JPS62132697A - 2色電子ボ−ド - Google Patents

2色電子ボ−ド

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JPS62132697A
JPS62132697A JP60272932A JP27293285A JPS62132697A JP S62132697 A JPS62132697 A JP S62132697A JP 60272932 A JP60272932 A JP 60272932A JP 27293285 A JP27293285 A JP 27293285A JP S62132697 A JPS62132697 A JP S62132697A
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JP
Japan
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color
heat
light
compounds
recording material
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Pending
Application number
JP60272932A
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English (en)
Inventor
五十嵐 俊吉
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP60272932A priority Critical patent/JPS62132697A/ja
Publication of JPS62132697A publication Critical patent/JPS62132697A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は2色電子黒板に関する。
(発明の技術的背景とその問題点) 近年電子ボードと称して、ボード上に書いた文字9図形
等の画像をそのまま縮小してノー−トコピーとして出力
する装置が出現している。しかしながら、従来の電子ボ
ードではボード上にカラーで画像を書いても、ハードコ
ピーは黒でしか出力することができず、例えば黒と赤の
2色で画像出力したいといった要望が強かった。
(発明の目的) この発明は上述のような事情からなされたものであり、
この発明の目的は、任意の色の組合せで2色の画像を記
録して出力し得る2色電子ボードを提供することにある
(発明の概要) この発明は2色電子ボードに関するもので。
電子ボードのボード部に書かれたカラー画像を読取って
記憶する読取・記憶手段を有し、支持体上に層設されて
いるジアゾ化合物及びカップリング成分から成る熱発色
要素が、異なる温度域又は同一の温度域の熱によって発
色するものであり、上記ジアゾ化合物が電磁線(光を含
む)によって分解するものであるような感熱記録材料に
対して、複数のサーマルヘッドをそれぞれ近接して配設
してすると共に、上記各サーマルヘッド間に光ガイド部
材の一端を配設して他端に光源を設け、上記読取・記憶
手段の内容に基づいて上記サーマルヘッドを駆動制御し
て上記熱発色要素を発色させて記録を行ない、更に上記
光ガイド部材で誘導された光を照射して上記熱発色要素
を分解し、定着を行なうことによって2色画像を出力で
きるようにしたものである。
(発明の実施例) 先ず、この発明に用いる特願昭59−11(2381号
又は特願昭59−162382号に開示したような感熱
記録材料について説明する。
この感熱記録材料は、異なる色相に発色する複数の単位
発色グループ(熱発色要素)Gl、G2・・・・・・G
n (nは2以上の整数)を支持体上に有し、各々の単
位発色グループG1(iは整a)はa)常温以上の特定
の温度Ti’Oに加熱されると、発色する機部を実現す
るための2種以上の化合物から成る。
b)上記a)の各発色温度Tiは各々異なり、T+ <
 T2 < T3・・団・・・・7文(2≦又≦n)で
あり、 C)上記a)の2種以上の化合物の少なくとも1種は、
記録材料外より与えられた波長 入i(nm)(200nm(入i<700nlI)成分
を含んでいる光で、実質的な意味で選択的に光分解する
d)この光分解性の化合物以外の化合物は、必要に応じ
て他の単位発色グループに属する化合物と共通であって
もよい。
ことを特徴とする感熱記録材料を先ずT、より高<72
より低い温度で単位発色グループG1のみを発色させる
。次に、波長入1成分を含む光を照射して単位発色グル
ープGl内の光分解性化合物を光分解し、G1が発色し
ないようにする。そして、T2より高<Tsより低い温
度で単位発色グループG2のみを発色させ、以下同様に
光分解、温度制御された記録を繰返し、各々の単位発色
グループを独立に次々と記録発色させれば、意図どおり
の色相を有する多色(2色を含む)のカラー画像を得る
ことができる。
上述の方法によれば、意図どおりの単位発色グループの
みを順次独立に発色させることができ、この特性を利用
して混色2色ニジミのない多色画像を得ることができる
なお、単位発色グループGi中の光分解性化合物を選択
的に光分解するとき、必ずしも波長λ1の光のみを用い
る必要はなく、他の光分解性化合物を同時に光分解しな
ければよい。ただし、必要に応じて、他の光分解性化合
物を同時に光分解してもよい。また、最後に発色する単
位発色グループは光分解しなくてもよい。また、上記b
)は、各発色温度Tiが実質的に同じであり、TI= 
T2 =・・・・・・=TIC2≦文≦n)であっても
よい。
上述の多色感熱記録材料について、更に詳しく説明する
各単位発色グループは、基本的には、ジアゾ化合物と、
カプラーと、必要に応じて塩基性物質又は酸性物質とか
ら成る。また、各単位発色グループが発色した時の色相
は、主としてジアゾ化合物とカプラーが反応して生成し
たジアゾ色素により決定される。従って、良く知られて
いるように、ジアゾ化合物の化学構造を変更するか、カ
プラーの化学構造を変更すれば容易に発色色相を変える
ことができ、組合せ次第でほぼ任意の発色色相を得るこ
とができる。このため、1つの層の中に種々のジアゾ化
合物を分散しておき、1種類のカプラーや他の添加剤を
同じ層中に組入れても良く、この時は、各単位発色グル
ープは異なるジアゾ化合物と、他と共通のカプラーおよ
び他の添加剤とより構成される。又、いくつかの層中に
別々のカプラーを分散しておき、ジアゾ化合物や添加剤
は同じものを各層に組入れる場合もある。この場合は、
各単位発色グループは、異なるカプラーと他に共通のジ
アゾ化合物及び添加剤とによって構成される。何れにし
ても、各単位発色グループは、発色色相が異なるように
組合された1ヶ以上のジアゾ化合物と、1ヶ以上のカプ
ラー及び他の添加剤とにより構成される。
次に、選択光分解について説明する。
光分解の化合物とは主に芳香族ジアゾ化合物を指し、更
に具体的には芳香族ジアゾニウム塩、ジアゾスルホネー
ト化合物、ジアゾアミノ化合物等の化合物を指す。以下
、代表として主にジアゾニウム塩を例に挙げて説明する
。ここで用いることのできる選択光分解の方法として、
主に次の2種の方法■及び■がある。すなわち、■用い
るジアゾニウム塩の化学構造を変えてその光分解波長を
変える方法、■単位発色グループG1内の光分解性化合
物に到達する光を、フィルタ層等を用いて細分化する方
法である。方法■は一般に良く知られている。普通、ジ
アゾニウム塩の光分解波長はその吸収極大波長であると
いわれている。また、ジアゾニウム塩の吸収極大波長は
その化学構造に応じて、200r++w位から700n
厘位まで変化することが知られている。即ち、ジアゾニ
ウム塩を光分解性化合物として用いると、その化学構造
に応じた特定の波長の光で分解し、また、ジアゾニウム
塩の化学構造を変えれば、同じカプラーとカップリング
反応した時の色素の色相も変化し、好ましく用いること
ができる。次に、方法■について説明する。例えば、上
層に400〜430 nmで光分解するジアゾニウム塩
の分散物とカプラーの分散物およびアルカリの分散物を
含有させておき、その下に415n+w以下の光を遮断
する光吸収性の化合物を分散したフィルタ層を設け、そ
の下にカプラーのみが上層と異なり、上層と発色色相が
異なる層を設ける。この記録材料をまず記録発色させ、
上層と下層を発色させる。次に、415nm以上の光成
分のみを持つ光を記録材料に照射し、上層のジアゾニウ
ム塩を光分解する。次に又、熱記録を行ない下層のみを
発色させ、後に415nm以下の光成分を持つ光源で光
照射を行なう。このように記録材料内部に光フイルタ層
を設けたり、ジアゾニウム塩粒子のまわりを光フイルタ
性の物質で覆うことによっても選択光分解を行なうこと
ができ、有用に用いることができる。
一方、発色温度制御の方法には大別して2つの方法があ
る。1つは、主にカプセル壁を用いた場合に有利に用い
ることのできる方法で、カプセル壁の材質を変えること
により、カプセル壁の物質透過特性を変化させ顕著に発
色温度を変える方法である。この方法の例としては、例
えばカプセル壁をポリウレタンで作る方法、ポリウレア
で作る方法、ポリウレタン/ポリウレアの混合で作るウ
レアもしくはウレタン間の化学構造を変える等の方法が
ある。もう1つの方法は、多層構成を用いる方法である
。発色助剤はその発色温度を低下させる目的で用いてい
るが、各層ごとにこの発色助剤の添加量を変えてやれば
、容易に発色温度を制御することができる。
感熱記録材料の単位発色グループ内の各構成成分は、あ
る成分は分散物の形で塗設し、ある成分は溶液として塗
設してもよく、また、全ての成分を分散物として塗設し
てもよい。この分散物として塗設する場合、各成分をサ
ンドミルやボールミル、ダイノミル等を用いていわゆる
「固体分散物」として用いてもよいが、水不溶性の有機
溶剤と共にマイクロカプセル化してもよく、また、ある
成分は「固体分散物」の形で用い、ある成分はマイクロ
カプセルに内包した形で用いてもよい。このマイクロカ
プセルを用いた場合、マイクロカプセルの芯および外に
存在する反応性物質は、加熱時、マイクロカプセル壁を
通過し反応する。この場合、有機溶媒が存在すると保存
時の発色かぶりが大きく減少し、発色速度と発色濃度が
大きく増大するために望ましく用いることができる。発
色速度や濃度が増大するのは、加熱時に溶媒がマイクロ
カプセル壁を膨蛋させ、反応性物質の透過を促進するた
めであると考えられる。また、発色反応の律速階段はリ
アクタント同志の相互溶解であり、この場合有機溶媒が
存在すると、加熱時のりアクタント同志の相互溶解速度
が増大するため、発色速度や濃度が増大すると考えられ
る。
特に各単位発色成分のうちのジアゾ化合物をマイクロカ
プセル内に内含した時に、保存昨の発色かぶり減少効果
を大きくすることができる。
この発明に用いる感熱記録材料では、芯物質となるジア
ゾ化合物、カップリング成分もしくは発色助剤等の反応
性物質の少なくとも1種を有機溶媒に溶解もしくは分散
した後、界面重合や外部重合及び内部重合等の重合法に
より生じる壁物質で反応性物質と有機溶媒とを含有する
芯物質をマイクロカプセル化することが好ましい。壁物
質としてはポリウレタン、ポリウレア、ポリアミド、ポ
リエステルが好ましい。芯物質に用いられる有機溶媒は
水に不溶性の高沸点の溶媒である。線点は180℃以上
が好ましく、その具体例としては、リン酸エステル、フ
タル酸エステルその他のカルボン酸エステル。
脂肪酸アミド、アルキル化ビフェニル等が用いられる。
また、カプセル化時、カプセル内に内包させる物質の補
助溶媒として、塩化メチレン、ジクロルエタン等のハロ
ゲン化アルキル化合物、あるいは酢酸エチル、酢酸プロ
ピル等の各種のエステル化合物を高沸点有機溶媒に併用
してもよい。
感熱記録材料に用いることのできるジアゾ化合物は、一
般式ArN2−X−で示されるジアゾニウム塩、ジアゾ
スルホネート、ジアゾアミノ化合物を代表とするカップ
リング成分とカップリング反応を行ない、かつ光分解で
きる化合物である。ジアゾニウム塩は、一般式ArN2
・X−で示yれる化合物である。
この発明に用いる感熱記録材料では、光分解波長が異な
るジアゾこラム塩を用いることが望ましい態様の1つで
あるが、400n■付近に光分解波長を有する化合物と
しては、4−ジアゾ−1−ジメチルアミノベンゼン、4
−ジアゾ−1−ジエチルアミノベンゼン、4−ジアゾ−
1−ジプロピルアミノベンゼン等を挙げることができ、
300〜370 mmに光分解波長を有する化合物とし
ては、1−ジアゾ−4−(N、N−ジオクチルカルバモ
イル)ベンゼン、l−ジアゾ−2−オクタデシルオキシ
ベンゼン等を挙げることカテきる。以」二挙げた例に代
表される芳香族ジアゾニウム化合物は、その置換基を任
意に変えることにより幅広くその光分解波長を変えるこ
とができる。
酸アニオンの具体例としては、CllF2 n ” +
 C00−(nは3〜9を表わす) 、 GJ2m++
SO:+−(mは2〜8を表わす)等が挙げられる。
この発明の感熱記録材料に用いられるカップリング成分
としては、例えば塩基性雰囲気でジアゾ化合物(ジアゾ
ニウム塩)とカップリングして色素を形成するものであ
り、具体例としてはレゾルシン、フロログルシン、2,
3−ジヒドロキシナフタレン−6−スルホン酸ナトリウ
ム等が挙げられる。更にこれらのカップリング成分を2
種以上併用することによって任意の色調の画像を得るこ
とができる。感熱記録材料に用いられる塩基性物質とし
ては水難溶性ないしは水不溶性の塩基性物質や、加熱に
よりアルカリを発生する物質が用いられる。それらの例
としては無機及び有機アンモニウム塩、有機アミン、ア
ミド、尿素やチオ尿素及びその誘導体。
チアゾール類、ビロール類等の含窒素化合物が挙げられ
る。また、感熱記録材料に用いることのできる発色剤と
は、加熱記録時の発色濃度を高くもしくは最低発色温度
を低くする物質であり、カプラー、アルカリもしくはジ
アゾ化合物融解点を下げたり、カプセル壁の軟化点を低
下する作用により、ジアゾ3、アルカリ、カプラーが反
応し易い状況を作っている。発色助剤としてはフェノー
ル化合物、アルコール性化合物等があり、具体例として
は、P−t−オクチルフェノール、P−ベンジルオキシ
フェノール、P−オキシ安息香酸フェニル等の化合物を
挙げることができる。
感熱記録材料に用いるマイクロカプセルは、芯物質を乳
化した後、その油滴の周囲に重合反応により高分子物質
の壁を形成して作られる。
高分子物質を形成するりアクタントは油滴の内部及び/
又は油滴の外部に添加される。高分子物質の具体例とし
ては、ポリウレタン、ポリウレア、ポリアミド、ポリエ
ステル等がある。高分子物質の物性としては、熱記録時
の温度で融解しない50℃以上の融点を持つ高分子物質
が望ましい。単位発色グループの成分であるジアゾ化合
物、カプラー、fM基性物質のうち何れの成分も独立、
または組合せてマイクロカプセル中に内包してよい。ま
た、2種以上のジアゾ化合物カプラー、塩基性物質を用
いる場合も同一マイクロカプセル中に内包してもよく、
又異なったマイクロカプセル中に内包してもよい。
マイクロカプセル壁の作り方としては、特に油滴内部か
らのりアクタントの重合によるマイクロカプセル化法に
使用する場合、その効果が大きい。即ち、短時間内に均
一な粒径をもち、正保存性にすぐれた記録材料として好
ましいカプセルを得ることができる。例えばポリウレタ
ンをカプセル壁材として用いる場合には、多価イソシア
ネート及びそれと反応しカプセル壁を形成する第二の物
質(たとえばポリオール)をカプセル化すべき油性液体
中に混合して水中に乳化分散し、次に温度を上昇するこ
とにより油滴界面で高分子形成反応を起して、マイクロ
カプセル壁を形成する。このとき、油性液体中に低沸点
の融解力の強い補助剤を用いることができる。マイクロ
カプセルを作るときに、乳化及び乳化物の凝集防止の目
的で水溶性高分子を用いることができるが、水溶性高分
子とは水溶性のアニオン性高分子、ノニオン性高分子2
両性高分子を含んでおり、アニオン性高分子としては天
然のものでも合成のものでも用いることができ、例えば
−COO−、−3O3−′基等を有するものが挙げられ
る。又、合成品としては無水マレイン酸系(加水分解し
たものも含む)共重合体、アクリル酸系(メタクリル酸
系も含む)重合体及び共重合体、ビニルベンゼンスルホ
ン酸系重合体及び共重合体、カルボキシ変性ポリビニル
アルコールなどがある。これらの水溶性高分子は0.0
1〜10wtXの水溶液として用いられる。マイクロカ
プセルの粒径は20舊以下に調整される。一般に粒径が
20川を越えると記録画質が劣りやすい。特に、サーマ
ルヘッドによる加熱を塗布層側から行なう場合には、圧
力力ブリを避けるために8弘以下が好ましい。マイクロ
カプセルを作るとき、マイクロカプセル化すべき成分を
0.2wt%以上含有した乳化液から作ることができる
。ジアゾ化合物1重量部に対してカップリング成分は0
.1〜10重量部、塩基性物質は0.1〜20重量部の
割合で使用することが好ましい。有機溶媒は2〜50重
量部、好ましくは5〜25重量部使用する。また、ジア
ゾ化合物は0.05〜20g/m2 塗布することが好
ましい。ジアゾ化合物、カップリング成分及び塩基性物
質はマイクロカプセル化されないときは、サンドミル等
により固体分散して用いるのがよい。この場合、それぞ
れ別々に水溶性高分子溶液中で分散される。好ましい水
溶性高分子としてはマイクロカプセルを作るときに用い
られる水溶性高分子が挙げられる。このとき水溶性高分
子の濃度は2〜30wt$であり、この水溶性高分子溶
液に対してジアゾ化合物、カップリング成分、塩基性物
質は、それぞれ5〜40wt$になるように投入される
。分散された粒子サイズは10IL以下が好ましい。
光フイルタ層としては、該当する波長域に分光吸収をも
つ種々の化合物を用いることができる。また、それら化
合物を光フイルタ層に用いる場合、光フイルタ層内に可
能な限り均一に当該化合物が存在することが望まく、各
種ポリマー、例えばポリビニルアルコールやポリビニル
ピロリドン等にねり込まれた形で存在してもよく、又カ
チオン基を有するポリマーに、アニオン基を有する光吸
収性化合物をイオン相互作用で固定してもよく、更にア
ニオン基を有するポリマーに、カチオン基を有する光吸
収性化合物を固定してもよい。又、光吸収サイトを分子
内の主鎖として、もしくはペンダント基として有するポ
リマーを用いてもよい。又、光吸収性の化合物を水不溶
性のオイルに溶解、乳化して、乳化分散物の形で用いて
もよく、この乳化分散物をポリマーラテックスに吸収さ
せて微細化して用いてもよく、光吸収性化合物を水混和
性有機溶媒に溶解し、ポリマーラテックス液に混合して
ポリマー粒子に含浸させ、後に有機溶媒を取り除いた分
散液を用いてもよい。用いることのできる光吸収性化合
物としては、フェニルサリチレート等のサリチル酸系化
合物、水性ポリエステル等のベンゾフェノン系化合物、
2〜(2’−ヒドロキシ−51−メチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール系化合物。
9−アミノアクリジン等のアクリジン系化合物等幅広−
い化合物の中から望みの波長に吸収のある化合物を適宜
選択して用いることができる。
又、多層構造の時、場合によっては上層の分光吸収特性
を利用して、上層自身をフィルタ層として用いてもよい
上述の感熱記録材料にはサーマルヘッドに対するスティ
ッキングの防止や筆記性を改良する目的で、シリカ、硫
酸バリウム、酸化チタン。
水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、炭酸カルシウム等の顔
料や、スチレンピース、尿素−メラミン樹脂等の微粉末
を使用することができる。また同様に、スティッキング
防止のために金属石けん類も使用することができる。こ
れらの使用量としては0.2〜7g/rs2 である。
更に感熱記録材料には、熱記録濃度を上げるために熱融
解性物質を用いることができる。熱融解性物質としては
常温では固体で、サーマルヘッドによる加熱で融解する
融点50〜150℃の物質であり、ジアゾ化合物、カッ
プリング成分あるいは発色助剤を溶かす物質である。熱
融解什物質は0.1〜10用の粒子状に分散して、固形
分0.2〜7g/m2の量で使用される。熱融解性物質
の具体例としては、脂肪酸アミド、N置換脂肪酸アミド
等が挙げられる。
感熱記録材料は適当なバインダーを用いて塗工すること
ができ、バインダーとしてはポリビニルアルコール、メ
チルセルロース等の各種エマルジョンを用いることがで
きる。使用量は固形分0.5〜5g/112である。
上述の記録材料においては、ジアゾ化合物。
カップリング成分、塩基性物質1発色助剤の少なくとも
1種は有機溶媒に溶解もしくは分散された後マイクロカ
プセル化される。残る反応性物質は、固体分散するかあ
るいは水溶液として、前述のマイクロカプセル分散液と
混合して塗布液を作り、紙や合成樹脂フィルム等の支持
体の上にバー塗布、ブレード塗布、エアナイフ塗布等の
塗布法により塗布乾燥して固形分2.5〜15g/+s
?の感熱層を設ける。また別の方法としては、反応性物
質と有機溶媒とを含有するマイクロカプセル層と、残る
反応性物質を含有する層とを積層して設ける積層構造の
ものも挙げられる。また、感熱記録材料の支持体として
は、紙を特に有利に用いることができるが、カオリン、
タルク、アルミナ等の顔料をポリビニルアルコール、ゼ
ラチン、カルポキシメチルセルロ〜ス、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ヒドロキシピロピルセルロース合成樹脂
ラテックス中に分散した液を塗布乾燥した紙を用いても
よい。
上述のような感熱記録材料に対して、この発明では第1
図で示すような電子ボードを構成する。すなわち、電子
ボードの記録シートlはロール2に巻回されており、ロ
ーラ3,3.・・・を経てローラ4に搬送されて巻取ら
れるようになっており、その途中の平坦部がマジックイ
ンク等で書込むためのボード部5となっている。なお、
対象とする電子ボードは必ずしもシート巻取型に限らず
、本ボードは固定しておいて、読取りヘッドがボード面
を動きながら読みとるタイプでもよい。記録シートlの
書込側にはミラー6及び7が配設されており、書込まれ
た記録シートl上のライン部IAの情報をレンズ8を介
してラインセンサlOで読取り、その読取情報をメモリ
に記憶する。この場合、ラインセンサlOの前面には2
色(たとえば赤R及び黒BK)カラーフィルタ11が設
けられており、たとえば最初にRフィルタで赤貝外の記
録を読取って記憶した後、記録シート1を元に戻して再
度搬送すると共に、赤情報を読取るためのフィルタに切
換えてから画像を読取って記憶する。なお、かかる画像
情報の読取は、2色を別々に読取る2個のラインセンサ
を用いるようにすれば、記録シート1の戻しや再送は必
要なくなる。
このようにして、電子ボード部5に書込まれたカラーの
画像情報は色分解されて読取られ、メモリに記憶されて
後に第2図に示すような構成で2色の記録・定着を行な
う。すなわち、感熱記録材料100は搬送ローラ101
及び102でN方向に搬送され、搬送ローラ101及び
102の下方に異なった温度又は同一温度で発熱し、感
熱記録材料100の熱発色要素を発色させて記録を行な
うサーマルヘッド103及び104が設けられている。
そして、サーマルヘッド103と104との間に光照射
ゾーン10Bが割当てられており、この光照射ゾーン1
06にランプ等の光源を含む光源ボックス105から光
ガイド部材110を介して所定波長の光が一面に照射さ
れるようになっており、搬送ローラ101及びサーマル
ヘッド103で記録されていない部分の熱発色要素の中
の特定要素を分解して定着を行なう。光ガイド部材11
0は、たとえば第3図に示すように、断面矩形状のガイ
ド材112内に多数の光ファイバ111を束ねて構成さ
れており、光源ボックス105の光を光照射ゾーン10
8に伝送して照射できるものであれば良い。
このような構成とすることにより、光源ボックス105
は光照射ゾーン106から離れた位置に置くことができ
ると共に、光ガイド部材110で光を伝送して来て照射
できるのでサーマルヘラド103及び104の間隔を狭
くすることができる。したがって、装置も小型となり、
感熱記録材料100のサーマルヘッド103から104
までの要搬送時間が短かくなり、多色記録では全体的な
記録速度を大きく向上させることができる。
第4図はその制御系を示すものであり、全体の制御を行
なうCPU40にはシステムバスCBを介してRON4
1及びRAM42が接続されると共に、搬送機構を制御
するための搬送制御部43が接続され、画像信号PSは
入力インタフェース43を経てRB色のバッファメモリ
413R及び46Bに入力されて記憶されるようになっ
ている。これらバッファメモリ4BR及び48Bはそれ
ぞれメモリ制御部44で制御され、インタフェース43
及びメモリ制御部44はcpuaoで制御される。また
、システムバスCBには光源制御部45が接続され、光
源ボックス105内の光源を制御するようになっており
、CPU40は更にサーマルヘッド制御部47R及び4
7Bを制御し、それぞれバッファメモリ4BR及び48
Bに記憶されているデータに基づいてサーマルヘッド1
03及び104に所定の信号を送るようになっている。
このような構成において、感熱記録材料1は、上述した
ように支持体上にジアゾ化合物及びカップリング成分が
熱発色する熱発色要素を設け、熱発色要素が温度の異な
る複数の熱又は同一温度によって発色し、上記ジアゾ化
合物が波長の異なる複数の光線によって分解するもので
ある。ここに、画像信号PSは入力インタフェース43
を介して色分解され、メモリ制御部44を介して各色に
対応したRBのバッファメモリ48R及び48Bに蓄積
される。また、CPU40は搬送制御部43を介してス
トッカから感熱記録材料1を1枚ずつ取り出し、搬送機
構で記録部への搬送を制御するようになっており、その
搬送に従ってサーマルヘッド103,104を制御する
。この場合、光源制御部45はcpuaoを介して記録
動作の開始時に既にオンされており、光源ボックス10
5の中に設けられている光源は光ガイド部材110を介
して所定波長の光を光照射ゾーン106に照射しており
、光照射ゾーン106を通過する感熱記録材料IAに対
してジアゾ化合物が波長の異なる光線によってそれぞれ
分解される。
なお、上述した実施例では、サーマルヘッド104によ
り発色した熱発色要素を発色させ、記録を行なった後に
は光照射により発色要素を分解し、定着を行なうように
していないが、サーマルヘッド104の下流に光源ボッ
クス105及び光ガイド部材110と同様の光照射機構
を設け、発色要素を分解して定着を行なうようにしても
良い。また、上述した実施例では2色についての記録手
法を説明したが、記録する色の数は2種類に限定される
ものではなく、3色以上のカラーを記録をするようにす
ることも可能である。
(発明の効果) 以」二のようにこの発明の電子ボードによれば、支持体
上にジアゾ化合物及びカップリング成分から成る熱発色
要素を設け、熱発色要素が複数の異なる温度域の熱又は
同一温度域の熱によって発色するものであり、ジアゾ化
合物が波長の異なる複数の電磁線によって分解するもの
である感熱記録材料を記録材料に用いており小型装置で
かつ高速に、電子ボードに書かれたカラー画像を少なく
とも2色でハードコピーすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一例を示す構成図、第2図は記録部
の詳細を示す図、第3図は光ガイド部材の一例を示す構
造図、第4図はその制御系の一例を示すブロック構成図
である。 l・・・記録シート、2・・・ロール、6,7・・・ミ
ラー、10・・・ラインセンサ、11・・・フィルタ、
40・・・CPU、41・・・ROM、42・・・RA
M、43・・・搬送制御部。 44・・・メモリ制御部、100・・・感熱記録材料、
101゜102・・・搬送ローラ、103,104・・
・サーマルヘッド、105・・・光源ボックス、106
・・・光照射ゾーン、110・・・光ガイド部材。 某1 図 第 2 図 蔓3 図 手続補正書 昭和61年2月5日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電子ボード部に書かれたカラー画像を読取って記憶する
    読取・記憶手段を有し、支持体上に層設されているジア
    ゾ化合物及びカップリング成分から成る熱発色要素が、
    異なる温度域の熱又は同一の温度域の熱によって発色す
    るものであり、前記ジアゾ化合物が電磁線によって分解
    するものである感熱記録材料に対して、複数のサーマル
    ヘッドをそれぞれ近接して配設すると共に、前記各サー
    マルヘッドの間に光ガイド部材の一端を配設して他端に
    光源を設け、前記読取・記憶手段の内容に基づいて前記
    サーマルヘッドを駆動制御し、前記熱発色要素を発色さ
    せて記録を行ない、更に前記光ガイド部材で誘導された
    光を照射して前記熱発色要素を分解し、定着を行なうこ
    とによって2色画像を出力できるようにしたことを特徴
    とする2色電子ボード。
JP60272932A 1985-12-04 1985-12-04 2色電子ボ−ド Pending JPS62132697A (ja)

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