のソール幅寸法Ｗ　−
Ｗ９を順次大きくするとともに、ホーゼル部４の高さ寸
法１−１（１１３〜ト１９）を同一高さにしてなる構成
を有している。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、このような従来構造のアイアンクラブセ
ットでは、特にロングアイアン（＃３）のヘッドソール
面３のソール幅寸法Ｗ３が短くて狭く、またホーピル部
４の高さＸ１法ト１３が長くて高くなっていることから
、第３図に示すように、ヘッド本位１の重心Ｇの高ざ［
）が高く、しかし用心深さｄが浅くなっており、５番ウ
ッドの特性とは逆行し、気分的な打ちにくさを避けるこ
とができなかった。

そこで、上記した従来の不都合に鑑みて、実間Ｉｆ（５
５−１４２１７６号公報に開示されているＪ：うに、ヘ
ッド本体のホーピル部の長さをロングアイアンからショ
ー１〜アイアンにかけて漸次類くしたり、あるいは実開
昭５８−３０４６１号公報に１ｍ示されているように、
ソール幅寸法をロングアイアンからショートアイアンに
かけて漸次類くするとともに比重の巾い金属を設【プて
ヘッドの重心高さを低くしたりしてなる構成を有するも
のが提案されている。

ところが、前者のものでは、各番手のへラドフェイス面
のスイー１−スボツ］−の位置を！−ウーヒール方向で
一定割合位置に設けるようにして、スィートスポットを
容易に確認することができるようにしたもので、ロング
アイアンにおいては、ホーゼル部の長さが他のミドルア
イアン及びショートアイアンに較べて長いため、ヘッド
の重心高さも高く、また重心深度も浅く、５番ウッドの
特性に近似さ［ることが不可能である。さらに、後者の
らのでは、ロングアイアンのへラドソール幅を広くして
重心深度を深くし、かつヘッド本体内に比重の重い金属
を埋設して重心高さを低くすることによって、５番ウッ
ドの特性に近似ざ「ることを可能にしているが、ヘッド
の重心高さを低くする手段として、質Ｍ体を別体的に埋
設する必要があるため、設計上の自由度が小さいといっ
た問題があった。

この発明は、上記の事情のもとになされたもので、その
目的とするところは、特にロングアイアンの特性を５番
ウッドの特性に近似させて打ち易くなるようにしたゴル
フ用アイアンクラブセットを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記した問題点を解決１”るために、この発明は、各番
手のヘッド本体の打球方向のソール幅寸法を、番手の小
なる方から大なる方に漸次短くする一方、その各々のホ
ーピル部の高さ寸法を番手の小なる方から大なる方に漸
次長くして１組のアイアンクラブセットとじてなる構成
を有するもので、この場合、番手の大なるショートアイ
アンのへラドソール幅寸法及びホーゼル部の高さ寸法は
従来の一般的なショー１−アイアンと同様な寸法に設定
されている。

〔作　用〕

すなわち、この発明は、上記の構成とすることによって
、従来一般的なショートアイアンを１メヘ（にしてショ
ートアイアンからロングアイアンにか１）でヘッドソー
ル幅−６１人を漸次長く、ホーピル部の高さ寸法を短く
したことから、特に１コングアイアンにおいて、ヘッド
ソール幅が広くなり、しかもホーピル部が短くなること
によってヘッドの重心高さを低くすることができるため
に、５番ウツドの特性に近似させることが可能になる。

〔実施例〕

以下、この発明を第１図に示ず実施例に基づいて説１１
１Ｊする。なｄ′３、この発明の図示の実施例において
、第２図及び第３図に示寸従来構造のものと構成が４１
復する部分は同−符舅を用い、その説明は省略Ｊる。

１゛なわら、この発明は、第１図に示ずように、１組の
アイアンクラブセラ１−において、各番手（＃３〜＃９
）のヘッド本体１のソール面３のソール幅寸法Ｗ３〜Ｗ
９を、ロングアイアンからショー１−アイアンにかけて
漸次短くし、かつそのボーヒル部４の＾さ寸法ｌ」　〜
１−１９をロングアイアンからショートアイアンにかけ
て漸次長くしてなる構成を有し、これらソール面３及び
ホーゼル部４の形状的な組合せによって、特にロングア
イアンの特性を５番ウッドの特性に近似さけ、打ち易さ
の向上を図ってなるしのである。

ところで、上記したこの発明のアイアンクラブセラ１〜
は、ショートアイアン（＃９）のソール幅寸法Ｗ９が１
７〜２０ｔｒｍ、小−ピル部の高さ寸法ト１９が７０〜
７５姻と従来の一般的なショー１−アイアンと同様な標
準な形１ぶからなり、これを基準にしてロングアイアン
（＃３）のソール幅寸法Ｗ３が２７〜３３騰、ノ１ビピ
ル部の高さ寸法１１３が５５〜６０ｒ副の範囲で設定さ
れるもので、これによって、この発明にＪ：るヘッドの
重心高ざ［）を、従来の２２順からか１７〜１８ｍに低
くすることができ、また重心深度ｄを従来の２．５〜３
Ｍから５〜６順に深くづることができるようになった。

（発明の効果） 以上の説明から明らかイ【ように、この発明によれば、
１組のアイアンクラブセットにおいて、ロングアイアン
からショートアイアンにかけて各ヘッド本体のソール幅
を狭くし、小−ピル部の高さを高くして、ロングアイア
ンの特性が５番ウッドの特性に近似しｌｒ？るように重
心高さ及び小心深度を変化調整してなることから、［］
ングアイアンの使用にあたっては打ら易く、苦手意識を
解消て・きるとともに、ショートアイアンは従来と同様
な気楽さで打ら込むことができるといった寸ぐれた効果
を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に係るゴルフ用アイアンクラブレツ１
−の一実施例を示す概略的説明図、第２図は従来のゴル
フ用アイアンクラブはツ１への一例を示す概略的説明図
、 第３図はヘッドの手心高さ及び重心深度を示す説明図 である。 １・・・ヘッド本体、　２・・・フェイス面、３・・・
ソール面、　　４・・・ホーゼル部、Ｗ・・・ソール幅
寸法、１１・・・ホー１！ル部高さ寸法、ｈ・・・手心
高さ、　　ｄ・・・重心深度、Ｇ・・・手心。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）１組のアイアンクラブセットにおいて、該各々の
   番手のヘッド本体の打球方向のソール幅寸法を、番手の
   小なる方から大なる方に漸次短くする一方、その各々の
   ホーゼル部の高さ寸法を番手の小なる方から大なる方に
   漸次高くしたことを特徴とするゴルフ用アイアンクラブ
   セット。
2. （２）特許請求の範囲第１項に記載のゴルフ用アイアン
   クラブセットにおいて、 該少なくとも第３番手のヘッド本体のソール幅寸法が２
   ７〜３３ｍｍ、ホーゼル部の高さ寸法が５５〜６０ｍｍ
   、第９番手のヘッド本体のソール幅寸法が１７〜２０ｍ
   ｍ、ホーゼル部の高さ寸法が７０〜７５ｍｍの範囲とな
   るように設定したことを特徴とするアイアンクラブセッ
   ト。