JPS6212629Y2 - - Google Patents

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JPS6212629Y2
JPS6212629Y2 JP5154180U JP5154180U JPS6212629Y2 JP S6212629 Y2 JPS6212629 Y2 JP S6212629Y2 JP 5154180 U JP5154180 U JP 5154180U JP 5154180 U JP5154180 U JP 5154180U JP S6212629 Y2 JPS6212629 Y2 JP S6212629Y2
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JP
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ink
amount
reservoir
roller
shaft member
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JP5154180U
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JPS56151145U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は印刷装置に於けるインキ量検出装置に
係り、特に回転するインキ塗布ローラの外周面と
該外周面に所定の間隔を置いて配置され該外周面
上に供給されるインキの量を制御するインキ量制
御要素とによつて両者間のインキ噛込み側に形成
されるインキ溜りのインキ量を検出する装置に係
る。
回転するインキ塗布ローラの外周面と該外周面
に所定の間隔を置いて配置され該外周面上に供給
されるインキの量を制御するインキ量制御要素と
によつて両者間のインキ噛込み側に形成されるイ
ンキ溜りのインキ量を検出する装置として、前記
インキ塗布ローラの軸線方向に延在する回転可能
な軸部材と、一端にて前記軸部材に接続され他端
にて前記インキ溜りに位置する検出棒部材と、前
記軸部材の回動を検出する検出器とを含み、前記
検出棒部材が前記インキ塗布ローラの回転に伴い
前記インキ溜りにて前記インキ塗布ローラの回転
軸線に平行な軸線の周りに回転流動するインキに
より回動力を与えられることによりこれが前記軸
部材を回動させて前記検出器を作動させるよう構
成されたインキ量検出装置は本願出願人と同一の
出願人によつて特願昭53−120844号(特開昭55−
55869号公報)として特許出願されている。
インキ塗布ローラとインキ量制御要素間のイン
キ噛込み側に形成されるインキ溜りは、インキ塗
布ローラの軸線方向全域にインキを与えるべくそ
の軸線方向全域に亘つて細長く延在しており、こ
のインキ溜りには該インキ溜りの近傍にてインキ
塗布ローラの軸線方向に延在するインキ分配パイ
プによりその全域に比較的均一にインキが供給さ
れるようになつている。従つて、インキの消費量
がインキ塗布ローラの軸線方向に関し均一であれ
ば、前記インキ溜りのインキ量はインキ塗布ロー
ラの軸線方向に関し均一に推移し、上述の如きイ
ンキ量検出装置によるインキ量の検出に支障を生
じない。また、たとえインキの消費量がインキ塗
布ローラの軸線方向に関し不均一であつても、使
用されるインキが比較的柔く、流動性が高いもの
であれば、前記インキ溜りに於けるインキはイン
キ塗布ローラの軸線方向に速やかに流れ、該イン
キ溜りのインキ量はインキ塗布ローラの軸線方向
に関し均一になる。ところが、一般に印刷画像は
その幅方向の中央部、換言すれば前記インキ塗布
ローラの軸線方向中央部に於て画線が密であり、
両側部に於て粗である場合が多く、インキ塗布ロ
ーラの軸線方向中央部に於けるインキの消費量が
両側部に比して大きい場合がしばしば見られる。
一方、上述の如きインキ量検出装置を備えた孔版
印刷装置に於て用いられるインキは、インキ滲み
の少ない鮮明な印刷画像を得るために比較的粘度
の高い硬練りのインキである。このため印刷面の
幅方向中央部に画線が多い印刷を、比較的硬いイ
ンキを用いて行なつた場合、前記インキ溜りのイ
ンキ量はインキ塗布ローラの軸線方向に関し不均
一になり、インキ塗布ローラの軸線方向中央部に
て少なく両側部にて多くなる。
印刷画像全体に亘つてインキかすれを生じさせ
ないためには、インキ消費量が多いインキ塗布ロ
ーラの軸線方向中央部領域に前記検出棒部材を配
置し、該部分のインキ量を検出し、このインキ消
費量が多い部分に於て必要量のインキが常に確保
されることが肝要である。上述の如く、インキ消
費量が多いインキ塗布ローラの軸線方向中央部領
域に於て所要量のインキが常に存在するようイン
キの供給が行なわれると、インキ塗布ローラの軸
線方向両側部、即ちインキ塗布ローラの軸線領域
に於てインキ溜りのインキ量が非常に多くなり、
極端な場合にはこのインキ溜りが検出棒部材を支
持している軸部材の部分にまで成長し、インキが
軸部材に接触し、またインキが軸部材を覆うよう
になる。このようにインキ溜りのインキが接触す
ると、該軸部材の回動抵抗が非常に大きくなり、
該軸部材の回動が阻害され、インキ量検出装置は
正常なインキ量検出を行なわなくなり、あるいは
全く機能しなくなることがある。
本考案は、上述の如き欠点に鑑みて、インキ塗
布ローラの軸端領域にあるインキ溜りが大きく成
長しても軸部材の回動が阻害されることがないよ
うにし、常に正確なインキ量検出を行なうよう改
良されたインキ量検出装置を提供することを目的
としている。
かかる目的は、本考案によれば、前記軸部材の
少なくとも前記インキ塗布ローラの軸端領域に対
応する部分に該軸部材を前記インキ溜りのインキ
より隔離すべくこれを回転可能な態様にて被覆す
る被覆部材が取付けられることにより達成され
る。
以下に添付の図を用いて本考案を実施例につい
て詳細に説明する。
添付の第1図は本考案によるインキ量検出装置
を単胴式孔版印刷装置に実施した場合の一つの実
施例を示す断面図、第2図はそれの斜視図であ
る。これらの図に於て、1は円筒状版胴を示して
おり、この円筒状版胴1は印刷インキの通過を許
す多孔性構造を有している。円筒状版胴1は自身
の中心軸線の周りを第1図及び第2図で見て反時
計廻り方向に図示されていない電動機によつて回
転駆動されるようになつており、又その外周面に
孔版原紙2を装着され、これと一体的に回転する
ようになつている。円筒状版胴1内にはこれより
小径のインキ塗布ローラ3が配置されており、こ
のインキ塗布ローラ3は外周面にて円筒状版胴1
の内周面に接触し、該円筒状版胴の回転により従
動的に自身の中心軸線、即ち軸4の周りに第1図
及び第2図で見て反時計廻り方向に回転するよう
になつている。又円筒状版胴1内にはインキ塗布
ローラ3の外周面に対し所定の間隔tをおいてそ
のローラ母線に沿つて一つのインキ量制御要素と
して作用するスクイージロツド5が配置されてい
る。前記インキ塗布ローラ及び前記スクイージロ
ツドの両側部には図には示されていない側板が設
けられており、前記インキ塗布ローラは前記軸4
にて前記側板に回転可能に支持され、又前記スク
イージロツドは前記インキ塗布ローラに対し位置
決めされた態様にて前記側板に支持されている。
スクイージロツド5とインキ塗布ローラ3間のイ
ンキ噛込み側には、即ちスクイージロツド5の図
にて右側には前記インキ塗布ローラ3の軸線方向
に延在するインキ分配パイプ6によつて印刷イン
キが供給されるようになつており、この印刷イン
キはインキ塗布ローラ3の外周面とスクイージロ
ツド5の外周面とによつて郭定される楔状空間に
インキ溜り7を形成するようになつている。イン
キ溜り7の印刷インキはインキ塗布ローラ3の回
転に伴い図にて矢印で示されている如く、インキ
塗布ローラ3の回転軸線に平行な軸線の周りに図
にて時計廻り方向に回転流動し、又その印刷イン
キの一部はインキ塗布ローラ3とスクイージロツ
ド5との間の間隙tを通過する際に計量されつつ
インキ塗布ローラ3の外周面に付着し、その外周
面に一様な厚さの印刷インキ層8を形成する。こ
の印刷インキ層8はインキ塗布ローラ3の回転に
伴い該ローラと円筒状版胴1との接触領域に移送
され、その接触領域にて前記円筒状版胴1の内周
面に付着し、インキ塗布ローラ3によつて押圧さ
れ、円筒状版胴1を通過し、更に孔版原紙2の穿
孔部を通過して印刷用紙9の表面に転移する。
インキ溜り7の印刷インキの量はインキ量検出
装置10によつて検出され、これに基きインキ溜
りに対するインキの補給が行なわれるようになつ
ている。インキ量検出装置10はインキ溜り7の
近傍にて前記側板間に自身の軸線の周りに回転可
能に架け渡された軸部材11を含んでいる。軸部
材11は第2図に良く示されている如く、前記側
板間のほぼ中央部に、換言すればインキ塗布ロー
ラ3の軸線方向中央部領域に対応する部分に一つ
の検出棒部材12の一端部を固定状態にて接続さ
れている。検出棒部材12はインキ溜り7へ向け
て延び、その他端、即ち先端部にてインキ溜り7
の部分に位置している。
軸部材11はその一端部に検出棒部材12とは
反対方向に延びたアーム部13を有しており、こ
のアーム部13の先端部にはバランス錘14が取
付けられている。アーム部13は前記側板に固定
されたマイクロスイツチ15のアクチユエータ1
6に選択的に係合し、該マイクロスイツチの接点
の開閉を行なうようになつている。マイクロスイ
ツチ15は、アーム部13が図にて時計廻り方向
に所定量以上回動してアクチユエータ16を押圧
した時、その接点を閉じ、インキ分配パイプ6に
対し印刷インキを供給する図には示されていない
インキ供給用ポンプを作動させるようになつてい
る。
インキ溜り7の特に中央部のインキ量が所定量
以下の時には、第2図に示されている如く、検出
棒部材12がインキ溜りのインキより離れること
により軸部材11はバランス錘14によつて図に
て時計廻り方向に回動し、アーム部13にてマイ
クロスイツチ15のアクチユエータ16を押圧
し、該マイクロスイツチの接点を閉じるようにな
る。これにより図には示されていないインキ供給
ポンプが作動され、インキ分配パイプ6より印刷
インキがインキ溜り7へ向けて供給されると、該
インキ溜りのインキ量が増大する。インキ溜りの
インキ量が増大すると、検出棒部材12の先端部
がインキ溜り7の印刷インキに接触するようにな
り、検出棒部材12は該インキ溜りにてインキ塗
布ローラの回転軸線に平行な軸線の周りに回転流
動するインキにより図にて反時計廻り方向の回動
力を与えられるようになる。この検出棒部材12
に与えられる前記回動力が軸部材11に与える回
動力は、インキ溜り7に於けるインキ量が所定値
に達すると、バランス錘14が軸部材11に与え
る回動力に打勝ち、このため軸部材11は図にて
反時計廻り方向に回動し、そのアーム部13はマ
イクロスイツチ15のアクチユエータ16との係
合より外れ、該マイクロスイツチの接点を開くよ
うになる。これによりインキ溜り7に対するイン
キの補給は停止される。
上述の如き作動が繰返されることによりインキ
溜り7のインキ量はほぼ一定量に保たれるように
なる。
また、軸部材11はその中央部を除き被覆チユ
ーブ17により回転自在な態様にて被覆され、イ
ンキ溜り7のインキより隔離されている。被覆チ
ユーブ17は各々前記側板に支持されている。
従つて、第2図に示されている如く、インキ溜
り7が大きくなつてそれが軸部材11を含むよう
になつても、その印刷インキが軸部材11に直接
接することがなく、軸部材11はそのインキより
回転に対する抵抗を与えられないので、この時に
も軸部材11は検出棒部材12により与えられる
回動力とバランス錘14より与えられる回動力と
の平衡関係に応じて回動し、所期のインキ量検出
を行なう。
以上に於いては、本考案を特定の実施例につい
て詳細に説明したが、本考案はこれに限られるも
のではなく本考案の範囲内にて種々の実施例が可
能であることは当業者にとつて明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるインキ量検出装置の一つ
の実施例を示す概略縦断面図、第2図は同じくそ
れの斜視図である。 1〜円筒状版胴、2〜孔版原紙、3〜インキ塗
布ローラ、4〜軸、5〜スクイージロツド、6〜
インキ分配パイプ、7〜インキ溜り、8〜インキ
層、9〜印刷用紙、10〜インキ量検出装置、1
1〜軸部材、12〜検出棒部材、13〜アーム
部、14〜バランス錘、15〜マイクロスイツ
チ、16〜アクチユエータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転するインキ塗布ローラの外周面と該外周面
    に所定の間隔を置いて配置され該外周面上に供給
    されるインキの量を制御するインキ量制御要素と
    によつて両者間のインキ噛込み側に形成されるイ
    ンキ溜りのインキ量を検出する装置にして、前記
    インキ塗布ローラの軸線方向に延在する回転可能
    な軸部材と、一端にて前記軸部材に接続され他端
    にて前記インキ溜りに位置する検出棒部材と、前
    記軸部材の回動を検出する検出器と、前記軸部材
    の少なくとも前記インキ塗布ローラの軸端領域に
    対応する部分に該軸部材を前記インキ溜りのイン
    キより隔離すべくこれを回転自在な態様にて被覆
    する被覆部材とを含み、前記検出棒部材は前記イ
    ンキ塗布ローラの回転に伴い前記インキ溜りにて
    前記インキ塗布ローラの回転軸線に平行な軸線の
    周りに回転流動するインキにより回動力を与えら
    れて前記軸部材を回動させ前記検出器を作動させ
    るよう構成されていることを特徴とするインキ量
    検出装置。
JP5154180U 1980-04-15 1980-04-15 Expired JPS6212629Y2 (ja)

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JP5154180U JPS6212629Y2 (ja) 1980-04-15 1980-04-15

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JPS56151145U JPS56151145U (ja) 1981-11-12
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JP5154180U Expired JPS6212629Y2 (ja) 1980-04-15 1980-04-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001287340A (ja) * 2000-04-07 2001-10-16 Tohoku Ricoh Co Ltd インキ量検知装置及びインキ量検知センサ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0761739B2 (ja) * 1984-03-16 1995-07-05 理想科学工業株式会社 印刷装置に於けるインキ供給制御装置

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JP4596401B2 (ja) * 2000-04-07 2010-12-08 東北リコー株式会社 インキ量検知装置及びインキ量検知センサ

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JPS56151145U (ja) 1981-11-12

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