JP2720372B2 - ヒートセッターの布密度制御装置 - Google Patents

ヒートセッターの布密度制御装置

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JP2720372B2 JP5279426A JP27942693A JP2720372B2 JP 2720372 B2 JP2720372 B2 JP 2720372B2 JP 5279426 A JP5279426 A JP 5279426A JP 27942693 A JP27942693 A JP 27942693A JP 2720372 B2 JP2720372 B2 JP 2720372B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば布帛の染色工程に
おけるヒートセッターの布密度を制御するヒートセッタ
ーの布密度制御装置、特に布の送り込み量を制御し、布
密度を規格密度周辺に仕上げる制御に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】布帛の染色加工工程において、布密度を
規格通りに仕上げることは絶対不可欠なことであり、こ
れは、ヒートセッター導入部にある布送り込みロール
(以下オーバーフィードロールという)で布帛を送り込
んだり、引っ張ったりした後、ヒートセッター中央部に
ある加熱室で熱処理することにより行っている。
【0003】従来のヒートセッターでは、オペレーター
が、まず、自らの経験と勘により決定した送り込み量で
布帛を熱処理し、仕上がってきた布帛の密度をデンシメ
ータ等の横糸測定器具又は測定装置を用いて監視しなが
ら、ヒートセッターに設けられているオーバーフィード
ロールの回転速度調節器で送り込み量を調整するように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のヒ
ートセッターにおける布密度制御はオペレーター自らの
経験と勘により制御するため、オペレーターの経験差に
よって仕上がってきた布密度にバラツキが生じることが
ある。また、布帛の性質上常に同じ布密度でヒートセッ
ターに導入されるとは限らず、布密度が規格通りに仕上
がるように送り込み量を調整したあとも、オペレーター
は常に仕上がってきた布密度を監視補正する必要があ
り、ヒートセッターの傍らから離れることができないと
いう問題点があった。
【0005】そこで、自動的に布密度を規格値に仕上げ
る方法として、長さを測定する機能をもたせ、一定の距
離毎に仕上がってきた布密度と規格値を比較し、オーバ
ーフィールドロールの回転速度にフィードバックする布
密度制御があるが、制御系が比較的長いため、収束する
までに3〜4反有する。また、フィードバックしたオー
バーフィールドロールの回転速度とヒートセッター導入
時の布密度との間にずれが生じやすく、仕上がってきた
布帛にムラが生じるという問題点があった。
【0006】また、長さを測定する機能をもたせ、一定
の距離毎にオーバーフィールドロール通過後の布密度と
規格値を比較し、オーバーフィールドロールの回転速度
にフィードバックする布密度制御もあるが、制御系が距
離的に短くなった分、収束するまでに有する距離も短く
なったが、測定位置が幅出しの途中にあるため、測定値
とヒートセッター出口の布密度との関係が一定とはなら
ない。したがって、最終仕上りの布密度をコントロール
していることにはならないという問題点があった。
【0007】さらに、これらの布密度制御がオーバーフ
ィールドロール通過後の測定値を使用しているため、遅
れぎみにコントロールする傾向があり、密度変化が大き
い布帛をコントロールさせた場合には、その密度変化に
追従しきれず、結局不均一なまま仕上がってしまうとい
う問題点があった。
【0008】本発明は、このような問題点を解決するた
めになされたものであり、布密度制御を自動化し、オペ
レーターの負担を軽減させ、他の仕事にも従事できるゆ
とりをもたせ、総合的な効率アップをすることができる
ヒートセッターを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るヒート
セッターの布密度制御装置は、ヒートセッターの布密度
補正用のオーバーフィードロール到達前の布の密度を検
出する前密度検知器と、ヒートセッター出口部での布の
密度を検出する後密度検知器と、オーバーフィードロー
ルの回転速度を検出するオーバーフィードロール回転速
度検知器と、ヒートセッターのレール速度を検出するヒ
ートセッターレール速度検知器と、前密度検知器で検出
された前密度検知量、後密度検知器で検出された後密度
検知量、オーバーフィードロールの回転速度及びレール
速度に基づいて、布の密度が規格密度になるようにオー
バーフィードロールの回転速度を制御する制御手段とを
備え、制御手段は、前密度検知器で検出された前密度検
知量とヒートセッターに導入する前の基準となる布密度
とを比較し、その差を補うようにオーバーフィードロー
ルの回転速度を制御し、後密度検知器で検出された後密
度検知量と布の規格密度とを比較し、その差を補うよう
に前密度検知量による制御におけるヒートセッターに導
入する前の基準となる布密度とオーバーフィードロール
の回転速度の関係を補正するものである。
【0010】第2の発明に係るヒートセッターの布密度
制御装置において、制御手段は、さらに、記憶手段を有
し、制御情報を記憶するものである。
【0011】
【作用】第1の発明においては、前密度検知器により、
ヒートセッターの布密度補正用のオーバーフィードロー
ル到達前の布の密度が検出され、後密度検知器により、
ヒートセッター出口部での布の密度が検出され、オーバ
ーフィードロール回転速度検知器により、オーバーフィ
ードロールの回転速度が検出され、ヒートセッターレー
ル速度検知器により、ヒートセッターのレール速度が検
出され、制御手段により、前密度検知器で検出された前
密度検知量、後密度検知器で検出された後密度検知量、
オーバーフィードロールの回転速度及びレール速度に基
づいて、前密度検知器で検出された前密度検知量とヒー
トセッターに導入する前の基準となる布密度とが比較さ
れ、その差を補うようにオーバーフィードロールの回転
速度が制御され、後密度検知器で検出された後密度検知
量と布の規格密度とが比較され、その差を補うように前
密度検知量による制御におけるヒートセッターに導入す
る前の基準となる布密度とオーバーフィードロールの回
転速度の関係が補正され、布の密度が規格密度になるよ
うにオーバーフィードロールの回転速度が制御される。
【0012】第2の発明においては、記憶手段を有した
制御手段により、さらに、制御情報が記憶される。
【0013】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係るヒートセッタ
ーの布密度制御装置の構成を示すブロック図、図2は実
施例の各検知器のヒートセッターにおける配置を示した
説明図、図3は実施例の布密度制御の動作を示すブロッ
ク図、図4は実施例の布密度制御の動作を示すブロック
図、図5は実施例の布密度制御の動作を示すブロック図
である。
【0014】図1において、10はヒートセッターの導
入口における布の密度を検出する前密度検知器、11は
ヒートセッターの出口における布の密度を検出する後密
度検知器、12はヒートセッターのオーバーフィードロ
ールの回転速度を検出するオーバーフィードロール回転
速度検知器、13はヒートセッターのレールの速度を検
出するヒートセッターレール速度検知器、14は前密度
検知器10、後密度検知器11、オーバーフィードロー
ル回転速度検知器12、ヒートセッターレール速度検知
器13からの情報に基づいてヒートセッターの制御盤1
5のオーバーフィードロール駆動系16を制御しオーバ
ーフィードロール回転速度を制御する制御部であり、前
密度検知器10及び後密度検知器11は布帛の緯糸密度
を測定するものである。
【0015】図2において、20は被加工布、21は布
目曲り矯正や蛇行修正等を行う生地導入部、22は生地
密度補正用のオーバーフィードロール、23はテンター
生地耳追従部、24は熱処理部、25は冷却部、26は
生地振り落とし装置などの生地出口部であり、前密度検
知器10、後密度検知器11、オーバーフィードロール
回転速度検知器12、ヒートセッターレール速度検知器
13は図2に示すように配置されている。
【0016】また、オーバーフィードロール回転速度検
知器12及びヒートセッターレール速度検知器13は、
一般的にオーバーフィードロール22による布帛の追い
込み又は引っ張り具合はオーバーフィードロール22の
周速をヒートセッターのレール速度に対する比率差
(%)で表わされるので、その比率差を検出するための
オーバーフィードロールの回転速度及びヒートセッター
のレール速度の検出のための用いられている。
【0017】この実施例では、図2に示すように配置さ
れた4つの検知器により検出された情報によりオーバー
フィードロール回転速度を制御するようになっており、
ヒートセッター導入口における前密度検知器10による
前密度検知量により制御するフィードフォワードによる
制御と、ヒートセッター出口における後密度検知器11
による後密度検知量により制御するフィードバックによ
る制御の2系統で制御するようになっている。
【0018】次に、この実施例の布密度制御の動作につ
いて説明する。ヒートセッター導入口における前密度検
知器10による前密度検知量により制御するフィードフ
ォワードによる制御は図3に示すようになっており、こ
れは、ヒートセッターに導入する前の基準となる布密度
(以下標準布密度という)と、その標準布密度の布帛を
規格値におさめるために最適なオーバーフィードロール
量(以下標準OF量という)との関係を根底にしてお
り、前密度検知量と標準布密度を比較し、その差を補う
ようにオーバーフィードロール量(以下OF量という)
の制御が行われるものである。
【0019】この制御は、まず、加工条件設定部30に
より規格密度、標準布密度等の加工条件が設定し、そし
て、布密度制御が開始されると、布長検知器(図示せ
ず)により検出された布の長さ方向の移動量である布長
検知量により一定距離ごとに前密度検知量がサンプリン
グされる。そして、標準布密度と前密度検知量とが比較
され調節システム部31により前密度検知器10で測定
した部分に対し適正なOF量を求め、OF調節部32に
より、調節システム部31により求められた適正なOF
量となるオーバーフィードロール回転速度になるように
オーバーフィードロール回転速度を検出しながらヒート
セッターの制御盤15内のオーバーフィードロール駆動
系16を制御する。
【0020】また、この調節システム部31による演算
は下記の式のようになっている。 Os =(D0 −Dfs)×α+O0 但し、D0 は標準布密度、Dfsは導入口における前密度
検知量、O0 は標準OF量、Os は導入口における前密
度検知量に対する適正なOF量、αは定数で1本/吋補
正するために必要なOF量である。
【0021】そして、この制御は例えば、規格密度が1
00本/吋、標準布密度は80本/吋、標準OF量は+
20%とした場合、ヒートセッター導入口での前密度検
知量が78本/吋であれば、標準布密度に対して、2本
/吋少ないので、その2本/吋を補う分だけ標準OF量
に加算したOF量になるようにオーバーフィードロール
回転速度を制御するものである。逆に、ヒートセッター
導入口での前密度検知量が82本/吋であれば、標準布
密度に対して、2本/吋多いので、その2本/吋を打ち
消すのに必要な分だけ標準OF量から差し引いたOF量
になるようにオーバーフィードロール回転速度を制御す
るものである。
【0022】また、ヒートセッター出口における後密度
検知器11による後密度検知量により制御するフィード
バックによる制御は図4に示すようになっており、これ
は、ヒートセッターに出口での後密度検知量と規格密度
とを比較し、その差を補うように上記フィードフォワー
ドの制御における標準布密度と標準OF量の関係を補正
するものである。
【0023】この制御は、まず、加工条件設定部30に
より規格密度、標準布密度等の加工条件が設定し、そし
て、布密度制御が開始されると、布長検知器(図示せ
ず)により検出された布の長さ方向の移動量である布長
検知量により一定距離ごとに後密度検知量がサンプリン
グされる。そして、規格密度と後密度検知量とが比較さ
れ調節システム部31により、その差を補うように開始
時に設定された適正OF量を補正し、その補正された適
正OF量に基づいたオーバーフィードロール回転速度に
なるように、OF調節部32を介して、オーバーフィー
ドロール回転速度を検出しながらヒートセッターの制御
盤15内のオーバーフィードロール駆動系16を制御す
る。
【0024】また、この調節システム部31による演算
は下記の式のようになっている。 新O0 =(D−Drs)×β+旧O0 但し、Dは規格密度、Drsは出口における後密度検知
量、βは定数で1本/吋補正するために必要なOF量、
O0 は標準OF量である。
【0025】そして、この制御は例えば、規格密度が1
00本/吋、標準布密度は80本/吋、標準OF量は+
20%とした場合、ヒートセッター出口での後密度検知
量が98本/吋であれば、規格密度に対して2本/吋少
ないので、その2本/吋を補う分だけ標準OF量を増や
す補正をする。そして、その補正された標準OF量に基
づいてオーバーフィードロール回転速度を制御するもの
である。逆に、ヒートセッター出口での後密度検知量が
102本/吋であれば、規格密度に対して、2本/吋多
いので、その2本/吋を打ち消すのに必要な分だけ標準
OF量を減らす補正をする。そして、その補正された標
準OF量に基づいてオーバーフィードロール回転速度を
制御するものである。
【0026】また、フィードフォワードとフィードバッ
クの両方による制御は図5に示すようになっており、制
御開始後、被加工布20の制御開始位置が前密度検知器
10に達すると、まず、上記のようにフィードフォワー
ドによる制御によりOF量が演算されオーバーフィード
ロール回転速度が制御される。そして、被加工布20の
制御開始位置が後密度検知器11に達するとフィードフ
ォワードによる制御に加えて、上記のようなフィードバ
ックによる制御により標準OF量が補正される。そし
て、標準OF量が補正されると、フィードフォワードに
よる制御における前密度検知量と標準布密度の比較演算
処理において算出されるOF量も補正されることにな
る。
【0027】したがって、以上の動作を繰り返すことに
より、標準布密度と標準OF量の関係が最適なものとな
り、仕上がってきた被加工布20の密度も規格密度に収
束していくようになっている。
【0028】この実施例では、オーバーフィードロール
22前で布密度を測定し、その前密度検知量に基づいて
OF量を制御することにより、オーバーフィードロール
回転速度を制御するので、ヒートセッター導入部におけ
る布密度の変化に自動的にかつ迅速に対応することがで
き、布帛をムラなく仕上げることが可能となる。
【0029】また、ヒートセッター出口で布密度を測定
し、その後密度検知量をフィードバックすることによ
り、標準OF量を補正し、標準布密度と標準OF量の関
係を最適にするので、常にヒートセッター出口での布の
密度を監視して補正する必要がなく手間を省くことが可
能となる。
【0030】また、オーバーフィードロール22前とヒ
ートセッター出口で布密度を測定し、その前密度検知量
と後密度検知量に基づいて布密度の制御を行うので、短
い距離で確実にかつ自動的に布密度を規格密度に収束さ
せることが可能となる。
【0031】なお、この実施例では、標準布密度と標準
OF量の関係は記憶させていないが、制御部14内に標
準布密度と標準OF量を記憶するようにしてもよく、再
度、同一品種の布帛を加工するとき、前回の標準布密度
と標準OF量を使用することにより1度目より短い距離
で布密度を規格密度に収束させることが可能となる。ま
た、品種ごとに標準布密度と標準OF量を記憶させるよ
うにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上のように第1の発明によれば、前密
度検知器により、ヒートセッターの布密度補正用のオー
バーフィードロール到達前の布の密度を検出し、後密度
検知器により、ヒートセッター出口部での布の密度を検
出し、オーバーフィードロール回転速度検知器により、
オーバーフィードロールの回転速度を検出し、ヒートセ
ッターレール速度検知器により、ヒートセッターのレー
ル速度を検出し、制御手段により、前密度検知器で検出
された前密度検知量、後密度検知器で検出された後密度
検知量、オーバーフィードロールの回転速度及びレール
速度に基づいて、前密度検知器で検出された前密度検知
量とヒートセッターに導入する前の基準となる布密度と
を比較し、その差を補うようにオーバーフィードロール
の回転速度を制御し、後密度検知器で検出された後密度
検知量と布の規格密度とを比較し、その差を補うように
前密度検知量による制御におけるヒートセッターに導入
する前の基準となる布密度とオーバーフィードロールの
回転速度の関係を補正し、布の密度が規格密度になるよ
うにオーバーフィードロールの回転速度を制御するよう
にしたので、短い距離で確実にかつ自動的に布密度を規
格密度に収束させることができるという効果を有する。
【0033】第2の発明によれば、記憶手段を有した制
御手段により、さらに、制御情報を記憶するようにした
ので、再度、同一品種の布帛を加工するとき、前回の標
準布密度と標準OF量を使用することにより1度目より
短い距離で布密度を規格密度に収束させることができる
という効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るヒートセッターの布密
度制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】実施例の各検知器のヒートセッターにおける配
置を示した説明図である。
【図3】実施例の布密度制御の動作を示すブロック図で
ある。
【図4】実施例の布密度制御の動作を示すブロック図で
ある。
【図5】実施例の布密度制御の動作を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
10 前密度検知器 11 後密度検知器 12 オーバーフィードロール回転速度検知器 13 ヒートセッターレール速度検知器 14 制御部 20 被加工布 21 オーバーフィードロール

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒートセッターの布密度補正用のオーバ
    ーフィードロール到達前の布の密度を検出する前密度検
    知器と、 前記ヒートセッター出口部での布の密度を検出する後密
    度検知器と、 前記オーバーフィードロールの回転速度を検出するオー
    バーフィードロール回転速度検知器と、 前記ヒートセッターのレール速度を検出するヒートセッ
    ターレール速度検知器と、 前記前密度検知器で検出された前密度検知量、前記後密
    度検知器で検出された後密度検知量、前記オーバーフィ
    ードロールの回転速度及び前記レール速度に基づいて、
    布の密度が規格密度になるように前記オーバーフィード
    ロールの回転速度を制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、前記前密度検知器で検出された前密度
    検知量とヒートセッターに導入する前の基準となる布密
    度とを比較し、その差を補うように前記オーバーフィー
    ドロールの回転速度を制御し、前記後密度検知器で検出
    された後密度検知量と布の規格密度とを比較し、その差
    を補うように前記前密度検知量による制御におけるヒー
    トセッターに導入する前の基準となる布密度と前記オー
    バーフィードロールの回転速度の関係を補正するもので
    あることを特徴とするヒートセッターの布密度制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、さらに、記憶手段を有
    し、制御情報を記憶することを特徴とする請求項1記載
    のヒートセッターの布密度制御装置。
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