JPS6117395Y2 - - Google Patents

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JPS6117395Y2
JPS6117395Y2 JP1979102057U JP10205779U JPS6117395Y2 JP S6117395 Y2 JPS6117395 Y2 JP S6117395Y2 JP 1979102057 U JP1979102057 U JP 1979102057U JP 10205779 U JP10205779 U JP 10205779U JP S6117395 Y2 JPS6117395 Y2 JP S6117395Y2
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JP
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column
fixed
movable column
movable
cross beam
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JP1979102057U
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JPS5619730U (ja
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  • Measurement Of Force In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、ロードセル秤に関するものであ
る。
従来、第1図に示すように、下面がベース1に
保持される固定支柱2と、受皿3を保持しつつ垂
直方向に変位する可動支柱4と、両端が固定支柱
2と可動支柱4とに連結されるとともにストレン
ゲージ5,6,7,8が貼着される柔軟部9を有
しつつ上下で対向するアーム10,11とをアル
ミニウム等の引抜材から切削加工により一体的に
形成したビーム12を設けたものが存する。そし
て、受皿3への過荷重から柔軟部9を保護するた
めに、ベース1にネジによるストツパ13を螺合
しているが、組立が面倒である。とくに、ストツ
パ13と可動支柱4との間隔を調節することはわ
ずらわしい。また、可動支柱4が上方へ振動する
ことに対して無防備である。
このことから、第2図に示すように、可動支柱
4に切欠14を形成し、この切欠14においてボ
ルト15を可動支柱4に挿通しつつベース1に螺
合し、ボルト15に螺合したナツト16により過
荷重から柔軟部9を保護し、ボルト15の頭部1
7により可動支柱4が上方へ振動することから柔
軟部9を保護するようにしたものが存する。ある
いはまた、第3図及び第4図に示すように、固定
支柱2と可動支柱4とから互いに対向方向に延出
する横梁18,19を形成し、一方の横梁18に
コの字形の部材20をネジ21により固定し、こ
の部材20のストツパ22を他方の横梁19の上
下面に対向させて可動支柱4の過剰な動きを阻止
し、柔軟部9を保護するようにしたものが存す
る。
しかしながら、第2図に示すものも第3図、第
4図に示すものも、可動支柱4の過剰な動きを阻
止するものとして部品点数や加工部分が増え、組
立が面倒である。とくに、第3図、第4図に示す
ものは横梁18と部材20との嵌合寸法及びネジ
21による取付位置のバラツキや、横梁19及び
ストツパ22の対向間隔バラツキ等のためストツ
パとして作用する調節がきわめて困難である。
この考案は上述のような点に鑑みなされたもの
で、ビームそのものにストツパ部を一体的に形成
して部品点数の増加を防止し組立及び調節を簡略
化しうるロードセル秤をうることを目的とするも
のである。
この考案は、下端がベースに固定される固定支
柱と、受皿を保持しつつ垂直方向に変位する可動
支柱と、両端にストレインゲージが固定される薄
肉の柔軟部を有しつつ上下で対向するとともに両
端が前記固定支柱と前記可動支柱とに連結される
アームと、一端が前記固定支柱に保持されて前記
可動支柱に向けて延出しその延出端の上下面に前
記可動支柱の一部に一定の隙間をもつて対向して
その可動支柱の垂直方向の過剰な変位動作を阻止
するストツパ部が形成された横梁とを一体的に形
成したビームを設けたことを特徴とするものであ
る。したがつて、可動支柱の過剰な動きを横梁の
ストツパ部により阻止して柔軟部を保護すること
ができ、このストツパ部を有する横梁は固定支柱
とともに一体的に形成されていることにより、部
品点数を低減し容易に組立てることができ、ビー
ムにストツパ部を一体的に形成することにより、
ストツパ部を堅牢にすることができ、さらに、横
梁を利用してストレンゲージにプリント基板を近
づけてプリント基板を取付けることができ、スト
レンゲージのリード線を短かくしうるように構成
したものである。
この考案の一実施例を第5図ないし第9図に基
いて説明する。第1図ないし第4図において説明
した部分と同一部分は同一符号を用い説明も省略
する。第6図に示す23はビームであり、一体的
に固定支柱2と可動支柱4とアーム10,11と
横梁24とを有している。この横梁24は、第5
図に示すようにアルミニウムの引抜材を素材に、
柔軟部9を形成するための半円状の開口25とア
ーム10,11を形成するための細長の開口26
とを連通しつつ形成するとともに可動支柱4に縦
長の開口27を形成し、開口25と開口27との
間をたとえばワイヤーカツト法なる工法による切
断によつて連通し、これにより第6図のように固
定支柱2から可動支柱4に向けて延出するよう一
体的に形成したものである。したがつて、その切
断面の一方は可動支柱4側の突部28とされ、他
方はそれらの突部28とわずかの隙間29をもつ
て対向するストツパ部30とされている。
ついで、T字形のプリント基板31が前記アー
ム10,11の変位動作を損うことがないように
スペーサによりアーム10,11から浮かせて横
梁24と固定支柱2とにビス止めされている。こ
のプリント基板31は、第8図に示すようにスト
レンゲージ5〜8をブリツジ回路32を形成しつ
つ接続し、そのブリツジ回路32中にそのブリツ
ジ回路32のゼロバランスやゼロバランスの温度
係数を補正する補正抵抗33,34,35,36
を接続し、さらに、ビーム23のヤング率の温度
係数を補償する抵抗37を接続する配線パターン
38が形成されている。また、プリント基板31
の裏面全面にはビーム23に接地される銅箔によ
るシールドパターンが形成されている。たがつ
て、第9図に示すように、配線パターン38とシ
ールドパターン39とによりコンデンサ40を形
成しつつ等価回路を形成することができる。
このような構成において、可動支柱4に荷重を
加えると可動支柱4は柔軟部9を屈撓させつつ下
降し、柔軟部9の屈撓度合いに応じてストレンゲ
ージ5〜8が信号を発し、電気的に重量が測定さ
れる。このとき、コンデンサ40の形成により高
周波ノイズ等を逃がすバイパス回路が形成され、
機械的荷重を電気信号として正確に取り出すこと
ができる。
そして、過荷重や振動による可動支柱4の過剰
な動きは、横梁24のストツパ部30が可動支柱
4の突部28に当接することにより阻止され、こ
れにより、柔軟部9と永久変形を防止することが
できる。また、横梁24はアーム10,11と平
行に可動支柱4まで延出しているのでプリント基
板31をストレンゲージ5〜8に近づけてビーム
23に取付けることができ、ストレンゲージ5〜
8のリード線を短くしてリード線の接触を防止す
ることもできる。そして、横梁24はストツパ部
30を有しつつ一体的にビーム23に形成されて
いるので、部品点数も少なく組立てる必要もな
い。とくに、ストツパ部30と突部28との間の
隙間29は切削により一定に定められ調節工程も
省略することができ、構造も堅牢である。
もちろん、第10図に示すように隙間29をや
や大きくし、ストツパ部30に対向するジ41を
突部28からの突出量を調節自在に可動支柱4に
螺合してもよい。
また、第11図に示すよう、可動支柱4に横梁
24の延長線上に通孔42と切欠43とを形成
し、通孔42から横梁24の端面にボルト44を
螺合し、そのボルト44の頭部を切欠43の両側
面と対向するストツパ部45としてもよい。この
場合においても、第12図に示すように可動支柱
4にストツパ部45と対向するネジ46を螺合し
ている。
この考案は上述のように構成したので、可動支
柱の過剰な動きを横梁に形成したストツパ部によ
り阻止して柔軟部を保護することができ、この横
梁は固定支柱と一体的に形成されていることによ
り、ストツパ部を堅牢にするとともに部品点数を
少なくして組立てを容易にすることができ、さら
に、横梁を利用してプリント基板をストレンゲー
ジに近づけて固定することもでき、ストレンゲー
ジとプリント基板との間のリード線を短くしてリ
ード線の接触事故をも防止しうる等の効果を有す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は従来例を示す正面図、第
4図は従来のストツパ機構を示す斜視図、第5図
はこの考案の一実施例を示すビームの製作過程を
示す正面図、第6図はそのビームの正面図、第7
図はその組立完了状態の正面図、第8図及び第9
図はその電気回路図、第10図はその変形例を示
すビームの正面図、第11図及び第12図はビー
ムの他の実施例を示す一部を切欠した正面図であ
る。 1……ベース、2……固定支柱、3……受皿、
4……可動支柱、5〜8……ストレンゲージ、9
……柔軟部、10〜11……アーム、23……ビ
ーム、24……横梁、29……隙間、30……ス
トツパ部、45……ストツパ部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下端がベースに固定される固定支柱と、受皿を
    保持しつつ垂直方向に変位する可動支柱と、両端
    にストレンゲージが固定される薄肉の柔軟部を有
    しつつ上下で対向するとともに両端が前記固定支
    柱と前記可動支柱とに連結されるアームと、一端
    が前記固定支柱に保持されて前記可動支柱に向け
    て延出しその延出端の上下面に前記可動支柱の一
    部に一定の隙間をもつて対向してその可動支柱の
    垂直方向の過剰な変位動作を阻止するストツパ部
    が形成された横梁とを一体的に形成したビームを
    設けたことを特徴とするロードセル秤。
JP1979102057U 1979-07-24 1979-07-24 Expired JPS6117395Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979102057U JPS6117395Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979102057U JPS6117395Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5619730U JPS5619730U (ja) 1981-02-21
JPS6117395Y2 true JPS6117395Y2 (ja) 1986-05-28

Family

ID=29334796

Family Applications (1)

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JP1979102057U Expired JPS6117395Y2 (ja) 1979-07-24 1979-07-24

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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