JPS60149796A - 両面めっき用装置を用いてストリップの片面に電気めっきを行う方法 - Google Patents

両面めっき用装置を用いてストリップの片面に電気めっきを行う方法

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JPS60149796A
JPS60149796A JP351584A JP351584A JPS60149796A JP S60149796 A JPS60149796 A JP S60149796A JP 351584 A JP351584 A JP 351584A JP 351584 A JP351584 A JP 351584A JP S60149796 A JPS60149796 A JP S60149796A
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JP
Japan
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strip
anode
plating
edge mask
masks
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JP351584A
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Hirobumi Nakano
寛文 中野
Kango Sakai
酒井 完五
Ryoichi Yoshihara
良一 吉原
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はストリップの電気めっきに関する。
−−ストリップの電気めっき方法として、上下に間隔を
おいて配置された板状陽極の間に満されためつき液の中
にストリップを水平に送りながらめっきする方法がある
第1図はこのような電気めっき方法の一例を説明するも
のである。図面に示すようにストリップSの上下に陽極
2を内蔵した箱型槽3を配置する。
箱型槽3の中央部に流体バッド12を導入し、めっき液
はヘッダー10より流体パッド12のストリップ対向面
に設けたスリット16よりストリップ面に向って噴出せ
しめる。めっき液はストリップの進行方向とストリップ
と逆方向に分流され排出口9および8より流出する。排
出口8,9にはめつき液流出量制御板11があり、該制
御板11を上下に移動してストリップとの間隙をコント
ロールして流量を制御する。流出口8,9より流出した
めつき液は、コンダクタ−ロール6およびバックアップ
ロール7にてせきとめられ受槽4に受け止められめっき
液取出し口5より図示していないが循環タンクに入り、
ポンプによってヘッダー10に強制循環する。給電はコ
ンダクタ−ロール6からストリップへ、又ブスバーを介
して陽極にそれぞれ行う。
矢印の記号で電極間の液の流れの様子を図示した。
ところで、上記電気めっき法では、両面めっきの場合、
ストリップ巾方向の両側端部は電流密度が高く、目付量
が太き(なる。したがって、一様なめつき面が得られな
い。また、片面めっきの場合、非めっき面にもめっきが
付着する。
第2図はこのような問題点を説明するもので、陽極1,
2とストリップSとの間の電位を示している。陽極1,
2とストリップSとの間隔は1.2 mmで、陽極−ス
トリップ間に5vの電圧をかげた場合上側の陽極1の電
位をOVとすると、下側の陽極2の電位は−4,OVお
よびストリップSの電位は−5,0■である。陽極1,
2間にはめっき液(電導性物質)が満されている。スト
リップSの上面はめつき面であり、めっき電流A(約2
0OA/dm )が流れている。また、ストリップSの
下面は非めっき面であるが、下側の陽極2がらがなりの
電流B(約40 A/dm” )が流れ、若干のめっき
が付着する。さらに、ストリップSの側端部には電流C
が集中して流れ、他の部分よりも多(のめつきが付着す
る。
第3図にス) IJツブ巾方向の端部に電流が集中して
端部のメッキ厚が過大になるのを防止するために使用さ
れる従来法(特開昭52−13o43s )の遮蔽板の
1例を示す。
第3図は片面めっきの場合にめっきが非めっき面(スト
リップ下面)へ裏回りするのを防止する手段を示してい
る。ストリップSの両側端部はストリップ長手方向に沿
って、断面がフォーク状のエツジマスク21によって覆
われている。したがって、上側の陽極1かもの電流はス
トリップS上面へのめつき電流Aのみとなり、めっきの
裏回りは生じない。
しかし、上記従来の遮蔽方法では、エツジマスク21の
断面がフォーク状をしており、上下の舌状部22の厚み
が薄い。このため、エツジマスク2Iは強度が低(、破
損し易い。たとえば、従来のエツジマスク21ではスト
リップの衝突などにより10日に1回の割合で取り換え
なげればならなかった。
また、従来のエツジマスク21はフォーク状をしている
ため全体の厚みが大きい。このため、陽極1.2とスト
リップSとの間の距離は少(とも10mm以上要し、そ
のために陽極−ストリップ間電圧が高(なることがさけ
られない。
この発明は電気めっきにおける上記問題を解決するため
になされたもので、エツジマスクの寿命を延ばし、スト
リップと陽極との間隔を縮めてめっき電圧の低下を図る
ことができるストリップの電気めっきを提供しようとす
るものである。
この発明の電気めっきは、上下に間隔をおいて水平に配
置した板状不溶性陽極対の間に満たしためつき液中にス
トリップをこれの長手方向に水平姿勢で送りながら、前
記陽極対の人、出側にそれぞれ配置したコンダクタロー
ルでストリップに給電して行う。そして、絶縁性遮蔽体
(エツジマスク)をストリップ巾方向の両側端にそれぞ
れ近接挿入させ、ストリップ巾方向の両側端部の上下面
のいずれか一つの面を前記陽極に対して開放している点
に特徴がある。
この発明では上記のようにストリップ巾方向の両側端部
の上下面の一つを陽極に対して開放しているので、エツ
ジマスクを従来のようにフォーク状にする必要はない。
すなわち、エツジマスクをストリップの一つの面と陽極
との間に挿入して配置すればよい。
したがって、エツジマスクにこれの厚みを増して強度を
与えることができる。また、ストリップと陽極との間の
間隔を縮めることができ、めっき電圧を下げることが可
能である。これによって、省エネルギ化を図ることがで
きる。
以下、この発明の詳細な説明する。
第4図はこの発明の一例を示すもので、エツジマスク5
は断面が(さび状をしており、ストリップSの下面と下
側の陽極2との間に挿入される。
ストリップSの上面と上側の陽極1との間は開放されて
いる。陽極電圧等のめっき条件は第2図の場合と同じで
あるが、ストリップS下面の電流りは約2A/dm2で
ある。したがって、ストリップS下面にはほとんどめっ
きは付着しない。なお、第4図に示す電位、電流はスト
リップSの側端とエツジマスク5との間の間隔aが5間
のときの値である。間隔aが太き(なるとストリップS
下面の電流りは増す傾向にある。
第5図はこの発明の他の例を示すもので、エツジマスク
29は板状をしており、下側の陽極2に接している。め
っき条件は第2図の場合と同じである。ス) IJツブ
S下面の電流Fは約2A/dm”である。また、ストリ
ップSの側端部とエツジマスク29とが重なり合う部分
の長さC・は5龍である。この長さCが大きくなると電
流Fは減少する傾向にある。
第6図は亜鉛片面めっきにおいて、非めっき面へのめつ
き付着量をエツジマスクがない場合(、第2図)、フォ
ーク状エツジマスク(第3図)および本発明の場合(第
4図〜第5図)について比較して示している。このグラ
フから明らかなようにストリップ巾方向の側端部の上下
いずれか一方をエツジマスクで覆っても、両方を覆った
場合と同様の効果を得ることができる。
従来、エツジマスクの取換えが1回/10日程度であっ
たものが、上記のように構成された本発明では、エツジ
マスクの取換えが1回/3月程度となった。また、陽極
とストリップとの間隔を5 mm程度まで短縮すること
ができ、その結果□、たとえばめっき電圧15 Vを1
2Vまで低下できる。
この発明は第1図に示す電気めっき装置に限られるもの
ではな(、上部開放横形槽(トレイ式)や密閉横形槽(
ジェットシェル)を用いた電気めっきにも応用される。
また、エツジマスクの形状も上記実施例とは異ったもの
であってもよい。第7図はくさび状エツジマスク31の
先端部32が曲面よりなっており、第8図に示すエツジ
マスク33では先端部34が二つの平面よりなっている
例を示している。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が応用される電気めっき装置の一例を
示す略断面図、第2図はエツジマスクを設けていない場
合の電位図、第3図は従来のエツジマスクの略断面図、
第4図〜第5図はそれぞれこの発明の例を示すもので、
エツジマスクの形状と共に電位分布を示す図面、第6図
は非めっき面へのめつき付着を従来のものと比較して示
すグラン、ならびに第7図および第8図はそれぞれこの
発明に用いられるエツジマスクの他の例を示す図面であ
る。 1.2・・陽極、6・・コンダクタ−ロール、21 、
2.5 、27 、29 、31 、33・・エツジマ
スク、S・・ストリップ。 特許出願人 代理人 弁理士矢葺知之 (ほか1名) 第 1vIJ 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上下に間隔をおいて水平に配置した板状不溶性陽極対の
    間に満たしためつき液中にストリップをこれの長手方向
    に水平姿勢で送りながら前記陽極対の人、出側にそれぞ
    れ配置したコンダクタ−ロールでストリップに給電して
    行うめっき方法において、絶縁性遮蔽体をストリップ巾
    方向の両側端にそれぞれ近接挿入させ、ストリップ巾方
    向の両側端部の上下面のいずれが一つの面を前記陽極に
    対して開放していることを特徴としているストリップの
    電気めっき方法。
JP351584A 1984-01-13 1984-01-13 両面めっき用装置を用いてストリップの片面に電気めっきを行う方法 Granted JPS60149796A (ja)

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JP351584A JPS60149796A (ja) 1984-01-13 1984-01-13 両面めっき用装置を用いてストリップの片面に電気めっきを行う方法

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JPS60149796A true JPS60149796A (ja) 1985-08-07
JPS6212318B2 JPS6212318B2 (ja) 1987-03-18

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