JPS6145483Y2 - - Google Patents

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JPS6145483Y2
JPS6145483Y2 JP17900080U JP17900080U JPS6145483Y2 JP S6145483 Y2 JPS6145483 Y2 JP S6145483Y2 JP 17900080 U JP17900080 U JP 17900080U JP 17900080 U JP17900080 U JP 17900080U JP S6145483 Y2 JPS6145483 Y2 JP S6145483Y2
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JP
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amplifier
circuit
ion
input
sensor
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JP17900080U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は絶縁ゲート形の電界効果トランジス
タ(以下FETと略称する)を用いたイオン濃度
測定装置の改良に関するものである。
FETイオンセンサを用いたイオン濃度測定装
置を第1図に示す。同図において、1は絶縁ゲー
ト形のFETのゲート部に、電解液中のイオン活
性量に応じた界面電位を生じるイオン選択膜を設
けてなるイオンセンサで、電圧利得が1のソース
フオロアで作動するように設定されている。2は
FETイオンセンサ1のゲート電圧を付加するた
めの比較電極であり、液絡式のAg−Agcl電極が
用いられている。この比較電極2はイオン濃度測
定のための基準電極としても働くようになつてお
り、上記イオンセンサ1等とともにイオン回路3
を構成している。4はFETイオンセンサ1のソ
ース電極に接続されている定電流回路、5は測定
液(もしくは生体)Mを収容する容器(もしくは
生体)である。6は上記センサ回路3の出力段に
接続されてイオン濃度を演算する演算回路、7は
イオン濃度の表示回路である。
上記構成において、FETイオンセンサ1のゲ
ート部には、比較電極電位(一定)とイオン選択
膜の電位(界面電位)とが加えられて印加され
る。このFETイオンセンサ1はソースフオロア
で動作するため、増幅度はほぼ1でゲート極の電
位変化分ΔVGとソース極の電位変化分ΔVSとが
等しいことから、界面電位の変化量がソース極の
電位VSの変化量として検出される。イオン濃度
の対数がソース極電位VSと直線関係にあること
から、上記VSからイオン濃度が演算回路6を介
して算出されて表示回路7で表示される。
ところで、この種測定装置の周辺は60Hzもしく
は50Hzの商用電源を主とする各種のノイズ発生源
がある。これらのノイズは一般に商用交流の室内
配線から静電誘導によつてセンサ回路系に流れ込
む。これを防ぐためには測定室に大がかりなシー
ルド構造を施こさねばならず、従来では、上記ノ
イズの影響を受けて測定誤差を生じるのを余儀な
くされていた。
この考案は高入力インピーダンス形の差動増幅
回路を導入する簡単な構成により、ノイズの悪影
響を受けることなくイオン濃度を適確に測定でき
るイオン濃度測定装置を提供することを目的とし
ている。
以下、この考案の一実施例を図面にしたがつて
説明する。
第2図はこの考案に係るイオン濃度測定装置の
一例を示すもので、第1図と同一部所には同一符
号を付して詳しい説明を省略する。同図におい
て、8はセンサ回路3と演算回路6との間に介挿
された高入力インピーダンス差動増幅回路であ
る。この差動増幅回路8は第3図に示すように、
演算増幅器からなる第1〜第3の増幅器9〜1
1、抵抗体12〜20、およびコンデンサ21か
ら構成されており、1対の入力端子A,Bの一
方、たとえば第1の増幅器9につながる入力端子
Aは開放状態で、第2の増幅器10につながる入
力端子Bがイオンセンサ1のソース電極に接続さ
れており、出力端子Cが上記演算回路6に接続さ
れている。抵抗体20は入力端子Aが開放された
第1の演算増幅器9の入力バイアス抵抗である。
上記構成において、センサ回路3からの出力、
つまりイオンセンサ1のソース電極からの出力信
号は差動増幅回路8の入力端子Bに印加される。
この出力信号に含まれるノーマルモードノイズの
交流成分はコンデンサ21を通して抵抗体20の
両端に現われる。この成分は第1の増幅器9を通
つて増幅されたのち、第3の増幅器11で減算さ
れるため、出力端子Cには出力されず、入力端子
Bに印加されたイオン濃度に比例する直流成分の
みが上記出力端子Cから出力される。
第4図はツイン型イオンセンサを用いた例を示
し、入力端子Aは、FETイオンセンサ1に並列
接続された比較FETイオンセンサ1′のソース電
極に接続し、入力端子Bはイオン濃度検出用
FETイオンセンサ1のソース電極に接続する。
入力端子A,Bから入る同相ノイズはこの差動増
幅回路8の同相ノイズ除去比が高いことにより、
出力端子Cには現れず、出力端子Cにはイオン濃
度に比例する直流電圧のみが出力されることにな
る。
以上のように、この考案は絶縁ゲート形の
FETセンサを有するセンサ回路側と演算回路と
の間に高入力インピーダンス差動増幅回路を介挿
することにより、ノイズを効果的に除去できるイ
オン濃度測定装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のイオン濃度測定装置のブロツク
図、第2図はこの考案に係るイオン濃度測定装置
の一例を示すブロツク図、第3図は同装置の要部
の構成を示す電気回路図、第4図は他の実施例を
示すブロツク図である。 1,1′……イオンセンサ、2……比較電極、
3……センサ回路、6……演算回路、7……表示
回路、8……高入力インピーダンス差動増幅回
路、9,10,11……第1〜第3の増幅器、2
0……抵抗体、21……コンデンサ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 絶縁ゲート形の電界効果トランジスタのゲート
    部にイオン選択膜を設けてなるイオンセンサなら
    びにイオンセンサのゲート電圧付加用の比較電極
    を有するセンサ回路と、このセンサ回路の出力信
    号からイオン濃度を算出する演算回路と、この演
    算回路からの出力を表示する表示回路と、上記セ
    ンサ回路と演算回路との間に介挿された高入力イ
    ンピーダンス形の差動増幅回路とを具備し、上記
    差動増幅回路は、第1および第2の増幅器と、こ
    れら両増幅器の出力を減算して差信号を出力する
    第3の増幅器とを有し、第1の増幅器の入力端子
    に入力バイアス用の抵抗体が接続され、第2の増
    幅器の出力信号がコンデンサを介して第1の増幅
    器の入力端子に入力され、上記センサ回路のイオ
    ンセンサが1つのときは、第1の増幅器の入力端
    子が開放状態とされて第2の増幅器の入力端子に
    イオンセンサの出力信号が入力され、上記イオン
    センサが2つ並列接続されているときは、一方の
    イオンセンサの出力信号が第1の増幅器の入力端
    子に、他方のイオンセンサの出力信号が第2の増
    幅器の入力端子にそれぞれ入力されてなるイオン
    濃度測定装置。
JP17900080U 1980-12-12 1980-12-12 Expired JPS6145483Y2 (ja)

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JPS57101956U JPS57101956U (ja) 1982-06-23
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