JPS6212694A - 分子線エピタキシ装置 - Google Patents

分子線エピタキシ装置

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JPS6212694A
JPS6212694A JP15149085A JP15149085A JPS6212694A JP S6212694 A JPS6212694 A JP S6212694A JP 15149085 A JP15149085 A JP 15149085A JP 15149085 A JP15149085 A JP 15149085A JP S6212694 A JPS6212694 A JP S6212694A
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JP
Japan
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molecular beam
holding plate
substrate
plane
substrate holding
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JP15149085A
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JPH037638B2 (ja
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Shunichi Murakami
俊一 村上
Tetsuo Ishida
哲夫 石田
Sumio Sakai
酒井 純朗
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Canon Anelva Corp
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Anelva Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、分子線エピタキシ技術における、膜厚分布、
単結晶薄膜の組成比分布、不純物濃度分布を改良した分
子線エピタキシ装置に関するものである。
(従来技術とその問題点) 従来の分子線エピタキシ技術は基板の大きさや処理枚数
の多寡は二の次にして、専ら単結晶薄膜の品質及び電気
特性の良いものを作ることのみが問題とされていた。し
かし最近は分子線エピタキシ膜の品質、半導体デバイス
膜としての特性の優位性が認められ、大面積の分子線エ
ピタキシb量に〜必要とされるようになってきた。これ
に伴い分子線エピタキシ膜の膜厚分布9組成比分布。
不純物分布の三種の面内分布の均一性のすべてが大量生
産の下で満足されることが厳しく要求されるようになっ
てきた。
従来の分子線エピタキシ装置はその殆どが各分子線セル
の軸線を基板保持板の回転の中心に集中する配置をとる
ものであり、この配置では大面積基板で均一な面内分布
を得るこ°とは困難であって、従来得られた面内分布の
均一性の最良値は、[バリアン社説明資料VR−152
(Repr 1nted  from  ELECTR
ONIC9magagine  August、198
0)]め、2インチ基板で面内膜厚の分布の+−3%が
あるのみである。
半導体デバイスに要求される分子線エピタキシ膜の膜厚
分布は+−2%以下であるから従来の分子線エピタキシ
膜は到底この要求を満足するものではない。
(発明の目的) 本発明は、大面積の基板に対し、膜厚分布9組成比分布
、不純物分布の三者の均一性の優れた分子線エピタキシ
膜を成長させることのできる分子線エピタキシ装置の提
供を目的とする。
(発明の構成) 本発明は、下記(a)、(b)、(c)、即ち(a)複
数の分子線セルを、基板保持板の回転の中心軸に対して
回転対称に、若しくは、この中心軸を含み前記基板保持
板に垂直な平面に対し面対称に、またはその両者の位置
に設置する。
(b)前記分子線セルの軸線と、前記基板保持板の法線
とのなす角を30度以上とする。
(C)前記基板保持板の板面またはその延長と、前記軸
線との交点Aから、前記分子線セルの開孔面の中心Cに
いたる距離りと、前記基板保持板に保持される被蒸着基
板の最大径りとの間に、L/D>3を成立させる。
の条件を備える分子線エピタキシ装置によって前記目的
を達成したものである。
以下、本発明を実施例により図に基づいて説明する。
(実施例) 第1図は本発明の実施例の側面図であって、lは分子線
セル、2は被蒸着基板、20は基板保持板、Zは基板保
持板の回転の中心軸、4は基板保持板の板面を含む仮想
平面、Bは中心軸Zと仮想平面4との交点である。Dは
基板の最大径、Lは仮想平面4と分子線セル1の軸線l
Oとの交点Aから、分子線セル10開孔面の中心Cに至
る距離、角度A’NGは仮想平面4に立てた法線2】と
前記の軸線lOとのなす角。
第2図は第1図の平面図であって、Sは前記の交点Aか
ら基板保持板の回転の中心Bに至る距離である。ただし
第2図では、第1図で総称的に符号lて示されていた分
子線セルが、個別の符号1a乃至1mで示され、これに
対応して各点Aが、個別の符号Aa乃至Amで具体的に
示されている。
そして* 1 a s A aとlc、Ac、  ld
、Adとlb、Ab等はそれぞれ回転の中心軸Zにつき
回転対称であり、la、Aaと1m、Am。
lb、AbとIn、An等は、それぞれ点Bを通り仮想
平面4に垂直な仮想平面xz、yz等につき面対称に配
置されている。
これら配置の対称性(a)は、実験によって、前記した
三種の面内分布の均一性確保のためには基本的に不可欠
であることが確認された。従来の分子線エピタキシ装置
では、たまたまこの配置をとるものはあっても、かかる
配置の対称性は必ずしも確然と守られていなかったもの
で、これは本発明の主要条件の一つとなる。
次に、従来の分子線エピタキシ装置では、分子線セル1
の軸線10と基板回転の中心軸Zとのなす角度ANCは
可成り小さいものが選ばれていた。
これは角度を小さくして装置を小型化Uようとする考え
が優先したためであ条。このため後記する理由もあって
、分子線セルlからの蒸気流の形状をそのまま基板表面
に映す結果となり、前記の分布の均一性を悪くする欠点
があった。
また、従来の分子線エピタキシ装置の中には、すべての
分子線セルの前記軸線の長さLを等しくして、分子線セ
ルの軸線10と基板回転の中心軸Zとのなす角度ANG
を、分子線セルにより変化させ、30度以上の角度を取
り得るものとした装置も見られるが、この場合も、膜厚
分布2組成比分布、不純物分布の王者の同時の均一性の
獲得には成功していない。この理由は、角度が30度未
満のものが混在するのと、軸線の長さしを同じにし角度
ANCを相違させたため、各分子線セル10基板20回
転中心Bに対する位置が変化して前記の対称性が破られ
たためである。
実験によって、前記の対称性(a)とともに。
(b)前記分子線セルの軸線と前記基板保持板の法線と
のなす角を30度以上とすることの王者は、前記した王
者の分布を均一にするためには不可欠であることが判明
した。
しかし、対称性と30度以上の角度を守るだけの分子線
エピタキシ装置では、前記した王者の同時の分布の均一
性はなお確保できない。 従来の分子線エピタキシ装置
は、蒸発材料の高効率利用の観点から軸線の長さしを短
くする傾向にあり、基板の大きさDに対ししが余りに短
小であった。
実験によって上記の軸線の長さしについて、更に次の条
件(C)を見いだすことができた。即ち、(c)前記基
板保持板20の板面またはその延長4と、前記軸線との
交点Aから前記分子線セルの開孔面の中心にいたる距離
りと、前記基板保持板に保持される被蒸着基板2の最大
径りの間に、L・/D〉3を成立させる、のがそれであ
る。
条件(C)は条件(b)とともに分子線エピタキシ装置
の小型化を阻むものであるが、分布の均−性確保上のた
めには最低の条件(必須条件)であることが判明した。
良い分子線エピタキシ成長のためには、このほかになお
お多くの条件が存在する。しかし、他の条件はすべてそ
れ以外の何かの処置で代替、補償されるものであり、不
可欠とは言い難かった。
第3図は、上記(a)、(b)、(c)の条件の下の 
L=160cm、ANC=32度の装置で得た、基板回
転の中心Bから距離Scmの位置の基板上の各膜厚tに
対する1/10の値(但しtoは中心部の膜厚)を示す
グラフ、即ち膜厚の分布の均一性を示すグラフである。
曲線6,7゜81よそれぞれ、 S=1.3D、  S
=D、  S=0.7D  の場合を現わしている。こ
のグラフによって、前記の交点Aを基板保持板200回
転の中心BからD/2以上離れた位置に置くときに最も
高い均一性かえられることを知る。これは実際的な規模
の分子線エピタキシ装置で6インチ基板の全面に1%以
内の均一な膜厚が容易に得られることを示すものである
。なおこのとき、組成比分布、不純物分布もほぼ膜厚分
布同様の好成績を示した。
実用上は、S>Dの条件下で(他の条件を選ぶことで)
可成り良質の均一な膜が得られることが分かった。 但
し、前記したように、このSADと言う条件は先の(a
) 、(b)+  (c)の条件と異なって絶対必要な
ものではなく、前記(a)。
(b)、(c)の条件下で角度ANC,軸線長りを適当
にすることでも代替、補償でき、可成りの膜はえられる
ものである。
(発明の効果) 本発明は、大面積の基板に対し、膜厚分布、組成比分布
、不純物分布の三者の均一性の優れた分子線エピタキシ
膜を成長させることのできる分子線エピタキシ装置を提
供する効果がある。I
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の分子線エピタキシ装置の実施例の概
要を示す側面図。 第2図は、その平面図。 第3図は、基板上の分子線エピタキシ成長膜の膜厚分布
の一例を示すグラフ。 1、la、lb、、、、:分子線セル。 Aa。 Ab、、、、:基板保持板の板面またはその延長と、前
記軸線との交点、  2:被蒸着基板。 20:基板保持板。 Z;基板保持板の回転の中心軸。  B:中心軸Zと基板保持板の平面との交点。 lO:
分子線セルの軸線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記(a)、(b)、(c)の条件を備えること
    を特徴とする分子線エピタキシ装置。 (a)複数の分子線セルを、基板保持板の回転の中心軸
    に対して回転対称に、若しくは、この中心軸を含み前記
    基板保持板に垂直な平面に対し面対称に、またはその両
    者の位置に設置する。 (b)前記分子線セルの軸線と、前記基板保持板の法線
    とのなす角を30度以上とする。 (c)前記基板保持板の板面またはその延長と、前記軸
    線との交点Aから前記分子線セルの開孔面の中心にいた
    る距離Lと、前記基板保持板に保持される被蒸着基板の
    最大径Dの間に、L/D>3を成立させる。
  2. (2)前記の交点Aを、前記基板保持板の回転の中心軸
    からD/2以上の位置に設けることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の分子線エピタキシ装置。
JP15149085A 1985-07-10 1985-07-10 分子線エピタキシ装置 Granted JPS6212694A (ja)

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JP15149085A JPS6212694A (ja) 1985-07-10 1985-07-10 分子線エピタキシ装置

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JP15149085A JPS6212694A (ja) 1985-07-10 1985-07-10 分子線エピタキシ装置

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Publication Number Publication Date
JPS6212694A true JPS6212694A (ja) 1987-01-21
JPH037638B2 JPH037638B2 (ja) 1991-02-04

Family

ID=15519634

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JP15149085A Granted JPS6212694A (ja) 1985-07-10 1985-07-10 分子線エピタキシ装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6255919A (ja) * 1985-09-05 1987-03-11 Fujitsu Ltd 分子線結晶成長装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57100998A (en) * 1980-09-16 1982-06-23 Varian Associates Device for forming highly uniform epitaxial film

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57100998A (en) * 1980-09-16 1982-06-23 Varian Associates Device for forming highly uniform epitaxial film

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6255919A (ja) * 1985-09-05 1987-03-11 Fujitsu Ltd 分子線結晶成長装置

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Publication number Publication date
JPH037638B2 (ja) 1991-02-04

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