JPH0450510Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0450510Y2 JPH0450510Y2 JP18090483U JP18090483U JPH0450510Y2 JP H0450510 Y2 JPH0450510 Y2 JP H0450510Y2 JP 18090483 U JP18090483 U JP 18090483U JP 18090483 U JP18090483 U JP 18090483U JP H0450510 Y2 JPH0450510 Y2 JP H0450510Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sensor
- digitally
- current
- output
- current meter
- Prior art date
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- Expired
Links
- 238000012935 Averaging Methods 0.000 claims description 8
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 8
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 2
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は電磁式流速計の改良に関するものであ
る。
る。
一般に電磁式流速計は流速を検出するセンサ内
の励磁コイルに交流電源を印加し、交番磁界をセ
ンサ周辺に誘起させ、この磁界を過ぎる流体に発
生する微弱な誘起電圧を電極で検知し、これを増
幅、整流して流速に比例した電気信号を得るもの
である。
の励磁コイルに交流電源を印加し、交番磁界をセ
ンサ周辺に誘起させ、この磁界を過ぎる流体に発
生する微弱な誘起電圧を電極で検知し、これを増
幅、整流して流速に比例した電気信号を得るもの
である。
しかしながら流体内或いは空中には各種の雑音
電位が存在し、これが微弱な誘超電圧に重畳して
誤差の要因となつている。これらの雑音電位は電
源と同じ商用周波数で多少の位相遅れを有する場
合が多く、一般にこれらの影響を除くため次のよ
うな手段がとられている。
電位が存在し、これが微弱な誘超電圧に重畳して
誤差の要因となつている。これらの雑音電位は電
源と同じ商用周波数で多少の位相遅れを有する場
合が多く、一般にこれらの影響を除くため次のよ
うな手段がとられている。
即ち前記コイルを励磁する交流電源の周波数を
商用周波数の1/2の周波数とする。このようにす
ると流速に比例して誘起される電圧も商用周波数
の1/2の周波数で第１図ａに示す波形となる。一
方雑音電位は同図ｂに示す如く商用周波数と同じ
周波数で誘起電圧波形とは位相が異なる。センサ
の電極から検知される電位はこの両者が重畳した
波形の電位となる。
商用周波数の1/2の周波数とする。このようにす
ると流速に比例して誘起される電圧も商用周波数
の1/2の周波数で第１図ａに示す波形となる。一
方雑音電位は同図ｂに示す如く商用周波数と同じ
周波数で誘起電圧波形とは位相が異なる。センサ
の電極から検知される電位はこの両者が重畳した
波形の電位となる。
出力信号としては前記誘起電圧の半周期分を反
転し、平均化したものを用いている。これにより
雑音電位は略１周期毎に反転される為雑音電圧成
分は互いに打ち消されその影響を取除くことがで
きる。
転し、平均化したものを用いている。これにより
雑音電位は略１周期毎に反転される為雑音電圧成
分は互いに打ち消されその影響を取除くことがで
きる。
平均化の手段としてはフイルタ回路を通して平
滑化して出力信号を得るようにしている。
滑化して出力信号を得るようにしている。
上述の如く従来の流速計では早い応答の流速計
を得る為にはフイルタ回路の時定数を短くする必
要があるが極端に時定数を短くすると平滑な出力
が得られず実用に供される応答速度は最も早いも
のでも0.2秒程度のものである。
を得る為にはフイルタ回路の時定数を短くする必
要があるが極端に時定数を短くすると平滑な出力
が得られず実用に供される応答速度は最も早いも
のでも0.2秒程度のものである。
本考案の目的は応答の早い流速計を得るにあ
る。
る。
本考案の電磁式流速計は、センサ内の励磁コイ
ルを交流電源で励磁し、センサの電極で検知した
交流波形の信号を、その半周期分を反転した後一
定時間間隔でデイジタル的にサンプリングし一定
周期毎に次のサンプリング時間内にデイジタル的
に平均化演算を行い出力を得るようにしたことを
特徴とする。
ルを交流電源で励磁し、センサの電極で検知した
交流波形の信号を、その半周期分を反転した後一
定時間間隔でデイジタル的にサンプリングし一定
周期毎に次のサンプリング時間内にデイジタル的
に平均化演算を行い出力を得るようにしたことを
特徴とする。
以下図面によつて本考案の実施例を説明する。
本考案においては流速形のセンサ内のコイルを
交流で励磁し、第２図ａに示す波形の誘起電圧を
得、第２図ｂに示すようにこの誘起電圧の半周期
分を反転し一周期間の信号を一定時間間隔でデイ
ジタル的にサンプリングし、これを第２図ｃに示
すように次の周期のサンプリング時間を利用しデ
イジタル的に平均化演算を行い出力を得る。
交流で励磁し、第２図ａに示す波形の誘起電圧を
得、第２図ｂに示すようにこの誘起電圧の半周期
分を反転し一周期間の信号を一定時間間隔でデイ
ジタル的にサンプリングし、これを第２図ｃに示
すように次の周期のサンプリング時間を利用しデ
イジタル的に平均化演算を行い出力を得る。
本考案電磁式流速計は上記のような構成である
から励磁周波数の一周期間の流速変化は次の一周
期終了までに出力が得られる。
から励磁周波数の一周期間の流速変化は次の一周
期終了までに出力が得られる。
例えば50Hzで励磁した場合は遅くとも40msecま
でに出力が得られる。演算器の能力をあげれば例
えば50Hzの場合でも30msec等と短縮する事も可能
である。
でに出力が得られる。演算器の能力をあげれば例
えば50Hzの場合でも30msec等と短縮する事も可能
である。
第３図はＸ軸、Ｙ軸の２軸の流速を検知する２
成分電磁式流速計の回路図でセンサ１内のＸ軸お
よびＹ軸の各々一対の電極からの誘起電圧vx，
vyはアンプA1，A2で各々増幅されスイツチング
回路２、Ａ／Ｄコンバータ３を通し演算器４に印
加される。
成分電磁式流速計の回路図でセンサ１内のＸ軸お
よびＹ軸の各々一対の電極からの誘起電圧vx，
vyはアンプA1，A2で各々増幅されスイツチング
回路２、Ａ／Ｄコンバータ３を通し演算器４に印
加される。
一方コイル５には商用周波数の定電流が定電流
回路６から印加される。又演算器４からのタイミ
ング信号により一定時間間隔で信号を読み込みこ
れを励磁の１周期毎に平均化演算を行いＤ／Ａコ
ンバータ７、サンプルホールド回路A4，A5を介
して出力として取り出す。
回路６から印加される。又演算器４からのタイミ
ング信号により一定時間間隔で信号を読み込みこ
れを励磁の１周期毎に平均化演算を行いＤ／Ａコ
ンバータ７、サンプルホールド回路A4，A5を介
して出力として取り出す。
尚、上記のように一般には励磁電流の変動によ
る誘起電圧の変動を防ぐためコイル５に定電流を
印加しているが、例えば演算器４にこの励磁電流
を読込み誘起電圧をこの電流で除すことにより定
電流回路を用いずに励磁電流の変動による影響を
除くこともできる。
る誘起電圧の変動を防ぐためコイル５に定電流を
印加しているが、例えば演算器４にこの励磁電流
を読込み誘起電圧をこの電流で除すことにより定
電流回路を用いずに励磁電流の変動による影響を
除くこともできる。
又、演算器を用いることにより平均化演算には
単純な加算平均から複雑な平均化演算まで可能に
なりより安定した出力を得ることができる。
単純な加算平均から複雑な平均化演算まで可能に
なりより安定した出力を得ることができる。
第１図ａ，ｂは従来の流速計の波計説明図、第
２図ａ，ｂは本考案の流速計の波形説明図、第２
図ｃはそのサンプリング説明図、第３図はその回
路図である。 １……センサ、２……スイツチング回路、３…
…Ａ／Ｄコンバータ、４……演算器、５……コイ
ル、６……定電流回路、７……Ｄ／Ａコンバー
タ、A1，A2……アンプ、A4，A5……サンプルホ
ールド回路。
２図ａ，ｂは本考案の流速計の波形説明図、第２
図ｃはそのサンプリング説明図、第３図はその回
路図である。 １……センサ、２……スイツチング回路、３…
…Ａ／Ｄコンバータ、４……演算器、５……コイ
ル、６……定電流回路、７……Ｄ／Ａコンバー
タ、A1，A2……アンプ、A4，A5……サンプルホ
ールド回路。
Claims (1)
- センサ内の励磁コイルを交流電源で励磁し、セ
ンサの電極で検知した交流波形の信号を、その半
周期分を反転した後一定時間間隔でデイジタル的
にサンプリングし一定周期毎に次のサンプリング
時間内にデイジタル的に平均化演算を行い出力を
得るようにしたことを特徴とする電磁式流速計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18090483U JPS6088222U (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 電磁式流速計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18090483U JPS6088222U (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 電磁式流速計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6088222U JPS6088222U (ja) | 1985-06-17 |
| JPH0450510Y2 true JPH0450510Y2 (ja) | 1992-11-27 |
Family
ID=30392128
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18090483U Granted JPS6088222U (ja) | 1983-11-25 | 1983-11-25 | 電磁式流速計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6088222U (ja) |
-
1983
- 1983-11-25 JP JP18090483U patent/JPS6088222U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6088222U (ja) | 1985-06-17 |
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