JPS62132086A - ホ−ス継手 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明（よ、水道の蛇口形状が丸形でも矩形であっても
十分緊密に接続が行なえるホース継手に関するものであ
る。

〈従来の技術及びその問題点〉 従来から、ホースの基端側に装着され、それを蛇口に差
し込むだけで容易に取付けが行なえるホース継手があり
、それは例えば第１０図に示す様に蛇口（１′）に取付
ける継手本体（２′）の中に弾性素材より成るパツキン
（３′）が嵌込まれ、継手本体（２′）の下部に螺着さ
れるナツト（４′）によりホース（５′）を締付固着し
た形態の物であり、蛇口（１′）に取付けて水を流せば
、その水圧がパツキン（３′）の裏側よりパツキンを蛇
口（１′）側に押し付け、パツキン（３′）の復元力と
相俟って蛇口（１′）に対し強く装着されるという構造
の物であった。しかるにこの種従来のホース継手ではそ
の継手本体（２′）の内部空間及びそこに用いられてい
るパツキン（３′）の形状が丸形状であるが為に、蛇口
が丸形状の場合には緊密に適合するが、蛇口が矩形状の
場合には、該矩形状蛇口の四角に於いてはパツキンと強
く当接されるが、それ以外の辺部にあっては蛇口とパ・
ンキン間に隙間が生じるかあるいは弱い力でしか当接出
来ずに、漏水の原因となる欠点がある。

又通常は見かけないが、矩形蛇口専用の物として、継手
本体及びバッキングの形状を共に矩形となす事は考えら
れはするが、その場合には今度は逆に丸形蛇口に対して
の適合性が悪くなる。

〈問題点を解決する為の手段〉 本発明では上述の欠点を解消し、蛇口形状が丸形でも矩
形でも、いずれの場合にも十分に適合するホース継手を
提供せんとするものであり、その要旨は上下端開口状同
体から成る継手本体の内壁に弾性素材から成る蛇口締付
用パツキンが周設され、又同筒体下部にはホース取付用
ナツトが重合されるホース継手に於いて、上記パツキン
をその上端開口部に於いて鍔状張出部を有する矩形柱状
体の中心に上下方向に円形空間部が貫設された如き筒状
体となし、しかも同筒状体の四角部にはその下端から上
記鍔状張出部のや一下方に到る迄の間を各々上下方向に
渡る空洞部が形成されている如き構成となしたことを特
徴とするホース継手である。

なお本発明の継手本体は、通常上部部材と下部部材とが
螺合その他の適宜手段によって嵌合自在となる様に構成
されており、その嵌合部分に於いて、上記パツキンの鍔
状張出部を固定する様にしてパツキンを取付けるもので
あり、その為にパツキンの鍔状張出部の周縁形状は継手
本体の内部空間部の形状と一致させる様にする。

〈実施例及び作用〉 以下本発明をその実施例を示す図面を参酌し乍ら詳述し
併せて本発明の詳細な説明する。

第１図に本発明で用いるパツキン（１）の斜視図を、第
２図に同底面図を、第３図に同断面図を示すが、これら
第１図〜第３図に示す如く、本発明のパツキン（１）は
、内部に断面円形の空間部（２）を有する外形が矩形状
の筒状体（３）より成り、しかも上端開口部には鍔状張
出部（４）が設けられると共に、筒状体（３）の内部の
四角部にはその上部は閉塞され下部は開口状の空洞部（
５）が形成されている。このパツキンは、ゴムや柔軟性
プラスチック等の弾性体を素材とする。

本発明のホース継手は、第４図に示す様に上述した如き
パツキン（１）が、通常は上下に２分される継手本体（
６）の内壁にその鍔状張出部（４）の周縁で固定される
如く嵌め込まれ、かつ継手本体（６）の下部にはその下
端開口部に接続したホース（７）を締付ける為のナラｌ
−（８）が重合自在に設けられており、図示する如く蛇
口（９）をパツキン（１）の上端開口部を押し拡げる様
にして差し込み使用するものである。この際に蛇口（９
）の外形が丸形の場合には、パツキン（１）に丸形の空
間部（２）が貫設されている為に第５図に示す様にパツ
キン（１）の筒状体（３）はあまり変形を起こす事なく
、又空洞部（５）も殆んど押し潰される事なく蛇口（９
）はパツキン（１）の空間部（２）内へ嵌入され、蛇口
（９）の全周面にパツキン（１）が十分に当接される。

又蛇口（９）が矩形の場合は、第６図に示す様にパツキ
ン（１）の四角部に形成された空洞部（５）が押し潰さ
れる事により、その分だけ該四角方向の開口径が拡張さ
れ、しかもパツキン（１）の筒状体（３）も相当に変形
されｔこ形態となるが、四角部に於ける空間部（２）の
拡径は空洞部（５）が潰される事により無理なくなされ
るものであり、該四角部が拡径された反動が他の辺部に
現われ、辺部に於いてパツキン（１）の蛇口（９）に対
する当接力が弱（なるという事はない。

本発明の継手本体（６）及びナラｌ−（８）は、その素
材としては別に限定される事はなく、プラスチックでも
金属でもよいが耐食性や成型性の点で通常はプラスチッ
ク製とする。いずれにしてもある程度硬質の素材を用い
、水を流した場合にその水圧に耐え、該水圧は弾性素材
から成るパツキンに作用せしめ、パツキンを裏側（外側
）から水圧で押し蛇口（９）に対する締付力を付与する
様にしておく　。

又第７図及び第８図に示すのは、継手本体（６）の上部
開口縁部の一部に切落部（１０）を設けて、蛇口（９）
がパツキン（１）内へより深く入る様にした形態の物、
又第９図に示すのは継手本体（６）の周側壁に固定ネジ
（１１）を取付け、蛇口（９）に対する接続をより強固
としたものである。

〈発明の効果〉 以上性べて来た如く、本発明のホース継手によれば、パ
ツキンの四角部に空洞部を形成した事により、該パツキ
ンの円形空間部に対し矩形蛇口を嵌め込んｔ！際にも上
記空洞部が押し潰される事により無理なく矩形蛇口の角
部に相当する部分が拡径され、パツキンは蛇口全周で強
固に、かつ略均−に蛇口を締め付けるので、丸形蛇口に
対しては勿論、矩形蛇口に対しても十分に緊密な適合を
なし、漏水や継手自体が蛇口から離脱するという事がな
いものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明ホース継手のパツキンの一部切欠斜視図
、第２図は同底回図、第３図は第２図■−Ｍ綿に於ける
断面図、第４図は本発明ホース継手の使用状態を示す説
明図、第５図及び第６図はそれぞれ本発明のホース継手
に丸形蛇口及び矩形蛇口を取付けた際のパツキンの変形
状態を示す説明図、第７図は本発明ホース継手の他の実
施例を示す平面図、第８図は同要部断面図、第９図は本
発明の更に他の実施例を示す平面図、第１０図は従来の
ホース継手の使用状態を示す説明図。 図中、　　　（１）パツキン （３）筒状体 （４）鍔状張出部 （５）空洞部 （６）継手本体 （８）、ナラ　Ｉ・

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、上下端開口状筒体から成る継手本体の内壁に弾性素
   材から成る蛇口締付用パッキンが周設され、又同筒体下
   部にはホース取付用ナットが重合されるホース継手に於
   いて上記パッキンをその上端開口部に於いて、鍔状張出
   部を有する矩形柱状体の中心に上下方向に円形空間部が
   貫設された如き筒状体となし、しかも同筒状体の四角部
   にはその下端から上記鍔状張出部のやゝ下方に到る迄の
   間を各々上下方向に渡る空洞部が形成されている如き構
   成となしたことを特徴とするホース継手。