JPS6212920Y2 - - Google Patents

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JPS6212920Y2
JPS6212920Y2 JP4363181U JP4363181U JPS6212920Y2 JP S6212920 Y2 JPS6212920 Y2 JP S6212920Y2 JP 4363181 U JP4363181 U JP 4363181U JP 4363181 U JP4363181 U JP 4363181U JP S6212920 Y2 JPS6212920 Y2 JP S6212920Y2
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JP
Japan
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leaf
main
load
sub
spacer
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JP4363181U
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JPS57156648U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、プログレシブリーフスプリングに関
する。
従来の技術 従来、トラツクやバスのように荷重変動の大き
い車種には第1図に示すようなメインリーフ1と
サブリーフ2とから成り立つプログレシブリーフ
スプリングが用いられており、荷重の小さいとき
はメインリーフ1だけが働き、ある荷重以上にな
るとメインリーフ1とサブリーフ2とが作用する
ようになつている。そして、ある荷重、つまりサ
ブリーフ2の一番上にあるリーフの端部がメイン
リーフ1の一番下にあるリーフと交会する交会点
荷重よりやや小さい荷重のとき、メインリーフだ
けで荷重を受けるが、その構造上、メインリーフ
の一番下に位置する最小リーフのUボルト際に大
きな応力がかかるので、前記最小リーフが損傷を
受け、スプリングの寿命を下げる原因になつてい
た。
また、メインリーフに対してサブリーフの端部
を間隔をおいて取付け、メインリーフの一番下に
位置するリーフをサブリーフの一番上に位置する
リーフより小さいものとしたプログレシブリーフ
スプリングがJIS B 2710−1977P18解説図6
(日本工業規格重ね板ばね設計基準)に記載され
ているが、このものは各リーフが均一厚さである
ため、荷重によつてサブリーフの一番上のリーフ
の端部がメインリーフの一番下のリーフと交会す
ることができず、このため、荷重時において、メ
インリーフの一番下のリーフの端部が当接する直
上のリーフの該当接点の応力が大きくなり、ま
た、サブリーフのメインリーフの一番下のリーフ
から突出する部分がなんの作用もせずに無駄とな
るものであつた。さらに、このものは、空車時に
おいて、メインリーフの各リーフの応力のバラン
スが悪いものであつた。
考案が解決すべき問題点 そこで本考案は、この点を鑑み、プログレシブ
リーフスプリングの各リーフの応力バランスを良
くすると共にその寿命を長くするように改良した
ものである。
問題点を解決するための手段 本考案のプログレシブリーフスプリングは、メ
インリーフに対してサブリーフの端部を間隔をお
いて取付け、メインリーフとサブリーフの間に、
メインリーフの一番下に位置するリーフおよびサ
ブリーフの一番上に位置するリーフより小さいス
ペーサリーフを設け、該スペーサリーフの端部下
面に、荷重によりサブリーフの一番上のリーフの
端部がメインリーフの一番下のリーフと交会する
カツト部を形成したことを特徴とする構成を有す
る。
実施例 以下、図面に基づいて、本考案の実施例を説明
する。
第2図は、本考案の実施例の正面図で、メイン
リーフ1とサブリーフ2の間に小さいスペーサリ
ーフ3を設けている。このスペーサリーフ3は、
メインリーフ1の一番下にあるn番目に位置する
リーフ4および、サブリーフ2の一番上にある
(n+2)番目に位置するリーフ5よりも小さ
い。またスペーサリーフ3の端部下面6は、交会
点以上の荷重が加えられたとき、サブリーフ2の
一番上にある(n+2)番目に位置するリーフ5
の端部が、メインリーフ1の一番下にあるn番目
に位置するリーフ4と交会するような形状にカツ
トされている。
いま、本考案のプログレシブリーフスプリング
に荷重が加えられると、まず荷重の小さいときは
メインリーフ1が撓む。そして、荷重の増加によ
りスペーサリーフ3にも力がかかるようになる
と、スペーサリーフ3はメインリーフ1と共に撓
むことになる。荷重が交会点に達すると、サブリ
ーフ2の一番上に位置するリーフ5の端部がメイ
ンリーフ1の一番下に位置するリーフ4と交会
し、大きい荷重を支えるようになる。
考案の効果 このように本考案は、メインリーフの一番下に
位置するリーフと、サブリーフの一番上に位置す
るリーフの間に、メインリーフの一番下に位置す
るリーフおよびサブリーフの一番上に位置するリ
ーフよりも小さいスペーサリーフを設け、該スペ
ーサリーフの端部下面に、荷重によりサブリーフ
の一番上のリーフの端部がメインリーフの一番下
のリーフと交会するカツト部を形成したので、交
会点荷重よりやや小さい荷重のときに、JISに解
説されたプログレシブリーフスプリングに比較し
て、スペーサリーフにおけるUボルト支持部の応
力及びスペーサリーフの端部位置におけるその直
上のメインリーフの応力を軽減してリーフの応力
バランスを良好にできると共に、交会点以上の荷
重ではサブリーフの一番上のリーフの端部がメイ
ンリーフの一番下のリーフと交会し、各リーフに
ほぼ均等の応力を生じ、その寿命が長くなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来のプログレシブリーフスプリン
グを示す正面図、第2図は、本考案の実施例を示
す正面図である。 1……メインリーフ、2……サブリーフ、3…
…スペーサリーフ、4……メインリーフの一番下
に位置するリーフ、5……サブリーフの一番上に
位置するリーフ、6……スペーサリーフの端部下
面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. メインリーフに対してサブリーフの端部を間隔
    をおいて取付けたプログレシブリーフスプリング
    において、メインリーフとサブリーフの間に、メ
    インリーフの一番下に位置するリーフおよびサブ
    リーフの一番上に位置するリーフより小さいスペ
    ーサリーフを設け、該スペーサリーフの端部下面
    に、荷重によりサブリーフの一番上のリーフの端
    部がメインリーフの一番下のリーフと交会するカ
    ツト部を形成したことを特徴とするプログレシブ
    リーフスプリング。
JP4363181U 1981-03-30 1981-03-30 Expired JPS6212920Y2 (ja)

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JP4363181U JPS6212920Y2 (ja) 1981-03-30 1981-03-30

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JP4363181U JPS6212920Y2 (ja) 1981-03-30 1981-03-30

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JPS57156648U JPS57156648U (ja) 1982-10-01
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5398184B2 (ja) * 2008-07-09 2014-01-29 日本発條株式会社 リーフスプリング用パッド
JP2010076481A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Takahiro Kitami 車両用リーフスプリング
CN108779824B (zh) * 2016-03-15 2021-04-20 日本发条株式会社 间隔保持部件以及具有该间隔保持部件的多片式钢板弹簧

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JPS57156648U (ja) 1982-10-01

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