JPS62132854A - 顆粒状マレイミド化合物の製造法 - Google Patents
顆粒状マレイミド化合物の製造法Info
- Publication number
- JPS62132854A JPS62132854A JP27319085A JP27319085A JPS62132854A JP S62132854 A JPS62132854 A JP S62132854A JP 27319085 A JP27319085 A JP 27319085A JP 27319085 A JP27319085 A JP 27319085A JP S62132854 A JPS62132854 A JP S62132854A
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- maleimide compound
- aqueous solution
- surfactant
- granular
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は製品形態を改善して顆粒状としたマレイミド化
合物の製造法に関゛するものである。
合物の製造法に関゛するものである。
マレイミド化合物は熱可塑性樹脂の熱変形温度を高める
目的で使用されている。しかし、マレイミド化合物は、
皮膚に付着した場合にカブレ現象を生じたり、目、鼻、
喉などの粘膜を刺激したりして、人体に対して好ましく
ない作用をするという問題を有している。しかも、製品
形態がフレーク状、粗砕状または粉体である場合には、
使用時に微粉が飛散するために上記問題が強調されて作
業環境を悪くするし、また、取り扱いに際して流動性が
悪いために自動計量や自動添加といった工程機械化が困
難であるという欠点がある。
目的で使用されている。しかし、マレイミド化合物は、
皮膚に付着した場合にカブレ現象を生じたり、目、鼻、
喉などの粘膜を刺激したりして、人体に対して好ましく
ない作用をするという問題を有している。しかも、製品
形態がフレーク状、粗砕状または粉体である場合には、
使用時に微粉が飛散するために上記問題が強調されて作
業環境を悪くするし、また、取り扱いに際して流動性が
悪いために自動計量や自動添加といった工程機械化が困
難であるという欠点がある。
そこで、使用に際して微粉を飛散することなく、また、
流動性がよくて自動機械化することのできる製品形態の
マレイミド化合物が求められている。
流動性がよくて自動機械化することのできる製品形態の
マレイミド化合物が求められている。
本発明は、通常の製品形態のマレイミド化合物がもつ微
粉の飛散および流動性の悪さを改善して、貯蔵、運搬お
よび取り扱いの際に微粉が飛散しないで、しか本流動性
がよくて取り扱い易く、かつ自動計量などの機械化が容
易な頴粒状のマレイミド化合物を得ることを目的として
伝る@c問題点を解決するための手段〕 本発明者らはマレイミド化合物の顆粒軟化方法について
鋭意検討を加えた結果、界面活性剤水溶液中に溶融マレ
イミド化合物を添加することにより目的とする顆粒状マ
レイミド化合物が得られることを見出して本発明を完成
するに至った。
粉の飛散および流動性の悪さを改善して、貯蔵、運搬お
よび取り扱いの際に微粉が飛散しないで、しか本流動性
がよくて取り扱い易く、かつ自動計量などの機械化が容
易な頴粒状のマレイミド化合物を得ることを目的として
伝る@c問題点を解決するための手段〕 本発明者らはマレイミド化合物の顆粒軟化方法について
鋭意検討を加えた結果、界面活性剤水溶液中に溶融マレ
イミド化合物を添加することにより目的とする顆粒状マ
レイミド化合物が得られることを見出して本発明を完成
するに至った。
すなわち本発明は、液状マレイミド化合物を界面活性剤
の0.01〜2重量係水溶液中に添加して固化させるこ
とを特徴とする顆粒状マレイミド化合物の製造法である
。
の0.01〜2重量係水溶液中に添加して固化させるこ
とを特徴とする顆粒状マレイミド化合物の製造法である
。
本発明において用いられるマレイミド化合物としては、
N−シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミ
ド、N−2−メチルフェニルマレイミド、N−ドデシル
マレイミド、N−3−クロルフェニルマレイミドなどに
代表されるN−置換マレイミド化合物があり、特に融点
が40°C以上であるマレイミド化合物が使用できる。
N−シクロヘキシルマレイミド、N−フェニルマレイミ
ド、N−2−メチルフェニルマレイミド、N−ドデシル
マレイミド、N−3−クロルフェニルマレイミドなどに
代表されるN−置換マレイミド化合物があり、特に融点
が40°C以上であるマレイミド化合物が使用できる。
本発明において用いられる界面活性剤としては、通常知
られる各種の界面活性剤を用いることができるが、好ま
しくは、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アル
カンスルホン酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸
ナトリウム、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウムなど
に代表されるスルホン酸塩型アニオン界面活性剤;アル
キル硫酸エステルナトリウム、アルキルエトキシ硫酸エ
ステルナトリウムなどに代表される硫酸エステル塩をア
ニオン界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルフェー
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレンモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノ脂肪酸エステル々どに代表されるH
LB12〜16のノニオン界面活性剤である。
られる各種の界面活性剤を用いることができるが、好ま
しくは、アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アル
カンスルホン酸ナトリウム、α−オレフィンスルホン酸
ナトリウム、ジオクチルスルホコハク酸ナトリウムなど
に代表されるスルホン酸塩型アニオン界面活性剤;アル
キル硫酸エステルナトリウム、アルキルエトキシ硫酸エ
ステルナトリウムなどに代表される硫酸エステル塩をア
ニオン界面活性剤;ポリオキシエチレンアルキルフェー
ルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポ
リオキシエチレンモノ脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンソルビタンモノ脂肪酸エステル々どに代表されるH
LB12〜16のノニオン界面活性剤である。
これら界面活性剤を水溶液にして用いるが、そである。
この濃度が0.01重量%未満では界面活性剤の添加効
果が十分でなく、扁平な形状のものが含まれて均一な顆
粒にならない。また、2重量%より多いときには、マレ
イミド化合物の乳化や系内発泡が生じて作業性が悪くな
るとともに細かい粒子が多くなる。
果が十分でなく、扁平な形状のものが含まれて均一な顆
粒にならない。また、2重量%より多いときには、マレ
イミド化合物の乳化や系内発泡が生じて作業性が悪くな
るとともに細かい粒子が多くなる。
本発明において界面活性剤水溶液は、用いるマレイミド
化合物の融点より10.”C以上低い温度、好ましくは
30゛C以上低い温度におることが適している。
化合物の融点より10.”C以上低い温度、好ましくは
30゛C以上低い温度におることが適している。
本発明において使用する設備としては、界面活性剤水溶
液を低速で攪拌できる設備が適しているが、攪拌装置の
カい設備であってもよい。しかし、攪拌がめまりに速す
ぎると固化前のマレイミド化合物の液滴が細かくなり、
また、固化したマレイミド化合物が粉砕されるので好ま
しくない。
液を低速で攪拌できる設備が適しているが、攪拌装置の
カい設備であってもよい。しかし、攪拌がめまりに速す
ぎると固化前のマレイミド化合物の液滴が細かくなり、
また、固化したマレイミド化合物が粉砕されるので好ま
しくない。
本発明における液状マレイミド化合物を界面活性剤水溶
液中に添加する方法として滴下、加圧注入など通常の添
加方法を用いることができるが、滴下する方法が好まし
い。
液中に添加する方法として滴下、加圧注入など通常の添
加方法を用いることができるが、滴下する方法が好まし
い。
本発明において界面活性剤水溶液中で顆粒状になったマ
レイミド化合物は、濾過、遠心分離などの通常の方法に
よって分離、採取される。
レイミド化合物は、濾過、遠心分離などの通常の方法に
よって分離、採取される。
本発明において界面活性剤は水の表面張力を低下し、滴
下したマレイミド化合物を球状で水溶゛液中に沈降させ
る作用をしているものと考えられる。
下したマレイミド化合物を球状で水溶゛液中に沈降させ
る作用をしているものと考えられる。
本発明の方法によシ、顆粒状マレイミド化合物を簡便に
製造することができ、得られるマレイミド化合物は顆粒
状であるために流動性が良く、また微粉の飛散がないも
のである。したがって、微粉の飛散による人体に対する
悪影響がなく、自動計量などの機械化も可能であり、マ
レイミド化合物を大巾に使用し易くするものである。
製造することができ、得られるマレイミド化合物は顆粒
状であるために流動性が良く、また微粉の飛散がないも
のである。したがって、微粉の飛散による人体に対する
悪影響がなく、自動計量などの機械化も可能であり、マ
レイミド化合物を大巾に使用し易くするものである。
本発明?実施例および比較例により説明する。
なお、係は重量優を表わす。
実施例1
温度計、滴下ロート、空気抜き口およびT字型攪拌機を
備えた四ツロフラスコにドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム0.6/と水599.4 tを仕込んで攪拌、
溶解した。温[を20’Cに保持して60RPMで攪拌
しながら、溶融したN−フェニルマレイミド1501を
100−Cで滴下ロートから30分間で滴下した。滴下
終了後、顆粒状のN−フェニルマレイミドをテ別し、減
圧下に乾燥した。得らn*、顆粒状N−フェニルマレイ
ミドは形状が球状に近く、直径0.3〜3. Owsの
粒子が97%であつて流動性がちシ、微粉の飛散はみら
ルなかった。結果を表−1にまとめて示した。
備えた四ツロフラスコにドデシルベンゼンスルホン酸ナ
トリウム0.6/と水599.4 tを仕込んで攪拌、
溶解した。温[を20’Cに保持して60RPMで攪拌
しながら、溶融したN−フェニルマレイミド1501を
100−Cで滴下ロートから30分間で滴下した。滴下
終了後、顆粒状のN−フェニルマレイミドをテ別し、減
圧下に乾燥した。得らn*、顆粒状N−フェニルマレイ
ミドは形状が球状に近く、直径0.3〜3. Owsの
粒子が97%であつて流動性がちシ、微粉の飛散はみら
ルなかった。結果を表−1にまとめて示した。
実施例2〜4および比較例1〜2
実施例1と同様にマレイミド化合物の顆粒状化ヲ行った
。ただし、用いたマレイミド化合物、界面活性剤の種類
と竜は表−1に示したとおりであった。
。ただし、用いたマレイミド化合物、界面活性剤の種類
と竜は表−1に示したとおりであった。
得られた結果は、他の例とともにまとめて表−1に示し
た。
た。
比較例3
界面活性剤を用いない以外は実施例1と同様にマレイミ
ド化合物の顆粒状化を行った。
ド化合物の顆粒状化を行った。
得られた結果を表−1に合せて示した。
比較例4
温度計、冷却管およびタービン型攪拌機を備えた四ツロ
フラスコに、ジオクチルスルホコノ1り酸ナトリウム2
.0%水溶液600tとN−フェニルマレイミド150
Pを仕込み、90°Cに昇温した。
フラスコに、ジオクチルスルホコノ1り酸ナトリウム2
.0%水溶液600tとN−フェニルマレイミド150
Pを仕込み、90°Cに昇温した。
600RPMで攪拌しなから40°Cまで冷却した後、
濾過、水洗、減圧乾燥を行って、マレイミド化合物の顆
粒状化を行った。
濾過、水洗、減圧乾燥を行って、マレイミド化合物の顆
粒状化を行った。
得られた結果を表−1にまとめて示した。
実施例5
ファウドラー型攪拌機付751グラスライニング反応釜
圧ラウリル硫酸ナトリウム0.1 ’1水溶液50に9
を仕込み、20±1°Cに保持して攪拌機を断続運転(
1秒攪拌/9秒停止)しながら、溶融N−フェニルマレ
イミド15−を30分間かけて滴下した。滴下終了後、
加圧濾過機を用いて戸別し、減圧乾燥して顆粒状のマレ
イミド化合物を得た。
圧ラウリル硫酸ナトリウム0.1 ’1水溶液50に9
を仕込み、20±1°Cに保持して攪拌機を断続運転(
1秒攪拌/9秒停止)しながら、溶融N−フェニルマレ
イミド15−を30分間かけて滴下した。滴下終了後、
加圧濾過機を用いて戸別し、減圧乾燥して顆粒状のマレ
イミド化合物を得た。
得られた結果は表−1にまとめて示した。
表−1の結果から明らかなように、本発明の方法によっ
てマレイミド化合物を簡便に顆粒状化することができ、
また、得られた製品は品質が優れているものであること
が判る。
てマレイミド化合物を簡便に顆粒状化することができ、
また、得られた製品は品質が優れているものであること
が判る。
Claims (1)
- 1 液状マレイミド化合物を界面活性剤の0.01〜2
重量%水溶液中に添加して固化させることを特徴とする
顆粒状マレイミド化合物の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27319085A JPS62132854A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | 顆粒状マレイミド化合物の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27319085A JPS62132854A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | 顆粒状マレイミド化合物の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62132854A true JPS62132854A (ja) | 1987-06-16 |
Family
ID=17524352
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27319085A Pending JPS62132854A (ja) | 1985-12-06 | 1985-12-06 | 顆粒状マレイミド化合物の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62132854A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0759324A2 (en) * | 1995-08-18 | 1997-02-26 | Rohm And Haas Company | Water based formation of a beaded product |
US5941566A (en) * | 1996-04-10 | 1999-08-24 | Trw Occupant Restraint Systems Gmbh | Belt height adjuster for a vehicle safety belt system |
-
1985
- 1985-12-06 JP JP27319085A patent/JPS62132854A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0759324A2 (en) * | 1995-08-18 | 1997-02-26 | Rohm And Haas Company | Water based formation of a beaded product |
CN1081944C (zh) * | 1995-08-18 | 2002-04-03 | 罗姆&哈斯公司 | 珠状产物的水基形成 |
US5941566A (en) * | 1996-04-10 | 1999-08-24 | Trw Occupant Restraint Systems Gmbh | Belt height adjuster for a vehicle safety belt system |
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