JPS62127772A - 原稿情報入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、静′Ｒ複写機等の画像形成装置において、原
稿の特定領域の座標を指定して入力する場合等に用いら
れる原稿情報入力装置に関するもの　゛である。

（従来技術） 従来、原稿の位置と走査位置とを対比するための目盛を
原稿台に形成し、この目盛に応じて原稿の特定領域の座
標をテンキー等で入力指定することにより、部分複写も
しくは部分消去複写等を行ない得るように構成された複
写磯が知られている（例えば特開昭５６−１５８３４７
号公報）。

ところが、上記目盛を利用して原稿の領域指定を行なう
ものでは、目盛の位置と指定する領域とが離れている場
合に入力する領域の座標を正確に読出すことが困難であ
り、入力ミスを生じ易いとともに、テンキー等で入力す
る操作が煩雑であるという問題があった。

また、必要とする領域の座標を正確かつ容易に入力でき
るようにするため、例えば特開昭５７−３８０６５号公
報に示されるように、タブレット上に載置した原稿の上
からスタイラスペンで指定領域を押えてその座標情報を
デジタル量に変換して出力するタブレット入力装置を用
いることも行なわれているが、この場合には上記タブレ
ット入力装置の構造が複雑であるために製造コストが高
くつくという問題があった。

（発明の目的） 本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので
あり、簡単な構成で原稿の特定領域を指定してその座標
等を正確かつ容易に入力することができる原稿情報入力
装置を得ることを目的としたものである。

（発明の構成） 本発明の原稿情報入力装置は、原稿台上に載置された原
稿に位置指定光を照射する発光部と、上記位置指定光の
照射位置を変化させる駆動部と、この駆動部の状態に応
じて上記照射位置の座標を読出して記憶する制御部とを
備えたものである。

この構成により、発光部から照射された位置指定光によ
って照し出された原稿の像等を確認しつつ領域を指定し
、その座標を制御部において読出して記憶するようにし
ている。

（実施例） 第１図は本発明に係る原稿情報入力装置の実施例を示し
、同図において、１は透明ガラス板からなる原稿台、２
は原稿台１上に載置された原稿Ａに光を照射する発光部
、３は原稿Ａに対する上記照射光の照射位置を変化させ
る駆動部、４は制御部、５は入カバネルである。

上記発光部２は、半導体レーザ等からなり、原稿Ａの下
面に指向性の強い位置指定光を照射することにより、原
稿Ａの特定位置を照し出すようになっている。この発光
部２は、原稿Ａの長さ方向くχ軸方向）および幅方向（
／ｙ軸方向）にそれぞれ傾斜可能に支持され、ステッピ
ングモータ６゜７からなる駆動部３により駆動されて１
９ｇ軸方向の傾斜角度が調節されるように構成されてい
る。

上記駆動部３のステッピングモータ６．７は制御部４か
ら出力されるクロックパルスによって回転制御される。

そして上記制御部４において出力されたりＯツクパルス
数を算出することにより、ステッピングモータ６．７の
回転角度を検出して上記発光部２の傾斜角度すなわち原
稿照射位置が読出される。また、上記入カバネル５は、
発光部２の照射位置をχ軸方向に変化させるためにステ
ッピングモータ６に制御信号を出力するχ方向キー８．
９と、上記照射位置をｙ軸方向に変化させるためにステ
ッピングモータ７に制御信号を出力するｙ方向キー１０
．１１と、上記ステッピングモータ６．７に入力された
クロックパルス数に基づいてχ軸方向およびγ軸方向の
照射位置の座標を読出すための読出信号を制御部４に出
力するχ座標読出キー１２およびり座標読出キー１３と
が設けられている。

以上のように構成された原稿情報入力装置により、第２
図に示すように原稿台１上に原稿Ａを裏向きの状態で基
準線りに合わせて複写位置に設置し、この原？１Ａの特
定領域８の座標を入力する場合の制御動作を第３図に示
すフローチャートに基づいて説明する。

まず、χ方向キー８．９を操作してステッピングモータ
６を駆動しくステップＳ１）、発光部２のχ軸方向の傾
斜角度を調節してその照射位置を始点ａから領域Ｂのχ
軸方向一端部すに移動させる。次いでχ座標読出キー１
２を操作し、制御部４においてカウントしたクロックパ
ルス数に基づいて上記発光部２の傾斜角度を算出するこ
とにより、χ軸方向一端部すのχ座標を読出しくステッ
プＳ２）、その値を制御部４において記憶する。

次に、χ方向キー８．９を再び操作してステッピングモ
ータ６を駆動しくステップＳ３）、照射位置をχ軸方向
＠端部Ｃに移動させる。そしてχ座標読出キー１２を操
作し、χ軸方向他端部Ｃのχ座標を読出しくステップＳ
４）、その値を制御部４において記憶する。

次に９方向キー１０．１１を操作してステッピングモー
タ７を駆動しくステップＳ５）、照射位置を領域Ｂの９
軸方向一端部ｄに移動させる。次いでり座標読出キー１
３を操作し、上記ｇ軸方向一端部ｄの９座標を読出しく
ステップＳｓ）、＄制御部４において記憶する。その後
、９方向キー１０．１１を再び操作してステッピングモ
ータ７を駆動しくステップＳ７）、照射位置をγ軸方向
他端部ｅに移動させ、γ座標読出キー１３を操作するこ
とにより他端部ｅの９座標を読出しくステップＳ８）、
制御部４において記憶する。そして上記各部す、ｃ、ｄ
、ｅのχ、り座標データにより領域Ｂの座標を特定する
（ステップＳｓ）。

なお、領域指定後に上記発光部２の照射位置は上記始点
ａに復帰する。

このように発光部２からｔｌｉ射された位置指定光によ
り原稿Ａの下面からその像を照し出した状態で領域指定
を行なうようにしているため、目測を誤ることによる入
力ミスの発生を防止することができる。特に裏向きの状
態で原稿台１上に載置された原ｍＡにおいても上記位置
指定光により原稿像を透視してその確認を容易に行なう
ことができる。このため、上記実施例のように裏向きの
状態で複写位置に設置された原稿への領域指定を行なっ
た後、原稿へを反転操作することなくそのまま複写工程
に移行でき、原稿の反転操作に起因する位置ずれ等の問
題が生じることもない。

上記のように特定領域Ｂの周辺各部す、ｃ、ｄ。

ｅのχ、γ座標を読出して上記領域Ｂの座標を指定する
ことにより、領域Ｂを原稿Ａから扱出して複写する部分
複写、または逆に上記領域Ｂの像を消去して他の部分を
複写する部分消去複写等の制御を行なうことができる。

なお、上記特定領域Ｂの対角線方向に対向するコーナ部
ｆ、（７等の二点のχ座標およびγ座標を読出すことに
よっても、上記領１Ｂの座標指定を行なうことができる
。また、上記実施例では発光部２の傾斜角度を調節して
照射位置を変化させるとともに、上記傾斜角度に応じて
照射位置の座標を読出すように構成しているため、発光
部２を大きく移動させることなく、照射位置を変化させ
ることができる。したがって、位置指定に要する時間を
短縮できるとともに、発光部２の設置スペースを小さく
できるという利点がある。なお、上記発光部２を原稿台
１の下面に沿ってχ軸方向とｙ軸方向とにスライド可能
に配設し、この発光部２を適宜の駆動手段で駆動すると
ともに、その位置を検出することによって指定！’ｉ域
の座標を読出すようにしてもよい。

また本発明に係る原稿情報入力装置は、原稿の特定領域
を指定する領域指定制御に加えて、原稿Ａの周辺各部も
しくは相対向するコーナ部の座標を読出すことにより、
原稿Ａのサイズを検出するサイズ検出制御をも行なうこ
とができる。この場合、上記発光部２の照射位置を無段
階に変化させることができるため、規格外の不定形原稿
のサイズを容易かつ正確に検出できるという利点がある
。

（発明の効果） 以上説明したように本発明の原稿情報入力装置は、原稿
台上に載置された原稿に発光部から位置指定光を照射す
るとともに、駆動部によって発光部の照射位置を変化さ
せ、上記位置指定光によって照し出された原稿の像等を
確認しつつ、上記駆動部の状態に応じて発光部の照射位
置の座標を読出すことにより、特定領域を指定する等の
制御を行なうようにしているため、入力ミス等の発生を
防止して原稿の領域等を正確かつ容易に入力することが
できる。また、上記原稿情報入力装置は、通常の画像形
成装置に上記発光部およびその駆動部、制御部等を付加
するだけで簡単に構成でき、従来のタブレット入力装四
のように構造が複雑で大きな設置スペースが必要なタブ
レット等を設けたものに比べて製造コストを安価に抑え
ることができるとともに、装置を小型化できる等の効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る原稿情報入力装置の実施例を示す
概略図、第２図は原稿の設置状態を示す平面図、第３図
は上記原稿情報入力装置のｔＩＩＩｊＯ動作を示すフロ
ーチャートである。 １・・・原稿台、２・・・発光部、３・・・駆動部、４
・・・制御部。 特許出願人　　　　　　三田工業株式会社代　理　人　
　　　　　弁理士　小谷悦司同　　　　　　　　弁理士
　長１）正 向　　　　　　　　弁理士　板谷康夫 第　　１　　図 Ａ 第２図 第　　３　　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、原稿台上に載置された原稿に位置指定光を照射する
   発光部と、上記位置指定光の照射位置を変化させる駆動
   部と、この駆動部の状態に応じて上記照射位置の座標を
   読出して記憶する制御部とを備えたことを特徴とする原
   稿情報入力装置。