JPS62125070A - 液流染色機における布速制御方法 - Google Patents

液流染色機における布速制御方法

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JPS62125070A
JPS62125070A JP25939885A JP25939885A JPS62125070A JP S62125070 A JPS62125070 A JP S62125070A JP 25939885 A JP25939885 A JP 25939885A JP 25939885 A JP25939885 A JP 25939885A JP S62125070 A JPS62125070 A JP S62125070A
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JP
Japan
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cloth speed
dyeing
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dyeing machine
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貴睦 井出
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Hisaka Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は液流染色機に関する。
従来の技術 従来、液流染色機において染色条件を左右する布速制御
については、ジェットノズル部の手前にノズル弁を設置
し、これをノズル圧力計及びスピードメータを見ながら
ノズル弁の開度の調節により行なっていた。
発明が解決しようとする問題点 従来例によると、ノズル弁の手動又は電磁弁による操作
が可能であるとはいえ、染色機内における温度変化及び
A温工程、一定温度の染色工程及び冷却工程のそれぞれ
に応じたジェットノズル圧の調整が難しく、染色条件に
詳しい熟練者よる密R19作を必要とした。しかもこの
場合、染色機内部における温度変化による被染物の染液
とのなじみにより、微妙に変化する布速に対応すること
はできない難点があった。
布速は被染物に風合に微妙な変化をもたらし、染色効果
の優劣にも影響がある。
本発明は、上記の難点を解消すると共に昇温工程、染色
工程、冷却二[程等の工程に応じてジェットノズル圧を
調整可能として染色効果の向上を図ることを目的とする
問題点を解決するための手段 上記1・1的達成のため、液流によって被染物を循環さ
せる間に染色処理する被染物循環路と、処理槽から一部
染液を引抜きジェットノズルに送り込む染液循噸路とを
備え、この染液循環路中に布速を決定するジェットノズ
ル圧力及び流量を制御手段を通じて調整可能としたポン
プを備えた液流染色機を用い、被染物の種類、日付その
他の染色条件に応じて定められる最適布速値の設定手段
と、染色処理時における実際の被染物の布速を計る検出
丁段と、この検出値と前記設定値との差を刻々と計算す
る比較手段と、この計算値に応じて前記ポンプの回転数
を加減変動する制御手段と、を順次行なうことを特徴と
する液流染色機におけろ布速制御方法とした。
作用 本発明では上記のような構成としたので、4i速を決定
するジェットノズル圧力及び流量を調節可能としたポン
プを有するので、このポンプの制御によってノズル圧を
調整することができる。即ち、ポンプの回転数を加減変
動することにより、染色機内部の温度及び工程毎の最適
布速値に1没定する。
最適布速値は、染色技術者よる長年の経験に基〈データ
により決定されるが、被染物の素材や目付、染色槽内の
温度等によって異なる0本発明のようにあらかじめ上記
経験に基くデータ処理を可能としたコンピュータの演算
処理によってそれぞれ定められており、これらの染色条
件の設定が先ず行なわれる。
このデータより被染物に応じて選択される最適布速値に
設定する手段により、染色処理が開始される。
次いで、染色槽内における実際の布速を計る検出手段に
よって、実際値を検出し、前記設定値との差を比較手段
によって刻々計算する。
この計算値に応じて前記ポンプの回転数を加減変動する
制御手段を用いて、刻々変動する布速を設定値との差に
よるフィードバックをかけることにより、常に一定の布
速か得られるようになった。
実施例 図面は本発明の実施例を示すもので、液流染色機につい
て説明する。尚、ここでは染色に限って説明したが、本
発明はこの染色に限定するものではなく、布帛等の処理
、即ち精練、環内等の条件設定にも応用できることは勿
論である。
図面において、■は処理槽、2は被染物の循頌路で、処
理槽lの両端3,3′に結合されている。4は染液循環
路で、処理4(191から一部染液を引抜くと共にノズ
ル5からジェット噴流を生じ。
被染物6を循環路2へ送り出すようになっている。7は
ポンプで、前記染液循畷路4に設けられ、ノズル5のノ
ズル圧及び流量を制御できるようにした。
ポンプ7はインバータ8によって回転数を変化できるよ
うになっており、インバータ8は中央処理装置(CPU
)9の出力により制御される。
中央処理装置9には布速検出部IOから、刻々の実際の
布速が検出されて送り込まれ、一方、被染物の種類や目
付等による最適布速値をあらかじめ計算した布速設定部
11からは、設定値が送り込まれるようになっている。
中央処理装置9によって前記実際値と設定値とが比較さ
れ、その差値が計算され、インバータ8を介してポンプ
7の回転数の制御を行なうようになっている。丘記8.
9及び11によって制御手段としている。
上記のような構成により、本発明の実施例では刻々の布
速が布速検出部10から検出され、中央処理装置9を介
して、最適設定値との差によるポンプ7の回転数の増減
が行なわれ、常に最適条件を得ることができるようにな
った。
布速検出部IOは図面上リールの部分に設けた例を示し
たが、これに限ることなく、例えばリールに代えたロー
ル部、さらには被染物に感知可能な磁性体を付着させて
おき、その通過速度を検知することによっても行なうこ
とができる。
上記表は布帛の品名、素材、目付等による布速、ノズル
圧の例を示すもので、これらの多くのデータを布速設定
部11には蓄えられており、中央処理装置へ記憶させる
か、又送り込むことができるようになっている。
と記のような構成により、ノズル5圧力をポンプ7の回
転数を自動的に制御することにより布速制御が可能とな
った。従って、従来のようなノズル弁操作が不要である
又、染色処理中のノズル圧の自動調節が可能である。即
ち、リール回転数と布速設定値とを比較し、リール回転
数が設定値になるよう、ポンプの回転数を自動的に調整
できる。
又、染色処理の開始時にポンプの起動を円滑にして急激
な初期衝撃を防止するため、スロースタートが可能とな
った。これによって目ヨレ等の欠点も除去できる。
さらに5本発明実施例では、温度設定によってノズル圧
を切替えるよう制御することもできる。
即ち、布速は温度の差によって微妙に変動するものであ
り、これは温度によって布帛と染液とのなじみ状態が変
化するためと考えられている。従って、温度が例えば7
0’C以下の場合には2.0Kg/cm′のノズル圧と
し、又70℃以上になれば1.5Kg/crn’になる
よう中央処理装置を介して制御できる。
又、上記温度差によるノズル圧調節を常時布速検出部か
らの実際値を中央処理装置に送り込むことにより、刻々
の変化によりポンプ回転数の制御を実行し、温度変化に
よる無段階調整を可能とした。
発明の効果 本発明は上記のように、あらかじめ定められた被染物の
種類や目付等の条件によって、最適布速設定値を設定す
ると共に実際の布速値の検出を行ない、両者の比較によ
る差を求めて、これを中央処理装置を介して、ノズル圧
力やii量を変動させるポンプの制御にフィードバック
することにより、自動的に布速を一定に保持できるよう
にした。
従って、従来例のように熟練者によるノズル弁操作が不
要となった。又、設定値と実際値との差によってポンプ
を制御するので、必要な場合のみ稼動し、省電力運転を
可能とした。
又、染色処理の初期におけるジェット噴流の急激な衝撃
を緩和するよう初期ポンプの駆動をスロースタートとし
て、目ヨレ等の欠点が除去できるようになった。又、染
色処理の運転中常時検出して制ga部へフィード/ヘッ
ダするので、布速の常時監視と一定布速の保持が確実に
行なわれ、コンピュータシステムとの連動による完全自
動制御装置も可能となる等種々の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明装置の一実施例を示す断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液流によって被染物を循環させる間に染色処理す
    る被染物循環路と、処理槽から一部染液を引抜きジェッ
    トノズルに送り込む染液循環路とを備え、この染液循環
    路中に布速を決定するジェットノズル圧力及び流量を制
    御手段を通じて調整可能としたポンプを備えた液流染色
    機を用い、被染物の種類、目付その他の染色条件に応じ
    て定められる最適布速値の設定手段と、 染色処理時における実際の被染物の布速を計る検出手段
    と、 この検出値と前記設定値との差を刻々と計算する比較手
    段と、 この計算値に応じて前記ポンプの回転数を加減変動する
    制御手段と、 を順次行なうことを特徴とする液流染色機における布速
    制御方法。
JP25939885A 1985-11-19 1985-11-19 液流染色機における布速制御方法 Granted JPS62125070A (ja)

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JP25939885A JPS62125070A (ja) 1985-11-19 1985-11-19 液流染色機における布速制御方法

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JPS62125070A true JPS62125070A (ja) 1987-06-06
JPH0149822B2 JPH0149822B2 (ja) 1989-10-26

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02194109A (ja) * 1989-01-20 1990-07-31 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 希土類―コバルト1―5系合金粉末の製造方法
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JP2021161582A (ja) * 2020-04-03 2021-10-11 株式会社日阪製作所 噴射ノズル及び該噴射ノズルを備えた液流式布帛処理装置

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JPS52114794A (en) * 1976-03-18 1977-09-26 Kanebo Ltd Continuous control apparatus for weight of fabric
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