JPS62129959A - 光デイスクの製造方法およびその装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はビデオディスク、ディンタルオーディオディス
ク（例えばコンパクトディスク）、静止画、文書ファイ
ルなどのディジタル信号を記録、再生または消去可能な
光ディスクの製造方法および光ディスクの製造装置に関
するものである。

従来の技術 一般に光ディスクはその情報密度が極めて大きいことや
、Ｓ／Ｎ　比も大きく、ノイズが少ないことなどから情
報媒体として有望視され、ビデオディスクやディジタル
オーディオディスクとして商品化され、ディジタル信号
を記録、再生するディスクとしても近年研究開発が行わ
れている。

■４図に従来の一般的なディジタルオーディオディスク
であるコンパクトディスクの概要を示す。

これはＰＣＭ変換されたディジタル信号が樹脂基板にビ
ット列状に記録され半導体レーザにより再生されるもの
であろう 第４図において、１はディスク、２は樹脂基板、３は樹
脂基板２に刻祉れたピット列状のディジタル信号部、４
ばその表面に形成された反射膜、Ｓは反射膜４にコーテ
ィングされた保護膜、６は保護膜５に設けられたレーベ
ル印刷膜、７は再生用の半導体レーザ光である。

反射膜４はディジタル信号を再生するため、保護膜５は
反射膜を保護するため、レーベル印刷膜６はディスクを
識別するため各々必要なものである。

従来は、保護膜と印刷膜との形成には各々別々の保護膜
形成装置、印刷装置としてしか存在しなかった。

第２図に反射膜または記録膜の形成されたディスク上に
保護膜全形成する従来の保護膜形成装置の断面図金示す
。保護膜形成装置８は保護膜付着装置９と乾燥装置１０
を有している。

次に第３図に保護膜の形成されたディスク上にレーベル
印刷を施す従来の印刷装置の断面図を示す。印刷装置１
１はスクリーン印刷・装置１２と乾燥装置１３とを有し
ている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成で：・ま、反射膜または
記録膜が形成されたディスク上に保護膜全形成する保護
膜形成装置と、保護膜上にレーベル印刷膜全形成する印
刷装置とが別構成であるため工程毎に不要の労力と時間
を費やす。また、ディスクをトレイに設置する場合には
、トレイには上記保護膜、印刷膜などが付着するために
、コンタミネーションや欠陥が含まれ易く、信頼性に欠
け、量産性が悪いなどの問題点を有していた。

本発明は上記問題点に鑑み、信頼性の高い光ディスクを
量産性良く安価に提供することのできる光ディスクの製
造方法およびその製造装置を提供するものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、同一装置内にお
いて、反射膜または記録膜の形成されたディスク上に保
護膜を形成する保護膜形成装置と、上記保護膜の形成さ
れたディスク上にレーベル印刷膜を形成する印刷装置と
、上記ディスクを設置するトレイと、上記トレイを搬送
する搬送装置と、上記トレイを洗浄する洗浄装置と全備
え、連続した工程で順次ディスク上に保護膜と印刷膜と
全形成するものである。

作用 本発明は上記した構成によって、同一装置内の連続した
工程で、トレイに設置されたディスクを順次搬送装置に
て移動させ、保護膜形成装置にて上記反射膜または記録
膜の設けられたディスク上に保護膜を形成したのち、印
刷膜ａにて上記保護膜の設けられたディスク上に印刷膜
全形成し、その後洗浄装置にて上記トレイを洗浄するこ
とにより、量産性に富んだ、信頼性の高い光ディスクを
安価に製造することができる。

実施例 以下本発明の一実施例の光ディスクの製造方法およびそ
の装置について図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の光ディスクの製造方法を提供する製造
装置１４を示し、第１図（ａ）は平面図、第１図（′ｂ
）は断面図である。

反射膜の設けられたディスク２４に保護膜を形成する保
護膜形成装置１５と、保護膜の設けられたディスク上に
レーベル印刷膜を形成する印刷装置１６と、上記ディス
クを設置するトレイ１７と、上記トレイ１７を搬送する
搬送装置１８と、上記トレイ１７を洗浄する洗浄装置１
９とにより構成されている。

反射膜の設けられたディスク２４に保護膜塗布装置２０
にて保護膜が形成され、硬化装置２１にて保護膜が硬化
される。次に保護膜の設けられたディスク上にスクリー
ン印刷装置２２にて印刷膜が形成され、硬化装置２３に
て印刷膜が硬化される。

次に、保護膜と印刷膜の設けられたディスクは、ディス
ク取出装置（図示せず）にて外部に取出され、トレイ１
アだけが搬送装置１８全通して洗浄装置１９に運ばれ、
ここでトレイが洗浄される。

洗浄されたトレイは再度、基板取入部にもどる。

これらは同一装置内で連続的に処理され、ディスク上に
、保護膜と印刷膜とを形成し、また基板を設置するトレ
イが洗浄される定め、量産性に富み、しかもトレイに付
着し之コンタミネーション全洗浄することが可能である
ため欠陥の少ない光ディスクを安定性良く生産すること
ができる。

保護膜と印刷膜とはアクリル系紫外線硬化型樹脂が一般
的である。

また、洗浄装置としては、酸・アルカリ・有機溶剤など
による化学的エツチングや機械的ポリシングや超音波洗
浄や逆電解メッキなどが有効である。

発明の効果 以上のように本発明は、同一装置内の連続した工程で、
トレイに設置された基板を順次搬送装置を用いて移動さ
せ、保護膜形成装置にて、反射膜または記録膜の設けら
れたディスクに保護膜を形成したのち、印刷装置にて上
記保護膜の設けられたディスクにレーベル印刷膜を形成
したのち、洗浄装置にて上記トレイを洗浄することによ
り光ディスク企形成する之め、連続工程であるため量産
性が高く、設備コストと安価であることや、トレイの洗
浄が可能なことよりゴミやホコリなどのコンタミネーシ
ョンの少ない信頼性の高い光ディスクが安定して生理で
きるなど安価で高性能な光ディスクを提供することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における光ディスクの製造装
置を示し、第１図（ａ）は平面図、第１図（ｂ）は同断
面図、第２図は従来の光ディスクの製造装置である保護
膜形成装置の断面図、第３図は同印刷膜形成装置ｌの断
面図、第４図（ＫＬ）　、　（ｂ）　、　（Ｃ）は光デ
ィスクの一種であるディジタルオーディオディスクの各
々平面図、断面図、および要部拡大図である。 １・・・・・・ディスク、２・・・・樹脂基板、４・・
・・・・反射膜、６・・・・・・保護膜、６・・・・・
印刷膜、１４・・・・・・光デイスク製造装置、１５・
・・・・保護膜成形装置、１６・・・・・・印刷膜形成
装置、１７・・・・・・トレイ、１８・・・・・搬送装
置、１９・・・・・・洗浄装置。 ／４−−一　尤テ１スク製Ｌ＆Ｌ　　　　２０−ｍ−イ
琴（４］串（ナルヂし１）５−−−　イＪｋｉ［ＪＬＪ
Ａｆ、工　　　２１−−−　１ｊ（ｃＪ　工／６−−−
　卵子」眉（形Ａ季り、Ｉ　　　　２２−−−スフ“］
１乙甲列炙１／７　−−−　　トレイ　　　　　　　　
　　　　　　　２３−一−ル更、４０辰工第２図 第３図 ／Ｚ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）同一装置内の連続した工程で、トレイに設置され
   たディスクを順次搬送装置を用いて移動させ、保護膜形
   成装置にて反射膜または記録膜の設けられたディスクに
   保護膜を形成したのち、印刷装置にて上記保護膜の設け
   られたディスクにレーベル印刷膜を形成したのち、洗浄
   装置にて上記トレイを洗浄することを特徴とする光ディ
   スクの製造方法。
2. （２）同一装置内で、反射膜または記録膜の設けられた
   ディスク上に保護膜を形成する保護膜形成装置と、上記
   保護膜の設けられたディスク上にレーベル印刷膜を形成
   する印刷装置と、上記ディスクを設置するトレイと、上
   記トレイを搬送する搬送装置と、上記トレイを洗浄する
   洗浄装置とを備え、連続した工程でディスク上に順次保
   護膜と印刷膜とを形成すると共に、トレイを洗浄するよ
   うに構成した光ディスクの製造装置。