JPS62132118A - 電磁流量計の信号処理回路 - Google Patents

電磁流量計の信号処理回路

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JPS62132118A
JPS62132118A JP27151485A JP27151485A JPS62132118A JP S62132118 A JPS62132118 A JP S62132118A JP 27151485 A JP27151485 A JP 27151485A JP 27151485 A JP27151485 A JP 27151485A JP S62132118 A JPS62132118 A JP S62132118A
Authority
JP
Japan
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signal
noise
amplifier
output
circuit
Prior art date
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Application number
JP27151485A
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English (en)
Inventor
Koji Saito
功治 斉藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、電磁流量計の信号処理回路に係わり、特に流
量信号に含まれる電気化学的直流ノイズなどの突発的な
変化などに対して大きな除去能力を持つ信号処理回路に
関する。
〔発明の背景〕
一般に、電磁流量計の電極間に発生する電圧は、流速信
号と各種のノイズが重畳しあったものとなり、そのノイ
ズを除去する為に多くの回路技術。
計測シーケンスなどが提案されている。それらのノイズ
は大別すると3つあり、次のような特徴を持っている。
(1)電源誘導ノイズ・・・電源周波数に同期しており
上下対称のノイズ。
(2)磁気誘導ノイズ・・・磁界の変化している時に発
生するノイズで、定常磁界になればゼロになる。
(3)電気化学的直流ノイズ・・・電極と流体との間で
電気化学的に発生し1時間的にゆっくり変化する。しか
し、ft!極に異物がぶつかった時など瞬時的に変化し
、スパイク状のノイズとなる。
従来の技術では、(1)と(2)のノイズについては十
分な考慮が払われ、ノイズ処理技術としてほとんど問題
のないレベルまで解決されている。この例を第3図に示
す。検出器1には、1!源クロツクに同期した制御信号
を発生させる制御回路2により、励磁回N3から励磁電
流Aが供給されその電極間に流量信号が生ずる。交流差
動増幅器4は。
この信号を増幅するが、その信号には前述のノイズBが
重畳している。反転増幅器5は、後に述べる直流消去処
理を行う為に、負の信号の極性を正に反転させる為のも
ので、V/F変換器7には、制御回路2による電子スイ
ッチ6の操作によって。
常に正の信号が供給される。周波数に変換された流量信
号は、制御回路2によるアンド回路8の操作により、定
常磁界の時の信号Cだけがカウンタ9で積算されるよう
制御される。すなわち、定常磁界の信号を取り込むこと
により、磁気誘導ノイズの影響を除去できる。また、カ
ウンタ9での積分時間(Bの斜線部)が電源周期の偶数
倍であれば2上下対称な電源誘導ノイズはカウンタ9の
積分効果により、ゼロとなり、その影響も除去できる。
それ以後は、D/A変換器10によってパルス信号をア
ナログ信号に変換し出力回路11によって工業計器の統
一信号に変換される。これにより、前記ノイズの(1)
電源誘導ノイズ、(2)電気誘導ノイズはほとんど消去
できる。また、第3図の回路では(3)の電気化学的ノ
イズに対しても一部除去効果がある。すなわち、その性
質の1つである。時間的にゆっくり変動するという点に
ついて注目すると、それはごく短いサンプリング時間の
間では直流と見なおすことができる。この直流ノイズの
消去を目的としたのが直流除去処理であり、Dに示すよ
うに、直流の重畳した信号について、負の信号を反転さ
せて正の信号を加算するような制御を行う。これは(1
)式に示す演算を行うことと等価である。
Es+Eo+((−Es+Eo))=2Es  −(1
)すなわち、信号成分だけが残る。これが直流除去処理
の特徴であり、時間的に極めてゆっくり変動するノイズ
に対して効果が大きい。しかし、電気化学的ノイズの性
質には、突発的に変動するというものも含まれることを
考えると、第3図の回路ではほとんど除去効果がないこ
とがわかる。実際、スラリーなどの流体を計測する場合
、ヒゲ状のノイズの為に、計測が不能なることもあり、
突発的ノイズについては、次の方法で対処してきた。
従来は、このようなパルス性のノイズに関しては、第4
図に示すローパスフィルタによる除去が一般的であった
。一般にローパスフィルタの遮断周波数は固定であるが
、ノイズの周波数が不定である。従ってローパスフィル
タが有効な場合もあるが、ノイズの周波数が遮断周波数
を下まわる場合には効果は半減してしまう。第4図にお
いて。
4−1図はローパスフィルタ、4−2図はローパスフィ
ルタの特性4−3図はローパスフィルタの効果のある場
合の波形、4−4図は効果のない場合である。
このように、従来の技術では、突発的であり、かつ周波
数成分が不定であるノイズについては、除去能力が極端
に落ちるという欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、上記従来技術の欠点をなくし、すべて
のノイズの影響を実用上問題のないレベルまで引き上げ
られる電磁流量計の信号処理回路を提供することにある
(発明の概要〕 このため本発明は、1対の電極を有する検出器。
この検出器からの流速に比例した信号を増幅する前置増
幅器、この前置増幅器の出力ESに対してEs (1+
α)の上限値を得る上限増幅器、前記前置増幅器への出
力Esに対してEs (1−α)の下限値を得る下限増
幅器、前記前置増幅器の出力を前記上限および下限増幅
器の上下限値内に押えるリミッタ回路とにより構成した
ものである。
〔発明の実施例〕 第1図において、1は一対の電極を持つ検出器、2は全
体の動作を制御する電源周波数に同期した制御回路、3
は励磁回路、4は交流差動増幅器、5は直流除去処理の
為の反転増幅器、6は、7のV/F変換器に常に正の信
号を印加する為の電子スイッチである。電子スイッチ6
の出力のあとには、11i子スイツチ6の出力Esに対
して、EsX(1+α)の出力を得る下限増幅器13が
設けられ。
Egに対してその上限、下限が定められる。この上限、
下限増幅器12.13の時定数は、機器本体の時定数が
許す限りゆっくりした時定数を持たせることが必要であ
る。なぜならば、これらの増幅器の目的はEsの変化に
追従し、Esに対して±αの制限域を設けることであり
1本来のESの変化とかけ離れた。高い周波数成分をも
つ突発的なノイズについては応答が遅く、制限域自体が
突発的ノイズに追従しないようにしなければならないか
らである。
これが、ローパスフィルタによる特性と根本的に異なる
部分である。すなわち、流量信号は、流体からの信号を
忠実に再現する為に、はとんど直流増幅回路に近い特性
を持っていなければならないが、Es±α制限域は、第
3図のBに示すように、サンプリングが開始されるまで
にほぼ制限域が確定していればノイズカットが行なわれ
る。つまり、その整定までの時定数の制限は、低ければ
低いほど広い範囲の周波数を持つノイズに対して有効と
なり1条件としては、サンプリング開始時に、制限域と
してEsよりもプラス側にあるようにEs±αが設定さ
れれば良い。この様子を第2図に示す。
次に、Es 、Es X(1+α)とEs X(1a)
の3つの出力は、リミッタ回路14に入り、 ESはE
s (1±α)の領域に制限される。すな[)ち、この
部分でスパイク状のノイズはEs (1±(X )の範
囲で制限されることになる。これを2−2図に示す。こ
こで、αの値は、スパイクノイズの値が実用上、どのく
らいまで許容できるかによって定まり、信号ESに対し
て2〜3%程度の値が妥当である。リミッタ回路14以
後については、従来通りの回路構成で問題なく、V/F
変換器7、アンド回路8.カウンタ回路9、D/A変換
器10、出力回路11が、制御回路2の測定シーケンス
によって、電源誘導ノイズ、磁気誘導ノイズを除去する
。以上の回路構成により、従来通も大きな問題であった
スパイク状の電気化学的ノイズの変動について、その上
下限をカットすることにより、実用上問題のないレベル
までノイズ処理が可能となる。また、このスパイクノイ
ズ処理については、D/A変換器10以降の回路に入れ
ることも可能であり、単なる電気化学的ノイズ処理だけ
でなく、回路全体に影響のあるインパルスノイズ、トラ
ンシーバノイズ、リレーノイズ、溶接ノイズ等にも有効
である。また、電磁流量計においては、流体の導電率が
3μs/(2)程度の低い導電率の流体の流量を計測す
る場合がある。このような場合、信号源インピーダンス
が高くなる為電源誘導ノイズなどの信号に対する比率が
大きくなり、信号レベルの数倍にも達する場合がある。
このような場合、V/F変換器7のダイナミックレンジ
を広くとる必要があるが、半分以上がノイズ処理の為に
用いられ、信号としてのダイナミックレンジが圧縮され
ていまうという問題があった。しかし、本・発明のノイ
ズカットの処理方法を用いることにより、一定の比率で
電源誘導ノイズの上下をカットでき、信号自身のダイナ
ミックレンジを充分に広くとれるという効果もある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、簡単な回路構成でノイズの低減を行う
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例になる電磁流量計の信号処理
回路を示す図、第2図はリミッタ回路の動作を説明する
図、第3図は従来の電磁流量計の信号処理回路を示す図
、第4図はローパスフィルターの動作を説明する図であ
る。 l・・・検出器、2・・・制御回路、3・・・励磁回路
、4・・・交流差動増幅器、5・・・反転増幅器、6・
・・電子スイッチ、7・・・V/F変換器、8・・・ア
ンド回路、9・・・カウンタ、10・・・D/A変換器
、11・・・出力回路。 12・・・上限増幅器、13・・・下限増幅器、14・
・・リミッタ回N6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、1対の電極を有する検出器、この検出器からの流速
    に比例した信号を増幅する前置増幅器、この前置増幅器
    の出力Esに対してEs(1+α)の上限値を得る上限
    増幅器、前記前置増幅器への出力Esに対してEs(1
    −α)の下限値を得る下限増幅器、前記前置増幅器の出
    力を前記上限および下限増幅器の上下限値内に押えるリ
    ミッタ回路とより構成したことを特徴とする電磁流量計
    の信号処理回路。
JP27151485A 1985-12-04 1985-12-04 電磁流量計の信号処理回路 Pending JPS62132118A (ja)

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