JPS62137125A - カラ−ブラウン管用シヤドウマスクの成形方法 - Google Patents

カラ−ブラウン管用シヤドウマスクの成形方法

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JPS62137125A
JPS62137125A JP60277932A JP27793285A JPS62137125A JP S62137125 A JPS62137125 A JP S62137125A JP 60277932 A JP60277932 A JP 60277932A JP 27793285 A JP27793285 A JP 27793285A JP S62137125 A JPS62137125 A JP S62137125A
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JP
Japan
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shadow mask
punch
face
temp
forming
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Takayuki Sato
隆行 佐藤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)
  • Electrodes For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、カラーブラウン管用シャドウマスクの成形
方法に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
通常シャドウマスク形カラーブラウン管は、第4図に示
すように、外囲器■の前面部内側に形成された蛍光面■
に対向して、その内側に球面状のシャドウマスク■が設
けられている。このシャドウマスク■は、その球状面に
多数の透孔が形成され、電子銃に)から放出された電子
ビームを、蛍光面■を構成する所要の蛍光体に入射させ
るようになっている。
従来このシャドウマスク■は、厚さ0.15mm程度の
低炭素鋼板に、フォトエツチングにより所要の透孔を形
成したのち、この平板状のシャドウマスクを冷間で球面
状に成形して所要のシャドウマスクとしていた。
しかし低炭素鋼からなるシャドウマスク■を用いてカラ
ーブラウン管を形成すると、通常のシャドウマスク■で
は、透孔の占める面積がシャドウマスク■の有効面積に
対して30%程度であるため、電子銃(イ)から放出さ
れた電子ビームの大部分がこのシャドウマスク■に入射
して、これを加熱する。
一方、外囲器ω内に取り付けられるシャドウマスク■は
、周辺部が熱容量および機械的強度の大きいフレーム0
で支持されているため、上記加熱により、カラーブラウ
ン管の動作開始からシャドゥマスク■が熱的に平衡状態
になるまでの初期動作期間、球状面部の中間部がその凸
面側に膨出し、色ずれをおこす。
Iこの動作開始始期における色ずれ防止の一手段として
、シャドウマスク■をアンバ(35%ニッケル鋼)など
の高抗張力鋼で構成するとよいことが知られている。し
かし、高抗張力鋼からなるシャドウマスク(3)を前記
低炭素鋼シャドウマスク■と同様に、冷間で成形しよう
とすると、スプリングバックが大きいために、所定の球
面状にすることができない。また、このスプリングバッ
クを小さくするために、成形前の焼鈍温度を高くすると
、結晶粒が粗大化し、肌荒れを生ずる。また抗張力の低
下にともない、第5図および第6図に示すように成形面
■に変形を生じやすく、所要のシャドウマスク■とする
ことができないなどの問題がある。
〔発明の目的〕
この発明は、高抗張力鋼からなる球面状のシャドウマス
クを高精度かつ容易に成形できるようにすることにある
〔発明の概要〕
この発明は、高抗張力鋼からなる球面状のシャドウマス
クの成形において、シャドウマスクを温間で、かつ凸面
に成形されるがわの温度を凹面に成形されるがわの温度
より高くして成形することにより、所要の抗張力をもつ
シャドウマスクを高精度かつ容易に成形できるようにし
たものである。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照してこの発明を実施例に基づいて説明
する。
第1図にアンバ材からなる球面状シャドウマスクの成形
方法を示す。この成形に供する平板状のシャドウマスク
(10)は、従来の低炭素鋼からなるシャドウマスクと
同様にフェトエツチングにより形成される。
すなわち、アンバからなる板材の両面に感光性樹脂を塗
布し、透孔パターンが形成されている一対のネガパター
ンを用いて、その両面に透孔パターンを焼きつける。し
かるのちこれを現像して開孔すべき部分を露出させ、さ
らにその露出部分をエツチングして所要の透孔を形成す
る。その後、両面に被着している感光性樹脂膜を除去す
ることにより平板状シャドウマスクが得られる。
この平板状シャドウマスクを球面状に成形する装置(第
1図(A)図参照)は、凹球面状の成形面(11)をも
つノックアウト(12)と、このノックアウト(12)
の成形面に対応する凸球面状の成形面(13)をもち、
図示しない駆動装置により進退駆動されるポンチ(14
)と、これらノックアウト(12)およびポンチ(14
)を取り囲む如く、それぞれその外側方に設置されたダ
イ(15)およびブランクホルダ(16)とからなる。
しかしてこの成形装置は、シャドウマスクを温間で成形
するように、ノックアウト(12)の成形面(■1)に
沿ってその内側、およびダイ(15)の上端内周縁部に
沿ってその内側に、それぞれ加熱体(17)、 Og)
が設置されている。これら加熱体(17)、 (18)
は、電熱線を絶縁部材で覆ったシーズ線を、それぞれに
装着穴を形成して装着したものである。
成形は、まず第1図(A)図に示すように、平板状シャ
ドウマスク(10)をノックアウト(12)に設けられ
たピンなどを用いて位置決め載置し、このノックアウト
(12)と、ポンチ(14)と連動して前進するブラン
クホルダ(16)とにより、その周辺部を挟持し、加熱
体(17)、 (18)により挟持された平板状シャド
ウマスク(10)のノックアウト(12)がわの面を所
定温度に加熱してポンチ(14)がおの面との間に温度
差を設ける。このとき、前進したポンチ(14)は、上
記シャドウマスク(10)に対して、成形面(13)の
中央部がほぼ接触する位置にある。
つぎに(B)図に示すように、ポンチ(14)をさらに
前進させて、ノックアウト(12)およびポンチ(14
)の各成形面(11)、 (13)で上記シャドウマス
ク(10)の中央部分を球面状に張出し成形するととも
に、その周辺部にスカート部分を成形する。第2図はそ
の成形された球面状シャドウマスク(19)を示したも
のである。
上記のように平板状シャドウマスク(10)のノックア
ウト(12)がわの面すなわち凸面に成形される面を所
定温度に加熱して、ポンチ(14)がわの面すなわち凸
面に成形される面より温度を高くして成形すると、アン
バ材からなる所要の球状面を有するシャドウマスクとす
ることができる。第3図は。
その−例として、凸面に成形されるがわを120℃に加
熱し、凹面に成形されるがわを室温(20℃)に保って
成形するときの応力とひずみと関係を示したものである
6ノツクアウト(12)とポンチ(14)とにより、平
板状シャドウマスク(10)を点Aまで変形させたのち
その負荷を取り除くと、120℃に加熱された凸面かわ
ば、スプリングバックによりB□2oで示す点までもど
るが、室温に保持された凹面かわば、それより大きなス
プリングバックが作用して、点B2゜までもどろ。した
がって成形されたシャドウマスク(19)は、凸面がわ
に引張り、凸面がわに圧縮の応力が残留するようになり
、これら残留応力により所要の球状面を維持するシャド
ウマスクとすることができる。なお点Cまで変形させれ
ば、凹面凸面ともにより大きな応力を残留させることが
できるが、破断点に近づくにしたがって、成形1時に割
れが発生しやすくなる。
つぎに他の実施例について述べる。
上記実施例は、平板状シャドウマスクを焼鈍することな
く成形に供したが、成形に際し、高抗張力鋼を焼鈍して
からおこなうことは任意である。
特にこの焼鈍は、大形シャドウマスクなど曲率の大きい
球面状シャドウマスクの成形に有効である。
また上記実施例では、ノックアウトがわに加熱体を設置
して、ポンチがねと温度差を生ずるようにしたが、ノッ
クアウトに加熱体を設置するとともに、ポンチに強制冷
却装置を取り付けたり、あるいは平板状シャドウマスク
のポンチがわの面を強制冷却して成形するようにしても
よい。
さらにまた上記実施例では、平板状シャドウマスクのノ
ックアウトがわの面を120℃に加熱したが、この加熱
は120℃に限定されるものではない。
また、ポンチがわの面も、特に室温に限定されない。
〔発明の効果〕
高抗張力鋼からなるシャドウマスクを、凸面に成形され
るがわの温度を凹面に成形されるがわの温度より高くし
て成形するようにしたので、その温度差により生じる残
留応力により、所要の抗張力をもつシャドウマスクを高
精度かつ容易に成形することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)および第(B)図はそれぞれこの発明の一
実施例であるカラーブラウン管用シャドウマスクの成形
方法の説明図、第2図は成形されたシャドウマスクの形
状を示す断面図、第3図は成形されるシャドウマスクの
応力とひずみとの関係を示す図、第4図はカラーブラウ
ン管の構成を示す図、第5図は従来方法により成形され
た高抗張力鋼からなるシャドウマスクの成形不良を示す
平面図、第6図は同じくその正面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 高抗張力鋼からなる平板状シャドウマスクをダイ、ポン
    チ間に介挿して球面状のシャドウマスクに成形するカラ
    ーブラウン管用シャドウマスクの成形方法において、 上記平板状シャドウマスクの凸面に成形されるがわの温
    度を凹面に成形されるがわり温度より高くして成形する
    ことを特徴とするカラーブラウン管用シャドウマスクの
    成形方法。
JP60277932A 1985-12-12 1985-12-12 カラ−ブラウン管用シヤドウマスクの成形方法 Granted JPS62137125A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60277932A JPS62137125A (ja) 1985-12-12 1985-12-12 カラ−ブラウン管用シヤドウマスクの成形方法

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JP60277932A JPS62137125A (ja) 1985-12-12 1985-12-12 カラ−ブラウン管用シヤドウマスクの成形方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62137125A true JPS62137125A (ja) 1987-06-20
JPH029890B2 JPH029890B2 (ja) 1990-03-05

Family

ID=17590288

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60277932A Granted JPS62137125A (ja) 1985-12-12 1985-12-12 カラ−ブラウン管用シヤドウマスクの成形方法

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JP (1) JPS62137125A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109834151A (zh) * 2019-03-13 2019-06-04 中南大学 一种板材微孔翻边的差温电磁成形方法及成形装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109834151A (zh) * 2019-03-13 2019-06-04 中南大学 一种板材微孔翻边的差温电磁成形方法及成形装置

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JPH029890B2 (ja) 1990-03-05

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