JPH02278816A - 化学気相成長装置 - Google Patents

化学気相成長装置

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JPH02278816A
JPH02278816A JP10088489A JP10088489A JPH02278816A JP H02278816 A JPH02278816 A JP H02278816A JP 10088489 A JP10088489 A JP 10088489A JP 10088489 A JP10088489 A JP 10088489A JP H02278816 A JPH02278816 A JP H02278816A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 バレル式CVD装置に関し。
基板面上に形成される膜の膜厚分布を向上することを目
的とし。
原料ガスが流通する反応槽の内部において該原料ガスの
成分元素から成る層が形成される表面を有する基板を一
軸の周りに定速度で公転するように支持するための機構
を備えた化学気相成長装置において、該基板の公転停止
時における該基板表面における前記原料ガスの流速ベク
トルをaとし該基板の公転時における該基板表面中心の
公転方向における周速度ベクトルをbとし且つa−bで
表されるベクトルをCとし且つ該基板表面の法線をhと
したとき、前記ベクトルCおよび法線りで決まる面内に
おいて前記法線りがベクトルCの逆方向側に角度θだけ
回転した状態に該基板を保持する手段を該支持機構が備
えていることから構成される。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、バレル式の化学気相成長(CVD)装置。
とくに、そのサセプタの形状の改良に関する。
〔従来の技術〕
半導体ウェハのような多数の基板の表面に一括して絶縁
層あるいは化合物半導体層を形成するために、バレル式
の縦型CVD装置が用いられている。
バレル式CVD装置は1通常、底面が正多角形の舟錐台
状のサセプタを有し、その各側面のそれぞれに一枚ない
し複数枚の基板が設置される。そして。
このサセプタを 原料ガスが導入される反応槽内で一軸
、すなわち、前記角錐台の軸、を中心に回転するととも
に加熱することにより、各基板表面に所望の層を堆積さ
せる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、バレル式CVD装置のサセプタは角錐台
状をなしており、その下底面が導入ガスの下流側に向く
ように配置される。したがって、半導体ウェハ等の基板
が設置される各側面は、導入ガスの下流側はど外囲器の
内壁との間隙、すなわち、原料ガスの流通路が狭まった
状態となる。これにより1通常の水平型のCvD装置に
おけると同様に、基板表面における原料ガスの上流と下
流での層厚差が低減され、N厚分布が向上される。
一方、上記サセプタは、各基板間の層厚の均一性を向上
する目的で反応槽内で回転されるが、これにより、基板
表面内における層厚分布が大きくなる現象が生じる。す
なわち、従来のサセプタの構造では、各基板表面内での
層厚と基板間の層厚とを同時に均一化できない問題があ
った。
本発明は、バレル式CVD装置における上記サセプタの
回転に起因する層厚分布を低減し、基板表面内および基
板間における層厚の均一性を同時に向上可能とすること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、原料ガスが流通する反応槽の内部において
該原料ガスの成分元素から成る層が形成される表面を有
する基板を一軸の周りに定速度で公転するように支持す
るための機構を備えた化学気相成長装置であって、該基
板の公転停止時における該基板表面における前記原料ガ
スの流速ベクトルをaとし該基板の公転時における該基
板表面中心の公転方向における周速度ベクトルをbとし
且つa−bで表されるベクトルをCとし且つ該基板表面
の法線をhとしたとき、前記ベクトルCおよび法線りで
決まる面内において前記法線りがベクトルdの逆方向側
に角度θだけ回転した状態に該基板を保持する手段を該
支持機構が備えていることを特徴とする本発明に係る化
学気相成長装置によって達成される。
〔作 用〕
第1図は本発明の原理説明図であって、同図(a)に示
すように、サセプタが回転していないとき基板表面上を
ベクトルaで表される流速で原料ガスが流れている状態
でサセプタの回転により基板表面を回転方向に周速度す
で移動させるとすると。
同図(ロ)に示すように、この基板1表面上における原
料ガスの流れの方向はベクトルCのようになる。
すなわち、ベクトルCはcma−bである。
そこで8本発明においては、基板を、その表面が原料ガ
スの下流側でベクトルCに対して角度θをなすように保
持した状態でサセプタを回転して層形成を行う、これに
より1回転状態の基板表面における原料ガスの上流と下
流での層厚差が減少する。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第2図はバレル式のCvD装置の要部断面図であって1
例えば石英から成る円筒形の反応槽2の内部には2方向
の軸3を中心に回転するサセプタ4が設けられている。
サセプタ4は、軸3に垂直な。
例えば正六角形の下底面を有する角錐台を成している。
すなわち、この・場合には、サセプタ4は。
各々が等脚台形である六つの側面5□5.、・・・5.
を有する。各側面5に5例えば半導体ウェハのような基
板lが一枚ないし複数枚ずつ設置される。
これにより、基板1はZ軸の周囲を定速度で公転する。
なお、一般に、サセプタ4は1例えば炭化珪素(SiC
)コーティングしたカーボン板から成る上底面および各
側面51+ 52+  ・・・、5&によって構成され
る中空体であり、軸3は前記上底面に固定されている。
同図において、符号6は反応槽2を排気系(図示省略)
に接続するための排気管、符号7は反応槽2に原料ガス
を導入するためのガス導入管1符号8は、前記側面5上
に設置された半導体ウェハIを加熱するための加熱装置
である。
第3図は従来のサセプタの要部断面図であって。
第2図における一つの側面5の2軸を含む垂直断面の一
部である。図示のように、側面5はZ軸と角度φをなす
ような傾斜が与えられている。従来はこのようなサセプ
タの側面5上に、半導体ウェハ等の点線で示す基板lが
直接に設置されていた。
このために、第1図を参照して説明したように。
ベクトルC方向における層厚分布が生じていた。
本発明においては、前記各側面51,5□、・・・56
において5基板1を、その表面が原料ガスの下流側でベ
クトルCに対して角度θをなすように保持する。これを
第4図を参照してより正確に説明する。
第4図は、前記ベクトルCと基板lの法線りとで決まる
面によるる断面を示す、すなわち、この断面はベクトル
Cを含み、側面5に垂直である。
本発明においては、従来、第4図に点線で示されるよう
に設置された基板1を、その面の法線りが上記断面、す
なわち9紙面内でベクトルCと逆方向側に角度θだけ回
転した状態に保持する。第4図において、符号lOは上
記回転後の基板lOであり。
h′はその面法線である。
基板lOを上記の状態に保持するための手段としては、
サセプタ4の各側面−5における少なくとも基板10と
接触する領域が基板10表面に平行になるように一体成
形された面でもよく、あるいは、側面5と基FilOと
の間に挿入・固定される1例えばステンレスから成る別
の部材11(第4図参照)であってもよい。
本発明のサセプタによる層厚分布の改善効果の例を説明
する。
上記における角度が、φ=4°、θ=5°であるサセプ
タ4を用い、直径6cmの半絶縁性GaAsから成る基
板表面にGaAs層を形成した。原料ガスとして八s1
1.とトリメチルガリウム(TMG)を用し1.これら
の流量比をAs1h:TMG=20:1.反応槽内のガ
ス圧を0.1atm、成長温度(基板温度)を620°
C,サセプタの回転速度を1Orpmに設定した。
上記の結果を第5図に示す。同図は、前記ベクトルCを
含む直線上における上記GaAs層の層厚分布を、基板
の中心における層厚を100として規格化して示しであ
る。図示のように、基板の中心の両側3CI11の範囲
における層17分布は±3%である。
これに対し、従来のサセプタ、すなわち、上記角度θが
Ooの場合における同方向の層厚分布は。
第6図に示すように、±5.5%であり1本発明による
基板内における層厚の均一性向上効果は明らかである。
上記本発明のように、ベクトルCに対して角度θだけ傾
けて基板を保持することは、従来のサセプタの外側面上
における基板の設置位置をベクトルCの方向にずらすこ
とに相当する。しかしながら、このような設置方法を実
現するためには、サセプタの外側面を従来より大きくす
る必要があり。
その結果、サセプタおよび反応槽が大型化する欠点があ
る。これに対して5本発明によれば、サセプタおよび反
応槽を従来と同寸法のままにして。
所望の効果を得ることができる。
なお、上記においてベクトルbで表される基板表面の周
速度は、基板表面内の位置によって異なる。したがって
、基板の傾きを決めるに際しては。
基板中心部における周速度に基づいてベクトルCを求め
、このベクトルCを基準に傾き角度θを決定するのが望
ましい。
また2本発明の適用範囲は、上記実施例のような角錐台
から成るサセプタに限定されず1例えば前記回転軸3か
ら放射状に延伸する腕の先端分布に基板が固定されるよ
うな支持機構にも適用可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、バレル式CvO装置におけるサセプタ
の回転に起因する層厚の不均一性を低減することが可能
となる。本発明によるバレル式CvO装置においては、
サセプタおよび反応槽の寸法を従来より拡大する必要は
なく、シたがって、従来と同規模のバレル式CvD装置
により、基板内および基板間の層厚の均一性を同時に向
上することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理説明図。 第2図はバレル式CVO装置の概要構成図。 第3図は従来のサセプタの要部断面図。 第4図は本発明におけるサセプタの要部断面図。 第5図と第6図は層厚分布を示すグラフである。 図において。 lとlOは基板、  2は反応槽。 3は軸、  4はサセプタ。 5と51,5□、・・・、56は側面。 6は排気管、  7はガス導入管。 8は加熱装置 である。 規十6化層厚(%) もさ8む奪

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 原料ガスが流通する反応槽の内部において該原料ガスの
    成分元素から成る層が形成される表面を有する基板を一
    軸の周りに定速度で公転するように支持するための機構
    を備えた化学気相成長装置であって、 該基板の公転停止時における該基板表面における前記原
    料ガスの流速ベクトルをaとし該基板の公転時における
    該基板表面中心の公転方向における周速度ベクトルをb
    とし且つa−bで表されるベクトルをcとし且つ該基板
    表面の法線をhとしたとき、 前記ベクトルcおよび法線hで決まる面内において前記
    法線hがベクトルcの逆方向側に角度θだけ回転した状
    態に該基板を保持する手段を該支持機構が備えているこ
    とを特徴とする化学気相成長装置。
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