JPS62124307A - 自己固定型ねじ部材 - Google Patents

自己固定型ねじ部材

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JPS62124307A
JPS62124307A JP60263223A JP26322385A JPS62124307A JP S62124307 A JPS62124307 A JP S62124307A JP 60263223 A JP60263223 A JP 60263223A JP 26322385 A JP26322385 A JP 26322385A JP S62124307 A JPS62124307 A JP S62124307A
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JP
Japan
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groove
screw member
self
thread
threaded
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JP60263223A
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Inventor
川嶋 将夫
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Priority to AU62965/86A priority patent/AU586032B2/en
Priority to DE8686307264T priority patent/DE3672155D1/de
Priority to EP86307264A priority patent/EP0225003B1/en
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Publication of JPS62124307A publication Critical patent/JPS62124307A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用公費 この発明は、ボルト、ナツト等のねじ部材の改良に関す
るもので、とくに締付けたあとの弛みを防止することの
できる自己固定型(セルフロック型)ねじ部材の改良に
関するものである(口)従来の技術 従来、この種の自己固定型ねじ部材として、特公昭56
−19492号公報、特開昭58−28008号公報お
よび実公昭60−58913号公報記載のねじ部材が知
られている。これらの自己固定型ねじ部材の基本的な構
成は、ねじ山部分にその先端から半径方向に切り込ませ
た溝があり、その溝を挟んで対向する部分が、異なるフ
ランク角を有する雄ねじ・雌ねじ部材の端金時におけろ
圧接作用で弾性的に変形し、その際の弾性反発力による
ねじ接触面の摩擦抵抗の増大により、セルフロック効果
が得られるようになっているが、このような弾性変形に
よる弾性反発力のみに依存するセルフロック機構にあっ
ては、溝を挟んで対向する部分の弾性反発力が低下した
り、永久変形の状態になると、ねじ部材の反復使用にお
いて、セルフロック作用が失われるという致命的な欠点
がある。
←→ 発明が解決しようとする問題点 この発明の目的は、上記の問題点を解消するためになさ
れたものであって、反i使用においてもセルフロック機
能が保持される自己固定型ねじ部材を提供することにあ
る。
さらに、この発明の他の目的は、従来、−aに使用され
ている転造等の加工手段により容易に製造することので
きる自己固定型ねじ部材を提供することにある。
また、この発明の他の目的は、補助部品を用いることな
く、ねじ部材自体でセルフロック効果が得られる自己固
定型ねじ部材を得ようとするものである。
(ハ)問題点を解決するための手段 この発明は、上記の目的を達成するために、ねじ山が、
軸線方向の断面において、下側部分と上側部分の2つの
部分に区別され、下側部分はその両側面がねじのフラン
ク角と合致する側面で形成され、前記上側部分はその両
側部分が半径方向にほぼ平行する側面で形成され、かつ
その部分にはその先端から半径方向に切り込まれた所定
巾の溝が設けられており、ねじ部材の螺合関係において
、前記下側部分はその両側が相手ねじ部材と剛性状態で
接触する剛性ねじ部分とされ、前記上側部分は、溝をな
かにして対向する部分が溝の巾を縮小する方向に弾性変
形して弾発状態で接触する弾性ねじ部分とされ、前記剛
性ねじ部分と弾性ねじ部分との相乗作用により、ねじの
弛み止め効果が得られるようにしたものである。
0−、)実施例 以下、この発明を、その実施の一例を示した図面にもと
づいて詳細に説明する。
第1図および第2図において、囚は金属製の雄ねじ部材
のねじ山であって、そのねじ山(5)は軸線方向の断面
において、下側部分(&1)と上側部分(a2)とに区
分され、画部分のうち、下側部分(al)は、第3図に
示すように、ねじ山のフランク角面と合致する側面で形
成され、前記上側部分(a2)はその両側面が半径方向
にほぼ平行する側面で形成され、その部分にはその先端
中央部位から半径方向に切り込まれたV形溝(1)が設
けられ、その溝(1)により、上側部分(a2)は溝を
なかにして対向する部分(2)、(2)に分割されてい
る。
前記雄ねじ部材のねじ山内を形成する各部分の寸法は、
次のようにして定められる。
ねじ山のフランク角(日および立上がり角[Qlは、J
ISまたはそれに準じた規格によって定められる。ねじ
山内の高さけ)はフランク角P)の頂点より低い位置に
おかれる。ねじ山(5)の全高さ誹)のうち、下側部分
(亀、)および上側部分(a2)の高さく1(1,)の
比は、図示の例では約2: 1とされ、上側部分(a2
)に設けられるV形溝(1)によって分割される対向部
分(2)、(2)の巾し)、■形溝(1)の開口巾(y
)との関係は2χ≦yとされ、かつ(2χ+y)は汐ピ
ッチとされている。
上記の如く構成された雄ねじ部材を雌ねじ部材に螺合さ
せた状態が第4図に示されている。
に)は雌ねじ部材のねじ山である。
両ねじ部材の螺合操作においては、雄ねじのねじ山内を
形成している上、側部分(a2)の対向部分(2)、(
2)のうち、フランク角の外側に突き出されろ部分(第
3図にハツチングを施して示した部分)が雌ねじのねじ
山(8)との間隙に導入されろと、相手ねじ山の側面と
の接触によって押圧されるので、V形溝(1)をなかに
して対向している分割部分(2)、(2)は内方に向け
て弾性変形をなし、ねじ締付けの終では、第4図に示す
ように、上側部分(+12)の分割部分(2)、(2)
はその側面が下側部分(a、)の側面と同一平面になる
ように弾性変形し、下側部分(a、)の側面と共同して
雌ねじのねじ山側面に圧接される。
しかして、上記雄ねじ部材の構成によれば、ねじ山(5
)を形成している下側部分帆)および上側部分(a2)
が共に相手ねじ部材である雌ねじ部材のねじ山側面に圧
接され、そこで下側部分(a、)は相手ねじ部材と剛性
状態で圧接する剛性ねじ部分として作用し、前記上側部
分(a2)は弾性変形している分割部分(2)、(2)
が弾性反発力をもって相手ねじと圧接する弾性ねじ部分
として作用しているから、軸線方向の圧縮力または引張
力に対しては、相手ねじ山と合致したフランク角により
、下側部分(&、)が最大の面接触を得て、良好な摩擦
抵抗を生じ、一方、振動力に対しては、相手ねじ山と弾
性反発力をもって圧接している上側部分(a2)が最大
の面接触で対抗する。
すなわち、前記構成によれば、雄ねじ部材は相手ねじ部
材との螺合時には、ねじ山の側面が相手ねじ山の側面に
対して全面接触をなし、軸線方向の断面接触は従来のね
じ部材のねじ山と殆んど変わらず、最大の接触面を保ち
、しかも剛性ねじ部分として作用する下側部分(a、)
と弾性ねじ部分として作用する上側部分(a2)とによ
呻、外力に対して相乗応力が発揮される故、高い緊締力
が得られ、すぐれた弛み止め効果が得られる。
なお、ij’iJ記実施例において、上側部分(a2)
の満(1)はv形とされているが、この溝は長方形のも
のでもよい。また溝の深さは、下側部分(a、)の剛性
をそこなわない程度で深くしてあれば、弾性変形しやす
くなるので、有利である。さらにまた溝の有効巾は、分
割部分(2)、(2)の弾性変形を許容し得る巾が必要
である。
また、前記実施例では、雄ねじ部材の例として示されて
いるが、この発明は雌ねじ部材に実施しても、前記と同
様な作用効果が得られる。
またこの発明は金属ねじに限らず、プラスチック製ねじ
、あるいは木製ねじに対しても実施することができる。
(へ)発明の効果 以上に述べたように、この発明によれば、ね嗅2 し山が、軸方向のll7i面において、下側部分と上側
部分の2つの部分に区分され、下側部分はその山側面が
ねじのフランク角と合致する側面で形成され、前記上側
部分はその両側面が半径方向にほぼ平行する側面で形成
され、かつその部分にはその先端から半径方向に切り込
まれた所定巾の溝が設けられているので、ねじ部材の螺
合関係において、前記下側部分はその側面が相手ねじ部
材と剛性状態で接触する剛性ねじ部分とされ、前記上側
部分は、1簿をなかにして対向する部分が溝巾を縮小す
る方向に弾性変形し、その側面が相手ねじ部材と弾発状
態で接触する弾性ねじ部分とされるので、前記剛性ねじ
部分と弾性ねじ部分との相乗作用により、すぐれたねじ
の弛み止め効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す雄ねじ部材の側面図
、第2図はねじ山要部の拡大切断面図、第3図はねじ山
の形状寸法の説明図、第4図は螺合状態にあるねじ山部
分の断面図である。 (5)・・雄ねじ部材のねじ山、(al)・・下側部分
、(a2)・・上側部分、(1)−溝、(2)・・分割
部分、(B)・・・雌雄ねじ部材のねじ山、(P)  
フランク角、q・・立上がり角。 特許出願人  川  嶋  将  大 同        荒    川    裕    治
代  理  人    飯    1)   伸   
 行−、ユ 第1図 第2図 第3図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ねじ山が、軸線方向の断面において、下側部分と
    上側部分の2つの部分に区分され、下側部分はその両側
    面がねじのフランク角と合致する側面で形成され、前記
    上側部分はその両側面が半径方向にほぼ平行する側面で
    形成され、かつその部分にはその先端中央部位から半径
    方向に切り込まれた所定巾の溝が設けられており、ねじ
    部材の螺合関係において、前記下側部分はその側面が相
    手ねじ部材と剛性状態で接触する剛性ねじ部分とされ、
    前記上側部分は、溝をなかにして対向する部分が溝巾を
    縮小する方向に弾性変形し、その側面が相手ねじ部材と
    弾発状態で接触する弾性ねじ部分とされていることを特
    徴とする自己固定型ねじ部材。
  2. (2)上側部分は、その巾がねじ部材のピツチのほぼ1
    /2とされ、溝がV形または長方形とされている特許請
    求の範囲第1項記載の自己固定型ねじ部材。
  3. (3)上側部分の溝の有効巾(y)と、溝によって分割
    される部分の巾(x)との寸法配分は、y≧2xに設定
    されている特許請求の範囲第1項または第2項記載の自
    己固定型ねじ部材。
JP60263223A 1985-11-22 1985-11-22 自己固定型ねじ部材 Pending JPS62124307A (ja)

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JP60263223A JPS62124307A (ja) 1985-11-22 1985-11-22 自己固定型ねじ部材
KR1019860007332A KR900002192B1 (ko) 1985-11-22 1986-09-02 자기 고정형 구입(溝入) 나사와 그 전조법 및 전조평다이스
US06/909,399 US4764067A (en) 1985-11-22 1986-09-19 Screw with groove for self-lock and method and rolling flat die for manufacturing the same
AU62965/86A AU586032B2 (en) 1985-11-22 1986-09-19 Screws with self locking threads
DE8686307264T DE3672155D1 (de) 1985-11-22 1986-09-22 Selbstsichernde schraube mit nut.
EP86307264A EP0225003B1 (en) 1985-11-22 1986-09-22 Screw with groove for self-lock
CN86106864.5A CN1004096B (zh) 1985-11-22 1986-10-15 自锁式加槽螺纹、其滚轧成型方法及其平搓丝板
US07/087,063 US4782688A (en) 1985-11-22 1987-07-24 Rolling flat die for manufacturing a screw with groove for self-locking
US07/077,838 US4782681A (en) 1985-11-22 1987-07-27 Method of rolling a screw with groove for self-locking

Applications Claiming Priority (1)

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JP60263223A JPS62124307A (ja) 1985-11-22 1985-11-22 自己固定型ねじ部材

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100816216B1 (ko) * 2000-10-02 2008-03-21 이시모리 유사쿠 나사부재
JP2012092889A (ja) * 2010-10-26 2012-05-17 Iwata Bolt Kk 打ち込みねじ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS603309B2 (ja) * 1977-12-07 1985-01-26 財団法人相模中央化学研究所 2―(2,2―ジハロビニル)チオフエン及びその製造方法

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