JPS62128470A - 誘導加熱調理器 - Google Patents

誘導加熱調理器

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JPS62128470A
JPS62128470A JP26796185A JP26796185A JPS62128470A JP S62128470 A JPS62128470 A JP S62128470A JP 26796185 A JP26796185 A JP 26796185A JP 26796185 A JP26796185 A JP 26796185A JP S62128470 A JPS62128470 A JP S62128470A
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JP
Japan
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circuit
induction heating
voltage
resonant
inverter
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JP26796185A
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照也 田中
勝春 松尾
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、肢加熱体を電磁誘導による渦電流損に基づき
加熱する誘導加熱調理器に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] −従来、この種の誘導加熱調理器は、被加熱体として例
えば鉄或はステンレス製の鍋を対象として誘導加熱する
ものが一般的である。このものにおいては、鍋の材質が
鉄のように比透磁率の大きい強磁性体製或は固有抵抗の
大きいステンレス製等あ場合は表皮抵抗が大きいので、
20タ一ン程度の誘導加熱コイルにインバータによって
20 k H2程度の高周波電流を供給することにより
R11に高周波磁界を作用させ、以て、鍋に渦電流を流
して発熱させている。
近年、このような誘導加熱2+理器においてもアルミニ
ウム或は銅製の鍋をも誘導加熱することが要望されてい
る。ところが、アルミニウム或は銅は比透磁率及び固を
抵抗の何れもか極めて小さいので、このような鍋を誘導
加熱する場合その表皮(1(抗か極めて小さくなること
から、誘導加熱コイルの人力抵抗が極めて小さくなるた
め、誘導加熱コイルに短絡電流のような大電流が流れて
しまう問題がある。
この問題を解決するには高周波電流の周波数を更に高く
すれば良いか、それには数MH,z程度まで高くする必
要がある。しかしながら、これほどまでに周波数を高く
することはインバータを構成しているスイッチング素子
の動作特性から不可能である。また、仮に可能であった
としても周波数か極端に高いため、誘導加熱コイル自身
°に表皮効果が生じて実抵抗が急増し、従って効率が極
端に低下する欠点がある。
「発明のl」的] 本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、そのヒ1的
は、アルミニウム或は銅等のように比透磁率及び固有抵
抗の小さい材質から成る鍋を、鉄或はステンレス等のよ
うに比透磁率及び固有抵抗の大きい材質から成る鍋の場
合と同様に効率良く誘導加熱し得ると共に、インバータ
の破壊をM +I−できる等の効果を奏する誘導加熱調
理器を提供するにある。
[発明の概要] 本発明は、1u数の巻数を選択可能な肢加熱体加熱用の
誘導加熱コイル及び段数の静電容λを選択−可能な共振
用のコンデンサから成る共振回路を設け、この共振回路
における誘導加熱コイルの巻数及びコンデンサの静電容
はを切換え得るように設けられた切換装置を設け、史に
、共振回路にその共振周波数に対応した周波数の高周波
出力を供給するインバータを設け、共振回路の動作状態
に基づいて彼加熱体の材質を検知すると共に共振回路の
共振周波数がその検知結果に応じた周波数となるように
前記切換装置を切換動作させる制御手段を設け、この制
御手段が検知動作を行なっている間はインバータの出力
電圧を低く抑制するように構成したところに特徴を有し
、これによって披加熱体の誘導加熱時における表皮抵抗
にその材質のト11違による大小がある場合においても
、誘導加熱コイルの入力抵抗が夫々同程度に設定し得る
ようにしたものである。
[発明の実施例] 以下本発明の第1の実施例につき第1図及び第2図を参
照して説明する。
第1図において、1は直流電源で、これは商用電源2の
出力を整流・平滑する全波整流回路3及び・1シ滑川コ
ンデンサ4から成る。5は交流電源2と全波整流回路3
との間に接続された人力制限回路で、これは電圧降下用
の抵抗6とこれを短絡するスイッチ7とから成り、スイ
ッチ7のオフ時において全波整流回路3に対する人力を
制限して直流電源1の出力を低電圧化させる。8は第1
及び第2の誘導加熱コイル88及び8bから成るtu数
例えば2秤類の巻数を選択可能な1秀導加熱コイル、9
は第1及び第2のコンデンサ9a及び9bから成る′t
32数例えば2種類の静電容量を選択可能な共振用のコ
ンデンサで、これら誘導加熱コイル8及び共振用のコン
デンサ9から共振回路10が構成されている。ここで、
11は切換装置たる切換スイッチで、この場合、切換ス
イッチ11の接点(c−a)間オンのとき第1及び第2
の誘導加熱コイル8a及び8bと第1及び第2のコンデ
ンサ98及び9bとが全て直列に接続されることにより
、w412がアルミニウム或は銅等の比透磁率及び固有
抵抗が小さな材質よりなる場合に好適した状態、即ち:
A誘導加熱コイルの巻数が80タ一ン程度、共振回路1
0の共振周波数が50kHz程度になるように設定され
、一方、切換スイッチ11の接点(c−b)間オンのと
き第1の誘導加熱コイル8aと第2のコンデンサ9bが
直列に接続されることにより、鍋12が鉄或はステンレ
ス等の比透磁率及び固:a抵抗が大きな材質よりなる場
合に好適した状態、即ち誘導加熱コイル8の巻数が20
タ一ン程度、共振回路10の共振周波数が20 k H
z程度になるように設定されている。尚、誘導加熱コイ
ル8土には図示しないトッププレートを介して彼加熱体
たる鍋12が載置される。13は共振回路10に高周波
出力を9%給するインバ−夕で、これは夫々NPN形の
第1のスイ・ノチングトランジスタ14及び第2のスイ
ッチングトランジスタ15の各コレクタ・エミッタ間を
前記rlZ滑川コンデンサ4の両端子間に直列に接続す
ることにより(を成されている。そして、トランジスタ
14及び15の各エミッタが共振回路10に対して図示
の如く接続されている。16は位相比較回路で、これは
、インバータ13の出力電圧たるトランジスタ15のコ
レクタ電圧及びコンデンサ9bの端子電圧を入力してこ
れらの位相を比較し、その位+11差が90度になる(
共振回路10が共振状態になる)までの偏差に応じた直
流電圧信号を出力する。17はボルテージコンドロール
ドオシレータで、これは、切換スイッチ装置18が接点
(c−a)間オンのとき位相比較回路16からの直流電
圧信号を受けてその電圧に対応する周波数で発振し、そ
の発振出力信号をインバータ駆動回路19へ出力してい
る。更に、インバータ駆動回路19は、その人力される
発振出力信号に応じて第1のスイッチングトランジスタ
14と第2のスイッチングトランジスタ15とにベース
電流を1共給してこれらを交互にオンオフさせ、以て、
インバータ13から該発振出力信号に応じた周波数の高
周波出力を共振回路10に供給させるようになっている
。20は初期回路で、以下これについて第2図も参照し
ながら述べる。
即ち、第2図において、21はボルテージホロワで構成
されたオペアンプである。22は抵抗23.24.25
及びNPN形のトランジスタ26からなる定電流回路で
、これにはその抵抗23にアナログスイッチ27を介し
て直流電源電圧+VCCが印加されるようになっている
。このトランジスタ26のコレクタ端子にはコンデンサ
28及び抵抗29の並列回路30が接続されている。3
1は切換スイッチ装置で、これは、接点(C−a)間オ
ンのとき直流電圧+Vclが並列回路30に印加され、
接点(c−b)間オンのとき直流電圧十Vc2が並列回
路30に印加されるようになっている。32は初期パル
ス発生回路で、これは、スイッチ33がオンされたとき
、及び切換スイッチ11が接点(c−b)間オンに切換
ったときに夫々所定時間だけハイレベル信号を出力する
ように構成されており、前記アナログスイッチ27はL
記ハイレベル信号を受けて所定時間だけオンされるよう
になっている。而して、トランジスタ26がオフされた
状態では、オペアンプ21の入力端子(+)に対し切換
スイッチ装置31の切換状態に応じて直流電圧+Vcl
若しくは+Vc2のCIIfれかが印加されているから
、そのオペアンプ21からは上記直流電圧+Vcl若し
くは+Vc2に対応した比較的高い電圧レベルの初期直
流電圧信号が出力されている。この状態から前記vJ 
期パルス発生回路32からのハイレベル信号によってア
ナログスイッチ27がオンされると、そのオンに応じて
トランジスタ26がオンされるようになるため、オペア
ンプ21の入力電圧(トランジスタ26のコレクタ電圧
)が並列回路30の時定数に応じた速度で次第に低下す
るようになり、オペアンプ21からの前記明期直流電圧
信号も次第に低下するようになる。そして、この初期直
流電圧信号は切換スイッチ装置18の接点(c−b)間
がオンのとき前記ボルテージコンドロールドオシレータ
17に与えられるようになっている。尚、前記直流電圧
+Vclは、鍋12がアルミニウム或は銅等よりなる場
合に必要な初期直流電圧信号に対応して設定され、前記
直流電圧+Vc2は、鍋12が鉄或はステンレス等より
なる場合に必要な1ノ期直流電圧信号に対応して設定さ
れている。
さて、第2図には切換スイッチ11.切換スイッチ装置
18の切換制御を行なうための制御手段34の構成も示
されており、以下これについて詳述する。35は共振回
路10に設けられた変流器で、これは共振回路10を流
れる電流に応じた検知電流を出力する。この検知電流は
整流器36、サンプリング抵抗37及び平滑コンデンサ
38から成る整流回路を介することにより検出電圧Vd
に女換される。39はコンパレータで、これは、変流器
35からの検出電圧Vdと、直流電源電圧+Vccを抵
抗40.41により分圧したg4電圧Vsとを比較し、
Vd<Vsの関係にあるとき(共振回路10が共振して
いない状態)にハイレベル信号を、Vd≧Vsの関係に
あるとき(共振回路10か共振している状態)にローレ
ベル信号を出力するようになっている。42はアンド回
路で、これは1ノ期パルス発生回路32及び制御手段3
4内のコンパレータ39の各出力信号を受けてこれらの
アンド信号を切換スイッチ装置18へ出力している。従
って、制御手段34による共振回路10の共振状態の検
知動作は、初期パルス発生回路32からハイレベル信号
が出力されている期間のみ6効化されることになる。そ
して、切換スイッチ装置18はアンド回路42からのハ
イレベル信号を受けたときに接点(c−b)間がオンさ
れ、アンド回路42のローレベル信号を受けたときに接
点(C−a)間がオンされるように設定されている。4
3はD型フリップフロップで、これはD端子にアンド回
路42の出力信号をオア回路44を介して受けると共に
、CK端子に初期パルス発生回路32からの出力信号を
受けるようになっている。そして、D型フリップフロッ
プ43の出力はQ端子から切換スイッチ11、切換スイ
・ソチ装置31及びオア回路44へ出力されている。
ここで、D型フリップフロップ43は、例えはスイッチ
33のオンに連動してリセ・ソトされるようになってお
り、そのリセット状態ではQ端子からローレベル信号が
出力されるようになっていると共に、CK端子にハイレ
ベルからローレベルに変化する一γち下がりエツジ信号
が人力されると、その時点でのD端子に対する人力信号
がQ端子から出力されるようになっている。また、切換
スイッチ11はD型フリップフロップ43のQ端子から
、ローレベル信号を受けて接点(C−a)間がオン、入
イレベル信号を受けて接点(c−b)間がオンされるよ
うになっている。更に、川明回路20の切換スイッチ装
置31はD型フリップフロップ43のQ端子から、ロー
レベル信号を受けて接点(C−a)間がオン、/1イレ
ベル信号を受けて接点(c−b)間がオンされるように
なっている。
尚、第1図における入力制限回路5は初期パルス発生回
路32の出力信号を受けるようになっており、初期パル
ス発生回路32から71イレベル信号を受けてスイッチ
7がオフされ、ローレベル信号を受けてスイッ・チアが
オンされるようになっている。これにより、制御手段3
4が検知動作を行なっている間(初期パルス発生回路3
2からハイレベル信号が出力されている間)は、直流電
源1からインバータ13に低電圧が印加され、インバー
タ13の出力電圧が低く抑制されるように設定されてい
る。
次に1−記構成の作用を説明する。まず、鍋12の材質
がアルミニウム或は銅の場合について述べる。スイッチ
33がオンされると、tJJ期パルス発、主回路32か
ら所定時間ハイレベル信号が出力されると共に、制御手
段34のD型フリップフロップ43がリセットされてそ
のD端子からローレベル信号が出力される。このローレ
ベル信号を受けて共振回路10の切換スイッチ11は接
点(c −a)間オンとなり、誘導加熱コイル8a、8
b及びコンデンサ9a、9bが直列に接続されて共振回
路10がアルミニウム或は銅製の鍋12の誘導加熱用と
なる。このとき、共振回路10にはまだ電流が流れてい
ないから、変流器35の検知電圧Vd及び基準電圧Vs
がVd<Vsの関係にあってコンパレータ39からハイ
レベル信号が出力され、このハイレベル信号と初期パル
ス発生回路32からのハイレベル信号とを受けたアンド
回路42がハイレベル信号を出力して切換スイッチ装置
u18に与える。このため、切換スイッチ装置18はハ
イレベル信号を受けて接点(c−b)間がオンになる。
また、切期回路20においては、DJC2フリップフロ
ップ43からのローレベル信号を受けた切換スイッチ装
置31の接点(C−a)間がオンされるため、直流電圧
+Vclがilk列回路30に印加され、アルミニウム
或は銅製の鍋12用のIJ期直流電圧信号がオペアンプ
21から出力されるようになる。これと共に、初期パル
ス発生回路32からのハイレベル信号を受けたアナログ
スイッチ27のオンに応じてトランジスタ26がオンさ
れるため、アルミニウム或は銅製の鍋12に対応する1
11 J17J直流電圧信号が次第に電圧降下するよう
になる。これにより、上記初期直流電圧信号を受けたボ
ルテージコンドロールドオシレータ17は、その初期直
流電圧信号に応じた周波数即ちアルミニウム或は銅製の
鍋12を誘導加熱するための共振回路10の略共振周波
数の発振出力信号をインバータ駆動回路19へ出力し、
これに応じて、インバータ駆動回路19がスイッチング
トランジスタ14.15をオンオフし、以て、インバー
タ13から略共振周波数の高周波出力が共振回路10へ
供給される。ここで、鍋12の載置状態によって共振回
路10の共振周波数が変化しても、この変化に対応する
分については、オペアンプ21からの初期直流電圧信号
の電圧降下に応じた発振出力信号の漸減により吸収され
るようになっている。即ち、発振出力信号の漸減により
インバータ13の出力周波数が低下して共振回路10が
共振状態になると、共振回路10に流れる電流が急激に
増大するようになり、この電流を変流器35が検知する
。この結果、制御手段34において、変流器35による
検知電圧Vd及び基準電圧VsがVd≧Vsの関係にな
ってコンパレータ39の出力がローレベル信号に反転す
るため、アンド回路42がローレベル信号を出力して切
換スイッチ装置18に与える。これにより、切換スイッ
チ装置18の接点(C−a)間がオンとなり、これ以後
は位相比較回路16により共振回路10の共振状態が維
持されるようにフィードバック制御される。一方、上記
制御手段34が共振回路10の共振状態を検知している
間は、初期パルス発生回路32がハイレベル信号を出力
しており、このハイレベル信号を受ける入力制限回路5
においては、スイッチ7がオフされて抵抗6により電圧
降下された低電圧が全波整流回路3に印加される。この
結果、直流電源1から低電圧が出力されてインバータ1
3の出力電圧が低く抑制される。
次に、鉄或はステンレス製の鍋12を誘導加熱する場合
について述べる。スイ゛ツチ33がオンされて、川明パ
ルス発生回路32から所定時間ハイレベル信号が出力さ
れてから、アルミニウム或は鋼製のR412を、透導加
熱するための共振回路10の略共振周波数の高周波出力
がインバータ13から共振回路10へ供給されるところ
までは、アルミニウム或は銅製の鍋12を誘導加熱する
場合の作用説明と同じである。この後、鍋12の材質が
鉄或はステンレスであるので、共振回路10には電流が
ほとんど流れないため、変流器35の検知電圧Vdが基
準電圧Vsよりも低い状態に保持されてコンパレータ3
9はハイレベル信号を出力し続ける。ここで、所定時間
が経過して初期パルス発生回路32の出力信号がハイレ
ベルからローレベルに変化し、その立ち下がりエツジ信
号がD型フリップフロップ43のCK端子へ入力される
と、この時点ではアンド回路42からのハイレベル信号
がオア回路44を介してD型フリップフロップ43のD
端子に与えられるため、そのD’4!!フリップフロッ
プ43がQ端子からハイレベル信号を出力した状態に反
転する。このハイレベル信号を受けて共振回路10の切
換スイッチ11は接点(C−b)間オンとなり、誘導加
熱コイル8a及びコンデンサ9bが直列に接続されて共
振回路10が鉄或はステンレス製の鍋12の誘導加熱用
となる。
このとき、再び初期パルス発生回路32から所定時間ハ
イレベル信号が出力されるように設定されているので、
このハイレベル信号とコンパレータ39からのハイレベ
ル信号とを受けたアンド回路42が所定時間だけハイレ
ベル信号を出力して切換スイッチ装置18に与える。こ
のため、切換スイッチ装置18は所定時間だけ接点(c
−b、)間がオンになる。また、初期回路20において
は、D型フリップフロップ43からのハイレベル信号を
受けて切換スイッチ装置31の接点(c−b)間がオン
されて鉄或はステンレス製の鍋12を誘導加熱するため
の直流電圧+Vc2が並列回路30に印加される。これ
と共に、初期パルス発生回路32からのハイレベル信号
を受けたアナログスイッチ27のオンに応じてトランジ
スタ26がオンされるため、鉄或はステンレス製のw4
12に対応する初期直流電圧信号が次第に電圧降下する
ようになる。これにより、ボルテージコンドロールドオ
シレータ17は、その初期直流電圧信号に応じた周波数
即ち鉄或はステンレス製の鍋12を誘導加熱するための
共振回路10の略共振周波数の発振出力信号をインバー
タ駆動回路19へ出力し、これに応じて、インバータ駆
動回路19がスイッチングトランジスタ14.15をオ
ンオフし、以て、インバータ13から略共振周波数の高
周波出力が共振回路10へ供給される。従って、この場
合゛においても、鍋12の載置状態によって共振回路1
0の共振周波数が変化しても、この変化に対応する分に
ついては、オペアンプ21からの切期直流電圧信号の電
圧降下に応じて吸収される。そして、共振回路10が共
振状態になると、共振回路10に流れる電流が急増する
ようになり、この電流を変流器35が検知する。この結
果、制御手段34においては、前述同様にアンド回路4
2からローレベル信号を出力するようになり、これによ
り、切換スイッチ装置11218の接点(c−a)間が
オンとなり、これ以後は、位相比較回路16により共振
回路10の共振状態が維持されるようにフィードバック
制御される。
このような4Iη成の本実施例によれば、制御丁0段3
4によって鍋12の材質を検知して、誘導加熱コイル8
の巻数及びコンデンサ9の静電容量を自動的に切換える
ようにしたので、従来のように秩或はステンレス製の鍋
しか誘導加熱できないものニ比べ、鉄、ステンレスに加
えて比透磁率及び固を抵抗の小さいアルミニウム或は銅
製の鍋をも容易に誘導加熱できる。また、制御手段34
が検知動作を行なっている間は、定電圧回路5によりイ
ンバータ13の出力電圧を低(抑制するようにしたので
、インバータ13のスイッチングトランジスタ14,1
5に高電圧が印加されることを防11−でき、インバー
タ13の破壊を防止し得る。特に、本実施例のようにア
ルミニウム或は銅製の鍋12を:A誘導加熱る場合には
、誘導加熱コイル8の巻数が多く且つインバータ13の
出力周波数が高くなっているので、共振回路10のQ(
Q−2πfL/R,但し、fはインバータの出力周波数
、Lは誘導加熱コイルのインダクタンス、Rは誘導加熱
コイルの人力抵抗)が非常に大きくなるため(fが50
kHzで誘導加熱コイルの巻数が80ターンのときQ−
40となる)、誘導加熱コイル8に過大な電圧が誘起さ
れる。このような状態で、共振回路lOのJ(編層波数
を検知するために出力周波数のスィーブ等を行なうと、
更に、誘導加熱コイル8の誘起電圧が非常に高くなる危
険性があり、この場合には本実施例の低電圧制御が特に
6効である。 尚、に記実施例において、人力制限回路
5にゼロクロス検知回路を設けることにより、平滑用コ
ンデンサ4の端子電圧を更にゆっくりと」二元させるよ
うにしても良い。
第3図は本発明の第2の実施例を示すもので、第1の実
施例を示す第1図と異なるところは、変流器35により
共振回路10を流れる電流を検知することによって共振
回路10の共振状態を検出する制御手段34の代わりに
、インバータ13の出力電圧たるスイッチングトランジ
スタ15のコレクタ電圧及びコンデンサ9bの端子電圧
を人力してこれらの位相を比較し、その位相差が90度
になることを検知することにより、共振回路10の共振
状態を検知する制御手段45を設けた構成にある。この
第2の実施例においても、第1の実施例と同様な作用効
果を得ることができる。
第4図は本発明の第3の実施例を示すもので、第1の実
施例を示す第1図と異なるところについてのみ説明する
。46はインバータ13の代わりに設けられたインバー
タで、これはスイッチングトランジスタ47及びダンパ
ーダイオード48から成るものである。49a、49b
は誘導加熱コイル13a、gbに代わる誘導加熱コイル
、50a。
50bは共振用のコンデンサ9a、9bに代わるコンデ
ンサで、これらにより共振回路51がf+M成されてい
る。52.53は切換スイッチ11の代わりに設けられ
た切換装置たる切換スイッチで、これらの各接点(C−
a)間がオンのとき誘導加熱コイル49a、49b及び
コンデンサ50bが直列に接続されてアルミニウム或は
銅製の鍋12の誘導加熱用となり、各接点(c−b)間
がオンのとき誘導加熱コイル49b及びコンデンサ50
aが直列に接続されて鉄或はステンレス製の鍋12の1
誘導加熱用となる。54は変流器35に代わる変流器で
、これは共振回路51のうちコンデンサ5.0a、50
bと誘導加熱コイル49bとの間の部分に設けられてい
る。また、55は位)II比較回路で、これは位相比較
回路i6、ボルテージコンドロールドオシレータ17、
切換スイッチ装置18及び卜刀期回路20の各機能を全
て含んだものとして構成されている。従って、この第3
の実施例においても、第1の実施例と同様な作用効果を
得ることができる。
第5図は本発明の第4の実施例を示すもので、第1の実
施例を示す第1図と異なるところは、第1のスイッチン
グトランジスタ14のコレクタと平?n用コンデンサ4
・の端子との間にスイッチ要素たるコイル電流遮断装置
56を設けるようにした点にある。このコイル電流遮断
装置56によって、切換スイッチ11の切換動作に同期
して誘導加熱コイル8に対する通電路を一時的に遮断す
るように構成したものである。従って、この第4の実施
例においても、第1の実施例と同様な作用効果を得るこ
とができるか、特に、切換スイッチ11を切換動作させ
るときに誘導加熱コイル8に過大な電圧が誘起されるが
、このような場合にコイル電流遮断装置56によって誘
導加熱コイル8の通電路を一時的に遮断するようにした
ので、スイッチングトランジスタ14.15及び切換ス
イッチ11に過大な電圧が印加されることを防止できる
[発明の効果] 本発明は以上の説明から明らかなように、J1回路に誘
導加熱コイルの巻数及びコンデンサの静71容量を切換
え得るように切換装置を設けると共に、共振回路の動作
状態に基づいて肢加熱体の月質を検知すると共に共振回
路の共振周波数がその検知結果に応じた周波数となるよ
うに前記切換装置を切1a動作させる制御手段を設け、
この制御手段が検知動作を行なっている間はインバータ
の出力電圧を低く抑制するように構成したので、アルミ
ニウム或は銅等のように比透磁率及び同角−抵抗の小さ
い材質から成る鍋を、鉄或はステンレス等のように比透
磁率及び固釘抵抗の大きい材質から成る鍋の場合と同様
に誘導加熱し得、しかも、インバータの破壊を防止でき
るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示すもので
、第1図は全体の電気的構成図、第2図は要部の電気的
構成図であり、第3図乃至第5図は本発明の第2乃至第
4の実施例を示す夫々第1図相当図である。 図面中、5は人力制限回路、8.8a、8b。 49 a、  49 bは誘導加熱コイル、9,9a、
9b、50a、50bはコンデンサ、10.51は共振
回路、11,52.53は切換スイッチ(切換装置)、
12はm(肢加熱体)、13.46はインバータ、34
.45は制御手段、56はコイル電流遮断装置(スイッ
チ要素)を示す。 j % 2 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の巻数を選択可能な被加熱体加熱用の誘導加熱
    コイル及び複数の静電容量を選択可能な共振用のコンデ
    ンサから成る共振回路と、この共振回路における前記誘
    導加熱コイルの巻数及びコンデンサの静電容量を切換え
    得るように設けられた切換装置と、前記共振回路にその
    共振周波数に対応した周波数の高周波出力を供給するイ
    ンバータと、前記共振回路の動作状態に基づいて被加熱
    体の材質を検知すると共に前記共振回路の共振周波数が
    その検知結果に応じた周波数となるように前記切換装置
    を切換動作させる制御手段とを備え、前記制御手段が検
    知動作を行なっている間は前記インバータの出力電圧を
    低く抑制するように構成したことを特徴とする誘導加熱
    調理器。 2、制御手段は、切換装置の切換動作に同期して誘導加
    熱コイルに対する通電路を一時的に遮断するスイッチ要
    素を備えて成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の誘導加熱調理器。
JP26796185A 1985-11-28 1985-11-28 誘導加熱調理器 Pending JPS62128470A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0334287A (ja) * 1989-06-30 1991-02-14 Toshiba Corp 電磁調理器
JPH04237988A (ja) * 1991-01-21 1992-08-26 Sharp Corp 誘導加熱調理器
JP2019187176A (ja) * 2018-04-16 2019-10-24 サンデン・オートモーティブコンポーネント株式会社 電力変換装置

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