JPS62132649A - インパクトプリンタ - Google Patents

インパクトプリンタ

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JPS62132649A
JPS62132649A JP61284125A JP28412586A JPS62132649A JP S62132649 A JPS62132649 A JP S62132649A JP 61284125 A JP61284125 A JP 61284125A JP 28412586 A JP28412586 A JP 28412586A JP S62132649 A JPS62132649 A JP S62132649A
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serial
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J9/00Hammer-impression mechanisms
    • B41J9/02Hammers; Arrangements thereof
    • B41J9/04Hammers; Arrangements thereof of single hammers, e.g. travelling along printing line
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J9/00Hammer-impression mechanisms
    • B41J9/02Hammers; Arrangements thereof
    • B41J9/127Mounting of hammers

Landscapes

  • Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Impact Printers (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明はシリアルインパクトプリンタに関し、特に印
字動作中におけるインパクトノイズの発生を大巾に減少
する新規なプリンタに関する。
(従来の技術) オフィス環境は長年の間、不快なノイズ発生体つまりタ
イプライタ及び高速インパクトプリンタの集中場所とな
ってきた。このような装置が幾つか1つの室内に一緒に
置かれると、累積ノイズの公害がその室内で作業する人
達の健康や精神的安定を害する恐れさえある。こうした
状況はよく認識され、専門技術分野及び関連官庁によっ
て取り組まれてきた。次のよって幾つかの方法でノイズ
を減少する試みがなされてきた。インパクトプリンタを
消音カバー内に入れる;インパクトノイズが減るように
インパクトプリンタを設計する;及びインクジェットや
熱転写等非インパクト技術に基づく低騒音プリンタを設
計する。また、立法府及び規制当局もオフィス環境にお
ける最大許容ノイズレベルの基準を設定している。
dBA尺度で測定された音量レベルは、音強度の絶対値
と異なり昔の大きさの人による感知レベルを表わす。d
BA(またはdB)単位で表わされた音エネルギーにつ
いて見る場合には、尺度が対数尺で、10dBの差は1
0倍、20dBの差は1(10倍、30dBの差は1(
100倍等々をそれぞれ意味することに留意すべきであ
る。一般に、従来のインパクトプリンタは70dBA〜
80dBA強の範囲の平均ノイズを発生し、80dBは
我慢できないレベルである。60〜70dBAの範囲に
減少されれば、ノイズは不快レベルと解釈される。イン
パクトノイズレベルの50〜60dBA範囲への更なる
減少は、不快の度合いをいっそう改善する。インパクト
ノイズのdB値を40dB半ばにまで減少できれば望ま
しいのは勿論だが、これはインパクトプリンタのノイズ
において極めて至難な降下である。
上記の印字ノイズはパルス的な性状で、ハンマーが活字
文字バンドをリボン、印刷シート及びプラテンに対し、
リボンからインクを放出させるのに充分な力でインパク
ト駆動するときに主に生じる。ここでの議論は、系内の
その他のノイズを覆い隠してしまうインパクトノイズに
ついてのみ行なう。しかし、インパクトノイズが大rl
Jに減少されれば、その他のノイズも無関係でなくなる
。従って、本当に静かなプリンタの設計では、キャリッ
ジの移動、文字の選択、リボンのリフトと前進、さらに
種々のクラッチ、ソレノイド、モータ及びスイッチから
生ずるもの等その信金てのノイズ源を減少させるように
設計者は取り組み必要がある。
本発明で緩和されるのはインパクトノイズなので、通常
の弾道ハンマーインパクトプリンタにおけるインパクト
ノイズの発生原因を理解する必要があろう。一般的なデ
ィジーホイールプリンタでは、約2.5gのハンマー質
量がソレノイド作動形クラッパ−によって弾道駆動され
る。ハンマーは文字パッドの背面に衝突し、文字パッド
をリボン/用紙/プラテンの組み合せ体にインパクトさ
せた後、そこから最初のホーム位置にリバウンドし、そ
こでも通常別のインパクトによって停止されねばならな
い。この一連のインパクトが、不快なノイズの主な発生
源である。
従来のプリンタでは、プラテン変形インパクトの総滞留
時間、すなわちハンマーのリボン/用紙/プラテンの組
み合せ体に対する当接時間は一般に約1(10ミクロ秒
である。また、1秒当りの印字速度が30文字なら、文
字インパクト間の平均時間は約30ミリ秒である。従っ
て、インパクトの滞留時間を印字サイクルのうち従来の
プリンタで一般的なものより著しく大きい割合にまで大
巾に延長できる可能性が充分にあるのは明らかである。
例えば、滞留時間を1(10ミクロ秒から6〜10ミリ
秒に引き延ばせば、パルス11が従来の巾に比ベロ0倍
〜1(10倍増加つまり延長されることになる。プラテ
ンの変形をより長い時間へ延長すれば、それに伴なって
発生ノイズの減少が達成できる。この点は、発明者An
drew Gabor、名称[低騒音インパクトプリン
タ」で1985年7月2日に提出され、本出願人に譲渡
された係属中の米国特許出願1に751,169の“動
作理論”の項で詳しく説明しである。この係属中の出願
は参照によってここに含められる。
(発明が解決しようとする問題点) 最近のプラテンのオペレータには、そこで使える多数の
リボン材料が与えられる。各種類のリボンは特定の目的
用に定式化され、固有のインク放出特性を有するが、そ
れらは全て通常の高インバクトカ、低質量、短い滞留時
間のプリンタで使えるようになっている。プリンタのメ
ーカが、自社製プリンタと特に適合するように調整され
た放出特性を持った種類及び定式のリボンを製造して指
定することも考えられる。しかし、現在市販されている
種類のリボンが本発明の低質量、長い滞留時間のプリン
タで使え、匹敵するまたは改良された印字品質を示すこ
とができれば望ましい。プリンタの設計における真の挑
戦は、異なった種類の複数綴り書式(マルチパートフオ
ーム)について高い印字品質を得る能力にある。プリン
タのメーカが自社製プリンタで使うべき特定のリボンを
指定しても、顧客はプリンタと関係なく複数綴り書式を
選んでしまう。
従来のリボンと複数の綴り書式の種類及びそれらの特性
について簡単に見ることは、以下に述べる改良インク放
出機構を理解する手助けとなろう。
1ジングルストライク(1回衝突)”リボンは、ポリエ
チレン基材」二に施した乾燥ワックス状インク材の層で
構成されている。ハンマーで推進された印字エレメント
がぶつかると、ワックスが文字形状に裂離しその基材か
ら剥れて、像受容シート上へ完全に転写付着する。この
過程は事実上、文字形状の小片(プラグ)を裂離して押
し出すことから成る。カーボンを挟んだ複数パート書式
は、カーボンシートが低品質紙上に被覆した同様のワッ
クス状物質から成るので、」二記と同じインク放出機構
を持つ。一方、カプセル封入インク式の複数綴り書式で
は、カプセルが破れ、中のインク液がシート上の被覆と
作用して祇シートに書き込まれ着色像を形成する。
“マルチストライク(複数回衝突)”リボンは、マイラ
ー(Mylar)として一般に知られるポリエステル基
材上に支持され、インクの充填されたマイクロスタンプ
パッドあるいは薄い多孔性スポンジと見なせる。この種
の基材材料は、密接に重複する領域への複数回のインパ
クトに耐えるのに充分な強度を有する。“ファブリック
(布地)”リボンは同じくマルチストライク型だが、繊
維にインク液の含浸された布基材から成る。
“コレクタプル(修正可能)”インクは、印字後すぐな
ら用紙から除去できるものである。このインクは、ポリ
エチレン基村上の破砕性プラスチックに含まれたカーボ
ン(またはその他の着色剤)である。この種のリボンは
、米国特許階3.825,470、名称「接着式除去可
能転写媒体」(D、L、 Elbert他)に説明され
ている。プラスチック被覆がインパクトで容易に裂離し
、紙製像受容体上に加圧固定され文字形状の凝集塊とな
る。
この凝集塊はプラスチックなので、紙の繊維内へ深く侵
入しない。従って修正時には、接着テープを凝集塊に付
着させて、それを紙から引き剥がす。
ある充分な時間(約5分)の経過後、プラスチック粒が
最終的に紙白へ流入して永久像を形成する。
シングルストライクリボン及び複数綴りカーボン書式で
は、せん断成分すなわちプラテンに対して接線方向の成
分がインパクト力に加わると、インク放出が改善される
ことが認められている。このせん断成分は、インク“プ
ラグ(小片)”を用紙上に固定保持しながら基材が文字
エレメントによってシフトされるときに、“引剥し”作
用を引き起こす。一方せん断成分は、実質上マイクロス
ポンジ状であるマルチストライクや宿代リボンのインク
放出に対しては有利な効果を及ぼさないことが明らかで
あろう。つまり、圧力の作用によってのみスポンジ孔か
らインク液がしぼり出され、圧力の方向はほとんどある
いは全く結果に影響しない。同じく、修正可能なリボン
もせん断成分に反応しない。
マルチストライク、布及び修正可能式リボンはせん断力
に反応しないが、圧力印加の時間延長には有利に反応す
る。スポンジに圧力の加わる時間が長くなれば、それだ
け多くのインク液が放出されることは周知である。他方
、シングルストライクリボン及び複数綴りカーボン挟み
込み書式のインク放出は、滞留時間の延長によって改善
されない。つまり、固体状のインクコーティングを裂離
するのに充分な力が加えられさえすれば、インク小片は
用紙に転写される。力の印加を延長しても、インクコー
ティングはそれ以上裂離しない。従って、滞留時間の延
長はこれらの印字材料にとって有利な効果を及ぼさない
本発明の主な目的は、使用するリボンまたは複数パート
書式の種類に関係なく同じ印字品質を得ながら、現在市
販されている一般的なプリンタより数倍静かに作動する
プリンタを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本発明はその一態様におい
て、マーキング媒体、紙シート等のマーク受容支持体及
びプラテン上の印字ラインに対して文字エレメントを逐
次駆動するように印字力が伝えられるシリアルインパク
トプリンタを提供することによって実施される。印字力
は、文字エレメントのプラテンとの接触点でプラテンに
対して垂直なラインと角度を成すラインに沿い文字エレ
メントに対して移動されるインパクトエレメントによっ
て伝えられる。発明のこの態様はインパクトにせん断力
を加え、シングルストライキリボン及び複数綴りカーボ
ン書式のインク放出を高める。
またこの発明は、文字ニレメン1−に対してインパクト
エレメントを移動し、従来のプリンタより著しく大きい
少くとも1ミリ秒に及び長い滞留時間の間プラテンに対
して文字エレメントを付勢するという要求の達成も意図
している。発明のこの態様は、マルチストライクリボン
、布リボン及び修正可能リボンのインク放出を高める。
斜めのインパクト及び滞留時間の延長両方を具備するこ
とで、通常のリボン全てのインク放出特性が高められる
本発明の利点は、添付の図面を参照した以下の詳細な説
明から当業者に理解されよう。
(実施例) 以下、本発明の新規なインパクトプリンタを特に第1.
2及び3図を参照して説明する。本インパクトプリンタ
は従来のインパクトプリンタで使われているのと同等な
プラテン10を具備し、プラテン10はフレーム(不図
示)の軸受で回転自在に取り付けられ、文字がその上に
打印されるシート11を前進及び後退させる駆動機構(
同じく不図示)に連結されている。キャリッジ支持バー
12がプラテンの下方で、プリンタの片側から他側にわ
たって延びている。キャリッジ支持バー12はベースと
フレームと一体に作製してもよいし、あるいは所定の位
置に固着してもよい。またキャリッジ支持バー12は上
側及び下側のV字状塵14.16を備え、これらの座に
ロントスドックレール18.20がそれぞれ着座固定さ
れている。これによって、比較的低いコストを維持しな
がら、非常に滑らかな低い摩擦面を有するキャリッジレ
ール構造が形成可能である。
キャリッジ22とこれに支持された印字エレメントがプ
ラテンの長さに沿って、キャリッジのあらゆる横方向位
置へ正確に位置決めされるように、キャリッジ支持バー
12はプラテンの軸と平行に延びていることが重要であ
る。キャリッジ用の片持ち式支持機構は、レール18と
20にそれぞれ当接し頂部に2組及び底部に2組、合計
4[の斜め止めローラ24によって与えられる。このよ
うにしてキャリッジは滑らかに支持され、幾つかのモー
タ及びその他の制御機構で、プラテンに対して横方向に
移動自在である。通常のケーブル、ベルトまたはネジ駆
動装置等の適切なキャリッジ駆動機構(不図示)がキャ
リッジに連結され、キャリッジを支持バー12上で矢印
Aの方向にプラテン10と平行に移動させる。
キャリッジ22は一対の側面プレート25を含むものと
して示してあり、これらの側面プレート25は連結ロッ
ト26で一体的に固定され、そこから張り出した斜め止
めローラを支持している。
現時点で好ましい態様は幾分界なって構成されており、
図面は各部品の関係をより分り易く例示したものに過ぎ
ない。キャリッジ22上には回転シャフト28を有する
印字ホイールモータ27が取り付けられ、印字ホイール
30のハブが回転シャフト28に固定可能である。また
キャリッジ22上にはリボンキャリッジ32(想像線で
図示)も取り付けられており、これが前述したうちどの
種類でもよいマーキング(打印)リボン33の供給体を
内部に収納し、リボンの露出部分を印字ホイール及び像
受容シートに直近して支持している。
リボン駆動モータ及びリボンシフト機構もキャリッジ上
に支持されているが、図には示してない。
従来のプリンタでは、キャリッジがハンマーとその起動
機構も支持している。本発明の独特な構成では、キャリ
ッジがハンマー機構の一部だけ、つまり介設部材36に
固定されたT字状印字チップ34だけを支持する。介設
部材36はヨーク状で、軸受ビン38によりキャリッジ
22へ旋回自在に取り付けられ、プラテン10に対して
接近及び離反する方向に揺動自在に規制されている。介
設部材36の運動の自由度をより大きく許容するため、
別の取付構造(不図示)では軸受ピンの代りに板バネを
支持体として用いることも考えられる。
印字チップ34はT字状で、ベース40と、そこから外
側へ延び衝突面に■溝44を有するインパクト部42と
を備えている。V溝44は、各印字ホイール文字パッド
45の背面に形成されたV状突起と噛み合う。従ってイ
ンパクト時には、2つの噛み合う■状面が必要に応じ可
撓性のスポークをわずかに左または右へ移動することに
よって文字の微細な横方向位置合せを行ない、文字の打
印を像受容シート11の印字ライン」二に正確に位置決
めする。ベース40の外側両端が介設部材36の取付パ
ッド46に固定され、ベース40の中央部は支持されて
いない。
印字チップ34を移動するため、質量変成器48から成
るハンマー力印加機構が設けられている。このハンマー
力印加機構は、通常のプリンタのハンマーと異なりキャ
リッジに支持されていない。つまり、質量変成器48は
押圧ロッド5oと、軸54を中心に矢印Bの方向に回動
する揺動押えバー52とを具備する。介設部材36の上
端に取り付けられた軸受ピン56が、押圧ロッド50の
V状駆動端58用の座を与える。これら2つの軸受面5
6.58はバネ60で、密接に接触する状態に付勢され
ている。従って、押えバー52がプラテンに対して接近
及び離反する方向に揺動するにつれ、押圧ロッド50が
介設部材36を移動し、印字チップ34を矢印Cで示し
た方向にプラテンに対して接近間離せしめる。反対側の
押圧ロッド50の被駆動端62には、−棒状ビード(玉
縁〉64の形をした押えバー52の細長い駆動面との弾
性接続部が設けられている。ビード64は揺動軸54と
平行に延びている。ビード64の片側が、押圧ロッド5
0に固定されたピン68上に回転自在に軸支された第1
の押圧ロッド輪66に対する横方向の担持面を与える。
ビードの反対側は第2の押圧ロッド輪70に対する横方
向の担持面を与え、第2押圧ロッド輪70はビード反対
側の担持面に対してバネ付勢され、第1押圧ロッド輪6
6がビード64と密接に接触するのを保証している。
このバネ付勢は、クレビスピン78で所定位置に保持さ
れたピボットブロック76の舌部74を受は入れるクレ
ビス72を、抑圧ロッドの被駆動端に設けることによっ
て得られる。第2押圧ロッド輪70は、ピボットブロッ
ク76に止着された軸受ピン80で支持されている。ブ
ロック84に片持ち取り付けされた板バネ82がビボッ
1〜ブロック76を介して第2押圧ロッド輪70をビー
ド64に対してバネ付勢し、第1押圧ロッド輪66の押
えバービード64に対する密接な接触を達成する。
揺動軸54を中心とした押えバー52の揺動は、プリン
タのベースに固定取り付けされた音声コイルモータ86
等の原動機によって行なわれる。押えバー52のレバー
アーム88が、取付構造体94に結合された可動モータ
コイル巻回ボビン92の頂部に取り付けられている。音
声コイルモータ86は中央の透磁製コア96と、これを
取り囲みボビン92を矢印りの方向に支持シャフト1(
10の軸方向に沿って駆動する同心円状の磁石98とを
具備する。ボビン92は、コイルの巻線を流れる電流に
応じてブツシュ102内で案内される。
動作時、インパクトを開始する信号を受は取ると、電流
がコイル巻回ボビン92中を一方向に流れ、ボビン92
を下方(矢印D)に吸引し、レバーアーム88を引っ張
って押えバー52をその軸54の周囲で揺動させる(矢
印B)。押えバー52の揺動により、ビード64が押圧
ロッド50をプラテン10の方向に駆動する(矢印C)
。押圧ロッド50は介設部材36と密接に接触している
ので、押圧ロッドの動きが印字チップ34に伝えられ、
印字チップ34が同じ角軌道に沿って駆動され変形可能
プラテンにインパクトする。キャリッジ22がその駆動
機構によってプリンタを横切り横方向(矢印A)に移動
されると、押圧ロッド50も介設部材36と押えバー5
2の間でキャリッジと共にプリンタを横切って移動し、
両者間の駆動接触はビードレールを間に挟んだ2つのバ
ネ付勢押圧輪66.70で維持されている。逆に、電流
がコイル巻回ボビン92を通って反対方向に流れると、
ボビン92が上方に付勢され、印字チップをプラテンか
ら離反する方向に引く。
プラテン10と接触するときの印字チップ34の実効質
量の大きさは、音声コイルモータ86で移動される重い
押えバー52の運動量に主に基づくことが理解されよう
。移動する押えバーの運動エネルギーは滞留つまり接触
時間の間印字チップを介してプラテンに伝えられ、その
間にプラテンが変形し、運動エネルギーが位置エネルギ
ーとして貯えられる。このように接触時間の長さを延ば
し、印字チップの実効質量を大巾に増加することによっ
て、従来のインパクトプリンタに対してインパクトノイ
ズが約1(100分の1に減少された。
次に第4及び5図の概略図を参照し、リボンに作用して
そこからインクを放出される力の成分について説明する
。第4図は従来技術のハンマー110を示しており、こ
れがインパクト力F′を文字エレメント45に伝え、文
字エレメント45をマーキング媒体33、用紙11及び
プラテン10に対して駆動する。インパクトの瞬間にお
けるインパクト力の軌道は、プラテンの半径方向に対し
てほぼOoである。一部のプリンタでは、ハンマーがイ
ンパクトする途中で弧状の経路を辿るものもある。しか
し、設計上通常の接触角は半径方向(つまりO”)なの
で、ハンマーがどの経路を辿ってインパクト点に達する
かは関係ない。
本発明では第5図に示すように、印字チップ34がイン
パクト力Fを文字エレメント45に伝える。印字チップ
が移動しインパクト力をそれに沿って伝えるラインは、
接触点でプラテンに対して垂直でラインと角度を成す。
αで表わしたこの角度は、15°〜40°の範囲に選ば
れる。このインパクト力Fは、半径方向の力成分Frと
接線方向の力つまりせん断力Ftとに分解される。印字
チップ34の力Fの方向に沿った移動は、印字ホイール
上の文字エレメントをプラテンの方へ付勢すると同時に
、接線方向にも引っ張る。従って、文字パッド及びリボ
ン基材は接線方向に移動する一方、ワックス状のインク
コーティングは像受容紙の粗い表面によって静止した状
態に保持されるため、リボン基材はシングルストライク
リボンのワックス状コーティングに対して移動し、裂離
したインクを基材から引き剥ず。カーボンを間に挟んだ
複数パート書式でも、インク放出メカニズムは同じであ
る。接線方向に約2m1ls移動してインク放出を改善
するには、スポークの破壊を防ぐため印字ホイールの取
付構造に何らかの手段が講じられなければならない。
(発明の効果) 以上述べたように、本発明の改良プリンタ機構は、従来
のプリンタにおけるよりも著しく大きいハンマー質量の
移動と、力がプラテンに加えられるハンマー滞留時間の
延長とに基づいている。従来のプリンタにおける1(1
0ミクロ秒に対して少くとも1ミリ秒、好ましくは6〜
10ミリ秒という延長された滞留時間が、より多くのイ
ンクをしぼり出すことによって、マルチストライク、布
及び修正可能なリボンからのインク放出を高める。
これに付随して、通常のあらゆる種類のリボンに対する
インク放出効率の向上は、加えるべきインパクト力を大
巾に減少可能にするという追加の利点も与える。低いイ
ンパクト力は発生音をいっそう減少させるとともに、駆
動力の要求も勿論減少せしめる。また、ハンマー力印加
機構全体は、高い力の負荷に耐えるように設計しなくて
もよいため、製造するのに安価で制御も容易である。さ
らに、フォント(活字)の面の磨耗速度も著しく遅くな
るので、印字ホイールの寿命も延長する。
本発明による印字力の斜めの印加で、印字力の要求が著
しく減少することは明らかであろう。例えば、従来のイ
ンパクトプリンタで通常化じるピークエネルギーレベル
は、印字すべき文字のサイズ及びリボンや複数綴り書式
の種類に応じて50後半〜約1(10ポンドの範囲であ
る。これに対し、本発明のプリンタで6枚綴りのカーボ
ン書式をインパクトするとき、最大文字の最も打印にお
けるピーク力は約40ポンドである。
印字チップが文字パッドにインパクトする地点でのプラ
テンの半径方向に対する斜めの角度は、約15°〜約4
0°の範囲、特に25°〜35゜の範囲にすべきことが
認められている。0°〜約15°の範囲では、必要なピ
ーク力が高過ぎる。
また約40”〜45°の範囲では、必要な力が充分に低
いが、せん断力が大きくなり過ぎ印字文字が汚れてしま
う。
ハンマー力印加機構を望ましい斜め角度で配置すること
は、印字ラインを見易くするというさらに別の利点も生
じる。つまり、各文字の印字後、印字チップはプラテン
から離反し印字ラインより下方へ下がる方向に後退する
。この動きにより、オペレータはハンマー機構で邪魔さ
れずに、印字ラインをいっそうはっきり見ることができ
る。
尚、以上の開示は例示としてのみなされたものであり、
特許請求の範囲に記載の発明の真の精神及び範囲から逸
脱せずに、各部品の構造、組み合せ及び配置の詳細にお
いて数多くの変形が可能なことは明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の新規なインパクトプリンタの斜視図; 第2図は本発明の新規なインパクトプリンタの側面図で
、プラテンから離れている印字チップを示す; 第3図は第2図と同様の側面図で、力印加位置にある印
字チップを示す; 第4図は従来におけるハンマーインパクト力の印加を示
す拡大概略図;及び 第5図は本発明におけるハンマーインパクト力の斜め印
加を示す拡大概略図である。 10・・・プラテン、11マ一ク受容手段(シート)、
33・・・マーキング手段(リボン)、34・・・イン
パクト手段(印字チップ)、45・・・印字エレメント
、48・・・移動手段(質量変成器)、86・・・接触
時間維持手段(音声コイルモータ)、Ft ・・・せん
断力。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)印字力を伝えて印字エレメントをマーキング手段
    、マーク受容手段及びプラテン上の印字ラインに対して
    逐次駆動する手段を具備したシリアルインパクトプリン
    タであって、上記印字力の伝達手段がインパクト手段と
    、該インパクト手段を文字エレメントに対し、インパク
    ト手段のプラテンとの接触点においてプラテンの表面に
    垂直なラインと角度を成すラインに沿って移動させる手
    段とを備えて成ることを特徴とするシリアルインパクト
    プリンタ。
  2. (2)前記角度が15°から40°の範囲であることを
    特徴とする特許請求の範囲第(1)項記載のシリアルイ
    ンパクトプリンタ。
  3. (3)前記移動手段が前記角度で限定される方向に沿っ
    て直線状の軌道を辿ることを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)又は(2)項記載のシリアルインパクトプリン
    タ。
  4. (4)前記移動手段とインパクト手段が、後退すると印
    字ラインが見易くなるように印字ラインが最上位に位置
    する経路に沿って移動することを特徴とする特許請求の
    範囲第(1)項記載のシリアルインパクトプリンタ。
  5. (5)前記移動手段とインパクト手段が、後退すると印
    字ラインが見易くなるように印字ラインが最上位に位置
    する経路に沿って移動することを特徴とする特許請求の
    範囲第(3)項記載のシリアルインパクトプリンタ。
  6. (6)前記移動手段とインパクト手段が上向きの方向に
    移動して文字エレメントを前記プラテンに対し前記角度
    で向かわせるとともに、プラテンから下向きの方向に離
    反後退することを特徴とする特許請求の範囲第(3)項
    記載のシリアルインパクトプリンタ。
  7. (7)前記インパクト手段が文字エレメントをプラテン
    に対して当接している接触時間を、少くとも1ミリ秒の
    間維持する手段を更に備えたことを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項記載のシリアルインパクトプリンタ。
  8. (8)前記接触時間の維持手段が文字エレメントを少く
    とも4ミリ秒の間プラテンに対して当接させることを特
    徴とする特許請求の範囲第(7)項記載のシリアルイン
    パクトプリンタ。
  9. (9)前記角度が15°から40°の範囲であることを
    特徴とする特許請求の範囲第(7)項記載のシリアルイ
    ンパクトプリンタ。
  10. (10)前記移動手段が前記角度で限定される方向に沿
    って直線状の軌道を辿り、前記移動手段とインパクト手
    段が、後退すると印字ラインが見易くなるように印字ラ
    インが最上位に位置する経路に沿って移動することを特
    徴とする特許請求の範囲第(7)項記載のシリアルイン
    パクトプリンタ。
  11. (11)プラテンを設ける段階、該プラテンに隣接して
    マーク受容部材を設ける段階、文字エレメントをプラテ
    ンに対して接近及び離反する方向に移動可能に設ける段
    階、上記文字エレメントとマーク受容部材の間にマーキ
    ング部材を設ける段階、及び文字エレメントをプラテン
    に対して接近及び離反する方向に移動してプラテンにイ
    ンパクトせしめる段階を含むシリアルインパクト印字方
    法であって: 印字エレメントのプラテンとのインパクト中に、文字エ
    レメントとマーキング部材の間にせん断力を誘起する段
    階を含むことを特徴とするシリアルインパクト印字用改
    良方法。
  12. (12)前記せん断力を誘起する段階が、文字エレメン
    トをインパクト手段に対し、インパクト手段のプラテン
    との接触点においてプラテンの表面に垂直なラインと角
    度を成すラインに沿って移動可能に接触させることによ
    って達成されることを特徴とする特許請求の範囲第(1
    1)項記載のシリアルインパクト印字用改良方法。
  13. (13)文字エレメントとプラテンのインパクト時間を
    さらに少くとも1ミリ秒の間維持することを特徴とする
    特許請求の範囲第(11)項記載のシリアルインパクト
    印字用改良方法。
JP61284125A 1985-12-05 1986-11-28 インパクトプリンタ Expired - Lifetime JPH0673975B2 (ja)

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US804955 1985-12-05

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JPH0673975B2 JPH0673975B2 (ja) 1994-09-21

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CA1289498C (en) 1991-09-24
JPH0673975B2 (ja) 1994-09-21
EP0226398A3 (en) 1988-12-14
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