JPS6212823Y2 - - Google Patents

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JPS6212823Y2
JPS6212823Y2 JP16541781U JP16541781U JPS6212823Y2 JP S6212823 Y2 JPS6212823 Y2 JP S6212823Y2 JP 16541781 U JP16541781 U JP 16541781U JP 16541781 U JP16541781 U JP 16541781U JP S6212823 Y2 JPS6212823 Y2 JP S6212823Y2
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JP
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blow
oil
engine
gas
air
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JP16541781U
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JPS5870411U (ja
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  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、エンジンの燃焼室からクランク室に
漏出したブローバイガスを、ブレザ装置で潤滑油
のミスト油分の大部分を分離除去した後、油浴式
エアクリーナの油浴室からクリーナエレメント及
び吸気路を経て、燃焼室に還元するようにしたエ
ンジンのブローバイガス燃焼室還元装置に関する
ものである。
〔従来技術〕
この種の装置としては、従来より例えば第6図
に示すものが知られている(昭和56年2月5日に
頒布された本出願人発行のカタログ“CARR−
IER TRANSICOLD CT4114 DIESEL
TRANSPORT REFRIGERATION ENGINE”
の4頁目に記載)。
それは、エンジンEのブレザ装置Bをクランク
室8に連通させてロツカアームカバー4の頂部に
付設し、油浴式エアクリーナCを吸気路6を介し
てエンジンEの燃焼室7に連通させて設け、油浴
式エアクリーナCの空気取入口19から、空気を
取り入れて導気路21、油浴室22、クリーナエ
レメント23、浄気出口24及び吸気路6を経て
空気を燃焼室7に供給するとともに、エンジンE
の燃焼室7からクランク室8に漏出したブローバ
イガスをブレザ装置Bで潤滑油のミスト油分の大
部分を分離除去した後、ブローバイガス案内路2
6を介して、油浴式エアクリーナCの導気路21
内に戻し、油浴室22及びクリーナエレメント2
3によつてさらにオイル分離をし、そのブローバ
イガスを上記の空気に乗せて燃焼室7へ還元する
ように構成したものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記従来例のものは、エンジン
を長時間運転しているうちに油浴式エアクリーナ
の油浴室内にオイル分離したオイルが過剰に蓄積
し、燃焼室へ供給されるべき空気の流れを阻害す
るとともに、その油分が燃焼室に浸入して燃焼不
良を起こすことがある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、このような問題点を解決するために
なされたもので、上記従来例の装置において、エ
ンジン保護装置Gに接続した油面検出スイツチを
油浴式エアクリーナの油浴室内に設け、油浴室内
の油面が上限高さに達したことを検知して警告す
るように構成したことを特徴とするものである。
〔考案の作用・効果〕
エンジンを長時間運転しているうちにエアクリ
ーナの油浴室内の油量がオイル分離した油分の蓄
積により多くなりすぎる場合がある。
この場合には、油量の過多を油面検出スイツチ
で検出してエンジン保護装置(警報装置またはエ
ンジン停止装置)を作動させるので、作業者はこ
れに適切に対処して余剰の油量を油浴室から取除
いて、適正な油量にすることができる。
これにより、長期に亘つてエンジンを運転する
場合でも、油分が燃焼室に浸入して燃焼不良を起
こすことを簡単に確実に防止できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基き説明する。
第1図は、冷凍車輌の冷凍機の駆動に供する縦
形4サイクルデイーゼルエンジンの縦断正面図で
ある。エンジンEはクランクケース1、シリンダ
ブロツク2、シリンダヘツド3及びロツカーアー
ムカバー4の各部よりなり、ブレザ装置Bはロツ
カーアームカバー4内の頂部に付設される。油浴
式エアクリーナCはエンジン本体Eの側部に付設
され、燃焼用空気はエアクリーナCで浄気され、
吸気マニホールド5とシリンダヘツド3内の吸気
路6を通つて燃焼室7へ吸入される。
クランク室8内に発生するブローバイガスは燃
焼室7からクランク室8へ漏出した燃焼ガスに多
量の潤滑油のミストが混入したものであり、この
ブローバイガスは潤滑油還流孔9、動弁カム室1
0、タペツト12間の通気孔11及びプツシユロ
ツド挿通孔13を通つてロツカーアーム室14へ
流入し、ロツカーアーム室14内で発生した潤滑
油ミストとともに、ブレザ装置Bへ流入する。
この時、入口のシールド板15の作用で潤滑油
の一部がシールド板15及びロツカーアームカバ
ー4に付着し、更にブレザ装置B内のスチールウ
ール等からなるフイルター16を通過する際に、
ブローバイガス中のミスト油分がフイルター16
に吸着される。
また、ブローバイガス出口17のシールド板1
8もミスト油分の除去の為のものである。
このように、ブローバイガスはブレザ装置Bで
一次処理された後、前記油浴式エアクリーナCで
次のように二次処理される。
即ち、油浴式エアクリーナCは、空気取入口1
9から吸入した燃焼用空気を導気筒20内の導気
路21を介して油浴室22に導入後、クリーナエ
レメント23内を通過させて除塵し、浄気出口2
4から吸気路6へ吸入させるようになつている。
上記導気路21のブローバイガス導入口25と
ブレザ装置Bのブローバイガス出口17とをブロ
ーバイガス案内路26で連通連結し、ブローバイ
ガスを油浴式エアクリーナCに導入する。
上記ブローバイガス導入口25は、空気取入口
19から導気路21及び油浴室22を経てクリー
ナエレメント23に到る途中部に形成すればよい
が、本実施例では油浴式エアクリーナCのケーシ
ング27外に臨む導気筒20の上端に固着した空
気取入口19の上面に短管を溶接したものであ
り、上記ブローバイガス案内路26は空気取入口
19及び鋼管製の接続管内に形成される。
ブローバイガス案内路26を介してブローバイ
ガス導入口25から導気路21内に流入したブロ
ーバイガスは油浴室22の油でミスト油分の一部
を除去された後、スチールウール等からなるクリ
ーナエレメント23内を通過する際、クリーナエ
レメント23で過されてブローバイガス中のミ
スト油分はクリーナエレメント23に付着し、ま
たクリーナエレメント23に含浸している油中に
混入して除去される。
このように、クランク室8からブレザ装置Bに
流入するブローバイガスを、ブレザ装置Bで一次
処理後、油浴式エアクリーナCで二次処理し、ミ
スト油分を完全に除去するので、潤滑油ミストが
吸気に混入することがなくなる。
一方、油浴室22には油面検出スイツチ28が
設けてある。
この油面検出スイツチ28は、第2図に示すよ
うに、油浴室22の側壁29に固着したブラケツ
ト30から有底筒状のケーシング31を下向きに
固着するとともに、ケーシング31の中央部には
外周に磁性ゴムを発泡させて形成したフロート3
2が摺動する支柱33を設けてある。
そして、油浴室22内の油面が規定油面を超え
てフロート32が上昇することにより、その磁性
で支柱33の内部に設けた近接スイツチ34をオ
ン操作してエンジン保護装置Gの報知器35を警
鳴させて作業者に油浴室22の油面上昇を知らせ
る。
また、ブローバイガス中の潤滑油を油浴式エア
クリーナCの油とは類似同質の油なので、分離除
去された潤滑油は吸気浄化に寄与することにな
る。尚、上記のエンジン保護装置Gは報知器に代
えてエンジン停止装置であつてもよい。
次に上記実施例の変形例について説明する。
(a) 第3図に示すように、ブローバイガス導入口
25を空気取入口19の上方から導気路21内
に突入させて形成する。こうすると、ブローバ
イガス導入口25から出たガスは吸気で吸い込
まれ油浴室22の油面に勢いよく叩き付けられ
ることからその油分離性能が向上する。
(b) 第4図に示すように、ブローバイガス導入口
25を導気筒20の中央部に開口させること。
また、想像線で示すように、ブローバイガス
案内路26を吸気路6内へ導入し、浄気出口か
らエアクリーナCのケーシング27内へ導設
し、導気路21へ接続する。
(c) 第5図に示すように、ブローバイガス導入口
25を油浴室22に臨ませて形成する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部縦
断正面図、第2図は要部の拡大縦断側面図、第3
図乃至第5図は各々変形例の油浴式エアクリーナ
の縦断正面図、第6図は従来装置の要部縦断正面
図である。 E……エンジン、B……ブレザ装置、C……油
浴式エアクリーナ、G……エンジン保護装置、6
……吸気路、7……燃焼室、8……クランク室、
17……ブローバイガス出口、19……空気取入
口、21……導気路、22……油浴室、23……
クリーナエレメント、24……浄気出口、25…
…ブローバイガス導入口、28……油面検出スイ
ツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジンEのブローバイガスに混合した油分を
    分離除去するブレザ装置Bを、クランク室8に連
    通させてエンジンEに付設し、エンジンEの燃焼
    室7に油浴式エアクリーナCの浄気出口24を吸
    気路6で連通し、油浴式エアクリーナCの空気取
    入口19から導気路21及び油浴室22を経て、
    クリーナエレメント23に到るまでの間にブロー
    バイガス導入口25を設け、ブローバイガス導入
    口25にブレザ装置Bのブローバイガス出口17
    をブローバイガス案内路26で連通してなるエン
    ジンのブローバイガス燃焼室還元装置において、
    油浴室22に油面検出スイツチ28を設け、油面
    検出スイツチ28をエンジン保護装置Gに接続
    し、油浴室22内の油面が規定油面を超えること
    に基づき油面検出スイツチ28がオン作動するよ
    うに構成したことを特徴とするエンジンのブロー
    バイガス燃焼室還元装置。
JP16541781U 1981-11-05 1981-11-05 エンジンのブロ−バイガス燃焼室還元装置 Granted JPS5870411U (ja)

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JP16541781U JPS5870411U (ja) 1981-11-05 1981-11-05 エンジンのブロ−バイガス燃焼室還元装置

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JP16541781U JPS5870411U (ja) 1981-11-05 1981-11-05 エンジンのブロ−バイガス燃焼室還元装置

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Publication Number Publication Date
JPS5870411U JPS5870411U (ja) 1983-05-13
JPS6212823Y2 true JPS6212823Y2 (ja) 1987-04-03

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ID=29957616

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JP16541781U Granted JPS5870411U (ja) 1981-11-05 1981-11-05 エンジンのブロ−バイガス燃焼室還元装置

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JPS5870411U (ja) 1983-05-13

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