JPS62127508A - テイルテイングパツドジヤ−ナル軸受 - Google Patents
テイルテイングパツドジヤ−ナル軸受Info
- Publication number
- JPS62127508A JPS62127508A JP26710785A JP26710785A JPS62127508A JP S62127508 A JPS62127508 A JP S62127508A JP 26710785 A JP26710785 A JP 26710785A JP 26710785 A JP26710785 A JP 26710785A JP S62127508 A JPS62127508 A JP S62127508A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pad
- pads
- shaft
- pivot
- rotating shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、不安定振動を起こし易い回転軸の軸受として
使用されるティルティングパッドジャーナル軸受の構造
に関するものである。
使用されるティルティングパッドジャーナル軸受の構造
に関するものである。
従来のティルティングパ・lドジャーナル軸受の構造は
、特公昭53−39538号に記載のように、軸受パッ
ドが断面円弧状になっており、回転軸が回転するとき、
軸受パッドと軸とのすき間に、周囲の気体が粘性により
まき込まれ、そのまき込まれた気体の4さび作用により
、このすき間に周囲の気体より高い圧力を有する気体膜
が形成され軸受としての機能を有していた。この構造の
場合回転軸、パッドが熱変形した場合、軸受パッドが気
体膜の減少により、軸と焼付く欠点がある。このため、
特公昭53−39538号では、パッドを支持するピボ
ットの支持をバネ支持を利用して解消しようとしている
。
、特公昭53−39538号に記載のように、軸受パッ
ドが断面円弧状になっており、回転軸が回転するとき、
軸受パッドと軸とのすき間に、周囲の気体が粘性により
まき込まれ、そのまき込まれた気体の4さび作用により
、このすき間に周囲の気体より高い圧力を有する気体膜
が形成され軸受としての機能を有していた。この構造の
場合回転軸、パッドが熱変形した場合、軸受パッドが気
体膜の減少により、軸と焼付く欠点がある。このため、
特公昭53−39538号では、パッドを支持するピボ
ットの支持をバネ支持を利用して解消しようとしている
。
しかし、この場合にも、パッドの熱変形は、パッドを支
持するピボットを中心に変形する。したがって、パッド
の回転軸面におけるピボット支持付近に損傷を受けやす
いという問題を残している。
持するピボットを中心に変形する。したがって、パッド
の回転軸面におけるピボット支持付近に損傷を受けやす
いという問題を残している。
本発明の目的は、パッドの摩耗や回転軸への焼付を起こ
しにくいティルティングパッドジャーナル軸受を提供す
ることにある。
しにくいティルティングパッドジャーナル軸受を提供す
ることにある。
パッドの内面曲率は1回転軸よりも多少大き々製作され
る。回転中は、このパッドと回転軸の隙間に気体膜が形
成され軸受としての機能を有する。
る。回転中は、このパッドと回転軸の隙間に気体膜が形
成され軸受としての機能を有する。
パッドはピボットによ蚤)支持されており、回転中のパ
ッドの変形はこのピボット点を中心に起こる。従って、
高速回転中に発生した軸受部の摩擦熱によりパッドは半
径方向へ変形し、ピボット点付近の軸受浮上量が最も小
さくなる。この状態から回転を停止すると、停止中に、
このパッドのピボ・18点付近が回転軸と常に最初に接
触し損傷を受けやす(なる。
ッドの変形はこのピボット点を中心に起こる。従って、
高速回転中に発生した軸受部の摩擦熱によりパッドは半
径方向へ変形し、ピボット点付近の軸受浮上量が最も小
さくなる。この状態から回転を停止すると、停止中に、
このパッドのピボ・18点付近が回転軸と常に最初に接
触し損傷を受けやす(なる。
二〇を防止するため本発明では、パッド内面のピボット
点付近に球形状の4ぼみを設けることにより、起動停止
時におけるパッドと回転軸の接触を均一に行い摩耗や回
転軸との焼付を防止する。
点付近に球形状の4ぼみを設けることにより、起動停止
時におけるパッドと回転軸の接触を均一に行い摩耗や回
転軸との焼付を防止する。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を第1図、第2A図。
@2B図、第3A図、第3B図を用いて説明する。
電
ノティルティングパッドジャーナル軸受は、S1図に示
すように、回転軸1の外側に、軸1より多少太きい曲率
半径を有して1昂じ肉厚の板状1こ形成された3個の軸
受パッド2a、2b、2(Hが等間隔に配設され、その
外周をピボノh3a、3b。
すように、回転軸1の外側に、軸1より多少太きい曲率
半径を有して1昂じ肉厚の板状1こ形成された3個の軸
受パッド2a、2b、2(Hが等間隔に配設され、その
外周をピボノh3a、3b。
3Cの先端に各々取付けられたピボット球4a。
4b、4cから構成される。またピボット3b。
3Cは軸受ハウジング5にネジ込まれて固定され、ピボ
ット3aはバネ7と、オサエナヴト・6により固定され
る。
ット3aはバネ7と、オサエナヴト・6により固定され
る。
前記パッド2a、2b、2cの内周側に、第2A図およ
び第2B図に示すように、ピボット球を中心にして球形
状のくぼみKを設けている。このくぼみKの深さaは、
熱変形によるパッドの曲率の変化を考慮して5〜10μ
m程度に選定さnる。
び第2B図に示すように、ピボット球を中心にして球形
状のくぼみKを設けている。このくぼみKの深さaは、
熱変形によるパッドの曲率の変化を考慮して5〜10μ
m程度に選定さnる。
第1図、第2A図、第2B図の実施例において、Heガ
ス雰囲気中で軸1が回転すると、軸1とパッド2a、2
b、2cの隙間に気体膜が生ずる。
ス雰囲気中で軸1が回転すると、軸1とパッド2a、2
b、2cの隙間に気体膜が生ずる。
この気体膜の厚さは10〜20μm程度である。またこ
の時、気体膜の粘性により発熱し軸1反びパッド2a、
2b、2cは熱変形を生じる。特1こパッド2a、2b
、2cはピボット球4a、4b、4Cでそnぞれ支持さ
れているため、このピボット球4a、4b、4cを中心
に外周方向へ熱変形する。この場合、ピボット2a、2
b、2cの内面曲率が大きくなりピボット球4a、4b
、4c付近の気体膜厚さが最も小さくなる。しかし、パ
ッド2a、2b、2C内面のビボ憚ト球4a、4b。
の時、気体膜の粘性により発熱し軸1反びパッド2a、
2b、2cは熱変形を生じる。特1こパッド2a、2b
、2cはピボット球4a、4b、4Cでそnぞれ支持さ
れているため、このピボット球4a、4b、4cを中心
に外周方向へ熱変形する。この場合、ピボット2a、2
b、2cの内面曲率が大きくなりピボット球4a、4b
、4c付近の気体膜厚さが最も小さくなる。しかし、パ
ッド2a、2b、2C内面のビボ憚ト球4a、4b。
4C付近へあらかじめ球形状のくぼみを設けているため
、本実施例においては気体膜厚さが十分確保されること
になる。動圧型ティルティングパッドジャーナル軸受で
は、起動、停止時において、軸1とパッドは必ず接触す
るが、接触時においても、パッド2a、2b、2cの内
面に(ぼみがあるためパッド2a、2b、2C全体が均
一に軸1と接触しやす(なる。このため、パッド2a、
2b、2cの局部的な摩耗や軸1との焼付を防止するこ
とができる。
、本実施例においては気体膜厚さが十分確保されること
になる。動圧型ティルティングパッドジャーナル軸受で
は、起動、停止時において、軸1とパッドは必ず接触す
るが、接触時においても、パッド2a、2b、2cの内
面に(ぼみがあるためパッド2a、2b、2C全体が均
一に軸1と接触しやす(なる。このため、パッド2a、
2b、2cの局部的な摩耗や軸1との焼付を防止するこ
とができる。
第3A図および第3B図は、本発明の他の実施例である
。この例では、餌記バプド2a、2b。
。この例では、餌記バプド2a、2b。
2Cの球形状のくぼみKの部分と両端を細いiJtMで
連絡しており、この(ぼみKの影響による種々の振動発
生を防止している。
連絡しており、この(ぼみKの影響による種々の振動発
生を防止している。
本発明によれば、高速回転する軸とパッドが摩耗したり
、焼付きを起こすことが防止でき長期にわたり安定した
ジャーナル軸受の性能を得ることができる。
、焼付きを起こすことが防止でき長期にわたり安定した
ジャーナル軸受の性能を得ることができる。
第1図は、本発明の一実施例に係るティルティングパッ
ド型ジャーナル軸受の断面図、第2A図および第2B図
はパッドの詳細図を示す。第3A図および第3B図は本
発明の他の実施例に係るパッドの詳細図を示す。 1・・・・・・軸、2a、2b、2c・・・・・・パッ
ド、3a。 3b、3c・・・・・・ピボ咋ト、4a、4b、4c・
・・・・・ピボット球、5・・・・・・軸受ハウジング
、6・・・・・・固定ナヴト、7・・・・・・ばね、K
・・・・・・球形(ぼみ、M・・・・・・溝 第24図
ド型ジャーナル軸受の断面図、第2A図および第2B図
はパッドの詳細図を示す。第3A図および第3B図は本
発明の他の実施例に係るパッドの詳細図を示す。 1・・・・・・軸、2a、2b、2c・・・・・・パッ
ド、3a。 3b、3c・・・・・・ピボ咋ト、4a、4b、4c・
・・・・・ピボット球、5・・・・・・軸受ハウジング
、6・・・・・・固定ナヴト、7・・・・・・ばね、K
・・・・・・球形(ぼみ、M・・・・・・溝 第24図
Claims (1)
- 1、回転軸とこの回転軸を支持する軸受ハウジングとの
間に断面円弧状のパッドを複数個配設すると共に、これ
らパッドをピボットで傾動自在に支持するティルティン
グパッドジャーナル軸受において、前記パッドの回転軸
側の表面に、パッドを支持するピボット位置を中心にく
ぼみを設けたことを特徴とするティルティングパッドジ
ャーナル軸受。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26710785A JPS62127508A (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | テイルテイングパツドジヤ−ナル軸受 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26710785A JPS62127508A (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | テイルテイングパツドジヤ−ナル軸受 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62127508A true JPS62127508A (ja) | 1987-06-09 |
JPH0467044B2 JPH0467044B2 (ja) | 1992-10-27 |
Family
ID=17440160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26710785A Granted JPS62127508A (ja) | 1985-11-29 | 1985-11-29 | テイルテイングパツドジヤ−ナル軸受 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62127508A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103195800A (zh) * | 2013-04-15 | 2013-07-10 | 宁波三泰轴承有限公司 | 定位球轴承 |
EP3473875A4 (en) * | 2016-12-14 | 2019-08-28 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | PROCESS FOR PREPARING A KIPSEEGMENT AXLE BEARING, KIPSEEGMENT AXLE BEARING AND COMPRESSOR |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237135U (ja) * | 1975-09-09 | 1977-03-16 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS51110124A (ja) * | 1975-03-24 | 1976-09-29 | Hitachi Ltd | Jidoshatosaiyohatsudenki |
-
1985
- 1985-11-29 JP JP26710785A patent/JPS62127508A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5237135U (ja) * | 1975-09-09 | 1977-03-16 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103195800A (zh) * | 2013-04-15 | 2013-07-10 | 宁波三泰轴承有限公司 | 定位球轴承 |
EP3473875A4 (en) * | 2016-12-14 | 2019-08-28 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | PROCESS FOR PREPARING A KIPSEEGMENT AXLE BEARING, KIPSEEGMENT AXLE BEARING AND COMPRESSOR |
US10801544B2 (en) | 2016-12-14 | 2020-10-13 | Mitsubishi Heavy Industries Compressor Corporation | Tilting pad journal bearing manufacturing method, tilting pad journal bearing, and compressor |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0467044B2 (ja) | 1992-10-27 |
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