JPS62124035A - シヤドウマスクの温間プレス成形装置 - Google Patents
シヤドウマスクの温間プレス成形装置Info
- Publication number
- JPS62124035A JPS62124035A JP60262376A JP26237685A JPS62124035A JP S62124035 A JPS62124035 A JP S62124035A JP 60262376 A JP60262376 A JP 60262376A JP 26237685 A JP26237685 A JP 26237685A JP S62124035 A JPS62124035 A JP S62124035A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shadow mask
- punch
- blank
- knockout
- die
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はシャドウマスクの温間プレス成形装置に関する
ものである。
ものである。
カラー受像管は通常色選別機能をもつシャドウマスクが
内蔵されている。このシャドウマスク材として一般に軟
鉄材が用いられているが、電子ビームの射突による熱膨
張によって発生するミスランディングを防止するために
、特公昭42−25446号公報に示されるように熱膨
張係数の小さい1例えばアンバー材を用いる提案がなさ
れている。
内蔵されている。このシャドウマスク材として一般に軟
鉄材が用いられているが、電子ビームの射突による熱膨
張によって発生するミスランディングを防止するために
、特公昭42−25446号公報に示されるように熱膨
張係数の小さい1例えばアンバー材を用いる提案がなさ
れている。
しかしながら特開昭59−200721号公報に示され
るように鉄−ニッケル系合金を主成分とするシャドウマ
スク用素材としてアンバー合金を用いた場合、その降伏
点強度は29〜30 kg / rm 2と従来のアル
ミキルド脱炭鋼の約20kg/nu2に比べてはるかに
大きい。そのため鉄−ニッケル系合金からなる金属板の
加工、即ち多数の透孔を有する有効主面部は曲面状に、
実質的に矩形状の主面周縁部にスカート部を形成する加
工が困難であり、未だ実用条件を満足するには至ってい
ない。そのため鉄−ニッケル系合金を主成分とする金属
板に多数の開孔を穿設し焼鈍し、しかる後温間プレス成
形することによって降伏点強度を低下させ変形のない高
精度のシャドウマスクを供給するとしている。ここで金
属薄板を塑性加工する際、その再結晶温度より低い温度
で行なう加工を一般に温間成形と称する。
るように鉄−ニッケル系合金を主成分とするシャドウマ
スク用素材としてアンバー合金を用いた場合、その降伏
点強度は29〜30 kg / rm 2と従来のアル
ミキルド脱炭鋼の約20kg/nu2に比べてはるかに
大きい。そのため鉄−ニッケル系合金からなる金属板の
加工、即ち多数の透孔を有する有効主面部は曲面状に、
実質的に矩形状の主面周縁部にスカート部を形成する加
工が困難であり、未だ実用条件を満足するには至ってい
ない。そのため鉄−ニッケル系合金を主成分とする金属
板に多数の開孔を穿設し焼鈍し、しかる後温間プレス成
形することによって降伏点強度を低下させ変形のない高
精度のシャドウマスクを供給するとしている。ここで金
属薄板を塑性加工する際、その再結晶温度より低い温度
で行なう加工を一般に温間成形と称する。
しかし温間プレス成形をシャドウマスクに適用する場合
、温度設定等の成形条件に加えて成形装置自体にも種々
の問題が生じる。
、温度設定等の成形条件に加えて成形装置自体にも種々
の問題が生じる。
以下従来の温間プレス成形装置を第5図により説明する
。第4図において従来の温間プレス成形装置は少なくと
もポンチの及び周辺部え■を含む上部マニホールド構体
と、ノックアウト0及びダイ0)を含む下部マニホール
ド構体とから構成されている。ここでポンチ01周辺部
え■及びダイ(イ)には電熱ヒータが内蔵されている。
。第4図において従来の温間プレス成形装置は少なくと
もポンチの及び周辺部え■を含む上部マニホールド構体
と、ノックアウト0及びダイ0)を含む下部マニホール
ド構体とから構成されている。ここでポンチ01周辺部
え■及びダイ(イ)には電熱ヒータが内蔵されている。
これらポンチ■とノックアウト■の対設面ば、シャドウ
マスクの球面状の主面部を形成し得る形状になされてい
る。しかし、例えば20インチ型カラー受像管に使用さ
れるシャドウマスクの主面部の曲率半径は100o乃至
2000 WIであるため、この形状で上型と下型を製
造することは精度上困難であり、又製造費も増す。その
ため下型、即ちノックアウト■のポンチ(ト)との対設
面には中ぐりを設けである。そこで、電熱ヒータを作動
させポンチ02周辺部え(2)及びダイ(イ)を加熱す
る。シャドウマスクの素材は周辺部を周辺部え(2)と
ダイ(4)によって挟持されているためこの挟持部より
徐々に熱伝導により加熱され、さらに加熱したポンチa
)の輻射によってもシャドウマスクの素材の温度は上昇
する。
マスクの球面状の主面部を形成し得る形状になされてい
る。しかし、例えば20インチ型カラー受像管に使用さ
れるシャドウマスクの主面部の曲率半径は100o乃至
2000 WIであるため、この形状で上型と下型を製
造することは精度上困難であり、又製造費も増す。その
ため下型、即ちノックアウト■のポンチ(ト)との対設
面には中ぐりを設けである。そこで、電熱ヒータを作動
させポンチ02周辺部え(2)及びダイ(イ)を加熱す
る。シャドウマスクの素材は周辺部を周辺部え(2)と
ダイ(4)によって挟持されているためこの挟持部より
徐々に熱伝導により加熱され、さらに加熱したポンチa
)の輻射によってもシャドウマスクの素材の温度は上昇
する。
しかしながら上記の場合、シャドウマスクの加熱はシャ
ドウマスクの周縁部からの熱伝導とポンチ■の輻射によ
って行なわれるため昇温に時間を要し量産には適してい
ない。さらにシャドウマスクの素材は周辺部え■とダイ
(4)との挟持部より加熱されるためシャドウマスク内
部に温度差を生じ、所望の製品精度が得られない問題点
を有している。
ドウマスクの周縁部からの熱伝導とポンチ■の輻射によ
って行なわれるため昇温に時間を要し量産には適してい
ない。さらにシャドウマスクの素材は周辺部え■とダイ
(4)との挟持部より加熱されるためシャドウマスク内
部に温度差を生じ、所望の製品精度が得られない問題点
を有している。
本発明はシャドウマスクの昇温を均一でかつ迅速に行な
う温間プレス成形装置を提供することを目的としている
。
う温間プレス成形装置を提供することを目的としている
。
本発明はポンチ及び周辺部えを含む上部マニホールド構
体とノックアウト及びダイとを含む下部マニホールド構
体とを少なくとも備えたシャドウマスクの温間プレス成
形装置において、前記ノックアウトに上部マニホールド
構体と下部マニホールド構体とを結ぶ軸方向に摺動自在
な加熱体を設け、フラットマスクをこの加熱体により加
熱することによってシャドウマスクの昇温を均一でかつ
迅速に行なうことができ、かつ高精度なプレス成形を可
能にしたものである。
体とノックアウト及びダイとを含む下部マニホールド構
体とを少なくとも備えたシャドウマスクの温間プレス成
形装置において、前記ノックアウトに上部マニホールド
構体と下部マニホールド構体とを結ぶ軸方向に摺動自在
な加熱体を設け、フラットマスクをこの加熱体により加
熱することによってシャドウマスクの昇温を均一でかつ
迅速に行なうことができ、かつ高精度なプレス成形を可
能にしたものである。
次に本発明の一実施例を第1図乃至第4図により説明す
る。図中従来例と同一符号は同一部を示す。
る。図中従来例と同一符号は同一部を示す。
第1図において、先ず上部マニホール1〜(9)とポン
チ0)と上ピストン(10)からなる上部マニホールド
構体には上ピストン(10)によりポンチ(1)側面を
摺動する周辺部え■が設けられており、また下部マニホ
ールド(11)とノックアウト■とダイ(イ)とか体と
下部マニホールド構体とを結ぶ軸方向に摺動自在な加熱
体(0がノックアウト0の中ぐり部に設けられている。
チ0)と上ピストン(10)からなる上部マニホールド
構体には上ピストン(10)によりポンチ(1)側面を
摺動する周辺部え■が設けられており、また下部マニホ
ールド(11)とノックアウト■とダイ(イ)とか体と
下部マニホールド構体とを結ぶ軸方向に摺動自在な加熱
体(0がノックアウト0の中ぐり部に設けられている。
ここで加熱体0は、電熱ヒータが内蔵され、フラットマ
スクとの対設面ば、フラットマスクに対応する形状にな
され、ノックアウト■の中心に設けられたピストンによ
り前記軸方向に摺動する。周辺部え■とダイ(イ)とポ
ンチ(1)には電熱ヒータが内蔵され、ポンチ(1)の
ノックアウト(ハ)との対設面ばシャドウマスクの曲面
状の主面部を形成し得る形状になされ周縁部はポンチ(
1)とダイ(イ)により絞り加工され、シャドウマスク
のL字型周縁部を形成するようになされている。
スクとの対設面ば、フラットマスクに対応する形状にな
され、ノックアウト■の中心に設けられたピストンによ
り前記軸方向に摺動する。周辺部え■とダイ(イ)とポ
ンチ(1)には電熱ヒータが内蔵され、ポンチ(1)の
ノックアウト(ハ)との対設面ばシャドウマスクの曲面
状の主面部を形成し得る形状になされ周縁部はポンチ(
1)とダイ(イ)により絞り加工され、シャドウマスク
のL字型周縁部を形成するようになされている。
ここで、シャドウマスクの素材■を周辺部え■とダイ(
4)で挟持した後電熱ヒータを作動させ、さらに加熱体
(0を上昇させシャドウマスクの素材に密着させると加
熱体0の熱が伝導により中央部から周縁部へ伝わり、ま
た素材の挟持部からも伝導によりシャドウマスクの素材
■周縁部から中央部に向かって熱が伝わる。と同時にシ
ャドウマスクの素材■は加熱されたポンチ(1)からの
輻射によっても加熱される。
4)で挟持した後電熱ヒータを作動させ、さらに加熱体
(0を上昇させシャドウマスクの素材に密着させると加
熱体0の熱が伝導により中央部から周縁部へ伝わり、ま
た素材の挟持部からも伝導によりシャドウマスクの素材
■周縁部から中央部に向かって熱が伝わる。と同時にシ
ャドウマスクの素材■は加熱されたポンチ(1)からの
輻射によっても加熱される。
次にシャドウマスクの素材■が一定温度2例えば約18
0°Cに昇温した後、 ノックアウト0の中ぐり部に設
けられている加熱体0を下降させ、ノックアウト中ぐり
部に収納する。その後第2図に示すようにポンチ(1)
を下降させ、シャドウマスクの主面部を曲面成形し、次
に第3図に示すように上ピストン(10)と下ピストン
(12)を下降させるとダイ6)はスペーサ(13)ま
で下降して止まるが、ノックアウト■随ポンチ■に押圧
されて下降すると共にシャドウマスクのスカート部はポ
ンチ■とダイΩ)の関係において絞り加工される。その
後第4図に示すように下ピストン(12)を上昇させ成
形の終えたシャドウマスクを取り出す。
0°Cに昇温した後、 ノックアウト0の中ぐり部に設
けられている加熱体0を下降させ、ノックアウト中ぐり
部に収納する。その後第2図に示すようにポンチ(1)
を下降させ、シャドウマスクの主面部を曲面成形し、次
に第3図に示すように上ピストン(10)と下ピストン
(12)を下降させるとダイ6)はスペーサ(13)ま
で下降して止まるが、ノックアウト■随ポンチ■に押圧
されて下降すると共にシャドウマスクのスカート部はポ
ンチ■とダイΩ)の関係において絞り加工される。その
後第4図に示すように下ピストン(12)を上昇させ成
形の終えたシャドウマスクを取り出す。
上述の加熱体を設けたことによりノックアウトのポンチ
との対設面の中ぐりが従来より深くなる場合があるが、
これはプレス精度には全く影響がないことは言うまでも
ない。
との対設面の中ぐりが従来より深くなる場合があるが、
これはプレス精度には全く影響がないことは言うまでも
ない。
上述のように本発明によれば、アンバー材を用いたシャ
ドウマスクを温間プレス成形する場合、特に中央部が所
定の温度に昇温されていることを含めて均一に昇温する
ことができるだけでなく。
ドウマスクを温間プレス成形する場合、特に中央部が所
定の温度に昇温されていることを含めて均一に昇温する
ことができるだけでなく。
所定の温度に昇温する時間を極めて短かくすることがで
きる。
きる。
従って生産効率が高く、かつ製品績4度の良好なシャド
ウマスクを提供することができる。
ウマスクを提供することができる。
第1図は本発明のシャドウマスクの温間プレス成形装置
の一実施例を示す概略断面図、第2図乃至第4図は第1
図のシャドウマスクの温間プレス成形装置の成形工程を
示す概略断面図、第5図は従来のシャドウマスクの温間
プレス成形装置を示す概略断面図である。 ■・・・ポンチ ■・・・周辺押え■・・・素
材 (イ)・・・ダイ■・・・ノックアウト
0・・・加熱体■・・・上部マニホールド (10
)・・・上ピストン(11)・・・下部マニホールド
(12)・・下ピストン代理人 弁理士 則 近 憲
佑 同 大胡典夫 第1図 第3図 第2図 第4図 第5図
の一実施例を示す概略断面図、第2図乃至第4図は第1
図のシャドウマスクの温間プレス成形装置の成形工程を
示す概略断面図、第5図は従来のシャドウマスクの温間
プレス成形装置を示す概略断面図である。 ■・・・ポンチ ■・・・周辺押え■・・・素
材 (イ)・・・ダイ■・・・ノックアウト
0・・・加熱体■・・・上部マニホールド (10
)・・・上ピストン(11)・・・下部マニホールド
(12)・・下ピストン代理人 弁理士 則 近 憲
佑 同 大胡典夫 第1図 第3図 第2図 第4図 第5図
Claims (1)
- ポンチ及び周辺押えを含む上部マニホールド構体とノッ
クアウト及びダイとを含む下部マニホールド構体とを少
なくとも備え、シャドウマスクの主面の有効部は曲面成
形し、周縁部は絞り加工を行なうシャドウマスクの温間
プレス成形装置において、前記ノックアウトに上部マニ
ホールド構体と下部マニホールド構体とを結ぶ軸方向に
摺動自在な加熱体を設けたことを特徴とするシャドウマ
スクの温間プレス成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60262376A JPS62124035A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | シヤドウマスクの温間プレス成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60262376A JPS62124035A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | シヤドウマスクの温間プレス成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62124035A true JPS62124035A (ja) | 1987-06-05 |
Family
ID=17374890
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60262376A Pending JPS62124035A (ja) | 1985-11-25 | 1985-11-25 | シヤドウマスクの温間プレス成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62124035A (ja) |
-
1985
- 1985-11-25 JP JP60262376A patent/JPS62124035A/ja active Pending
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