JPS6212452B2 - - Google Patents

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JPS6212452B2
JPS6212452B2 JP9853478A JP9853478A JPS6212452B2 JP S6212452 B2 JPS6212452 B2 JP S6212452B2 JP 9853478 A JP9853478 A JP 9853478A JP 9853478 A JP9853478 A JP 9853478A JP S6212452 B2 JPS6212452 B2 JP S6212452B2
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JP
Japan
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price
revision
circuit
output
section
Prior art date
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Expired
Application number
JP9853478A
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English (en)
Other versions
JPS5524681A (en
Inventor
Yasuo Saito
Yasuo Michibayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ishida Scales Manufacturing Co Ltd filed Critical Ishida Scales Manufacturing Co Ltd
Priority to JP9853478A priority Critical patent/JPS5524681A/ja
Publication of JPS5524681A publication Critical patent/JPS5524681A/ja
Publication of JPS6212452B2 publication Critical patent/JPS6212452B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は商品価格の端数を切捨てる等のサー
ビス等を目的とする価格改訂が容易にできるプリ
ンター付電子秤に関するものである。 一般に、プリンター付電子秤はパツクされた商
品の重量を計量し、設定した単価と計量された重
量とから価格を演算して、各包装パツクごとに単
価、重量、価格等を印字したラベルを発行するも
のである。ところで、商品を販売する場合、実際
に演算された価格等をサービス等の目的で改訂す
ることがある。この改訂の例としては、最小桁切
捨の改訂法の場合、例えば価格408円と演算され
ると、端数の8円をサービスとして切り捨て、価
格400円で販売することがある。これは、閉店間
際で、早く商品を売りさばきたい場合や、購買者
にとつて端数のついた価格よりも、きりの良い価
格のほうが買い易い事情等を考慮した場合に行な
われる。そして、従来、この価格改訂に際して
は、店員が各パツク商品に対して発行され、例え
ば単価、重量、改訂前の価格等が印字されたラベ
ルに改訂価格をサインペン等で一つ一つ書き入れ
ていた。すなわち、発行されたラベルの408円の
上に円の如く抹消の横線を重ね書きし、その附近
の空白部に改訂された価格400円を書き入れてい
た。しかし、このような作業は非常にめんどうで
時間を取られるし、改訂方法も限られる。また、
表示も不揃いになり、どのように改訂されたかが
不明瞭であり、価格も読取りにくくなる欠点があ
つた。 そこで、本発明は上記欠点に鑑み、これを改
良・除去したもので、計量時に自動的に価格等が
改訂され、改訂したことが明瞭にわかるように、
改訂価格等が印字されるようにしたものである。 本発明の実施例の装置における機能を該略説明
すると、次の通りである。 改訂されたデータを例えばラベルに印字する方
法としては、改訂前及び改訂後のデータを、例え
ば第17図ロに示す如く二段にわけて、ラベルに
印字する方法()、改訂価格等のデータと改訂
されたことの表示、例えば「サービス」「特価
品」等の文字を第17図ロ,ハ,ニ,ホに示す如
く、印字する方法()、改訂差と改訂価格と、
例えば第17図ハに示す如く一段で、印字する方
法()がある。また、これらの印字方法、
、の夫々と組合せられる価格改訂方法の種類
として、価格の最小桁を切り捨てる方法(A)、価格
の最小桁が設定値以下の場合のみ切り捨てる方法
(B)、価格の最小桁が例えば0から4までのものを
0に、5から9までのものを5にまるめる方法
(C)、割引率又は値引額によつて価格改訂する方法
(D)、重量値を改訂する方法(E)がある。 また、面前計量の場合等で、価格改訂により、
どの程度サービスしたか購買者等に明瞭に了解さ
せるため、改訂前後のデータのいずれかを選択し
て表示部にて表示させる表示制御手段()があ
る。 更に、マーケツト内の肉屋等で客の注文に応じ
て、肉を計り売りし、支払いはマーケツト出口の
レジスタでさせる場合等で、従来装置のように計
量時の静止安定信号ですぐに例えばラベルに印字
されては、客の面前でサービスすることを予告
し、任意に価格改訂をして、これを明白に認識さ
せる等の操作ができないので、改訂した後、手動
印字スイツチの操作で例えばラベルへの印字を開
始し、その改訂値を表示する印字表示制御手段
()がある。 これらの各機能()、()、()、()、
()、について、以下説明する各実施例の図面番
号で整理すると次表の様になる。なお、かつこで
示した図番は各実施例のプリンター及び改訂部を
具体化した回路図の番号である。
【表】 以下、各実施例について、順を追つて説明する
と次の通りである。 第1図に示したのは、基本的な実施例であつて
価格の最小桁を切捨てる改訂(A)をし、ラベルに
は、改訂前のデータと改訂後のデータとを二段印
字する構成である。同図において、1はテンキー
等の設定手段を持つ単価設定部、2は計量器に取
付けられた重量検出部、3は演算手段であるとこ
ろの演算部、4はプリンター、5Aは改訂手段で
あるところの改訂部、6Aは改訂差検出手段であ
るところの改訂差検出部、7は改訂スイツチ、8
は改訂中表示部、9は価格等のデータの表示部、
10は表示部9の表示を改訂前のデータ又は改訂
後のデータに切換える表示選択スイツチ、11は
改訂前と改訂後の差額を表示する差額表示部であ
る。この実施例の動作は、次のようになる。 品物が計量され、重量検出部2から重量値が出
力されると、演算部3は単価設定部1に設定され
た単価により、価格を算出して、その価格を改訂
部5A、改訂差検出部6A、プリンター4等に出
力する。この時、価格改訂をするために改訂スイ
ツチ7がONにされていたとすれば、改訂部5A
は算出された価格の最小桁を切捨てて、プリンタ
ー4に出力し、改訂差検出部6Aは差額(改訂前
の価格と改訂後の価格との差)をプリンター4と
差額表示部11とへ出力する。 そして、プリンター4は第17図ロに示す様
に、単価、重量、改定前の価格と、差額、改訂後
の価格とをラベルに二段印字する。これに対し
て、改訂スイツチ7がOFFの場合は、第17図
イの様に、通常の一段印字が行なわれ、また改訂
スイツチ7がONであつても、例えば、演算部3
の出力が400円で差額が0円の場合も通常の一段
印字が行なわれる。なお、表示部9は表示選択ス
イツチ10の接続に従つて、演算部3の出力又
は、改訂部5Aの出力を表示する。表示選択スイ
ツチ10は手動にて切換えることができ改訂前の
価格又は改訂後の価格の、いずれか任意のデータ
が表示できる。次に、この最小桁を切捨てる改訂
部5Aと改訂差検出部6Aの回路例を第2図及び
第3図に示す。第2図はデータを並列伝送する場
合、第3図はデータを直列伝送する場合の実施例
である。 第2図において、5A−1は改訂部、6A−1
は改訂差検出部、500は改訂スイツチ7の出力
の否定を取るNOT回路、501はNOT回路50
0の出力“H”の時開き価格最小桁のデータをそ
のまま通過させるAND回路群、600は改訂ス
イツチ7の出力が“H”の時開き、価格最小桁の
データをそのまま通過させるAND回路群であ
る。この改訂部5A−1には演算部3からBCD
コードで表わされた単価、重量、価格の各桁のデ
ータが並列伝送で入力されている。従つて、最小
桁のデータを切捨てるためには価格最小桁の
BCDコード(2,2,2,2の4ビツ
ト)のみを強制的に“L”にし、他の桁のデータ
はそのまま出力すればよい。そして、この改訂部
5A−1は改訂スイツチ7がONの時、価格改訂
を行なう。すなわち、改訂スイツチ7がONで
“H”出力の時、NOT回路500は“L”出力
を、価格最小桁のデータが入力されるAND回路
501の一方の入力端子に送り、各AND回路
群の出力を全て“L”とする。この結果、最小桁
のデータは0、他の桁の出力はそのまま出力され
る。従つて価格最小桁が切捨てられたことにな
る。これに対して、改訂スイツチ7をOFFにす
れば、上記AND回路群501の一方の入力が
“H”になるのでAND回路群501は入力された
データをそのまま出力する。従つて価格最小桁は
改訂されない。また、この時、改訂差検出部6A
−1は、価格最小桁のデータ(BCDコード)
を、そのまま取り出すことによつて差額を検出し
ている。つまり、切捨てられる最小桁のデータが
改訂差になるので、改訂スイツチ7ONの時開く
AND回路群600で改訂中の時のみこれを出力
させる。これに対して、改訂スイツチ7がOFF
であれば価格は改訂されず、AND回路群600
の一方の入力が“L”になるので差額として0円
が出力される。 第3図は演算部3からのデータを直列伝送する
場合の最小桁を切捨てる改訂部5A−2と改訂差
検出部6A−2の回路図であり、502はNAND
回路、503はAND回路群、601はNOT回
路、602はラツチ回路である。演算部3からは
BCDコード2,2,2,2と単価、重
量、価格の各桁に対応するタイミング信号T0
T1,……Toが出力されている。従つて、演算部
3より価格最小桁のデータが出力されているタイ
ミングT0の時にBCDコードを前記と同様に制御
すれば最小桁のデータを改訂できる。つまり、改
訂スイツチ7をONにすれば、価格最小桁のタイ
ミング信号T0が“H”の時、NAND回路502
の出力は“L”になり、AND回路群503の出
力は全て“L”になり、価格最小桁が切捨てられ
る。改訂スイツチ7がOFFの場合、NAND回路
502の出力が“H”になるのでAND回路群
03に入力されたデータは、そのまま出力され改
訂されない。次に、この改訂差検出部6A−2は
改訂スイツチ7の出力を受け、NOT回路601
によつて制御されており、価格最小桁のタイミン
グ信号T0がラツチ回路602のストローブ端子
STに入力された時、改訂中で改訂スイツチ7が
ONで“H”を出力していれば、価格最小桁がラ
ツチされ、差額として出力される。また、改訂ス
イツチ7がOFFであれば、NOT回路601は
“H”を出力してラツチ回路602がリセツトさ
れるので、差額として0円が出力される。 第4図は設定値以下を切捨てる改訂(B)をし、ラ
ベルには改訂前と改訂後の両データが対比される
ように二段印字する回路図である。この場合は、
演算部3より出力される価格最小桁の値が、設定
された値以下の場合、最小桁は切捨てられ、それ
以外の場合は切捨てられない。例えば、改訂スイ
ツチ7がONで設定値が6で価格が405円であれ
ば、価格は切捨てられて400円となり、価格が408
円であれば価格は408円のままである。この回路
は改訂部5B及び改訂差検出部6Bを除いて第1
図の実施例と同じ構成で、ラベルへの印字は、第
1図実施例同様、価格が改訂され、差額が1円以
上の場合、二段印字となる。 第5図は第4図構成例の設定値以下を切捨てる
改訂部5Bと改訂差検出部6Bの回路図であり、
演算部3からデータは並列伝送されて入力されて
いる。同図において、5Bは改訂部、6Bは改訂
差検出部、500′はNOT回路、501′は価格
最小桁を制御するAND回路群、504は切捨て
基準値の設定部、505は比較部、506は
AND回路、600′は価格最小桁のデータを制御
するAND回路群である。この改訂の基準値の設
定は設定部504のデジタルスイツチ又はテンキ
ー等により行なわれ、切捨ての基準値を比較部5
05に出力する。比較部505は価格最小桁の値
と設定値(基準値)とを比較し、価格最小桁の値
が設定値に満たない場合に“H”出力をAND回
路506の一方の端子に出力する。改訂スイツチ
7がONで、比較部505の出力が“H”の時、
NOT回路500′が“L”出力をAND回路群50
1′に送り価格最小桁が切捨てられる。比較部5
05の出力が“L”または、改訂スイツチ7が
OFFであれば、NOT回路500′の出力が“H”
となり、価格最小桁はそのままであり、切捨てら
れない。改訂差検出部6Bは改訂スイツチ7が
ONで、比較部505の出力が“H”の時、すな
わちAND回路506が“H”出力で価格の最小
桁が切捨てられる時のみAND回路群600′が開
き、価格最小桁を差額として出力する。切捨てら
れない時は、差額として0円を出力する。 価格最小桁を0又は5にまるめる改訂(C)をし、
ラベルへは二段印字をする回路例を第6図に示
す。この回路は演算部3より出力される価格最小
桁の値が、例えば0〜4であれば、最小桁を0
に、5〜9であれば最小桁を5にまるめるもので
ある。たとえば、改訂スイツチ7がONで、価格
が414円であれば、改訂部5Cで410円と改訂さ
れ、価格が417円であれば改訂部5Cで415円と改
訂される。ラベルへの印字は、価格が改訂されて
差額が1円以上の場合のみ二段印字となる。この
実施例は改訂部5C及び改訂差検出部6Cを除い
て、第1図と同じ構成で、第17図ロに示すよう
なラベルを発行するものである。 次に、第6図の実施例で用いられる最小桁を0
又は5にまるめる改訂部5Cと改訂差検出部6C
の回路例を第7図に示す。設定部504′、比較
部505′は、第5図の設定部、比較部と同一で
ある。但し、設定部504′に4を設定してお
く。従つて、比較部505′は、価格最小桁の値
が0〜4の時“H”を出力し、5〜9の時“L”
を出力する。501″は演算部3から並列伝送さ
れたデータの価格最小桁を制御するAND回路
群、500″は改訂スイツチ7の出力の否定を得
るNOT回路、507は最小桁を5にまるめるた
めのOR回路、508は比較部505′の出力の否
定を取るNOT回路、509はAND回路である。
また、改訂差検出部6Cは、改訂部5Cの出力、
及び演算部3出力の夫々の価格最小桁のデータの
差を演算する減算部602から構成されている。 改訂スイツチ7がONで、比較部505′の出力
が“H”の時、価格最小桁のBCDコードは、2
=L、2=L、2=L、2=Lにされ、
最小桁は0(零)にまるめられる。また、比較部
505′の出力が“L”の時、価格最小桁のBCD
コードは、2=L、2=H、2=L、2
=Hにされ、最小桁は5にまるめられる。改訂ス
イツチ7OFFの時はAND回路509が閉じ、
NOT回路500″の“H”出力を受けてAND回路
501″が開くので最小桁データはそのまま出
力され改訂されない。改訂差検出部6Cは改訂部
5Cに入力している価格から、改訂部5Cより出
力している価格を減算して差額を検出する。但
し、価格の最小桁のみが減算される。 次に、割引率(又は値引額)にて価格を改訂(D)
し、ラベルへは二段印字をする実施例を第8図に
示す。割引率はテンキー等により改訂部5D内に
設定され、この割引率に従つて、価格が改訂され
る。たとえば、改訂スイツチ7がONで、割引率
として20%(2割)が設定されており、価格が
400円であれば、改訂部で320円に改訂される。そ
して、差額表示部11で差額の80円、設定値表示
部12で割引率の20%(又は2割)が表示され
る。また、ラベルへは、単価、重量、価格等と、
割引率、改訂価格等とが二段印字される。この回
路も、改訂部5D及び改訂差検出部6D及び設定
値表示部12を除いて、第1図と同一の構成であ
る。なお、値引額を設定し、価格を改訂すること
も出来る。たとえは、改訂スイツチ7ONで、改
訂部5D内に値引額50円が設定され、価格400円
であれば、改訂部5Dで350円に改訂される。こ
の場合差額表示部11、設定値表示部12は、当
然、同額の50円を表示するので、差額表示部11
は不要である。 第8図の構成で用いられる割引率(又は値引
額)にて価格を改訂する改訂部5Dと改訂差検出
部6Dとの回路例を第9図に示す。改訂部5Dは
設定部510′と価格データのみ演算する改訂演
算部511とから構成される。改訂差検出部6D
は減算部602′を持つている。改訂スイツチ7
がONであると、設定部510′に設定された割引
率(又は値引額)に従つて、価格が改訂演算部5
11で演算されて改訂される。設定された割引率
に従つて価格を改訂する場合、改訂演算部511
では(1−割引率)×価格、の演算が行なわれ
る。また、設定された値引額に従つて価格を改訂
する場合、改訂演算部511では、価格−値引額
の演算が行なわれる。改訂スイツチ7がOFFの
時、設定部510′より0%(又は0円)が改訂
演算部511に入力されるので価格は改訂されな
い。改訂差検出部6Dは、改訂演算部511に入
力している価格から、同演算部511より出力し
ている価格を減算して差額を検出し、差額表示部
11に出力する。 次に前記説明の第1図、第4図、第6図、第8
図において用いられる改訂前と改訂後のデータを
二段印字するプリンター4−について第10図
の実施例で説明する。なお、改訂スイツチ7が
ONで差額が1円以上の時のみ二段印字が行なわ
れ、改訂スイツチ7がONであつても差額が0
円、又は改訂スイツチ7がOFF(従つて、差額
は0円)の時は、第17図イの様に通常の一段印
字が行なわれる。 第10図において、400は改訂差検出部6A
〜6C又は改訂部5Dからの出力を受け改訂差、
割引率等がゼロの時“H”出力をするゼロ検出
部、401は改訂部5A〜5D及び改訂差検出部
6A〜6Cの出力データとブランクコード及び円
引コード等が入力され、これを選択部に出力する
補正部、402は演算部3からの出力と補正部4
01からの出力のいずれかを選択して印字制御部
に与える選択部、403はT型フリツプフロツプ
回路、404は印字機を制御する印字制御部、4
05はラベル送り制御部、406は二重印字制御
部、407はOR回路、408は印字機である。 このプリンター4−の動作は次のようにな
る。 T型フリツプフロツプ回路403のQ出力は
“H”とし、価格は改訂され、差額が1円以上あ
るとする。この時ゼロ検出部400は“L”を出
力する。T型フリツプフロツプ回路403のQ出
力は“H”であるから、演算部3から出力される
単価、重量、改訂前の価格等が選択部402を介
して印字制御部404へ入力される。静止安定等
で、印字信号が発生して印字制御部404に入力
されると、印字制御部404は、印字機408を
制御して、入力されたデータをラベルに印字させ
る。同時に、二重印字制御部406が動作して、
第17図ロに示すように価格印字欄に=を印字し
て改訂前の価格を抹消する。印字が完了すると、
ラベルは一行分送られ、T型フリツプフロツプ回
路403のQ出力は“L”になる。従つて、補正
部401から出力される、改訂価格、差額、円引
を印字させるコード信号、ブランクコード信号等
が選択部402を介して印字制御部404へ入力
される。従つて、ラベル一行分送り完了をもつ
て、二行目が印字され、二段印字が完了する。な
お、二行目の印字完了信号でもつてT型フリツプ
フロツプ回路403は、再び反転され、そのQ出
力は“H”になる。 差額が0円の場合は、ゼロ検出部400は
“H”をT型フリツプフロツプ回路403、印字
制御部404、ラベル送り制御部405へ出力す
る。従つてT型フリツプフロツプ回路403のQ
出力は“H”となり、演算部3より出力される単
価、重量、価格等が選択部402を介して印字制
御部404へ入力される。一段印字を指令する信
号が、ゼロ検出部400より、“H”として印字
制御部404、ラベル送り制御部405に入力さ
れているので、通常の一段印字のラベルが印字発
行される。 サービス、特価品等の文字を印字ドラムにて、
印字させる場合はそれらの文字に対応するコード
信号を、補正部401に入力しておけばよい。 また、サービス、特価品、円引、%引、割引等
の文字をスタンプ印(押し印)で、印字すること
もできる。従つて、サービス等の文字を、単価、
重量、価格等の数字とは異つた色、たとえば赤色
で印字することもできる。なお、差額が0の場合
には差額表示部11の表示をサプレスすることも
できる。すなわち第1図、第4図、第6図、第8
図に示した基本構成において、各差額表示部11
は改訂スイツチ7がOFFの場合、又は改訂スイ
ツチ7がONであつても差額が0円の場合は0円
と表示していた。しかし、プリンターのゼロ検出
部400の出力でもつて、差額表示部11を制御
して、差額が0円の場合は、表示をサプレスし、
1円以上の場合のみ、差額を表示させることもで
きる。 次に、価格最小桁を切捨て(A)、価格を改訂しラ
ベルへは第17図ハの様に差額と改訂価格を印字
させるような実施例(第1表)について説明す
る。この場合、第1図におけるプリンター4を第
11図に示すプリンター4−に変更し、プリン
ター4−へは、改訂部5A・改訂差検出部6A
の出力(演算部3からの出力は不要)及び印字信
号を入力すればよい。他の結線は第1図と同一で
あるので図面を省略する。このプリンター4−
は第10図の二段印字用のプリンターを簡略化し
てあり、選択部402はゼロ検出部400の出力
で制御するようになつている。この場合、改訂ス
イツチ7がONで、差額が1円以上あれば、ゼロ
検出部が“L”を出力するので、選択部402
は、補正部401の出力信号、すなわち、差額、
改訂価格、円、サービス等の文字を印字させるコ
ード信号、ブランクコード信号等を印字制御部4
04に送出する。印字制御部404は、印字信号
が発生すると、印字機408を制御して、第17
図ハに示す様に、サービス等の文字、差額、改訂
価格をラベルに印字する。印字が完了すると、ラ
ベル送り制御部405が動作して、ラベルが送り
出される。改訂スイツチ7がOFFの場合と、改
訂スイツチ7がONであつても差額が0円の場合
はゼロ検出部400が“H”を出力するので、選
択部402は改訂部5Aの出力信号を印字制御部
404に送出する。従つて通常の単価、重量、価
格の印字が行なわれ印字完了後に送り出される。
なお、最小桁を切捨てる改訂部5Aと改訂差検出
部6Aとの具体的な回路は、当然第2図、第3図
と同様である。また、第10図のプリンターと同
様、サービス、円等の文字をスタンプ印で印字す
ることもできる。 次に価格最小桁が設定された値以下の場合、最
小桁を切捨て(B)、ラベルへは、差額と改訂価格を
印字させる実施例()について説明する。 この実施例では、第4図において、プリンター
を第11図のプリンター4−に変更し、プリン
ター4−へは、改訂部5B、改訂差検出部6B
の出力(演算部3の出力は不要)及び印字信号を
入力すればよく、他の結線は同一であるから、図
面を省略する。この実施例の動作は改訂スイツチ
7がONで、価格最小桁が設定された値以下で、
差額が1円以上あれば、サービス等の文字、差
額、改訂価格がラベルに印字される。また差額が
0円であれば、通常の印字がラベルに行なわれ
る。設定値以下を切捨てる改訂部5Bと改訂差検
出部6Bとの具体的な回路は第5図と同一であ
る。 次に価格最小桁を0又は5にまるめ(C)、ラベル
には差額・改訂価格を印字する実施例()につ
いて説明する。これは価格最小桁の値が例えば0
〜4であれば最小桁を0に5〜9であれば最小桁
を5にまるめるものである。この実施例は、第6
図において、プリンター4を第11図のプリンタ
−4−に変更しプリンターへは、改訂部5C改
訂差検出部6Cの出力(演算部の出力は不要)及
び印字信号を入力すればよく、他の結線は同一で
あるから、図面を省略する。この実施例の動作は
改訂スイツチ7がONで、価格最小桁が0又は5
にまるめられ、差額が1円以上あれば、サービス
等の文字、差額、改訂価格がラベルに印字され、
差額が0円であれば、通常の印字がラベルに行な
われる。価格最小桁を0又は5にまるめる改訂部
5Cと改訂差検出部6Cとの具体的な回路は、第
7図と同一である。 次に、割引率(又は値引額)にて価格改訂(D)
し、ラベルには差額・改訂価格を印字する実施例
()について説明する。この実施例では、第8
図において、プリンターを第11図のプリンター
4−に変更し、プリンターへは改訂部5Dの出
力(改訂部の設定部の出力は不要)、改訂差検出
部6Dの出力及び印字信号のみを入力すればよ
く、他の結線は同一であるから、図面を省略す
る。なお、割引率で設定し、割引率も印字させる
場合は、改訂部の設定部(第9図参照)の出力
も、プリンターの補正部(第11図参照)に入力
しておく。 この実施例の動作は改訂スイツチ7がONされ
ると設定された割引率又は値引額に従つて、価格
が改訂され、サービス等の文字、差額、改訂価格
がラベルに印字される。改訂スイツチ7がOFF
又は、改訂スイツチ7がONであつても誤つて、
割引率=0%又は値引額=0円と設定した場合
は、差額が0円であるから、通常の印字がラベル
に行なわれる。なお、割引率(又は値引額)にて
価格を改訂する改訂部5Dと改訂差検出部6Dと
の具体的な回路は、第9図と同一である。 次に価格を改訂し、第17図ニ,ホのように、
差額は印字せずに、すくなくとも改訂価格とサー
ビス等の文字をラベルに印字する実施例(第一表
)を説明する。 前述と同様、第1図、第4図、第6図、第8図
に対応して4つの実施例がある。また各実施例の
図面は、第1図、第4図、第6図、第8図におい
て、改訂部5A〜5D、改訂差検出部6A〜6D
の出力(演算部の出力は不要)及び印字信号をプ
リンター4に入力すればよく、他の結線は同一で
ある。従つて以下の実施例の説明において、図面
は省略する。なお、改訂差検出部6A〜6Dの出
力をプリンター4に入力するのは、差額を印字す
るためではなく、差額が零であるか、否かをチエ
ツクするためである。 まず、第1図に対応する実施例として、価格最
小桁を切捨て(A)、価格を改訂し、ラベルへはサー
ビス等の文字と改訂価格とを印字させるもの(第
一表)がある。次に、第4図に対応する実施例
として、価格最小桁が設定された値以下の場合、
最小桁を切捨て(B)ラベルへはサービス等の文字と
改訂価格とを印字させるもの(第一表)があ
る。また第6図に対応するものとして、価格最小
桁の値が例えば0〜4であれば、最小桁を0に、
5〜9であれば最小桁を5にまるめる改訂(C)をし
ラベルへは、サービス等の文字と改訂価格とを印
字させるもの(第一表)がある。更に、第8図
に対応するものとして、設定された割引率又は値
引額に従つて、価格を改訂(D)し、ラベルへはサー
ビス等の文字と改訂価格とを印字させるもの(第
一表)がある。 次に、上記サービス等の文字を印字する実施例
におけるプリンター4−について説明する。ま
ず、第17図ホの様に、サービスの文字と改訂価
格を印字ドラムで印字する場合より説明する。こ
の場合、一段印字であるから、第11図のプリン
ター4−の回路図の結線を一部、変更すればよ
い。すなわち、差額は印字する必要がないので、
改訂差検出部6A〜6D又は改訂部5Dの出力を
補正部401に入力する必要はない。しかし、サ
ービスの文字を印字しなければならないので、補
正部401に円のかわりにサービスの文字のコー
ド信号を入力しておく。従つて、改訂スイツチ7
がONで、差額が、1円以上あれば、補正部40
1の出力が印字制御部404に入力されるので、
サービスの文字と改訂価格とが、ラベルに印字さ
れる。 次に、第17図ニの様にサービスの文字をスタ
ンプ印で、改訂価格を印字ドラムで印字する場合
を説明する。この場合、従来のプリンターに、ゼ
ロ検出部と、サービスのスタンプ印の駆動回路と
を付加し、ゼロ検出部の出力で同駆動回路を制御
する。従つて、ゼロ検出部の出力が“L”、すな
わち差額が1円以上の時、改訂部5A〜5Dの出
力(単価、重量、改訂価格等)が印字ドラムで印
字されると共に、サービスの文字がスタンプ印で
印字される。そして、ゼロ検出部の出力が“H”
の時、スタンプ印の駆動回路は動作せず、印字ド
ラムにて、単価、重量、価格等の通常の印字が行
なわれる。なお、以上の実施例では、差額と改訂
価格又はサービス等の文字と改訂価格をラベルに
印字していたが、差額と改訂前の価格を一段印字
させることもできる。すなわち、第1図におい
て、プリンター4は第11図のプリンター4−
に変更し、同プリンターに演算部3、改訂差検出
部6Aの出力(改訂部5Aの出力は不要)及び印
字信号を入力する。従つて、第11図のプリンタ
ーの補正部401に演算部3及び改訂差検出部6
Aの出力が入力される。また、改訂差検出部6A
の出力はゼロ検出部400にも入力される。差額
が1円以上あれば、補正部401の出力、すなわ
ち、差額と改訂前の価格がラベルに印字され、差
額が0円であれば、演算部3の出力、すなわち単
価、重量、価格がラベルに印字される。なお、第
4図、第6図、第8図についても同様にすること
ができる。 以上の実施例は全て価格を改訂するものであつ
たが、次に重量を改訂する場合(第一表E)、例
えば第17図ヘ,トに示すようなラベルを発行
し、実質204gある商品を4gおまけして、200g
として売るような場合の実施例について説明す
る。 第12図は、重量の最小桁を切捨て重量を改訂
し、ラベルへは改訂前の重量と改訂重量を二段印
字する実施例の回路図であり、第13図は第12
図のプリンターの要部回路図である。第12図に
おいて、13は補正演算部、第13図において、
401aは第二補正部であり、先の実施例と同一
符号は同一回路を示す。この実施例の動作は次の
ようになる。 第12図において、改訂スイツチ7がONであ
れば、重量検出部2で検出された重量の最小桁が
改訂部5で切捨てられて、補正演算部13に入力
される。補正演算部13は改訂重量と単価とよ
り、価格を算出し、価格及び改訂重量をプリンタ
ー4−Eへ出力する。プリンター4には、演算部
3からの単価、重量、価格、改訂差検出部6から
の差重量、印字信号等が入力される。従つて、た
とえば、重量検出部2で検出された重量が204
g、単価が200円であれば、補正演算部13は改
訂重量200gと、単価400円を出力し、演算部3
は、単価200円、重量204g、価格408円を出力
し、改訂差検出部6は、差重量4gを出力するの
で、印字信号が発生すると、プリンター4は第1
7図ヘの様にラベル印字を行なう。 なお、改訂スイツチ7がOFF、又は改訂スイ
ツチ7がONであつても差重量が0gの場合は通
常印字が行なわれる。 次に、第12図のプリンターの要部回路図であ
る第13図について説明する。これは、第10図
のプリンター4−の回路に第2補正部401a
を追加したものである。第2補正部401aは、
ゼロ検出部400の出力が“L”の時(差重量が
1g以上の時)、入力された単価、重量、価格の
内、単価と重量とはそのまま、そして、価格のか
わりにブランクコード信号を選択部402に送出
する。また、二重印字制御部406には、重量印
字欄に=が印字されるようにコード信号を入力し
ておく。従つて、第17図ヘの様にラベルの重量
印字欄には、=の記号と二重印字された改訂前の
重量と、改訂重量とが印字され、価格印字欄に
は、改訂重量と単価とより算出された価格のみが
印字される。なお、第17図トの様にラベル印字
することも出来る。この場合、重量を改訂した時
も、単価、重量、価格を印字しているので、第1
2図において、補正演算部13の出力と印字信号
のみをプリンターに入力しておけばよい。また、
プリンターも従来のプリンターでよい。但し、補
正演算部からは、単価、重量、価格を出力してお
く。また、前述と同様に、サービス等の文字を印
字することもできる。なお、第12図の改訂部5
は重量の最小桁を切捨てているが、前述(価格を
改訂する場合)と同様に、設定値以下切捨、0又
は5にまるめる、重量割引率(又は重量引の値)
によつて、重量を改訂することもできる。 次に購買者の見ている前で計量し、改訂してラ
ベルに印字するのに適した実施例(第一表)に
ついて説明する。この場合は手動印字に連動して
改訂値が表示されるようにする。すなわち、価格
又は重量が改訂されたラベルを手動にて印字させ
るため、手動印字スイツチをONにすると、ラベ
ルが印字されると共に改訂された価格(又は重
量)と差額(又は差重量)とが、表示部にて表示
される。従つて、面前計量において、価格(又は
重量)を改訂して、ラベル印字させる場合等に、
特に適している。第14図、第15図はこの実施
例の回路図、第16図は、同実施例の表示部の表
示例であり、以下、その回路構成について説明す
る。 第14図は第1図の回路に手動印字に改訂表示
が連動する手段を、付加したもので、14は印字
切換えスイツチ、15は手動印字スイツチ、16
はNOT回路群、17はAND回路、18はRSフリ
ツプフロツプ回路、19はNOT回路、20は
AND回路、21は切換回路である。この動作は
次のようになる。 改訂スイツチ7はONで差額は1円以上あるも
のとし、切換スイツチ14は手動に接続されてい
るとする。そして、手動印字スイツチ15をON
すると、プリンター4が動作して改訂価格等が印
字されると共に、RSフリツプフロツプ回路18
がセツトされ、そのQ出力が“H”になり、演算
部の出力(単価、重量、価格)がホールドされ
る。従つて、改訂部5、改訂差検出部6の出力も
ホールドされる。また、差額が1円以上であるか
ら、プリンタ4内のゼロ検出部より“L”が出力
され、その信号がNOT回路19で“H”に反転
される。従つて、AND回路20の出力が“H”
になり、この“H”信号によつて、単価表示部9
cはサプレスされ、重量表示部9bは改訂差検出
部6より出力される差額を表示し切換回路21が
S2に接続されるので価格表示部9aは改訂された
価格を表示する。そして、計量が完了して重量が
零又は負になると0or−信号が発生し、RSフリツ
プフロツプ回路18がリセツトされ、そのQ出力
が“L”になるから、演算部のホールドが解除さ
れる。また、AND回路20の出力が“L”にな
るので、単価表示部9cは単価を表示し、切換回
路21がS1に接続され重量表示部9b及び価格表
示部9aは演算部3の出力を表示する。 従つて、改訂スイツチ7ONであつても、手動
印字スイツチ15がONされるまでは、第16図
イの様に通常の表示がなされ、手動印字スイツチ
15がONされると、ラベルが印字されると共に
第16図ロの様に改訂価格及び差額が表示され、
0or−信号が発生するまで、その表示は、ホール
ドされる。また、秤動作信号すなわち、計量完了
後重量が設定された値(たとえば±50g)以上に
変化した時に発生される信号によつてRSフリツ
プフロツプ回路18をリセツトする場合は、秤動
作信号が発生するまで、その表示はホールドされ
る。なお、改訂スイツチ7がONであつても差額
が0円の場合や、改訂スイツチ7がOFFの場合
はゼロ検出部の出力が“H”であるから、NOT
回路19の出力が“L”となり、AND回路20
の出力が“L”になる。従つて、手動印字スイツ
チ15をONすると通常のラベル印字が行なわれ
RSフリツプフロツプ回路18の出力は“H”に
なるが、表示はそのままである。 また、切換スイツチ14が自動に接続されてい
る場合は、改訂スイツチ7のON、OFFにかかわ
りなく、第16図イの様に通常の表示が行なわれ
る。 次に、第14図の他の実施例回路を第15図に
示す。すなわち、手動印字にて改訂ラベルを印字
させると共に改訂表示をさせる場合である。第1
4図の実施例では、改訂スイツチ7をONして次
に手動印字スイツチ15をONしなければならな
いが、第15図の実施例では、改訂用の手動印字
スイツチをONするだけでよい。従つて、第15
図は、第14図に改訂用の手動印字スイツチ1
5′を1個追加し、また、ゲート回路として、
AND回路17′、OR回路22、OR回路23、
OR回路24、AND回路25、OR回路26を、
又RSフリツプフロツプ回路27,28を追加し
たものである。 まず、手動印字にて、改訂ラベルを印字させる
場合を説明する。切換スイツチ14を手動に接続
すると、NOT回路16−1の出力が“L”にな
り、AND回路25の出力も“L”になるので、
改訂スイツチ7のON、OFFで改訂部5を制御す
ることは、できなくなる。改訂用の手動印字スイ
ツチ15′をONすると、AND回路17′の出力が
“H”になり、RSフリツプフロツプ回路27,2
8がセツトされその各々のQ出力が“H”にな
る。従つて、OR回路23,26の出力が“H”
になり、改訂部5は価格を改訂して、プリンター
4に送出する。そしてAND回路17′の“H”出
力が印字信号として、プリンター4に入力されて
いるので差額が1円以上とすると、改訂ラベルが
印字される。またOR回路23の“H”出力は、
AND回路20を介して切換回路21等に、また
同出力はOR回路24を介して演算部3に、入力
されているので、前述(第14図の説明)と同様
に、改訂価格と差額が表示され、そしてホールド
される。なお、改訂価格の印字が完了すると、印
字完了信号がプリンター4からRSフリツプフロ
ツプ回路27に送出されるので、そのQ出力は
“L”になる。しかし、RSフリツプフロツプ回路
28のQ出力が“H”であるから、表示部9a,
9b,9cは改訂価格等を表示している。そし
て、計量完了後、0or−信号(又は秤動作信号)
が発生するとRSフリツプフロツプ回路18,2
8はリセツトされ、そのQ出力が“L”になるの
で、ホールドは解除され、通常の表示が行なわれ
る。なお、RSフリツプフロツプ回路27は、改
訂ラベルを印字させる場合すくなくとも、改訂価
格及び差額の印字完了までは、改訂部に“H”信
号を送出するために設けてある。 次に、手動印字にて通常ラベルを印字させる場
合を説明する。切換スイツチ14を手動に接続し
て、非改訂用の手動印字スイツチ15をONす
る。従つてAND回路17の出力が“H”とな
り、RSフリツプフロツプ回路18がセツトされ
そのQ出力が“H”になる。この“H”信号が、
OR回路24を介して演算部3に送出されるの
で、演算部3の出力がホールドされる。しかし、
RSフリツプフロツプ回路27,28はセツトさ
れないので、その各々のQ出力は“L”のままで
あり、OR回路23の出力が“L”であるからOR
回路26とAND回路20の出力も“L”とな
る。従つて、改訂部5は価格を改訂しないので、
通常のラベル印字が行なわれ、表示も通常の表示
のままでホールドされる。そして0or−信号(又
は秤動作信号)が発生すれば、ホールドは解除さ
れる。 さらに、自動印字の場合を説明する。切換スイ
ツチ14を自動に接続すると、NOT回路16−
1の出力が“H”になるから、改訂スイツチ7の
ON/OFFに従つて、改訂部5が動作して改訂ラ
ベル又は通常のラベルが計量の静止安定等のタイ
ミングで自動的に印字される。なお、以上第14
図、第15図の実施例では、第1図(最小桁切捨
て、二段印字)に手動印字と改訂表示が連動する
手段を付加したものであるが、同様に第4図、第
6図、第8図、第12図に付加しても実施するこ
とができ、またプリンターを第11図の一段印字
のプリンターにすることもできる。 最後にプリンターと連動していない電子秤の表
示部において、自動又は手動にて価格を改訂し、
改訂価格、差額等を表示する場合(第一表)に
ついて、第18図、第19図、第20図の実施例
で説明する。 第18図は手動にて価格が改訂され、改訂価格
等が表示される実施例であり、この回路構成はプ
リンターを削除した第1図に、手動表示手段とし
て、手動表示スイツチ29、NOT回路30、
AND回路31、RSフリツプフロツプ回路32、
タイマー回路33、OR回路34を付加したもの
で、次のように動作する。 計量が開始され、計量が安定すると、静止安定
信号が“H”になる。そして、手動表示スイツチ
29をONすると、AND回路31の出力が“H”
になり、RSフリツプフロツプ回路32がセツト
されると共にタイマー回路33が動作するので
各々のQ出力が“H”になる。従つてOR回路3
4の出力も“H”になり改訂部5が価格を改訂す
るので表示部9では改訂価格が表示され、差額表
示部11では改訂差検出部6で検出された差額が
表示され、そして改訂部中表示部8が価格が改訂
されていることを表示する。また、同時に演算部
3の出力(単価、重量、価格)がホールドされる
ので改訂価格及び差額等の表示は固定される。そ
して、タイマー回路33に設定されている時間が
経過してタイマー回路33のQ出力が“L”にな
ると共に、0or−信号(又は秤動作信号)が発生
してRSフリツプフロツプ回路32のQ出力も
“L”になると、OR回路34の出力が“L”にな
る。従つて演算部3のホールドは解除され、改訂
部5は価格を改訂せずに表示部9に送出し、差額
表示部11は表示をサプレスし、改訂中表示部8
も表示しなくなる。 以上の様に、手動の場合は、計量が安定して静
止安定信号が“H”の時に、手動表示スイツチ2
9をONすると、直ちに改訂価格が表示される。 第19図は自動にて価格が改訂され、改訂価格
等が表示される実施例であり、この回路構成は、
第18図の手動表示手段に代えて、自動表示手段
として、自動表示スイツチ35、AND回路3
6、第一タイマー回路37、第二タイマー回路3
8、RSフリツプフロツプ回路39、NOT回路4
0、AND回路41、OR回路42、OR回路43
を付加したものである。この回路の動作は次の様
になる。 計量前に、あらかじめ自動表示スイツチ35を
ONしておく。計量が開始され、計量が安定する
と、静止安定信号が“H”になり、AND回路3
6の出力が“H”になるので、第一タイマー回路
37が動作すると共にRSフリツプフロツプ回路
39がセツトされ各々のQ出力が“H”になる。
第一タイマー回路37の“H”出力はOR回路4
3を介して演算部3に入力されるので、演算部3
の出力がホールドされる。また、同出力は、
NOT回路40で“L”に反転されるので、AND
回路41の出力は“L”になる。そして、第二タ
イマー回路38はまだ動作していないのでそのQ
出力は“L”である。従つてOR回路42の出力
は“L”であるから改訂部5はホールドされた演
算部3の出力(単価、重量、価格)を、改訂せず
にそのまま表示部9に送出するので、表示部9
は、単価、重量、価格を固定して表示する。そし
て、第一タイマー回路37に設定された時間が経
過すると、そのQ出力が“L”になり、第二タイ
マー回路38が動作してそのQ出力が“H”にな
ると共に、AND回路41の出力も“H”にな
る。従つて、OR回路42の出力が“H”になる
ので、先に第18図で説明したのと同様に、価格
が改訂され、差額が検出され、各々の表示が固定
される。さらに、第二タイマー回路38のQ出力
が“L”になると共に、RSフリツプフロツプ回
路39のQ出力が“L”になると、前述と同様に
演算部3のホールドは解除され、改訂部5は価格
を改訂しなくなる。 以上の様に自動表示スイツチ35をONしてお
くと、計量が安定して、静止安定信号が“H”に
なると、まず、単価、重量、価格の表示が固定さ
れそして、一定時間が経過すると、価格が改訂さ
れて表示される。 第20図は手動又は自動にて価格が改訂され改
訂価格等が表示される実施例で、第18図の手動
表示手段に加えて更に第19図の自動表示手段を
付加したもので二種の表示手段を併設するために
OR回路44,OR回路45が組込まれている。こ
の回路の動作は次の様になる。 手動表示スイツチ29をONすると、第18図
と等価な回路が動作して第18図の実施例と同様
に表示は制御される。また、自動表示スイツチ3
5をONしておくと、第19図と等価な回路が動
作して、第19図の実施例と同様に表示は制御さ
れる。ただし、自動表示スイツチ35がONの時
に手動表示スイツチ29をONした場合は、手動
表示が優先する。たとえば、第一タイマー回路3
7の動作中(単価、重量、価格は固定表示中)に
手動表示スイツチ29をONすると、第一タイマ
ー回路37がリセツトされると共に第二タイマー
回路38が動作するので、直ちに、価格が改訂さ
れ、またその価格が固定表示される。なお、第1
8図、第19図、第20図の実施例で、手動表示
スイツチ29、自動表示スイツチ35がOFFで
あれば、価格の改訂、表示の固定は、行なわれ
ず、通常の表示が行なわれる。また、第14図の
様に差額を重量表示部(又は単価表示部)に表示
させることもできる。さらにこの三つの実施例
は、第1図に手動表示手段、自動表示手段を付加
したのであるが、同様に第4図、第6図、第8
図、第12図に付加することもできる。 なお、以上説明したこの発明の回路構成で各商
品に対して一律のデータを印字した定額ラベルを
発行できるのは勿論であるが、実際に発行すべき
ラベルに対応した重量の物を計量秤に乗せて、重
量検出部2より、このデータを入れる従来の一般
的な方法以外にも、テンキー等の操作により数値
として入力することもでき、操作を簡単にするこ
とができる。例えば、この具体的な方法として
は、数値入力用のテンキー或いはデジタルスイツ
チと、設定値記憶用の記憶部及び切換スイツチを
付設し、定額ラベルの発行時には切換スイツチを
操作してこの付設回路が動作するようにし、デー
タの設定をし、その設定値を改訂部等に出力させ
れば、価格等を改訂した定額ラベルを発行するこ
とができる。また、単価、価格等の設定部1を利
用し、そのテンキー等を用いて、演算部3に直
接、定額データを入力する構成にしてもよい。 以上説明したように、この発明によれば、サー
ビス等を目的として、種々の改訂方法により価格
等の改訂の自動的に行つて、しかも改訂したこと
が明瞭にわかるように、改訂前のデータと改訂後
のデータを印字する方法()、改訂の差額と改
訂後のデータを印字する方法()、「サービス」
等の改訂したことの表示と改訂後のデータを印字
する方法()、及びこれらの組合せ等の印字方
法で印字できるから、価格等の改訂が効率良く、
効果的に行なえるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例である価格の最小
桁を切捨てる改訂をし、ラベルに改訂前のデータ
と改訂後のデータを二段印字する基本構成図、第
2図及び第3図は夫々第1図の基本構成図中の改
訂部及び改訂差検出部の一実施例であり、第2図
はデータを並列伝送する場合の回路図、第3図は
データを直列伝送する場合の回路図、第4図は第
1図の基本構成で価格改訂を最小桁が設定値以下
の場合のみ切り捨てるようにした応用構成図、第
5図は第4図の応用構成図中の改訂部及び改訂差
検出部の一実施例の回路図、第6図は第1図の基
本構成で最小桁を0か5にまるめて価格改訂する
ようにした応用構成図、第7図は第6図の応用構
成図中の改訂部及び改訂差検出部の一実施例の回
路図、第8図は割引率(又は値引額)によつて価
格を改訂するようにした一実施例の構成図、第9
図は第8図中の改訂部及び改訂差検出部の一実施
例の回路図、第10図は第1図、第4図、第6
図、第8図の実施例で用いる二段印字のプリンタ
ーの回路図、第11図は同じく一段印字するプリ
ンターの回路図、第12図は重量値を改訂する一
実施例の構成図、第13図は第12図の実施例で
用いるプリンターの要部回路図、第14図は手動
印字スイツチの操作で印字開始と同時に改訂デー
タの表示を可能にした実施例の基本構成図、第1
5図は第14図の他の実施例で印字開始と同時に
改訂データの表示ができるようにした応用構成
図、第16図は第14図の実施例及び第15図の
実施例における表示部の表示例の説明図、第17
図は本発明の各構成例で発行されるラベルの印字
例の説明図、第18図は手動により価格が改訂さ
れ改訂価格等が表示される実施例の構成図、第1
9図は自動にて価格を改訂し改訂価格の表示を区
別する実施例の構成図、第20図は第18図の手
動操作と第19図の自動操作との両機能を備えた
実施例の構成図である。 1……単価設定部、2……重量検出部、3……
演算部、4,4−,4−……プリンター(印
字手段)、5A,5B,5C,5D,5……改訂
部、6A,6B,6C,6D,6……改訂差検出
部、7……改訂スイツチ、8……改訂中表示部、
9,9a,9b,9c……表示部、10……表示
選択スイツチ、11……差額表示部、14……印
字切換スイツチ、15……手動印字スイツチ、1
5′……改訂用の手動印字スイツチ、29……手
動表示スイツチ、35……自動表示スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単価設定部で設定された単価と重量検出部で
    検出された重量とより価格を算出する演算手段
    と、算出された価格又は検出された重量を改訂す
    る改訂手段と、改訂前及び改訂後の両データを印
    字する印字手段とを具備したことを特徴とする電
    子秤。 2 単価設定部で設定された単価と重量検出部で
    検出された重量とより価格を算出する演算手段
    と、算出された価格又は検出された重量を改訂す
    る改訂手段と、改訂後のデータ及び価格又は重量
    が改訂されていることを表わす「サービス」、「特
    価品」等の文字を印字する印字手段とを具備した
    ことを特徴とする電子秤。 3 単価設定部で設定された単価と重量検出部で
    検出された重量とより価格を算出する演算手段
    と、算出された価格又は検出された重量を改訂す
    る改訂手段と、改訂前のデータと改訂後のデータ
    との差を検出する改訂差検出手段と、改訂後のデ
    ータ及び改訂差検出手段で検出されたデータを印
    字する印字手段とを具備したことを特徴とする電
    子秤。
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