JPS62131650A - 電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は１発呼者に対応して選択的に着信の拒否ある
いは許可を行う電話機に関するものである。

〔従来の技術〕

電話の言及により、いまや電話は、ビジネスあるいは社
会生活における必需品として、職場、家庭で気軽に利用
されている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、従来の電話機は、着信に対して画一・的にベル
あるいはリンガ等のサウンダを鳴動し利用者に着信を通
知する構成であったため、以下のような不便さ、問題点
があった。

■　職場においては、必ずしも応答する必要のない着信
に対しても呼出され、仕事の中断を強いられることにな
り、仕事の能率が上がらない。

■　もちろん、利用者の意志によって着信呼出しに対し
て応答しないまま放置することも可能であるが、呼出し
音により、同様に仕事に対する集中力をそそがれる。

■　家庭においては、緊急電話もまちがい電話も一様に
着信呼出しされる。特に、いたずら電話は、一種の社会
問題となっているが、いたずら電話か否かを区別できな
いためそれに対して有効な防止策が打てない。

最近、網の進展（例えば、ディジタル化など）に伴い、
着信時応答前に、発呼者番号を表示する機能を有する電
話機が考案されており、応答前に発呼者を番号により確
１認できるため、上記の不便さは若干軽減されるが、Ｉ
Ｉｆ出し￥ｆにより電話口まで呼出されることにかわり
はなく、１−、記聞照点の木質的解決には至っていない
。

また一時的に全ての着信を拒否する電話機（例えば、着
信は受けてもリンガを鳴らさない電話機）も考案されて
いるが、逆に、この場合は、重要な電話や緊急な電話ま
でも拒否してしまうという問題点があった。されに、？
ｉにリンガをとめるだけの場合、交換機および発信者側
は正常着信時と何ら変わりはなく、例えば、発信者には
ＲＢＴ（Ｒｉｎｇ　Ｂａｃｋ　Ｔｏｎｅ　）が聞えてい
るため、発信者が呼出しをあきらめてオンフックまで着
信呼出し中であることには変わりはない。従って、着信
拒否中（すなわち、着信中でリンガ無鳴動時）に発信す
るためにオンフックした場合、着信を受けてしまうとい
う問題点があった。

この発明は、かかる問題点を解決するためになされたも
ので、発呼者優先の電ａ機の基本的な問題点を補うべく
、特定の発呼者に対してのみ着信したり、あるいは、特
定の発呼者に対してのみ着信を拒否したりすることので
きる電話機を提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る電話機の第１の発明は、着信拒否電話番
号記憶手段と、この着信拒否電話番号記憶手段に記憶さ
れた電話番号と網より送出される発呼者番号とを照合す
る照合手段と、この照合手段において照合がとれた場合
に着信側端末の状態を表わす経過表示信号を網へ送出し
て着信を拒否する経過表示信号送出手段とを備えたもの
である。

またこの発明に係る電話機の第２の発明は、着信許可電
話番号記憶手段と、この着信許可電話番号記憶手段に記
憶された電話番号と網より送出される発呼者番号とを照
合する照合手段と、この照合手段において照合がとれた
場合のみに着信を可能にする接続制御手段とを備えたも
のである。

〔作用〕

この発明の第１の発明においては、照合手段より着信拒
否電話番号−記憶「７段に記憶された電話番号と網より
送出される発呼者番号−との照合がとれた場合、着信側
端末の状態を表わす経過表示信号が網へ送出されるとと
もに着信が拒否される。

この発明の第２の発明においては、照合手段により着信
許可電話番号記憶手段に記憶された電話番号と網より送
出される発呼者番号との照合がとれた場合にのみ、着信
が可能になる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の第１の発明の一実施例を示すディジ
タル電話機の構成図で、１は接続端子、２は電力分離−
モ衡・不平衡回路、３は電源回路、４は網インタフエー
ス回路、５ａは着信を拒否する相手、の電話番号を記憶
する着信拒否電話番号記憶手段、６は信号制御手段、６
ａは前記着信拒否電話番号記憶手段５に記憶された電話
番号と網より送出される発呼者番号とを照合する照合手
段、６ｂは少なくとも前記照合ｆ段６ａにおいて照合が
とれた場合に着信側端末の状態を表わす経過表示信号（
例えば、ローカル使用中、機器異常笠）を網へ送出して
着信を拒否する経過表示信号送出手段、７はフックスイ
ッチ、８は表示器、９は表示器駆動回路、１０は押しボ
タンダイヤルスイッチ、１１はサウンダ、１２は呼出回
路、１３は受話器、１４は送話器、１５は通話回路、１
６はコーデック、１７は着信拒否機能を起動する機能キ
ー、１９はその他の機能キ一群である。

以ｒ、動作について説明する。

まず、着信があると、網より送出された発呼者番号が信
号制御手段６に入力される。通常の電話機および着信拒
否が起動されてない状態では、サウンダ１１を鳴動し、
表示器８に発呼者番号を表示するように制御されるが、
機能キー１７により着信拒否機能が起動されている時、
この発明の電話機においては、まず照合手段６ａによっ
てあらかじめ着信拒否電話番号記憶手段５に記憶された
電話番号と発呼者番号との照合が照合手段６ａによって
行われる。そして、照合がとれた場合には通常の着信動
作を行わず、経過表示信号送出手段６ｂより着信側の状
態を表わす経過表示信号（ＣＰ　Ｓ　：　Ｃａ１ｌ　Ｐ
　ｒｏｇｒｅｓｓ　Ｓ　ｉｇｎａｌ　）を網へ送出して
着信できないことを発呼者に通知する。また照合手段６
ａにおいて照合がとれない場合には、通常の着信動作（
すなわち、サウンダの鳴動および発呼者番号表示）を行
う。

また第２図に示すように、照合手段６ａにおいて照合が
とれた場合に発呼者番号を記憶する着信拒否発呼老番り
記憶手段６Ｃを備えることにより、着信拒否した発呼者
を確認することができ、必要に応じてｉ！Ｉ！ＡｆＳを
とることができる。

第３図はこの発明の第２の発明の電話機の一実施例を示
す構成図で、第１図と同・符号は同・部分を示し、５ｂ
は着信を許可する相手の電話番号を記憶する着信３１〜
町電話香り記憶手段、６ｄは前記被着信許可電話番号記
憶手段５ｂに記憶された電話番号と網より送出される発
呼者番号とを照合する照合手段、６ｅは前記照合手段６
ｄにおいて照合がとれた場合のみに着信を可能にする接
続制御手段、１８は選択着信許可を起動する機能キーで
ある。

以下、動作について説明する。

機能キー１８により選択着信許可が起動されている場合
、まず着信があると、照合手段６Ｃにおいて着信許可電
話番号記憶ｆ段５Ｃにあらかじめ記憶された電話番号と
網より送出された発呼者番号との照合が照合手段６ｄに
よって行われる。そして照合がとれた場合のみに接続制
御手段６ｅによって着信動作が行われる。

また第４図に示すように、照合手段６ｄによって照合が
とれなかった場合の発呼者番号を記憶する着信拒否発呼
者番号記憶手段６ｆを備えることにより、着信を許可し
なかった、すなわち、着信拒否した発呼者を後で確認で
き必要に応じて発呼者に対して連絡することもできる。

なお、上記実施例において、着信拒否電話番号９着信許
可型話番号の設定および着信拒否発呼者番号の読出し表
示等は、機能キー１９およびダイヤル１０を用いて行う
。

また上記実施例では、ディジタル電話機の場合について
説明したが、発呼者番号を着端末に転送できるＰＢＸや
ＣＥＳ等に接続されるアナログ電話機の場合も、同様に
実現できる。

〔発明の効果〕

この発明のｆＪＳｌの発明は以に説明したとおり、着信
を拒否する相手の電話番号を記憶する着信拒否電話番号
記憶手段と、この着信拒否電話番号記憶手段に記憶され
た電話番号・と網より送出される発呼者番号とを照合す
る照合手段と、この照合手段において照合がとれた場合
に着信側端末の状態を表す経過表示信号を網へ送出して
着信を拒否する経過表示信号送出手段とを備えたので、
いたずら電話がかかった時や通話したくない相手からの
着信を拒否することができるという利点がある。

また本発明の第２の発明は、着信を許可する相手の電話
番号を記憶する着信許可電話番号記憶手段とこの着信許
可電話番号記憶手段に記憶された電話番号と網より送出
される発呼者番号とを照合する照合手段と、この照合手
段において照合がとれた場合のみに着信を可能にする接
続制御手段とを備えたので、全ての着信に対して着信拒
否するモードにおいて特定の相手からの着信のみを行う
ことができるという利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の第１の発明の一実施例を示す構成図
、第２図はこの発明の第１の発明の他の実施例を示す構
成図、第３図はこの発明の第２の発明の一実施例を示す
構成図、第４図はこの発明の第２の発明の他の実施例を
示す構成図である。 図中、５ａは着信拒否電話番号記憶手段、５ｂは着信許
可電話番号記憶手段、６は信号制御手段、６ａは照合手
段、６ｂは経過表示信号送出手段、６Ｃは着信拒否発呼
者番号記憶手段、６ｄは照合手段、６ｅは接続制御手段
、６ｆは着信拒否発呼者番号記憶手段である。

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）着信時の応答前に網より送出される発呼者番号を
   使用者に通知する機能を有する電話機において、着信を
   拒否する相手の電話番号をあらかじめ記憶する着信拒否
   電話番号記憶手段と、この着信拒否電話番号記憶手段に
   記憶された電話番号と前記網より送出される発呼者番号
   とを照合する照合手段と、この照合手段において照合が
   とれた場合に着信側端末の状態を表わす経過表示信号を
   網へ送出して着信を拒否する経過表示信号送出手段とを
   備えたことを特徴とする電話機。
2. （２）経過表示信号送出手段は、照合手段において照合
   がとれた場合に、着信拒否した発呼者番号を記憶する着
   信拒否発呼者番号記憶手段を備えたことを特徴とする特
   許請求の範囲第（１）項記載の電話機。
3. （３）着信時の応答前に網より送出される発呼者番号を
   使用者に通知する機能を有する電話機において、着信を
   許可する相手の電話番号を記憶する着信許可電話番号記
   憶手段と、この着信許可電話番号記憶手段に記憶された
   電話番号と前記網より送出される発呼者番号とを照合す
   る照合手段と、この照合手段において照合がとれた場合
   のみに着信を可能にする接続制御手段とを備えたことを
   特徴とする電話機。
4. （４）接続制御手段は、照合手段において照合がとれな
   かった場合に、着信を拒否した発呼者番号を記憶する着
   信拒否発呼者番号記憶手段を備えたことを特徴とする特
   許請求の範囲第（３）項記載の電話機。