JPS6323911Y2 - - Google Patents

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JPS6323911Y2
JPS6323911Y2 JP1983174314U JP17431483U JPS6323911Y2 JP S6323911 Y2 JPS6323911 Y2 JP S6323911Y2 JP 1983174314 U JP1983174314 U JP 1983174314U JP 17431483 U JP17431483 U JP 17431483U JP S6323911 Y2 JPS6323911 Y2 JP S6323911Y2
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JP
Japan
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output
knob
circuit
sliding
weak
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JP1983174314U
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JPS6084091U (ja
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は、出力調節装置を備えた誘導加熱調
理器に関する。
〔考案の技術的背景〕
一般に、この種の誘導加熱調理器としては第1
図に示すものがある。1は本体で、本体1の上面
には出力表示部2および加熱台3が設けられる。
本体1の側面には出力設定つまみ4がスライド可
能に設けられており、このつまみ4をスライドす
るとそれに伴なつて出力表示部2の針(図示しな
い)が移動し、設定出力が表示される。
第2図は制御回路である。10は交流電源で、
この電源10にはダイオードブリツジ11、チヨ
ークコイル12、平滑コンデンサ13からなる整
流回路が接続される。この整流回路の出力端には
加熱コイル14とコンデンサ15とからなる共振
回路が接続され、そのコンデンサ15にはダイオ
ード16およびNPN形トランジスタ17のコレ
クタ・エミツタ間がそれぞれ並列に接続される。
そして、トランジスタ17のベースは駆動回路1
8の出力端に接続される。すなわち、加熱コイル
14、コンデンサ15、ダイオード16、トラン
ジスタ17により、その加熱コイル14に高周波
電流を供給するインバータ回路が構成されてい
る。
一方、20は摺動抵抗器で、その摺動端子は前
記つまみ4に連結されている。しかして、摺動抵
抗器20の両端には直流電圧Vccが印加され、そ
の摺動端子に得られる電圧は出力設定回路21に
供給される。また、22はパルス幅変調
(PWM)回路で、発振回路23から供給される
基準周波数信号を出力設定回路21の指令に応じ
てパルス幅変調し、それを駆動制御信号として上
記駆動回路18に供給するものである。
すなわち、食品が入つた調理鍋を加熱台3に載
置して電源を投入すると、パルス幅変調回路22
から駆動回路18へ駆動制御信号が供給される。
駆動回路18は、駆動制御信号に応じてトランジ
スタ17をオン、オフする。すると、そのオン、
オフに励起されて加熱コイル14とコンデンサ1
5との共振回路が発振動作し、加熱コイル14に
高周波電流が流れる。こうして、加熱コイル14
から高周波磁界が発せられ、それが加熱台3を通
して調理鍋に与えられ、調理鍋に渦電流が生じ
る。調理鍋は渦電流損によつて自己発熱し、これ
により加熱調理が実行される。
このとき、つまみ4を任意の目盛り位置にスラ
イドさせると、それに伴なつて摺動抵抗器20の
摺動端子電圧が変化する。すると、パルス幅変調
回路22から出力される駆動制御信号のパルス幅
が変化し、つまりトランジスタ17のオン期間が
変化し、加熱コイル14に流れる高周波電流の値
が変化する。すなわち、つまみ4の操作によつて
加熱出力を調節することができる。
ここで、つまみ4のスライド位置とそれに基づ
く出力可変範囲との関係の一例を第3図に示して
おく。この場合、つまみ4を図示右位置までいつ
ぱいにスライドさせると出力は150Wまたは200W
となり、つまみ4をその位置から図示左方向へス
ライドさせていくとそれに比例して出力が上がつ
ていき、つまみ4を図示左位置までいつぱいにス
ライドさせると出力は1200Wとなる。
〔背景技術の問題点〕
ところで、このような誘導加熱調理器にあつて
は、たとえば煮豆調理や保温調理を行なう場合、
食品の量に応じて100Wないし150W程度、あるい
は185Wないし200W程度の微弱出力を設定する必
要がある。
しかしながら、上記のような出力調節装置で
は、つまみ4のスライド量に対する出力変化幅が
大きいため、所望の微弱出力を設定するのが非常
に困難であつた。
〔考案の目的〕
この考案は上記のような事情に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、所望の微弱出
力を容易かつ正確に設定することができる信頼性
にすぐれた誘導加熱調理器を提供することにあ
る。
〔考案の概要〕
この考案は、微弱出力専用の出力調節手段を設
けたものである。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例について図面を参照
して説明する。ただし、図面において第1図およ
び第2図と同一部分には同一符号を付し、その詳
細な説明は省略する。
第4図に示すように、本体1の側面には通常出
力調節用の出力設定つまみ4aおよび微弱出力調
節用の出力設定つまみ4bがそれぞれスライド可
能に設けられている。
第5図は制御回路である。30は摺動抵抗器
で、その摺動端子はつまみ4aに連結される。し
かして、摺動抵抗器30の両端には直流電圧Vcc
が印加され、その摺動端子に得られる電圧は出力
設定回路21に供給される。また、発振回路23
の出力端はNPN形トランジスタ31のコレク
タ・エミツタ間を介して接地される。
一方、32も摺動抵抗器で、その摺動端子はつ
まみ4bに連結される。しかして、摺動抵抗器3
2の両端には直流電圧Vccが印加され、その摺動
端子に得られる電圧はデユーテイコントロール回
路33に供給される。このデユーテイコントロー
ル回路33は、供給される摺動端子電圧のレベル
に応じたオン、オフデユーテイの信号を出力する
ものであり、その出力は上記トランジスタ31の
ベースに供給される。そして、デユーテイコント
ロール回路33の出力端はNPN形トランジスタ
34のコレクタ・エミツタ間を介して接地され
る。
また、抵抗35,36の直列回路に直流電圧
Vccが印加され、その抵抗35,36の相互接続
点に得られる電圧は比較器37の反転入力端
(−)に供給される。比較器37の非反転入力端
(+)には前記摺動抵抗器30の摺動端子電圧が
供給される。そして、比較器37の出力は上記ト
ランジスタ34のベースに供給される。
つぎに、上記のような構成において動作を説明
する。
つまみ4aをスライドさせると、摺動抵抗器3
0の摺動端子電圧が変化し、それに伴なつて駆動
制御信号のパルス幅が変化する。こうして、第6
図に示すように、インバータ回路の出力を弱出力
300Wから大出力1200Wの範囲で自由に調節する
ことができる。
ところで、つまみ4aを図示右位置までいつぱ
いにスライドさせると、つまり出力を300Wに設
定すると、摺動抵抗器30の摺動端子電圧は抵抗
35,36の相互接続点に得られる電圧よりも小
さくなり、比較器37の出力が論理“0”とな
る。すると、トランジスタ34がオフするため、
デユーテイコントロール回路33の出力によつて
トランジスタ31がオン、オフするようになる。
そして、トランジスタ31がオンしたときは、発
振回路23から発せられる基準周波数信号がパル
ス幅変調回路22へ供給される。また、トランジ
スタ31がオフしたときは、発振回路23の出力
端が接地され、基準周波数信号がパルス幅変調回
路22に供給されなくなる。つまり、デユーテイ
コントロール回路33の出力信号に従つて加熱動
作がオン、オフすることになる。しかも、その加
熱動作のオン、オフデユーテイは、つまみ4bの
スライドに基づく摺動抵抗器32の摺動端子電圧
によつて細かく変化する。したがつて、つまみ4
aで弱出力を設定し、且つつまみ4bを操作する
ことにより、第7図に示すように弱出力以下の
100Wから300Wまでの微弱出力調節を行なうこと
ができる。特に、つまみ4bのスライド範囲は通
常出力調節用のつまみ4aのスライド範囲と略同
じ大きさとしているので、細かい微弱出力調節が
可能である。
なお、上記実施例では、つまみを通常出力用と
微弱出力用とに分けたが、第8図に示すように、
スライド範囲の大きいつまみ4を設け、そのつま
み4の図示右側半分でのスライド操作を通常出力
調節用とし、図示左側半分でのスライド操作を微
弱出力調節用としてもよい。この場合、つまみ4
のスライドによる出力変化は第9図のようにな
る。また、第10図に示すように、通常出力調節
と微弱出力とを切換えるための釦式スイツチを設
け、その両調節を1個のつまみ4で行なうように
してもよい。
〔考案の効果〕
以上述べたようにこの考案によれば、所望の微
弱出力を容易かつ正確に設定することができる信
頼性にすぐれた誘導加熱調理器を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の誘導加熱調理器の外観斜視図、
第2図は同誘導加熱調理器の制御回路の構成図、
第3図は同誘導加熱調理器の出力変化を示す図、
第4図はこの考案の一実施例の外観斜視図、第5
図は同実施例の制御回路の構成図、第6図および
第7図は同実施例の出力変化を示す図、第8図は
同実施例の変形例を示す外観斜視図、第9図は第
8図の変形例の出力変化を示す図、第10図は他
の変形例を示す外観斜視図である。 1……本体、4a……通常出力調節用の出力設
定つまみ、4b……微弱出力調節用の出力設定つ
まみ、14……加熱コイル、30,32……摺動
抵抗器、37……比較器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 加熱コイルと、この加熱コイルに高周波電流を
    供給するインバータ回路と、このインバータ回路
    の出力を弱出力から大出力の範囲で調節する手段
    と、前記インバータ回路の出力を弱出力以下の微
    弱出力において調節する手段とを具備したことを
    特徴とする誘導加熱調理器。
JP17431483U 1983-11-11 1983-11-11 誘導加熱調理器 Granted JPS6084091U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17431483U JPS6084091U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 誘導加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17431483U JPS6084091U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 誘導加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6084091U JPS6084091U (ja) 1985-06-10
JPS6323911Y2 true JPS6323911Y2 (ja) 1988-06-30

Family

ID=30379519

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17431483U Granted JPS6084091U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 誘導加熱調理器

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JP (1) JPS6084091U (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5343825A (en) * 1976-10-01 1978-04-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd Frequency converter
JPS5515955A (en) * 1978-07-19 1980-02-04 Toppan Printing Co Ltd Manufacture of painted sintered article
JPS55152322A (en) * 1979-05-17 1980-11-27 Sanyo Electric Co Ltd Electronically controlled cooker

Patent Citations (3)

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Also Published As

Publication number Publication date
JPS6084091U (ja) 1985-06-10

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