JPH11237262A - 電磁流量計 - Google Patents
電磁流量計Info
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- JPH11237262A JPH11237262A JP3882898A JP3882898A JPH11237262A JP H11237262 A JPH11237262 A JP H11237262A JP 3882898 A JP3882898 A JP 3882898A JP 3882898 A JP3882898 A JP 3882898A JP H11237262 A JPH11237262 A JP H11237262A
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Abstract
流体ノイズが流量信号に乗った場合、精度良く流量検出
が出来なくなることが有った。 【解決手段】 検出器30が出力する流量信号の低周波
数成分をノイズ分別部50により抽出する。これを同期
サンプル部42で、サンプリングの基準電圧として用い
て流量信号のサンプリングを行うことにより、流体ノイ
ズによる変動に追従しながらサンプリングを行う。
Description
の導電性を有する各種流体の流量を測定する電磁流量計
に関する。
給される水などの導電性を有する各種流体の流量の測定
には電磁流量計が広く用いられている。
成に関わらず、殆どの導電性の流体の流量が計測可能で
あり、測定可能な流量範囲の広いことや、圧力損失が無
視できる等の特徴を有し、特にプラントや水処理設備な
どにおける流量の管理・制御に利用されている。
図である。電磁流量計は大きく分けて、流量測定し、そ
の変化を電圧値の変化(以下流量信号という)として出
力する検出器10と、この流量信号を増幅し、A/D変
換してデジタルデータとして出力する変換器20により
構成されている。
誘導の法則に基づいており、磁束を切る導体には起電力
が生じる電気磁気的現象を利用したものである。測定管
内を流れる導電性流体にその流れと直交する向きに磁界
を加えると、流体にはその流れの方向と加える磁界の向
きとに対して共に直交する方向に起電力が生じる。この
起電力の値は導体の移動速度である流体の速度に比例す
るので、この値を測定することによって流量を求めるの
が電磁流量計である。検出器10では測定管11内に流
れる流体に対して交番磁界を印加し、磁界と互いに直交
する方向に配置された1対の電極12、13間に発生す
る起電力を測定管11内を流れる流量に対応する流量信
号として変換器20に出力する。
を差動増幅器21により増幅する。検出器10から出力
される流量信号は非常に微弱で、数10μV〜数mV程
度であり、周囲のノイズの影響を大きく受ける。従っ
て、周囲を取り巻く商用電源の影響によるノイズを除去
する為に、検出器10では商用電源周波数に同期させて
励磁を行い、また変換器20では該商用電源周波数に同
期させて信号のサンプリングを行っている。
は、プラント内で用いられている商用電源によるノイズ
を除去するため、その周期(50Hzまたは60Hz)
と同期したタイミングで同期サンプリング部22でサン
プルリングされる。同期サンプリング部22では、差動
増幅器21から入力される信号を上記商用電源の周期に
同期して、信号値がプラスである時はサンプル部25に
より、マイナスの時はサンプル部26によりGND値を
基準電圧としてサンプリングを行い、これを差動回路2
7により増幅した後出力する。そしてこの出力信号は、
後段の平滑回路23により平滑化された後A/D変換部
24によりデジタル化され、その値に基づいて不図示の
マイクロプロセッサにより流量値が計算され、出力され
る。
い理想時を想定した場合の、図3の電磁流量計の各位置
での応答波形を示す図である。尚図4中の各信号に付さ
れているa〜eの記号は図3内に記載されている同一記
号の位置での信号であることを示している。
らの出力を増幅器21により増幅したもので、励磁コイ
ルに加える交流電流の周期T(プラントで用いられてい
る商用電源の周期若しくはそれを分周したもの)で流量
値に比した電圧値の方形波として出力される。
をサンプリングするサンプル部25には図4のサンプル
信号b1が、マイナス時の信号をサンプリングするサン
プル部26にはサンプル信号c1がそれぞれ供給され
る。サンプル部25、26は、サンプル信号がONの時
は入力される流量信号をGND値(0V)を基準とし
て、すなわちそのまま出力し、OFFの時は0Vを出力
する。このサンプル部25、26に加えられるサンプル
信号b1、c1は、周期Tの方形パルス信号で、流量信
号a1がプラス時にはサンプル部25が、マイナス時に
はサンプル部26がサンプリングする様それぞれT/2
周期ずれてONとなる。この様にこのサンプル信号b
1、c1によりサンプリングされて入力された信号は、
d1の様な一定の振幅値を持つ方形波として差動回路2
7より出力され、これを平滑化部23により平滑化する
とe1の様なフラット直流成分が得られ、これをA/D
変換したデータを用いることにより、正確な流量値を求
めることが出来る。
は、次の様な問題があった。電磁流量計では、流体に加
える磁界を発生させる手段として、測定管10の外周部
に対向して配置される一対の励磁コイル(不図示)を交
流電流で励磁しているが、流体に励磁を行なうと、流体
中を流れる微弱電流によって流体と電極界面との間で電
気化学反応を連続的に発生し、この反応による界面の状
態の変化や微弱な起電力の発生、あるいは界面の電気抵
抗の変動などが生じる。これらはいずれも経時的に変化
したり、あるいは流速によっても変動して一定せず、そ
のため流量信号に対するノイズとして観測される。
ノイズは、その周波数をfとすると大きさが1/fの特
性を示す。よって低周波数領域に移るほど大きくなり、
大きな直流オフセット電圧を与える。この流体ノイズは
変換部回路内部で飽和を発生させたり、また測定流量値
のふらつき等の原因となることが知られている。
ズを考慮した場合の変換部回路内の応答波形の一例を示
す。図5では、流量信号a2は検出器10からの出力を
増幅器21により増幅したもので、図4の流量信号a1
に対応する。この流量信号a2には、周期Tより波長の
長い(周波数の低い)ノイズが乗っている。そのため、
検出器10からの流量信号の直流分は低い周波数で大き
く変動し、またこれをサンプリングした差動回路27の
出力d2は流量信号a2と同様に低周波数成分の波形に
流量信号が畳み込まれた波形となる。よってこの後段の
回路である平滑化部23の出力e2は、図5の様に低周
波数成分流体ノイズによるうねりをそのまま反映したも
のとなる。
出力d2、平滑化部23の出力e2の波形に見られるよ
うに、それぞれ差動回路27の出力飽和、及び流量の測
定値のばらつきの原因となり、精度の良い流量測定を困
難とする。
1をHPF(ハイパスフィルタ)構成にして流量信号の
低周波数成分を減衰させ、高域周波数成分を増幅しても
その影響を完全に除去することは難しい。
源電圧拡大によりダイナミックレンジを確保する方法、
あるいは平滑化部23の時定数の大きくする方法等が考
えられるが、前者においては、電源電圧の拡大が流体ノ
イズのない実使用上のダイナミックレンジの拡大には寄
与がなく、また、平滑回路23の時定数を大きくした場
合には、回路応答の遅れ等の問題が発生する。
を提供することを目的とする。
は、検出手段、サンプリング手段及びノイズ分別手段を
備える。
せ、該測定管内に設けられた少なくとも1対の電極間の
電位差の変化を流量信号として出力する。ノイズ分別手
段は、上記流量信号の一定周波数以下の成分を低周波数
成分として抽出する。
出した上記低周波数成分を基準電圧として上記流量信号
のサンプリングを行う。上記ノイズ分別手段による流量
信号の低周波数成分の抽出は、例えば、上記サンプリン
グ手段がサンプリングを行うサンプリング周波数の1/
2〜1/10以下の周波数成分を抽出することにより行
われる。
波数成分の抽出は、あるいは、上記流量信号の上記流体
物による流体ノイズの周波数以下の周波数の成分を上記
低周波数成分として抽出することにより行われる。
磁流量計に用いられる変換器も含む。本発明によれば、
ノイズ分別手段により流量信号内の低周波数成分が抽出
され、該低周波数成分を基準電圧としてサンプリング手
段によりサンプリングされるので、流量信号に低周波数
のノイズが含まれていても、該ノイズの動きに追従しな
がらサンプリングを行うことが出来る。
量計の基本構成を示す図である。図1の電磁流量計は、
検出器30と変換器40より構成されている。このうち
検出器30は、図3の検出器10と基本的に同じもので
あり、測定管31内を流れる流体物に商用電源と同じ周
波数の交番磁界を印加し、測定管31の内壁に設けられ
た電極32、33間に発生する電圧の変化をその流体物
の流量の変化を表す流量信号として出力する。
るもので、検出器30から出力される数10μV〜数m
V程度の微弱な信号を増幅した後、プラントで用いられ
ている商用電源によるノイズを除去するために、該商用
電源の周波数若しくは流量計の設置環境によっては該商
用電源周波数を分周したものに同期してサンプリングを
行った後に、平滑化、A/D変換する。そしてその値に
基づいて不図示のマイクロプロセッサにより流量値を計
算し、出力する。
る微弱な流量信号をまず増幅部41により増幅する。こ
の増幅部41はHPFとなっており、流量信号の低周波
数成分を減衰させ、高域周波数成分を増幅して出力す
る。この出力信号は、サンプリング部42に入力されて
サンプリングされると共にノイズ分別部50に入力され
る。
は限らず、複数対ある構成の場合もある。この場合に
は、変換器40は、電極の各対毎に増幅部41を設け、
これらの出力を加算器により加算したものを出力信号と
してサンプリング部40及びノイズ分別部50に入力す
る構成となる。
抗R52、53及びキャパシタC54より構成されるL
PF(ローパスフィルタ)回路である。流量信号に含ま
れている流体ノイズは、6Hz前後と電磁流量計が同期
させている商用電源に比べて十分に低い周波数である。
よって、流量信号をLPFであるノイズ分別部50に通
すと、含まれている低周波の流体ノイズのみを抽出する
ことが出来る。
ィルタのカットオフ周波数が流量信号の周波数に近いと
流量信号の信号レベルを落とすことになる。また、流体
ノイズは、その周波数fに対して強さが1/fの特性を
持つため、低い周波域にほどその影響は大きくなる。よ
って抵抗R53とキャパシタC54の値で決定されるフ
ィルタの時定数は、余り過大に取る必要はなく、流量信
号の周波数よりある程度大きな値、すなわち流量信号の
時定数の2〜10倍程度とする。これによりノイズ分別
部50によって抽出される周波数成分は、流量信号の周
波数、すなわちプラントで用いられる商用電源の周波数
若しくは後述する同期サンプル部42でのサンプリング
周波数の1/2〜1/10以下のものとなる。
成は一例であり、本実施形態でのノイズ分別部50の構
成はこれのみに限るものではなく、上記周波数域の成分
を抽出することが出来るLPFであれば、他の構成でも
かまわない。
流量信号の低周波数成分は、同期サンプル部42に入力
される。同期サンプル部42は、プラント内で用いられ
ている商用電源によるノイズを除去するため、検出部3
0から出力される流量信号を商用電流の周波数、若しく
はこの電磁流量計の設置環境によりそれを1/N(N=
2、3..)に分周した周波数に同期して流量信号のサ
ンプリングを行う。
信号に同期して出力を切り替えるサンプル部45、46
と該サンプル部45と46との出力の差を増幅して出力
する差動回路47により構成されている。
プル信号に同期して出力を切り替えるスイッチで、サン
プル信号がONの時は入力信号に基づいた出力信号を、
OFFの時は0Vを出力する。このサンプル部45、4
6には入力信号として増幅部41からの流量信号とノイ
ズ分別部50により抽出された流量信号の低周波数成分
が入力され、サンプル信号がONの時には、該低周波数
成分を基準電圧とした流量信号、すなわち流量信号から
低周波数成分を差し引いたものを出力信号として出力さ
れる。
するもので、2つの入力のうち+側に入力された信号と
−側に入力された信号との差、すなわち+側の信号に−
側の信号を反転して重ね合わせた信号を出力する。
り、流量信号がマイナスの時サンプル部46によりサン
プリングが行われるように、1/2周期位相のずれたサ
ンプリング信号をそれぞれに与えると、同期サンプル部
42からは、流量信号の低周波数成分が除去されたもの
に対してサンプリングされたものが出力される。
数の流体ノイズ分によるうねりに追従しながら同期サン
プリングが行われる。そしてこの同期サンプル部42か
らの出力信号は、後段の平滑回路48により平滑化され
た後A/D変換部49によりデジタル値化され、その値
に基づいて不図示のマイクロプロセッサにより流量値が
計算され、出力される。
体ノイズ等による低周波数成分だけを抽出し、これを同
期サンプリングのための基準値として用いることによ
り、流体ノイズによるうねりが同相分として差動回路4
7への入力となる。よって、差動回路47の出力からは
流体ノイズによる大きな直流成分が除去される。これに
より、差動回路47の出力が大きな直流成分により飽和
することが無くなり、よって、次段の平滑化部出力値も
安定する。
する図1の電磁流量計の各位置での応答波形を示す図で
ある。尚図2中の各信号に付されているa〜hの記号は
図1内に記載されている同一記号の位置での信号である
ことを示している。
らの出力を増幅部41により低周波数成分を減衰させ、
高域周波数成分を増幅したものであるが、図2の様に、
増幅部41を通過させた後でも流体ノイズの影響を完全
に除去できてはおらず、流量信号a3は電磁流量計が同
期している商用電源の周期Tより大きな周期(低い周波
数)でうねりが発生している。
ングを行うサンプル部45には、図2のサンプル信号b
3が、マイナスの時の信号にサンプリングするサンプル
部46にはサンプル信号c3がそれぞれ供給される。こ
のサンプル信号b3、c3は、周期Tの方形パルス信号
で、流量信号a3がプラスになる時にサンプル部45
が、マイナスになる時にサンプル部46がサンプリング
を行う様それぞれT/2周期ずれてONとなる。
1から入力される流量信号a3より流体ノイズ等の低周
波成分のみが抽出され出力されたものである。サンプル
部45、46ではこのノイズ分別部50の出力fをサン
プリングの基準電圧とし、サンプル信号b3、c3がO
Nの時はこの信号fを基準値として流量信号a3に対し
てサンプリングを行ったもの、すなわち流量信号a3か
らノイズ分別部50からの出力fを引いたものが出力さ
れ、またサンプル信号b3、c3がOFFの時は0Vが
出力される。
gは差動回路47の+側の入力信号(サンプル部45の
出力信号)、信号hは差動回路47の−側の入力信号
(サンプル部46の出力信号)である。信号g、hを見
ると判るように、サンプル部45、46で信号fを基準
値としてサンプリングを行ったため、これらには流体ノ
イズによる低周波のうねりが除去されている。
7により差動増幅を行ったものが、差動回路47の出力
d3である。この出力d3は、図2に示す様な一定の振
幅値を持つ方形波として得られ、これは平滑化部48に
より容易に平滑化することが出来る。
た平滑化部48の出力信号を示すものである。本実施形
態の電磁流量計では、流量信号に流体ノイズによる低周
波数成分が含まれていても図2のe3の様な流体ノイズ
による大きな直流成分が除去されたフラット直流成分が
得られ、これをA/D変換部49によりデジタル化した
データを用いて不図示のマイクロプロセッサにより流量
値を計算することにより正確な流量値を求めることが出
来る。
に含まれる場合に於ても、低周波数の流体ノイズ分の動
きに追従しながらサンプリングが行われるので、流体ノ
イズによる影響を除去することが出来、精度の良い流量
の測定が可能となる。
くなるので、これにより変換器が飽和することが無くな
り、またその出力値も安定する。
である。
体ノイズを含んだ流量信号に対する各応答波形を示す図
である。
定した場合の電磁流量計内の応答波形を示す図である。
号波形の例を示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 測定管内で交番磁界を発生させ、該測定
管内に設けられた少なくとも1対の電極間の電位差の変
化を流量信号として出力する検出手段と、 前記流量信号の一定周波数以下の成分を低周波数成分と
して抽出するノイズ分別手段と、 前記低周波数成分を基準電圧として前記流量信号のサン
プリングを行うサンプリング手段とを備えることを特徴
とする電磁流量計。 - 【請求項2】 前記ノイズ分別手段は、前記流量信号
の、前記サンプリング手段がサンプリングを行うサンプ
リング周波数の1/2〜1/10以下の周波数成分を前
記低周波数成分として抽出することを特徴とする請求項
1記載の電磁流量計。 - 【請求項3】 前記ノイズ分別手段は、前記流量信号
の、前記流体物による流体ノイズの周波数以下の周波数
の成分を前記低周波数成分として抽出することを特徴と
する請求項1記載の電磁流量計。 - 【請求項4】 入力された流量信号のサンプリングを行
う、電磁流量計で用いられる変換器であって、 前記流量信号の一定周波数以下の成分を低周波数成分と
して抽出するノイズ分別手段と、 前記低周波数成分を基準電圧として前記流量信号のサン
プリングを行うサンプリング手段とを備えることを特徴
とする電磁流量計の変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03882898A JP3658975B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 電磁流量計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03882898A JP3658975B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 電磁流量計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11237262A true JPH11237262A (ja) | 1999-08-31 |
JP3658975B2 JP3658975B2 (ja) | 2005-06-15 |
Family
ID=12536105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03882898A Expired - Fee Related JP3658975B2 (ja) | 1998-02-20 | 1998-02-20 | 電磁流量計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3658975B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007521466A (ja) * | 2003-09-05 | 2007-08-02 | マイクロ・モーション・インコーポレーテッド | 流量計フィルタ・システム及び方法 |
-
1998
- 1998-02-20 JP JP03882898A patent/JP3658975B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007521466A (ja) * | 2003-09-05 | 2007-08-02 | マイクロ・モーション・インコーポレーテッド | 流量計フィルタ・システム及び方法 |
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JP3658975B2 (ja) | 2005-06-15 |
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