JPH0754819Y2 - 秤の構造 - Google Patents

秤の構造

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JPH0754819Y2
JPH0754819Y2 JP5538390U JP5538390U JPH0754819Y2 JP H0754819 Y2 JPH0754819 Y2 JP H0754819Y2 JP 5538390 U JP5538390 U JP 5538390U JP 5538390 U JP5538390 U JP 5538390U JP H0754819 Y2 JPH0754819 Y2 JP H0754819Y2
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JP
Japan
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mounting member
roberval mechanism
side mounting
scale
leaf spring
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JP5538390U
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教光 加藤
貢 高橋
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Tanita Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 秤、特に家庭用小秤の構造に関する。
[従来の技術] 従来、ロバーバル機構を構成する水平部材に板バネを用
いた家庭用小秤においては、公開実用新案公報昭58-692
39に示されるように垂直断面を字状とした固定側取付
部材,可動側取付部材の上下の取付部の外面に板バネを
配設して、当て板やワッシャーを介してネジ止めした
り、取付部材からのバーリングにて加締めていた。
又、板バネを垂直方向に取り付ける方法は実用新案公報
平1-27072の第6図等で既に提案されているが、これら
の方法は単に板バネを垂直に使用したにすぎなかった。
[考案が解決しようとする課題] ロバーバル機構を構成する水平部材に用いた板バネ103
を止めネジ107にて固着したり、取付部材からのバーリ
ングにて加締める従来の方法においては、取付部材101,
102,板バネ103,当て板106,止めネジ107の頭部等の厚さ
の為に秤全体の高さが高くなり比較的薄型の秤を設計す
るときの障害になっており、又、字状の取付部材101,
102の上下の取付部101a,102aに上方からの荷重を受ける
板バネを配設するために、字状の上下の寸法(ロバー
バル機構の上下の寸法)が荷重によって変化し、秤の性
能に悪影響を与えていた。又、単に板バネを垂直に使用
するだけでは、起歪部断面積が小さい為に、偏置荷重等
でロバーバル機構がねじれを起こし、これが原因による
性能の悪化があった。
[課題を解決するための手段] ロバーバル機構を構成する可動側取付部材1,固定側取付
部材2の水平断面を字状にして両側面に取付部1a,1b,
2a,2bを形成し、ロバーバル機構を構成する長さ方向の
部材である左右の板バネ3、3を、該取付部1a,1b,2a,2
bに垂直方向に取り付けるとともに、該左右の板バネ3,3
の非起歪部3a,3aを補強板4にて連結する。
[作用及び効果] ロバーバル機構5を構成する可動側取付部材1,固定側取
付部材2,板バネ3,当て板6,止めネジ7等を横方向に重ね
てロバーバル機構を構成するために、性能維持に必要な
ロバーバルの厚さとほぼ同じ厚さでロバーバル機構を構
成することができて比較的薄型の秤を設計することがで
き、又、ロバーバル機構を構成する長さ方向の部材であ
る板バネ3,3を、可動側取付部材1,固定側取付部材2の
両側面の取付部1a,1b,2a,2bに垂直方向に取り付けるた
めに、可動側取付部材1,固定側取付部材2に荷重が掛か
って可動側取付部材1,固定側取付部材2が多少変形して
も秤の性能を維持するためのロバーバル機構の高さ方向
の寸法は変化せず、したがって性能に悪影響を与えるこ
とがない。
更に、垂直に取り付けた左右の板バネ3,3の非起歪部3a,
3aを補強板4で連結して補強したことにより偏置荷重に
よるロバーバル機構のねじれが小さくなりロバーバル機
構の平行四辺形を維持することが容易になり、したがっ
て性能維持も容易になった。又、補強板4が電極板8,8
に対してシールド板の役目をも果している。
[実施例] 以下、実施例を添付図面に基いて述べるが、本実施例は
単に説明用のものであって、考案思想の限定を意図した
ものではない。
第1図は本考案の一実施例を使用した秤の内部機構の平
面図、第2図はその側面一部断面図、第3図は本考案実
施例のロバーバル機構の斜視図、第4図はそのロバーバ
ル機構の組立図、第5図はそのロバーバル機構に乗せ
台,電極板,補強板を取り付けた図、第6図は板バネを
水平に使用した従来の秤の一部を省略した内部機構の図
である。
受け皿9に載置された荷重は可動側取付部材1を介して
ロバーバル機構5を構成する板バネ3,3に伝わり、荷重
に比例してこの板バネの起歪部3bを変形させることによ
って可動側取付部材1が降下し、可動側取付部材に取り
付けられた電極板8が同時に降下して固定側取付部材2
に取り付けられた電極板8との隙間が変化し、この変化
量を電子基盤組立(図示せず)の回路で電気量に変換し
て表示部に表示する。
第4図において、ロバーバル機構を構成する長さ方向の
部材であり同時に荷重を受けるバネの役目もしている板
バネ3,3は、水平断面が字状になった可動側取付部材
1,固定側取付部材2の両側面の取付部1a,1b,2a,2bの外
側に垂直方向に配設され当て板6を介して止めネジ7に
て固着されている。したがって、ロバーバル機構の上下
には乗せ台取付部1c,秤本体ベースへの取付部2c以外の
突出は無く、秤の性能を維持するに必要なロバーバル機
構の厚さとほぼ同じ厚さだけで構成されている。
第6図の従来の秤においては、乗せ台の荷重に応じて水
平部材である板バネ103,103をたわませると同時に、垂
直断面が字状の可動側取付部材101,固定側取付部材10
2の上下の取付部101a,102aを下方へ変形させる力が働
き、無荷重時の形状と違った形状になりロバーバル機構
の寸法が変化して、秤の性能が維持できなくなる。
他方、第3図の本考案の秤の実施例の可動側取付部材1,
固定側取付部材2においては取付部1a,1b,2a,2bを水平
に曲げずに、垂直に曲げているために上方からの荷重に
よって板バネ3,3がたわむ時にも可動側取付部材1,固定
側取付部材2の曲げ寸法すなはちロバーバル機構の寸法
を変化させるような力にはならず、従って秤の性能を維
持することが容易にできる。
第4図において、板バネ3の起歪部3bだけでロバーバル
機構のねじれに対応していたために発生していたロバー
バル機構のねじれは、第5図に示すように2枚の板バネ
3,3の非起歪部3a,3aを補強板4で連結することによって
防止することができ、従って偏置荷重による表示値の変
化すなはち偏置誤差を防止することができる。又、この
補強板4は乗せ台との間に配設された変位検出用の電極
板8,8をシールドする効果をも果たすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を使用した秤の内部機構の平
面図 第2図はその側面一部断面図 第3図は本考案実施例のロバーバル機構の斜視図 第4図はそのロバーバル機構の組立図 第5図はそのロバーバル機構に乗せ台,電極板,補強板
を取り付けた図 第6図は板バネを水平に使用した従来の秤の一部を省略
した内部機構の図 1……可動側取付部材、1a,1b……取付部、1c……乗せ
台取付部、2……固定側取付部材、2a,2b……取付部、2
c……ベースへの取付部、3……板バネ、3a……非起歪
部、3b……起歪部、4……補強板、5……ロバーバル機
構、6……当て板、7……止めネジ、8……電極板、9
……受け皿、101……取付部材、101a……取付部、102…
…取付部材、102a……取付部、103……板バネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロバーバル機構を構成する可動側取付部材
    1,固定側取付部材2の水平断面を字状として両側面に
    取付部1a,1b,2a,2bを形成し、ロバーバル機構を構成す
    る長さ方向の部材である左右の板バネ3,3を、該取付部1
    a,1b,2a,2bに垂直方向に取り付け、該左右の板バネの非
    起歪部3a,3aを補強板4にて連結したことを特徴とする
    秤の構造。
JP5538390U 1990-05-29 1990-05-29 秤の構造 Expired - Lifetime JPH0754819Y2 (ja)

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JP5538390U JPH0754819Y2 (ja) 1990-05-29 1990-05-29 秤の構造

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JP5538390U JPH0754819Y2 (ja) 1990-05-29 1990-05-29 秤の構造

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JPH0416325U JPH0416325U (ja) 1992-02-10
JPH0754819Y2 true JPH0754819Y2 (ja) 1995-12-18

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ID=31578284

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JP5611793B2 (ja) * 2010-12-03 2014-10-22 大和製衡株式会社 ロードセル

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JPH0416325U (ja) 1992-02-10

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