JPS6212318B2 - - Google Patents

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JPS6212318B2
JPS6212318B2 JP59003515A JP351584A JPS6212318B2 JP S6212318 B2 JPS6212318 B2 JP S6212318B2 JP 59003515 A JP59003515 A JP 59003515A JP 351584 A JP351584 A JP 351584A JP S6212318 B2 JPS6212318 B2 JP S6212318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strip
plating
anode
edge mask
electroplating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59003515A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60149796A (ja
Inventor
Hirobumi Nakano
Kango Sakai
Ryoichi Yoshihara
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP351584A priority Critical patent/JPS60149796A/ja
Publication of JPS60149796A publication Critical patent/JPS60149796A/ja
Publication of JPS6212318B2 publication Critical patent/JPS6212318B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はストリツプの電気めつきに関する。
ストリツプの電気めつき方法として、上下に間
隔をおいて配置された板状陽極の間に満たされた
めつき液の中にストリツプを水平に送りながらめ
つきする方法がある。
第1図はこのような電気めつき方法の一例を説
明するものである。図面に示すようにストリツプ
Sの上下に陽極2を内蔵した箱型槽3を配置す
る。箱型槽3の中央部に流体パツド12を導入
し、めつき液はヘツダー10より流体パツド12
のストリツプ対向面に設けたスリツト16よりス
トリツプ面に向つて噴出せしめる。めつき液はス
トリツプの進行方向とストリツプと逆方向に分流
され排出口9および8より流出する。排出口8,
9にはめつき液流出量制御板11があり、該制御
板11を上下に移動してストリツプとの間隙をコ
ントロールして流量を制御する。流出口8,9よ
り流出しためつき液は、コンダクターロール6お
よびバツクアツプロール7にてせきとめられ受槽
4に受け止められめつき液取出口5より図示して
いないが循環タンクに入り、ポンプによつてヘツ
ダー10に強制循環する。給電はコンダクターロ
ール6からストリツプへ、又ブスバーを介して陽
極にそれぞれ行う。矢印の記号で電極間の液の流
れの様子を図示した。
ところで、上記電気めつき法では、両面めつき
の場合、ストリツプ巾方向の両側端部は電流密度
が高く、目付量が大きくなる。したがつて、一様
なめつき面が得られない。また、片面めつきの場
合、非めつき面にもめつきが付着する。
第2図はこのような問題点を説明するもので、
陽極1,2とストリツプSとの間の電位を示して
いる。陽極1,2とストリツプSとの間隔は12mm
で、陽極―ストリツプ間に5Vの電圧をかけた場
合上側の陽極1の電位を0Vとすると、下側の陽
極2の電位は−4.0VおよびストリツプSの電位
は−5.0Vである。陽極1,2間にはめつき液
(電導性物質)が満たされている。ストリツプS
の上面はめつき面であり、めつき電流A(約
200A/dm2)が流れている。また、ストリツプ
Sの下面は非めつき面であるが、下側の陽極2か
らかなりの電流B(約40A/dm2)が流れ、若干
のめつきが付着する。さらに、ストリツプSの側
端部には電流Cが集中して流れ、他の部分よりも
多くのめつきが付着する。
第3図にストリツプ巾方向の端部に電流が集中
して端部のメツキ厚が過大になるのを防止するた
めに使用される従来法(特開昭52−130435)の遮
蔽板の1例を示す。
第3図は片面めつきの場合にめつきが非めつき
面(ストリツプ下面)へ裏回りするのを防止する
手段を示している。ストリツプSの両側端部はス
トリツプ長手方向に沿つて、断面がフオーク状の
エツジマスク21によつて覆われている。したが
つて、上側の陽極1からの電流はストリツプS上
面へのめつき電流Aのみとなり、めつきの裏回り
は生じない。
しかし、上記従来の遮蔽方法では、エツジマス
ク21の断面がフオーク状をしており、上下の舌
状部22の厚みが薄い。このため、エツジマスク
21は強度が低く、破損し易い。たとえば、従来
のエツジマスク21ではストリツプの衝突などに
より10日に1回の割合で取り換えなければならな
かつた。
また、従来のエツジマスク21はフオーク状を
しているため全体の厚みが大きい。このため、陽
極1,2とストリツプSとの間の距離は少くとも
10mm以上要し、そのために陽極―ストリツプ間電
圧が高くなることがさけられない。
この発明は電気めつきにおける上記問題を解決
するためになされたもので、エツジマスクの寿命
を延ばし、ストリツプと陽極との間隔を縮めてめ
つき電圧の低下を図ることができるストリツプの
電気めつきを提供しようとするものである。
この発明の電気めつきは、上下に間隔をおいて
水平に配置した板状不溶性陽極対の間に満たした
めつき液中にストリツプをこれの長手方向に水平
姿勢で送りながら前記陽極対の入、出側にそれぞ
れ配置したコンダクターロールでストリツプに給
電して行う。そして、絶縁性遮蔽体(エツジマス
ク)をストリツプ巾方向の両側端にそれぞれ近接
挿入させ、ストリツプ巾方向の両側端部の上下面
のいずれか一つの面を前記陽極に対して開放して
いる点に特徴がある。
この発明では上記のようにストリツプ巾方向の
両側端部の上下面の一つを陽極に対して開放して
いるので、エツジマスクを従来のようにフオーク
状にする必要はない。すなわち、エツジマスクを
ストリツプの一つの面と陽極との間に挿入して配
置すればよい。
したがつて、エツジマスクにこれの厚みを増し
て強度を与えることができる。また、ストリツプ
と陽極との間の間隔を縮めることができ、めつき
電圧を下げることが可能である。これによつて、
省エネルギ化を図ることができる。
以下、この発明を詳細に説明する。
第4図はこの発明の一例を示すもので、エツジ
マスク25は断面がくさび状をしており、ストリ
ツプSの下面と下側の陽極2との間に挿入され
る。ストリツプSの上面と上側の陽極1との間は
開放されている。陽極電圧等のめつき条件は第2
図の場合と同じであるが、ストリツプS下面の電
流Dは約2A/dm2である。したがつて、ストリ
ツプSの下面にはほとんどめつきは付着しない。
なお、第4図に示す電位、電流はストリツプSの
側端とエツジマスク25との間の間隔aが5mmの
ときの値である。間隔aが大きくなるとストリツ
プS下面の電流Dは増す傾向にある。
第5図はこの発明の他の例を示すもので、エツ
ジマスク29は板状をしており、下側の陽極2に
接している。めつき条件は第2図の場合と同じで
あるが。ストリツプS下面の電流Fは約2A/d
m2である。また、ストリツプSの側端部とエツジ
マスク29とが重なり合う部分の長さcは5mmで
ある。この長さcが大きくなると電流Fは減少す
る傾向にある。
第6図は亜鉛片面めつきにおいて、非めつき面
へのめつき付着量をエツジマスクがない場合(第
2図)、フオーク状エツジマスク(第3図)およ
び本発明の場合(第4図〜第5図)について比較
して示している。このグラフから明らかなように
ストリツプ巾方向の側端部の上下いずれか一方を
エツジマスクで覆つても、両方を覆つた場合と同
様の効果を得ることができる。
従来、エツジマスクの取換えが1回/10日程度
であつたものが、上記のように構成された本発明
では、エツジマスクの取換えが1回/3月程度と
なつた。また、陽極とストリツプとの間隔を5mm
程度まで短縮することができ、その結果、たとえ
ばめつき電圧15Vを12Vまで低下できる。
この発明は第1図に示す電気めつき装置に限ら
れるものではなく、第9図に示す上部開放横形槽
(トレイ式)や第10図に示す密閉横形槽(ジエ
ツトセル)を用いた電気めつきにも同様に適用で
きる。また、エツジマスクの形状も上記実施例と
は異つたものであつてもよい。第7図はくさび状
エツジマスク31の先端部32が曲面よりなつて
おり、第8図に示すエツジマスク33では先端部
34が二つの平面よりなつている例を示してい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が応用される電気めつき装置
の一例を示す略断面図、第2図はエツジマスクを
設けていない場合の電位図、第3図は従来のエツ
ジマスクの略断面図、第4図〜第5図はそれぞれ
この発明の例を示すもので、エツジマスクの形状
と共に電位分布を示す図面、第6図は非めつき面
へのめつき付着を従来のものと比較して示すグラ
フ、ならびに第7図および第8図はそれぞれこの
発明に用いられるエツジマスクの他の例を示す図
面、および第9図と第10図はそれぞれこの発明
の他の態様を示す図面である。 1,2…陽極、6…コンダクターロール、2
1,25,27,29,31,33,35,36
…エツジマスク、S…ストリツプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上下に間隔をおいて水平に配置した板状不溶
    性陽極対の間に満たしためつき液中にストリツプ
    をこれの長手方向に水平姿勢で送りながら前記陽
    極対の入、出側にそれぞれ配置したコンダクター
    ロールでストリツプに給電して行うめつき方法に
    おいて、絶縁性遮蔽体をストリツプ巾方向の両側
    端にそれぞれ近接挿入させ、ストリツプ巾方向の
    両側端部の上下面のいずれか一つの面を前記陽極
    に対して開放していることを特徴としているスト
    リツプの片面電気めつき方法。
JP351584A 1984-01-13 1984-01-13 両面めっき用装置を用いてストリップの片面に電気めっきを行う方法 Granted JPS60149796A (ja)

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JP351584A JPS60149796A (ja) 1984-01-13 1984-01-13 両面めっき用装置を用いてストリップの片面に電気めっきを行う方法

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JPS60149796A JPS60149796A (ja) 1985-08-07
JPS6212318B2 true JPS6212318B2 (ja) 1987-03-18

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JP2009221570A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Fujifilm Corp 電解処理装置および電解処理方法
JP5212225B2 (ja) * 2009-03-31 2013-06-19 日立電線株式会社 銅箔のめっき方法及びそのめっき装置

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JPS579868B2 (ja) * 1977-06-27 1982-02-23
JPS5881992A (ja) * 1981-11-11 1983-05-17 Kawasaki Steel Corp エツジオ−バ−コ−ト防止装置

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