JPS6212406A - 独立懸架装置 - Google Patents
独立懸架装置Info
- Publication number
- JPS6212406A JPS6212406A JP15279885A JP15279885A JPS6212406A JP S6212406 A JPS6212406 A JP S6212406A JP 15279885 A JP15279885 A JP 15279885A JP 15279885 A JP15279885 A JP 15279885A JP S6212406 A JPS6212406 A JP S6212406A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- suspension
- longitudinal
- longitudinal direction
- wheels
- phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G21/00—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces
- B60G21/02—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
- B60G21/04—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
- B60G21/05—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は独立懸架装置に関し、特に左右のサスペンショ
ンアームの前後方向における逆位相の挙動を防止する。
ンアームの前後方向における逆位相の挙動を防止する。
従来の独立懸架装置としては、例えば実開昭57−88
606号公報(特にその第1図)に記載されるものがあ
る。これはフロントサスペンションのフラッタ−を防止
するために、サスペンションの前後方向の剛性を左右に
おいて相違させた構造となっている。
606号公報(特にその第1図)に記載されるものがあ
る。これはフロントサスペンションのフラッタ−を防止
するために、サスペンションの前後方向の剛性を左右に
おいて相違させた構造となっている。
しかしながら、前記従来の技術によれば、前後方向の剛
性が左右のサスペンションにおいて相違するために、一
方のサスペンションの剛性を高くした場合には、その高
い側のサスペンションの振動遮断特性が悪化する問題点
がある。また制動時においても左右のサスペンションの
挙動が相違することになるため方向安定性が低下する問
題点もあり、さらにこのサスペンションを横置きのフロ
ントエンジン前輪駆動車に適用すると、サスペンション
に伝達されたエンジンのアイドル振動がさらに車体に伝
達されることになって車室内騒音の原因になるという問
題点も生じる。
性が左右のサスペンションにおいて相違するために、一
方のサスペンションの剛性を高くした場合には、その高
い側のサスペンションの振動遮断特性が悪化する問題点
がある。また制動時においても左右のサスペンションの
挙動が相違することになるため方向安定性が低下する問
題点もあり、さらにこのサスペンションを横置きのフロ
ントエンジン前輪駆動車に適用すると、サスペンション
に伝達されたエンジンのアイドル振動がさらに車体に伝
達されることになって車室内騒音の原因になるという問
題点も生じる。
本発明は、かかる従来技術の問題点に着目してなされた
ものであり、左右のサスペンションの前後方向の剛性を
均等にしつつ、フラッタ−を防止することを目的として
いる。
ものであり、左右のサスペンションの前後方向の剛性を
均等にしつつ、フラッタ−を防止することを目的として
いる。
本発明の独立懸架装置は、左右のサスペンションアーム
への相対的な前後逆位相の入力時に、サスペンションア
ームへの前記入力が相互に他方のサスペンションアーム
の前後逆方向への挙動を抑制する逆位相抑制機構を、左
右のサスペンション部材間に連設してなる。
への相対的な前後逆位相の入力時に、サスペンションア
ームへの前記入力が相互に他方のサスペンションアーム
の前後逆方向への挙動を抑制する逆位相抑制機構を、左
右のサスペンション部材間に連設してなる。
左右の車輪に前後方向の相対的な逆位相の入力があった
ときには、この入力が夫々のサスペンションアームに伝
達されることにより逆位相抑制機構が作動して、相互に
他方のサスペンションアームの前後逆方向への挙動を抑
制し、以て左右の車輪のフラッタ−を抑制する。
ときには、この入力が夫々のサスペンションアームに伝
達されることにより逆位相抑制機構が作動して、相互に
他方のサスペンションアームの前後逆方向への挙動を抑
制し、以て左右の車輪のフラッタ−を抑制する。
次に本考案をフロントサスペンションに適用した実施例
を説明する。
を説明する。
第1.2図は第1実施例を示すものであり、第1図はフ
ロントサスペンションの平面図であってFが前方を示す
。
ロントサスペンションの平面図であってFが前方を示す
。
左側の車輪1と右側の車輪2は、夫々内端が車体側にブ
ツシュ3.4で支持されたサスペンションアーム5.6
に個別に支持されており、サスペンションアーム5.6
とその前方の車体との間にはテンションロンドア、8が
架は渡される。テンションロフト7.8前端はブツシュ
9.10を介して車体に支持されている。
ツシュ3.4で支持されたサスペンションアーム5.6
に個別に支持されており、サスペンションアーム5.6
とその前方の車体との間にはテンションロンドア、8が
架は渡される。テンションロフト7.8前端はブツシュ
9.10を介して車体に支持されている。
左右のサスペンションアーム5.6間には逆位相抑制機
構Aが連設される。逆位相抑制機構Aは、この実施例に
おいては、サスペンションアーム5゜6に一端が個別に
固定された前後方向アーム11゜12と、一端が前後方
向アーム11.12の他端に個別に且つ旋回自在に連結
された横方向リンク13.14と、横方向リンク13.
14の他端間に旋回自在に連結された前後方向リンク1
5と、前後方向リンク15の中央を車体に旋回自在且つ
弾性的に支持する弾性体16とからなる。なお、17は
図示しないステアリングギヤに連結されるステアリング
リンケージ、18は前後方向リンク15を水平方向の旋
回可能に弾性体16に支持するピンジヨイントである。
構Aが連設される。逆位相抑制機構Aは、この実施例に
おいては、サスペンションアーム5゜6に一端が個別に
固定された前後方向アーム11゜12と、一端が前後方
向アーム11.12の他端に個別に且つ旋回自在に連結
された横方向リンク13.14と、横方向リンク13.
14の他端間に旋回自在に連結された前後方向リンク1
5と、前後方向リンク15の中央を車体に旋回自在且つ
弾性的に支持する弾性体16とからなる。なお、17は
図示しないステアリングギヤに連結されるステアリング
リンケージ、18は前後方向リンク15を水平方向の旋
回可能に弾性体16に支持するピンジヨイントである。
次に前記逆位相抑制機構の作動を第2図の力学モデル図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
第2図においてml、m2は、第1図の独立懸架装置の
ばね上質量、kl、に2はばね下前後方向のばね定数、
k3は弾性体16の支持ばね定数、xi、x2はばね上
質量m1.m2の移動方向、lは前後方向リンク15に
おけるピンジヨイント18から端部までの長さである。
ばね上質量、kl、に2はばね下前後方向のばね定数、
k3は弾性体16の支持ばね定数、xi、x2はばね上
質量m1.m2の移動方向、lは前後方向リンク15に
おけるピンジヨイント18から端部までの長さである。
まず左右の車輪1,2に同位相で前後方向の入力がある
場合について説明する。即ち第1図において前から後に
向けての入力があるときには、サスペンションアーム5
は反時計方向に動き、サスペンションアーム6は時計方
向に動く。すると前後方向アーム11.12は後端が相
互に近づく方向に動き、横方向リンク13は右へ移動し
且つ横方向リンク14は左へ移動して、前後方向リンク
15がピンジヨイント18を中心に時計方向に旋回する
。
場合について説明する。即ち第1図において前から後に
向けての入力があるときには、サスペンションアーム5
は反時計方向に動き、サスペンションアーム6は時計方
向に動く。すると前後方向アーム11.12は後端が相
互に近づく方向に動き、横方向リンク13は右へ移動し
且つ横方向リンク14は左へ移動して、前後方向リンク
15がピンジヨイント18を中心に時計方向に旋回する
。
これを第2図で説明すると、方向x1と方向X2とは逆
位相となり、前後方向リンク15はピンジヨイント18
を中心とする水平面で旋回するだけであるから、弾性体
16(ばね定数に3)には力が作用しない。従ってこの
ときの共振周波数rは、 で表される。
位相となり、前後方向リンク15はピンジヨイント18
を中心とする水平面で旋回するだけであるから、弾性体
16(ばね定数に3)には力が作用しない。従ってこの
ときの共振周波数rは、 で表される。
次に左右の車輪1.2に逆位相で前後方向の入力がある
場合について説明する。即ち、第1図において左の車輪
1に前から後に向けての入力があり、右の車輪2に後か
ら前に向けての入力がある場合には、サスペンションア
ーム52前後方向アーム11.横方向リンク13は前記
、と同様の挙動をし、且つサスペンションアーム6、前
後方向アーム12.横方向リンク14は前記とは逆の挙
動をする。すると前後方向リンク15は、弾性体16が
縮む方向に移動する。
場合について説明する。即ち、第1図において左の車輪
1に前から後に向けての入力があり、右の車輪2に後か
ら前に向けての入力がある場合には、サスペンションア
ーム52前後方向アーム11.横方向リンク13は前記
、と同様の挙動をし、且つサスペンションアーム6、前
後方向アーム12.横方向リンク14は前記とは逆の挙
動をする。すると前後方向リンク15は、弾性体16が
縮む方向に移動する。
これを第2図で説明すると、方向x1と方向X2とは同
位相となり、弾性体16 (ばね定数に3)に弾性変形
が与えられる。このときの共振周波数で表される。
位相となり、弾性体16 (ばね定数に3)に弾性変形
が与えられる。このときの共振周波数で表される。
これらを実車の現象で説明すると、路面等の凸起を車輪
1.2が乗り越したときのように、両車軸1.2が同位
相の力を受ける場合のサスペンション部材の前後支持剛
性は、ばね下前後方向のばね定数31.に2を低下させ
ることにより適正になり、またフラッタ−発生時のよう
に両車軸1゜2が逆位相の入力を受ける場合には、弾性
体16のばね定数に3の分のばね定数を上昇させれば、
サスペンション部材の前後支持剛性がそれだけ大になっ
て共振周波数が大になる。かくして共振周波数を大にし
て、最も走行頻度の少ない車速領域(例えば時速80〜
90km前後)での共振点にチューニングすることが可
能になり、走行頻度の多い、前記以外の車速領域ではフ
ラッタ−等の発生を防止することができる。
1.2が乗り越したときのように、両車軸1.2が同位
相の力を受ける場合のサスペンション部材の前後支持剛
性は、ばね下前後方向のばね定数31.に2を低下させ
ることにより適正になり、またフラッタ−発生時のよう
に両車軸1゜2が逆位相の入力を受ける場合には、弾性
体16のばね定数に3の分のばね定数を上昇させれば、
サスペンション部材の前後支持剛性がそれだけ大になっ
て共振周波数が大になる。かくして共振周波数を大にし
て、最も走行頻度の少ない車速領域(例えば時速80〜
90km前後)での共振点にチューニングすることが可
能になり、走行頻度の多い、前記以外の車速領域ではフ
ラッタ−等の発生を防止することができる。
第3図は第2実施例を示す図であり、テンションロッド
7.8を車体に支持するブツシュ9. 10に逆位相抑
制機構Aを構成した例である。即ちこの逆位相抑制機構
Aは1、ブツシュ9,10に前室9a、10aと後室9
b、10bとを形成し、前室9aと後室10bとの間、
及び前室10aと後室9bとの間を夫々配管で接続し、
さらにこれらに流体(液体)を充填してなる。
7.8を車体に支持するブツシュ9. 10に逆位相抑
制機構Aを構成した例である。即ちこの逆位相抑制機構
Aは1、ブツシュ9,10に前室9a、10aと後室9
b、10bとを形成し、前室9aと後室10bとの間、
及び前室10aと後室9bとの間を夫々配管で接続し、
さらにこれらに流体(液体)を充填してなる。
而して、車輪1,2に前後方向から同位相の入力があっ
た場合には、前室9a、10a及び後室9b、10bが
左右において同時に伸縮するから、車輪1,2、サスペ
ンションアーム5,6、テンションロッド7.8の挙動
に液圧は影響を及ぼさない。
た場合には、前室9a、10a及び後室9b、10bが
左右において同時に伸縮するから、車輪1,2、サスペ
ンションアーム5,6、テンションロッド7.8の挙動
に液圧は影響を及ぼさない。
また車輪1.2に前後方向から逆位相の入力があった場
合には、ブツシュ9.10間で配管により連絡された一
方の組の画室が同時に圧縮されて液圧が増大し、且つ他
方の組の両室が同時に伸長されて液圧が減少する力が作
用する。従って、この場合には液圧がブツシュ9.lO
の変形に対する抵抗力となるため、クランター等のよう
な前後方向における逆位相の挙動を抑制する。
合には、ブツシュ9.10間で配管により連絡された一
方の組の画室が同時に圧縮されて液圧が増大し、且つ他
方の組の両室が同時に伸長されて液圧が減少する力が作
用する。従って、この場合には液圧がブツシュ9.lO
の変形に対する抵抗力となるため、クランター等のよう
な前後方向における逆位相の挙動を抑制する。
第4図は第3実施例を示す図であり、水平方向に旋回可
能に車体に一端を枢着した2本の旋回アーム20.21
の他端を相互に枢着し、この枢着部位22は車体側の端
部を中心とする旋回アーム20.21の旋回を許容でき
るように、枢着孔に長孔を用いる等の手段を施してあり
、さらにこの枢着部位22を、弾性体23を介して車体
に前後方向に弾性的に支持している。そしてかかる旋回
アーム20.21の中途部にテンションロンドア。
能に車体に一端を枢着した2本の旋回アーム20.21
の他端を相互に枢着し、この枢着部位22は車体側の端
部を中心とする旋回アーム20.21の旋回を許容でき
るように、枢着孔に長孔を用いる等の手段を施してあり
、さらにこの枢着部位22を、弾性体23を介して車体
に前後方向に弾性的に支持している。そしてかかる旋回
アーム20.21の中途部にテンションロンドア。
8の先端を支持させている。かくしてこの実施例におい
ては車体に対して前記のように支持された旋回アーム2
0.21により逆位相抑制機構Aを構成する。
ては車体に対して前記のように支持された旋回アーム2
0.21により逆位相抑制機構Aを構成する。
而して、車輪1.2に前後方向から同位相の入力があっ
た場合には、サスペンションアーム5゜6及びテンショ
ンロッド7.8を介して旋回アーム20.21が前後方
向に同位相で旋回して、その枢着部位22が弾性体23
を変形させつつ前後方向に移動する。従ってこの場合に
は左右のサスペンション間では相互に前後方向の動きに
影響を及ぼさない。
た場合には、サスペンションアーム5゜6及びテンショ
ンロッド7.8を介して旋回アーム20.21が前後方
向に同位相で旋回して、その枢着部位22が弾性体23
を変形させつつ前後方向に移動する。従ってこの場合に
は左右のサスペンション間では相互に前後方向の動きに
影響を及ぼさない。
また車輪1,2に前後方向から逆位相の入力があった場
合には、旋回アーム20.21の一方は前方に旋回し且
つ他方は後方に旋回しようとして相互の入力を相殺する
作用を生じる。このため枢着部位22は前後の移動をし
ないか、又は移動したとしても逆位相の再入力の差に対
応する微小な移動に留まる。か゛くしで逆位相抑制機構
は車輪1゜2のフラッタ−等を防止する。
合には、旋回アーム20.21の一方は前方に旋回し且
つ他方は後方に旋回しようとして相互の入力を相殺する
作用を生じる。このため枢着部位22は前後の移動をし
ないか、又は移動したとしても逆位相の再入力の差に対
応する微小な移動に留まる。か゛くしで逆位相抑制機構
は車輪1゜2のフラッタ−等を防止する。
第5図は第4実施例を示す図であり、この実施例のサス
ペンションアーム5.6は、前後方向2個所で夫々車体
に支持されるスイングアクスル式をなし、従って第1実
施例のテンションロッド7゜8は用いない。3a、4a
がサスペンションアーム5の支持のための前側のブツシ
ュ、3b、4bが同後側のブツシュである。
ペンションアーム5.6は、前後方向2個所で夫々車体
に支持されるスイングアクスル式をなし、従って第1実
施例のテンションロッド7゜8は用いない。3a、4a
がサスペンションアーム5の支持のための前側のブツシ
ュ、3b、4bが同後側のブツシュである。
サスペンションアーム5.6間にはその後端部間に逆位
相抑制機構Aが連結される。この逆位相抑制機構Aは、
前記第1実施例(第1,2図)の横方向リンク13,1
4、前後方向リンク15、弾性体16、ピンジヨイント
18と同じ構造をもつ、なお、サスペンションアーム5
,6のフ゛・ノシュ3aと同3bとの間、及び同4aと
同4bとの間が前記第1実施例の前後方向アーム11.
12をなす。かくしてこの実施例における逆位相抑制機
構Aの作用は前記第1実施例と同様である。
相抑制機構Aが連結される。この逆位相抑制機構Aは、
前記第1実施例(第1,2図)の横方向リンク13,1
4、前後方向リンク15、弾性体16、ピンジヨイント
18と同じ構造をもつ、なお、サスペンションアーム5
,6のフ゛・ノシュ3aと同3bとの間、及び同4aと
同4bとの間が前記第1実施例の前後方向アーム11.
12をなす。かくしてこの実施例における逆位相抑制機
構Aの作用は前記第1実施例と同様である。
第6,7図は第5実施例を示す図であり、車輪1.2、
サスペンションアーム5,6、ブ・ソシュ3a、3b、
4a、4bはいずれも第4実施例と同一である。但しブ
ツシュ3b、4bの夫々には左右に左室3c、4cと右
室3d、4dとが形成される。この左室3c、4cどう
しの間と右室3d、4dどうしの間を個別に配管により
連結したうえ、これらの内部に流体を充填している。か
くしてかかるブツシュ3b、4bと配管とにより逆位相
抑制機構Aを構成している。
サスペンションアーム5,6、ブ・ソシュ3a、3b、
4a、4bはいずれも第4実施例と同一である。但しブ
ツシュ3b、4bの夫々には左右に左室3c、4cと右
室3d、4dとが形成される。この左室3c、4cどう
しの間と右室3d、4dどうしの間を個別に配管により
連結したうえ、これらの内部に流体を充填している。か
くしてかかるブツシュ3b、4bと配管とにより逆位相
抑制機構Aを構成している。
而して、車輪1.2に前後方向から同位相の入力があっ
た場合には、配管で連結されていない左室3cと右室4
dとが同時に、且つ右室3dと左室4Cとが同時に夫々
圧縮又は伸長されるから逆位相抑制機構Aは作用しない
。また車輪1.2に前後方向から逆位相の入力があった
場合には、配管で連結された室どうしが同時に圧縮又は
伸長されるから、サスペンションアーム5が前記入力に
より旋回されることに対する抑制力が働き、逆位相抑制
機構へが作用することになって、車輪1゜2のフラッタ
−等を抑制する。
た場合には、配管で連結されていない左室3cと右室4
dとが同時に、且つ右室3dと左室4Cとが同時に夫々
圧縮又は伸長されるから逆位相抑制機構Aは作用しない
。また車輪1.2に前後方向から逆位相の入力があった
場合には、配管で連結された室どうしが同時に圧縮又は
伸長されるから、サスペンションアーム5が前記入力に
より旋回されることに対する抑制力が働き、逆位相抑制
機構へが作用することになって、車輪1゜2のフラッタ
−等を抑制する。
なお、前記第2,5実施例においては流体として液体を
用いたが、これに代えて気体を用いることも可能である
。
用いたが、これに代えて気体を用いることも可能である
。
以上説明したように、本発明においては、左右の車輪に
前後方向に逆位相の入力があった場合には、逆位相抑制
機構によって左右の車輪が前後方向に逆位相で振動する
ことを抑制する。このため左右の車輪のフラッタ−を、
左右のサスペンションの前後方向の剛性を均等にしたま
ま防止することが可能となる。従って、本発明によれば
、サスペンションの前後方向の剛性が左右において均等
に維持できるから、振動遮断特性を悪化させることもな
いし、制動時においても左右のサスペンションの挙動が
同一になるから方向安定性も確保され、さらにこのサス
ペンションを横置きのフロントエンジン前輪駆動車にフ
ロントサスペンションとして通用しても、サスペンショ
ンに伝達されたエンジンのアイドル振動が原因する車室
内騒音を低減することも可能になるという効果がある。
前後方向に逆位相の入力があった場合には、逆位相抑制
機構によって左右の車輪が前後方向に逆位相で振動する
ことを抑制する。このため左右の車輪のフラッタ−を、
左右のサスペンションの前後方向の剛性を均等にしたま
ま防止することが可能となる。従って、本発明によれば
、サスペンションの前後方向の剛性が左右において均等
に維持できるから、振動遮断特性を悪化させることもな
いし、制動時においても左右のサスペンションの挙動が
同一になるから方向安定性も確保され、さらにこのサス
ペンションを横置きのフロントエンジン前輪駆動車にフ
ロントサスペンションとして通用しても、サスペンショ
ンに伝達されたエンジンのアイドル振動が原因する車室
内騒音を低減することも可能になるという効果がある。
第1図は第1実施例の平面図、第2図は第1図の力学モ
デル図、第3図は第2実施例の平面図、第4図は第3実
施例の平面図、第5図は第4実施例の平面図、第6図は
第5実施例の平面図、第7図は第6図の■−■線断面拡
大図である。 A・・・逆位相抑制機構、1,2・・・車輪、3.3a
、3b、4.4a、4b、9.1(1・・ブツシュ、5
,6・・・サスペンションアーム、7.8・・・テンシ
ョンロンド。 第2図 −×1−
デル図、第3図は第2実施例の平面図、第4図は第3実
施例の平面図、第5図は第4実施例の平面図、第6図は
第5実施例の平面図、第7図は第6図の■−■線断面拡
大図である。 A・・・逆位相抑制機構、1,2・・・車輪、3.3a
、3b、4.4a、4b、9.1(1・・ブツシュ、5
,6・・・サスペンションアーム、7.8・・・テンシ
ョンロンド。 第2図 −×1−
Claims (1)
- 左右のサスペンションアームへの相対的な前後逆位相の
入力時に、サスペンションアームへの前記入力が相互に
他方のサスペンションアームの前後逆方向への挙動を抑
制する逆位相抑制機構を、左右のサスペンション部材間
に連設したことを特徴とする独立懸架装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15279885A JPS6212406A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 独立懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15279885A JPS6212406A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 独立懸架装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6212406A true JPS6212406A (ja) | 1987-01-21 |
Family
ID=15548379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15279885A Pending JPS6212406A (ja) | 1985-07-11 | 1985-07-11 | 独立懸架装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6212406A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2699866A1 (fr) * | 1992-12-28 | 1994-07-01 | Hyundai Motor Co Ltd | Ensemble anti-roulis pour véhicule. |
DE102008028352A1 (de) | 2008-06-13 | 2009-12-17 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Stabilisatoranordnung |
WO2014012704A2 (de) * | 2012-07-17 | 2014-01-23 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Angetriebene achse eines zweispurigen fahrzeugs |
-
1985
- 1985-07-11 JP JP15279885A patent/JPS6212406A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2699866A1 (fr) * | 1992-12-28 | 1994-07-01 | Hyundai Motor Co Ltd | Ensemble anti-roulis pour véhicule. |
DE102008028352A1 (de) | 2008-06-13 | 2009-12-17 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Stabilisatoranordnung |
WO2014012704A2 (de) * | 2012-07-17 | 2014-01-23 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Angetriebene achse eines zweispurigen fahrzeugs |
WO2014012704A3 (de) * | 2012-07-17 | 2014-09-04 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Angetriebene achse eines zweispurigen fahrzeugs |
CN104395117A (zh) * | 2012-07-17 | 2015-03-04 | 宝马股份公司 | 双轮辙车辆的驱动车轴 |
JP2015526334A (ja) * | 2012-07-17 | 2015-09-10 | バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフトBayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | 2本の走跡を残す車両の駆動されるアクスル |
US9751375B2 (en) | 2012-07-17 | 2017-09-05 | Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft | Driven axle of a dual-track vehicle |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1300265A1 (en) | Vehicle rear suspension apparatus | |
US5098118A (en) | Vehicle suspension system for steerable wheels | |
JP2000025438A (ja) | 車両用サスペンション装置 | |
US11117436B2 (en) | Vehicle suspension system | |
JPS6212406A (ja) | 独立懸架装置 | |
JPS5876316A (ja) | リアサスペンシヨン | |
JP2002347648A (ja) | 自動車のサスペンションクロスメンバ構造 | |
JP3551630B2 (ja) | 車両用リヤサスペンション | |
JPS58133908A (ja) | 自動車のリヤサスペンシヨン | |
US2954835A (en) | Understeering rear suspension | |
JPS6224563Y2 (ja) | ||
JPS63255115A (ja) | 車両のフロントサスペンシヨン構造 | |
JPH02306808A (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
JP3691530B2 (ja) | 車両のサスペンション | |
JPH089285B2 (ja) | 自動車のサスペンシヨン構造 | |
JPH02225184A (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
JPH06286443A (ja) | 車両のサスペンション装置 | |
JPH07132720A (ja) | サスペンションメンバの取付構造 | |
JPS6240203B2 (ja) | ||
JPH06143955A (ja) | 自動車に使用されるリア・サスペンション | |
JPH08268023A (ja) | 車両の懸架装置 | |
JPH0331020A (ja) | サスペンション | |
JPS62268717A (ja) | リンク式サスペンシヨン装置 | |
JPS6056675A (ja) | 自動車のフロントサスペンション | |
JPS62251212A (ja) | 自動車のサスペンシヨン |