JP2664133B2 - 感熱記録装置 - Google Patents

感熱記録装置

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JP2664133B2
JP2664133B2 JP60103501A JP10350185A JP2664133B2 JP 2664133 B2 JP2664133 B2 JP 2664133B2 JP 60103501 A JP60103501 A JP 60103501A JP 10350185 A JP10350185 A JP 10350185A JP 2664133 B2 JP2664133 B2 JP 2664133B2
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    • G03D13/00Processing apparatus or accessories therefor, not covered by groups G11B3/00 - G11B11/00
    • G03D13/002Heat development apparatus, e.g. Kalvar
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/315Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material
    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03CPHOTOSENSITIVE MATERIALS FOR PHOTOGRAPHIC PURPOSES; PHOTOGRAPHIC PROCESSES, e.g. CINE, X-RAY, COLOUR, STEREO-PHOTOGRAPHIC PROCESSES; AUXILIARY PROCESSES IN PHOTOGRAPHY
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は感熱記録装置に関するものであり、特に多
色に発色する感熱記録材料の記録装置に関する。更に詳
しくは、熱印字と熱印字の間に特定の単位発色グループ
中の少なくとも1つの発色成分を実質的な意味で選択的
に光分解することにより、異なった色相の記録像(カラ
ー画像)を確実に得ることのできる感熱記録材料の記録
装置に関する。 (発明の技術的背景とその問題点) 情報産業の急激な発展に伴ない、計算機,ファクシミ
リをはじめとする情報機器の端末機から、簡便にカラー
ハードコピーを得たいという要求が強まってきている。
この方法として、インクジェット方式や感熱転写方式が
検討されている。しかし、インクジェット方式は、細か
いノズルから色材入りのインクを飛ばす方式であるた
め、色材や他の内容物がノズルに詰まり易く、記録の信
頼性に欠けるという大きな欠点を有する。また、感熱転
写方式は、インクシート上のシートをイメージライクに
加熱溶解して、紙に転写する方式であるため、例えば4
色のカラー画像を得るには4枚のインクシートを使用す
る必要があり、多量のインクシートを用い不経済であ
る。また、インクジェット方式の場合、使用者は常にイ
ンク液が不足しないように心がける必要があり、感熱転
写方式の場合は、インクシートが不足しないように心が
ける必要がある。即ち、両方式とも使用者に繁雑な管理
を強いるものである。 一方、この繁雑な管理が不要で、記録の信頼性の高い
方式として、感熱発色方式が知られており、白黒のファ
クシミリやプリンタの分野で近年急速に普及してきてい
る。この方式は、支持体上に発色機構を有する層を塗設
した記録材料に特徴があり、使用者にとっては簡便な方
式であるため、多色の感熱発色方式の開発が望まれてい
た。 しかし、多色化を行なうためには、発色色数に応じた
数の発色機構を同一支持体上に組込み、各発色機構を制
御して作用させる必要があり、従来多くの努力がなされ
てきたが、発色の制御が十分に行なわれているものはな
かった。例えば特公昭49−69号公報に記載の如く、異な
った発色温度で異なった色調に発色する2種類の発色成
分を同一の感熱発色層中で混合使用した記録材料、又は
特公昭51−11989号公報,同52−133991号公報,特開昭5
4−88135号公報等に記載の如く、発色成分の発色温度の
高低により、それぞれ高温感熱発色層及び低温感熱発色
層に別々に用い、これら2層を支持体上に順次積層した
記録材料がある。また更には、特公昭50−17866号公報
や同51−5791号公報等に示されている如く、上記高温及
び低温発熱層の他に、高温感熱発色層の画像形成の際、
この画像形成部に対応する低温感熱発色層中の発色成分
に対して、消色効果を示す消色剤を組込んだ記録材料が
挙げられる。しかし、これら従来の多色感熱記録材料は
いずれもいくつかの難点を示し、満足できるものはなか
った。 例えば、支持体上に1又は2層の感熱発色層を設けた
記録材料を用いて低温および高温記録により、それぞれ
色調の異なる低温および高温発色画像を形成した場合、
高温発色画像の色調が低温発色画像の色調と混色を生
じ、記録条件(温湿度,印字機種)が変わったときに混
色程度が変わり、一定の安定した色調の画像が得にく
い。また、高温記録の時、その周辺部に印温記録の時と
同じ温度の領域が生じるため、高温記録画像の周辺に低
温発生領域が生じる。一般にこの現象は隈取り又はニジ
ミと言われ、画像の鮮明さを損なう原因となっていた。
さらに、消色機構を有する記録材料においては混色は防
ぐことができが、色ニジミの問題は解消されていない。 (発明の目的) この発明の目的は、意図通りの色相に発色する発色機
構を有し、混色のない発色型多色感熱記録材料に対する
記録装置を提供することであり、更に色ニジミのない鮮
明な画像を得ることのできる発色型多色感熱記録材料に
対する記録装置を提供することにある。 (発明の概要) この発明は、支持体上に常温以上の特定の温度域で固
有の色を発色する3種類の単位発色グループを含む熱発
色要素を有し、前記単位発色グループの少なくとも2つ
はそのグループに固有の波長の電磁線で分解するジアゾ
化合物及びカップリング成分を含んでいる感熱記録材料
の光定着型記録装置であって、 前記感熱記録材料の搬送を行う搬送機構と、前記感熱
記録材料の搬送方向と直交する方向に移動しつつ1ライ
ンの記録動作を行う記録用ヘッドと、この記録用ヘッド
の走査を行う走査機構と、前記搬送機構及び走査機構を
制御すると共に前記記録用ヘッドの記録動作を制御する
制御手段とを具備し、 前記記録用ヘッドは、前記単位発色グループ発色用に
設けた平行する3列のライン状発熱抵抗体と、この3列
ライン状発熱抵抗体の間に平行に設けられ、前記2つの
発色グループの定着用の2種の波長の電磁線を導く2つ
の電磁線射出体とから形成され、 前記記録用ヘッドの1ラインの走査により、第1の熱
発色要素で第1色を記録すると共に第1色に対する定着
を行い、第2の熱発色要素で第2色を記録すると共に第
2色に対する定着を行い、第3の熱発色要素で第3色を
記録して、1ラインの多色カラー画像を形成し、以後感
熱記録材料の1ライン毎の搬送と記録用ヘッドの走査を
繰り返して、感熱記録材料に多色カラー画像を形成する
ようにしたものである。 (発明の実施例) 先ずこの発明に用いる感熱記録材料は、異なる色相に
発色する複数の単位発色グループ(熱発色要素)G1,G2
……Gn(nは2以上の整数)を支持体上に有し、各々の
単色発色グループGi(iは整数)は a)常温以上の特定の温度Ti℃に加熱されると、発色す
る機能を実現するための2種以上の化合物から成る。 b)上記a)の各発色温度Tiは各々異なり、 T1<T2<T3………Tl(2≦l≦n)であり、 c)上記a)の2種以上の化合物の少なくとも1種は、
記録材料外より与えられた波長λi(nm)(200nm<λ
i<700nm)成分を含んでいる光で、実質的な意味で選
択的に光分解する。 d)この光分解性の化合物以外の化合物は、必要に応じ
て他の単色発色グループに属する化合物と共通であって
もよい。 ことを特徴とする感熱記録材料を先ずT1より高くT2より
低い温度で単色発色グループG1のみを発色させる。次
に、波長λ成分を含む光を照射して単位発色グループ
G1内の光分解性化合物を光分解し、G1が発色しないよう
にする。そして、T2より高くT3より低い温度で単位発色
グループG2のみを発色させ、以下同様に光分解,温度制
御された記録を繰返し、各々の単位発色グループを独立
に次々と記録発色させれば、意図どおりの色相を有する
多色のカラー画像を得ることができる。 上述の方法によれば、意図どおりの単色発色グループ
のみを順次独立に発色させることができ、この特性を利
用して混色,色ニジミのない多色画像を得ることができ
る。 なお、単位発色グループGi中の光分解性化合物を選択
的に光分解するとき、必ずしも波長λの光のみを用い
る必要はなく、他の光分解性化合物を同時に光分解しな
ければよい。ただし、必要に応じて、他の光分解性化合
物を同時に光分解してもよい。また、最後に発色する単
位発色グループは光分解しなくてもよい。また、上記
b)は、各発色温度Tiが実質的に同じであり、T1=T2
……=Tl(2≦l≦n)であってもよい。 上述の多色感熱記録材料について、更に詳しく説明す
る。 各単位発色グループは、基本的には、ジアゾ化合物
と、カプラーと、必要に応じて塩基性物質又は酸性物質
とから成る。また、各単位発色グループが発色した時の
色相は、主としてジアゾ化合物とカプラーが反応して生
成したジアゾ色素により決定される。従って、良く知ら
れているように、ジアゾ化合物の化学構造を変更する
か、カプラーの化学構造を変更すれば容易に発色色相を
変えることができ、組合せ次第でほぼ任意の発色色相を
得ることができる。このため、1つの層の中に種々のジ
アゾ化合物を分散しておき、1種類のカプラーや他の添
加剤を同じ層中に組入れても良く、この時は、各単位発
色グループは異なるジアゾ化合物と、他と共通のカプラ
ーおよび他の添加剤とより構成される。又、いくつかの
層中に別々のカプラーを分散しておき、ジアゾ化合物や
添加剤は同じものを各層に組入れる場合もある。この場
合は、各単位発色グループは、異なるカプラーと他に共
通のジアゾ化合物及び添加剤とによって構成される。何
れにしても、各単位発色グループは、発色色相が異なる
ように組合された1ケ以上のジアゾ化合物と、1ケ以上
のカプラー及び他の添加剤とにより構成される。 次に、選択光分解について説明する。 光分解の化合物とは主に芳香族ジアゾ化合物を指し、
更に具体的には芳香族ジアゾニウム塩、ジアゾスルホネ
ート化合物、ジアゾアミノ化合物等の化合物を指す。以
下、代表として主にジアゾニウム塩を例に挙げて説明す
る。ここで用いることのできる選択光分解の方法とし
て、主に次の2種の方法及びがある。すなわち、
用いるジアゾニウム塩の化学構造を変えてその光分解波
長を変える方法、単位発色グループGi内の光分解性化
合物に到達する光を、フィルタ層等を用いて細分化する
方法である。方法は一般に良く知られている。普通、
ジアゾニウム塩の光分解波長はその吸収極大波長である
といわれている。また、ジアゾニウム塩の吸収極大波長
はその化学構造に応じて、200nm位から700nm位まで変化
することが知られている。即ち、ジアゾニウム塩を光分
解性化合物として用いると、その化学構造に応じた特定
の波長の光で分解し、また、ジアゾニウム塩の化学構造
を変えれば、同じカプラーとカップリング反応した時の
色素の色相も変化し、好まく用いることができる。次
に、方法について説明する。例えば、上層に400〜430
nmで光分解するジアゾニウム塩の分散物とカプラーの分
散物およびアルカリの分散物を含有させておき、その下
に415nm以下の光を遮断する光吸収性の化合物を分散し
たフィルタ層を設け、その下にカプラーのみが上層と異
なり、上層と発色色相が異なる層を設ける。この記録材
料をまず記録発色させ、上層と下層を発色させる。次
に、415nm以上の光成分のみを持つ光を記録材料に照射
し、上層のジアゾニウム塩を光分解する。次に又、熱記
録を行ない下層のみを発色させ、後に415nm以下の光成
分を持つ光源で光照射を行なう。このように記録材料内
部に光フィルタ層を設けたり、ジアゾニウム塩粒子のま
わりを光フィルタ性の物質で覆うことによっても選択光
分解を行なうことができ、有用に用いることができる。 一方、発色温度制御の方法には大別して2つの方法が
ある。1つは、主にカプセル壁を用いた場合に有利に用
いることのできる方法で、カプセル壁の材質を変えるこ
とにより、カプセル壁の物質透過特性を変化させ顕著に
発色温度を変える方法である。この方法の例としては、
例えばカプセル壁をポリウレタンで作る方法、ポリウレ
アで作る方法、ポリウレタン/ポリウレアの混合で作る
ウレアもしくはウレタン間の化学構造を変える等の方法
がある。もう1つの方法は、多層構成を用いる方法であ
る。発色助剤はその発色温度を低下させる目的で用いて
いるが、各層ごとにこの発色助剤の添加量を変えてやれ
ば、容易に発色温度を制御することができる。 感熱記録材料の単位発色グループ内の各構成成分は、
ある成分は分散物の形で塗設し、ある成分は溶液として
塗設してもよく、また、全ての成分を分散物として塗設
してもよい。この分散物として塗設する場合、各成分を
サンドミルやボールミル,ダイノミル等を用いていわゆ
る「固体分散物」として用いてもよいが、水不溶性の有
機溶剤と共にマイクロカプセル化してもよく、また、あ
る成分は「固体分散物」の形で用い、ある成分はマイク
ロカプセルに内包した形で用いてもよい。このマイクロ
カプセルを用いた場合、マイクロカプセルの芯および外
に存在する反応性物質は、加熱時、マイクロカプセル壁
を通過し反応する。この場合、有機溶媒が存在すると保
存時の発色かぶりが大きく減少し、発色速度と発色濃度
が大きく増大するために望ましく用いることができる。
発色速度や濃度が増大するのは、加熱時に溶媒がマイク
ロカプセル壁を膨張させ、反応性物質の透過を促進する
ためであると考えられる。また、発色反応の律速階段は
リアクタント同志の相互溶解であり、この場合有機溶媒
が存在すると、加熱時のリアクタント同志の相互溶解速
度が増大するため、発色速度や濃度が増大すると考えら
れる。特に各単位発色成分のうちのジアゾ化合物をマイ
クロカプセル内に内含した時に、保存時の発色かぶり減
少効果を大きくすることができる。 この発明に用いる加熱記録材料では、芯物質となるジ
アゾ化合物,カップリング成分もしくは発色助剤等の反
応性物質の少なくとも1種を有機溶媒に溶解もしくは分
散した後、界面重合や外部重合及び内部重合等の重合法
により生じる壁物質で反応性物質と有機溶媒とを含有す
る芯物質をマイクロカプセル化することが好ましい。壁
物質としてはポリウレタン,ポリウレア,ポリアミド,
ポリエステルが好ましい。芯物質に用いられる有機溶媒
は水に不溶性の高沸点の溶媒である。沸点は180℃以上
が好ましく、その具体例としては、リン酸エステル,フ
タル酸エステルその他のカルボン酸エステル,脂肪酸ア
ミド,アルキル化ビフエニル等が用いられる。また、カ
プセル化時、カプセル内に内包させる物質の補助溶媒と
して、塩化メチレン,ジクロルエタン等のハロゲン化ア
ルキル化合物、あるいは酢酸エチル,酢酸プロピル等の
各種のエステル化合物を高沸点有機溶媒に併用してもよ
い。 感熱記録材料に用いることのできるジアゾ化合物は、
一般式ArN2 +X-で示されるジアゾニウム塩,ジアゾスル
ホネート,ジアゾアミノ化合物を代表とするカップリン
グ成分とカップリング反応を行ない、かつ光分解できる
化合物である。ジアゾニウム塩は、一般式ArN2 +X-で示
される化合物である。 この発明に用いる感熱記録材料では、光分解波長が異
なるジアゾニウム塩を用いることが望ましい態様の1つ
であるが、400nm付近に光分解波長を有する化合物とし
ては、4−ジアゾ−1−ジメチルアミノベンゼン,4−ジ
アゾ−1−ジエチルアミノベンゼン,4−ジアゾ−1−ジ
プロピルアミノベンゼン等を挙げることができ、300〜3
70nmに光分解波長を有する化合物としては、1−ジアゾ
−4−(N,N−ジオクチルカルバモイル)ベンゼン,1−
ジアゾ−2−オクタデシルオキシベンゼン等を挙げるこ
とができる。以上挙げた例に代表される芳香族ジアゾニ
ウム化合物は、その置換基を任意に変えることにより幅
広くその光分解波長を変えることができる。 酸アニオンの具体例としては、GnF2n1COO-(nは3
〜9を表わす)、CmF2m1SO3 -(mは2〜8を表わす)
等が挙げられる。 この発明の感熱記録材料に用いられるカップリング成
分としては、例えば塩基性雰囲気でジアゾ化合物(ジア
ゾニウム塩)とカップリングして色素を形成するもので
あり、具体例としてはレゾルシン、フロログルシン、2,
3−ジヒドロキシナフタレン−6−スルホン酸ナトリウ
ム等が挙げられる。更にこれらのカップリング成分を2
種以上併用することによって任意の色調の画像を得るこ
とができる。感熱記録材料に用いられる塩基性物質とし
ては水難溶性ないしは水不溶性の塩基性物質や、加熱に
よりアルカリを発生する物質が用いられる。それらの例
としては無機及び有機アンモニウム塩、有機アミン,ア
ミド,尿素やチオ尿素及びその誘導体,チアゾール類,
ピロール類等の含窒素化合物が挙げられる。また、感熱
記録材料に用いることのできる発色剤とは、加熱記録時
の発色濃度を高くもしくは最低発色温度を低くする物質
であり、カプラー,アルカリもしくはジアゾ化合物融解
点を下げたり、カプセル壁の軟化点を低下する作用によ
り、ジアゾ,アルカリ,カプラーが反応し易い状況を作
っている。発色助剤としてはフェノール化合物,アルコ
ール性化合物等があり、具体例としては、P−t−オク
チルフェノール,P−ベンジルオキシフェノール,P−オキ
シ安息香酸フェニル等の化合物を挙げることができる。 感熱記録材料に用いるマイクロカプセルは、芯物質を
乳化した後、その油滴の周囲に重合反応により高分子物
質の壁を形成して作られる。高分子物質を形成するリア
クタントは油滴の内部及び/又は油滴の外部に添加され
る。高分子物質の具体例としては、ポリウレタン,ポリ
ウレア,ポリアミド,ポリエステル等がある。高分子物
質の物性としては、熱記録時の温度で融解しない50℃以
上の融点を持つ高分子物質が望ましい。単位発色グルー
プの成分であるジアゾ化合物,カプラー,塩基性物質の
うち何れの成分も独立、または組合せてマイクロカプセ
ル中に内包してもよい。また、2種以上のジアゾ化合物
カプラー,塩基性物質を用いる場合も同一マイクロカプ
セル中に内包してもよく、又異なったマイクロカプセル
中に内包してもよい。 マイクロカプセル壁の作り方としては、特に油滴内部
からのリアクタントの重合によるマイクロカプセル化法
に使用する場合、その効果が大きい。即ち、短時間内に
均一な粒径をもち、正保存性にすぐれた記録材料として
好ましいカプセルを得ることができる。例えばポリウレ
タンをカプセル壁材として用いる場合には、多価イソシ
アネート及びそれと反応しカプセル壁を形成する第二の
物質(たとえばポリオール)をカプセル化すべき油性液
体中に混合して水中に乳化分散し、次に温度を上昇する
ことにより油滴界面で高分子形成反応を起して、マイク
ロカプセル壁を形成する。このとき、油性液体中に低沸
点の融解力の強い補助剤を用いることができる。マイク
ロカプセルを作るときに、乳化及び乳化物の凝集防止の
目的で水溶性高分子を用いることができるが、水溶性高
分子とは水溶性のアニオン性高分子,ノニオン性高分
子,両性高分子を含んでおり、アニオン性高分子として
は天然のものでも合成のものでも用いることができ、例
えば−COO-,−SO3 -基等を有するものが挙げられる。
又、合成品としては無水マレイン酸系(加水分解したも
のも含む)共重合体、アクリル酸系(メタクリル酸系も
含む)重合体及び共重合体、ビニルベンゼンスルホン酸
系重合体及び共重合体、カルボキシ変性ポリビニルアル
コールなどがある。これらの水溶性高分子は0.01〜10wt
%の水溶液として用いられる。マイクロカプセルの粒径
は20μ以下に調整される。一般に粒径が20μを越えると
記録画質が劣りやすい。特に、サーマルヘッドによる加
熱を塗布層側から行なう場合には、圧力カブリを避ける
ために8μ以下が好ましい。マイクロカプセルを作ると
き、マイクロカプセル化すべき成分を0.2wt%以上含有
した乳化液から作ることができる。ジアゾ化合物1重量
部に対してカップリング成分は0.1〜10重量部、塩基性
物質は0.1〜20重量部の割合で使用することが好まし
い。有機溶媒は2〜50重量部、好ましくは5〜25重量部
使用する。また、ジアゾ化合物は0.05〜20g/m2塗布する
ことが好ましい。ジアゾ化合物、カップリング成分及び
塩基性物質はマイクロカプセル化されないときは、サン
ドミル等により固体分散して用いるのがよい。この場
合、それぞれ別々に水溶性高分子溶液中で分散される。
好ましい水溶性高分子としてはマイクロカプセルを作る
ときに用いられる水溶性高分子が挙げられる。このとき
水溶性高分子の濃度は2〜30wt%であり、この水溶性高
分子溶液に対してジアゾ化合物,カップリング成分,塩
基性物質は、それぞれ5〜40wt%になるように投入され
る。分散された粒子サイズは10μ以下が好ましい。 光フィルタ層としては、該当する波長域に分光吸収を
もつ種々の化合物を用いることができる。また、それら
化合物を光フィルタ層に用いる場合、光フィルタ層内に
可能な限り均一に当該化合物が存在することが望まし
く、各種ポリマー、例えばポリビニルアルコールやポリ
ビニルピロリドン等にねり込まれた形で存在してもよ
く、又カチオン基を有するポリマーに、アニオン基を有
する光吸収性化合物をイオン相互作用で固定してもよ
く、更にアニオン基を有するポリマーに、カチオン基を
有する光吸収性化合物を固定してもよい。又、光吸収サ
イトを分子内の主鎖として、もしくはペンダント基とし
て有するポリマーを用いてもよい。又、光吸収性の化合
物を水不溶性のオイルに溶解,乳化して、乳化分散物の
形で用いてもよく、この乳化分散物をポリマーラテック
スに吸収させて微細化して用いてもよく、光吸収性化合
物を水混和性有機溶媒に溶解し、ポリマーラテックス液
に混合してポリマー粒子に含浸させ、後に有機溶媒を取
り除いた分散液を用いてもよい。用いることのできる光
吸収性化合物としては、フェニルサリチレート等のサリ
チル酸系化合物、水性ポリエステル等のベンゾフェノン
系化合物,2−(2′−ヒドロキシ−5′−メチルフェニ
ル)ベンゾトリアゾール等のベンゾトリアゾール系化合
物,9−アミノアクリジン等のアクリジン系化合物等幅広
い化合物の中から望みの波長に吸収のある化合物を適宜
選択して用いることができる。又、多層構造の時、場合
によっては上層の分光吸収特性を利用して、上層自身を
フィルタ層として用いてもよい。 上述の感熱記録材料には感熱ヘッドに対するスティッ
キングの防止や筆記性を改良する目的で、シリカ,硫酸
バリウム,酸化チタン,水酸化アルミニウム,酸化亜
鉛,炭酸カルシウム等の顔料や、スチレンビース,尿素
−メラミン樹脂等の微粉末を使用することができる。ま
た同様に、スティッキング防止のために金属石けん類も
使用することができる。これらの使用量としては0.2〜7
g/m2である。 更に感熱記録材料には、熱記録濃度を上げるために熱
融解性物質を用いることができる。熱融解性物質として
は常温では固体で、サーマルヘッドによる加熱で融解す
る融点50〜150℃の物質であり、ジアゾ化合物,カップ
リング成分あるいは発色助剤を溶かす物質である。熱融
解性物質は0.1〜10μの粒子状に分散して、固形分0.2〜
7g/m2の量で使用される。熱融解性物質の具体例として
は、脂肪酸アミド,N置換脂肪酸アミド等が挙げられる。 感熱記録材料は適当なバインダーを用いて塗工するこ
とができ、バインダーとしてはポリビニルアルコール,
メチルセルロース等の各種エマルジョンを用いることが
できる。使用量は固形分0.5〜5g/m2である。 上述の記録材料においては、ジアゾ化合物,カップリ
ング成分,塩基性物質,発色助剤の少なくとも1種は有
機溶媒に溶解もしくは分散された後マイクロカプセル化
される。残る反応性物質は、固体分散するかあるいは水
溶液として、前述のマイクロカプセル分散液と混合して
塗布液を作り、紙や合成樹脂フイルム等の支持体の上に
バー塗布,ブレード塗布,エアナイフ塗布等の塗布法に
より塗布乾燥して固形分2.5〜15g/m2の感熱層を設け
る。また別の方法としては、反応性物質と有機溶媒とを
含有するマイクロカプセル層と、残る反応性物質を含有
する層とを積層して設ける積層構造のものも挙げられ
る。また、感熱記録材料の支持体としては、紙を特に有
利に用いることができるが、カオリン,タルク,アルミ
ナ等の顔料をポリビニルアルコール,ゼラチン,カルボ
キシメチルセルロース,ヒドロキシエチルセルロース,
ヒドロキシプロピルセルロース合成樹脂ラテックス中に
分散した液を塗布乾燥した紙を用いてもよい。 上述した感熱記録材料は、高速記録の要求されるファ
クシミリや電子計算機のプリンタ用紙として用いること
ができる。この場合、通常のファクシミリやプリンタと
は異なり、光分解用の露光ゾーンを持っている必要があ
る。光分解用の光源としては、希望する波長の光を発す
る種々の光源を用いることができ、例えば蛍光灯,湿式
ジアゾコピーに用いられている蛍光灯,静電写真機に用
いられている蛍光灯,キセノンランプ,キセノンフラッ
シュランプ,低圧又は中圧又は高圧又は超高圧水銀灯,
写真用フラッシュ,ストロボ,ハロゲンランプ,エレク
トロミネッセンスセル等種々の光源を用いることができ
る。 上述のような感熱記録材料に対して、この発明では第
1図(A)及び(B)に示すような記録装置を用いてカ
ラー画像を記録する。すなわち、所定の寸法に裁断され
た感熱記録材料1はストッカ2に集積されて収納されて
おり、ストッカ2の底部から1枚ずつ搬送ベルト機構11
によって取出されて記録部へ搬送されるようになってい
る。なお、この実施例では、感熱記録材料1Aは赤(R)
色の方が青(B)色よりも低い温度域で発色し、異なる
波長域で光分解する赤と青の感熱発色要素を有するもの
とする。搬送されて来た感熱記録材料1Aは、複数個のロ
ーラ12に巻回されたベルト13等で成る搬送/記録機構14
でカラー記録されてから集積箱4まで搬送される。搬送
ベルト機構11及び搬送/記録機構14で搬送機構10を形成
している。また、搬送/記録機構14の上方には後述する
記録用ヘッドとしてのサーマルヘッド20が配設されてお
り、このサーマルヘッド20は走査機構21によって感熱記
録材料1Aの搬送方向と直交する方向に移動されるように
なっている。更に、装置全体はカバー3によって遮光さ
れている。 第2図は搬送/記録機構14のベルト13上の感熱記録材
料1Aとサーマルヘッド20の位置関係を示しており、感熱
記録材料1Aは搬送/記録機構14によってM方向に搬送さ
れ、長形状のサーマルヘッド20は長さlであり、走査機
構21によってN1又はN2方向に移動されるようになってい
る。また、サーマルヘッド20は第3図(A),(B)に
示す如く長形状となっており、長手方向にアレイ状の2
本の抵抗発熱体列23及び24が配設されると共に、その間
に矩形状の端面形状の光ファイバ25が束状に配設され、
遮光ボックス26内に設けられた光源ランプ27からの光を
導いて感熱記録材料1Aに赤色の発色素系を光分解する光
を照射する光照射ユニット22が設けられている。なお、
光照射ユニットとしては、サーマルヘッド内に発光ダイ
オード等の光源を矩形状に配設しても良い。抵抗発熱体
列23及び24は、感熱記録材料の種類に応じて異なる温度
で発熱され、青色,赤色の異なる2色を記録できるよう
になっている。 一方、第4図はこの発明の感熱記録装置の制御系を示
しており、全体の制御を行なうCPU40にはシステムバスC
Bを介してROM41及びRAM42が接続されると共に、搬送機
構10及び走査機構21を制御するための搬送制御部43及び
走査制御部49が接続され、画像信号PSは入力インタフェ
ース45を経てR(赤)及びB(青)の信号がそれぞれ1
ライン毎に交互にバッファメモリ46a及び46bに入力され
て記憶されるようになっている。これらバッファメモリ
46a及び46bはそれぞれメモリ制御部44で制御され、入力
インタフェース45及びメモリ制御部44はCPU40で制御さ
れる。また、システムバスCBには光源制御部48が接続さ
れ、サーマルヘッド20内の光源22をオンオフ制御するよ
うになっており、CPU40は更に感熱抵抗体列制御部47a及
び47bを制御し、それぞれバッファメモリ46a及び46bに
記憶されているデータに基づいて、サーマルヘッド20内
の発熱抵抗体列23及び24に所定の信号を送るようになっ
ている。 このような構成において、その動作を第5図(A)〜
(C)のタイミングチャートを参照して説明する。 搬送機構10によってストッカ2から感熱記録材料1が
搬送され、サーマルヘッド20に対して第2図の実線の位
置関係となった時に搬送が停止される。この時、バッフ
ァメモリ46a及び46bには既に画像信号PSが色分解され
て、赤及び青の信号がそれぞれ1ライン毎に交互に記憶
されている。この状態(時点t1)から発熱抵抗体列制御
部47aを介して発熱抵抗体列23をオンし、赤の画像信号
で各発熱体を低い温度域に発熱制御し、更に光源制御部
48を介して光源22をオンすると共に、走査機構21によっ
てサーマルヘッド20をN1方向に移動し、移動後に発熱抵
抗体列制御部47bを介して発熱抵抗体列24をオンし、青
の画像信号で各発熱体を高い温度域に発熱制御する。こ
のような走査を時点t2まで行なうことにより、第2図に
示すような感熱記録材料1Aの領域AR1に1ライン分のカ
ラー画像を記録することができる。この時、サーマルヘ
ッド20は感熱記録材料1Aの他端に達しており、この状態
から時点t3までの間に、第5図(B)に示す如く搬送機
構10によって感熱記録材料1Aを距離lだけM方向に移動
する。これによりサーマルヘッド20は第2図の20A位置
となるので、この状態(時点t3)から第5図(C)に示
す如く発熱抵抗体列24は発熱抵抗体列制御部47bを介し
てオンされ、赤の画像信号で各発熱抵抗体が低い温度域
に発熱制御され、光源制御部48を介して光源22をオンす
ると共に、サーマルヘッド20をN2方向に移動し、青の画
像信号で各発熱抵抗体が高い温度域で発熱制御される。
この走査を時点t4まで行なうことにより、感熱記録材料
1Aの領域AR2に次の1ラインのカラー画像を記録するこ
とができる。そして、時点t4〜t5の間に感熱記録材料1A
を距離lだけM方向に搬送してから、上述した領域AR1
と同様にサーマルヘッド20をN1方向に走査することによ
って領域AR3にカラー画像を記録することができる。 以上説明した動作を繰り返すことにより、感熱記録材
料1Aの全体にカラー画像を記録することができ、記録さ
れた記録材料は搬送機構10によって搬送され集積箱4に
集積されることになる。 なお、上述した実施例では、2色熱発色要素の温度域
が異なる感熱記録材料を用いた例について述べたが、各
熱発色要素の温度域が同じ場合には、サーマルヘッドの
発熱温度域を同一に制御すれば良く、この場合には初め
に2色の熱発色要素が同時に発色し、後に光分解された
熱発色要素の色が抜けた色で記録が行なわれることにな
る。また、上述した実施例では、2本の発熱抵抗体列23
及び24を設け、一方向の走査で2色の記録を行なうよう
にしたが、発熱抵抗体列23の1本のみを設け、N1方向の
走査で赤色の画像記録を行ない、N2方向の走査で青色の
画像記録を行ない、往復走査で1ラインの記録を行なう
ようにしても良い。この場合には、感熱記録材料1Aは往
復走査後に1ライン分搬送するようにし、光源は一方向
走査時のみ点灯するようにしても、往復走査時共に点灯
するようにしても良い。 更に、前述の実施例ではRBの2色についての記録手法
を説明したが、記録する色の数は種類に限定されるもの
ではなく、3色以上のカラーハードコピーを記録するよ
うにすることも可能である。この場合、たとえば3色記
録を一方向走査で記録する場合には、サーマルヘッドは
第6図に示す如く3列の発熱抵抗体列123,124及び125を
配設し、その間に矩形状の端面形状の光ファイバ126及
び127を設け、遮光ボックス128内に設けた光源ランプ12
9及び130からの光を導くようにする。これと共に、光源
ランプ129及び130と光ファイバ126及び127との間に異な
る波長の光をそれぞれ透過するフィルタ131及び132を光
ファイバ126及び127の端部間を移動可能に設け、第2図
に示したN1方向の走査とN2方向の走査で、発熱抵抗体列
123及び125で記録する色を変えるようにすると共に、走
査方向によってフィルタ131及び132を入れ換えて、光分
解する発色要素の順を記録する順に対応するようにすれ
ば良い。また、感熱記録材料の搬送機構も実施例に限定
されるものではない。 (発明の効果) 以上のようにこの発明の感熱記録装置によれば、支持
体上にジアゾ化合物及びカップリング成分が熱発色する
熱発色要素を設け、熱発色要素が温度の異なる複数の熱
又は同一温度によって発色するものであり、ジアゾ化合
物が波長の異なる複数の電磁線によって分解するもので
ある感熱記録材料に対して、色分離が鮮明にして、色ニ
ジミのない多色のカラー画像をハードコピーすることが
できる。
【図面の簡単な説明】 第1図(A)はこの発明の一実施例を示す側面構造図、
同図(B)はその平面構造図、第2図はこの発明のサー
マルヘッドと感熱記録材料の走査の関係を示す図、第3
図(A)はこの発明に用いるサーマルヘッドの一例を示
す平面図、同図(B)はその側面断面図、第4図はこの
発明の制御系を示すブロック図、第5図(A)〜(C)
はこの発明の動作例を示すタイミングチャート、第6図
はこの発明の他の実施例のサーマルヘッドの構成を示す
図である。 1,1A,1B……感熱記録材料、2……ストッカ、3……カ
バー、4……集積箱、10……搬送機構、20……サーマル
ヘッド、21……走査機構、22……光源、23,24,123〜125
……発熱抵抗体列。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−89192(JP,A) 特開 昭58−208075(JP,A) 特開 昭59−1275(JP,A) 実開 昭58−12454(JP,U) 実開 昭57−167845(JP,U) 実開 昭57−156345(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.支持体上に常温以上の特定の温度域で固有の色を発
    色する3種類の単位発色グループを含む熱発色要素を有
    し、前記単位発色グループの少なくとも2つはそのグル
    ープに固有の波長の電磁線で分解するジアゾ化合物及び
    カップリング成分を含んでいる感熱記録材料の光定着型
    記録装置であって、 前記感熱記録材料の搬送を行う搬送機構と、前記感熱記
    録材料の搬送方向と直行する方向に移動しつつ1ライン
    の記録動作を行う記録用ヘッドと、この記録用ヘッドの
    走査を行う走査機構と、前記搬送機構及び走査機構を制
    御すると共に前記記録用ヘッドの記録動作を制御する制
    御手段とを具備し、 前記記録用ヘッドは、前記単位発色グループ発色用に設
    けた平行する3列のライン状発熱抵抗体と、この3列の
    ライン状発熱抵抗体の間に平行に設けられ、前記2つの
    発色グループの定着用の2種の波長の電磁線を導く2つ
    の電磁線射出体とから形成され、 前記記録用ヘッドの1ラインの走査により、第1の熱発
    色要素で第1色を記録すると共に第1色に対する定着を
    行い、第2の熱発色要素で第2色を記録すると共に第2
    色に対する定着を行い、第3の熱発色要素で第3色を記
    録して、1ラインの多色カラー画像を形成し、以後感熱
    記録材料の1ライン毎の搬送と記録用ヘッドの走査を繰
    り返して、感熱記録材料に多色カラー画像を形成するこ
    とを特徴とする感熱記録装置。
JP60103501A 1984-11-30 1985-05-15 感熱記録装置 Expired - Lifetime JP2664133B2 (ja)

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DE8585115055T DE3577063D1 (de) 1984-11-30 1985-11-27 Thermisches aufzeichnungsgeraet.
US06/803,656 US4734704A (en) 1984-11-30 1985-11-29 Thermal recording apparatus
US07/105,231 US4833488A (en) 1984-11-30 1987-10-07 Thermal-optical recording head

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