JPS62121942A - 光情報記録媒体用基板と光情報記録媒体の各製造方法 - Google Patents

光情報記録媒体用基板と光情報記録媒体の各製造方法

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JPS62121942A
JPS62121942A JP17746486A JP17746486A JPS62121942A JP S62121942 A JPS62121942 A JP S62121942A JP 17746486 A JP17746486 A JP 17746486A JP 17746486 A JP17746486 A JP 17746486A JP S62121942 A JPS62121942 A JP S62121942A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は、光学的に情報の記録再生、また消去ができる
再生専用又はジ;き換え可能イ【光情報記録媒体用基板
及び光情報記録媒体の各製造方法に関するしのであり、
特に、情報の記録、再生又は消去をする光のトラッキン
グを容易にするための情報用)tを有するiWj記基板
基板前記媒体の各製造方法に関するものである。
〔従来の技術] 近年、光情報記録媒体(以下、「媒体」という。)を右
する光メモリ装置は高密度で大容量のメモリ装置として
注目されている。この媒体が高密度及び大容量となる理
由は、情報の記録単位であるピットが、光の波長及び記
録層へ光を集光させるレンズの開口数によって決まり、
その人きざを1μus!IIにすることができるからで
ある。なお、再生もこのピッ(〜の有無を光学的に読み
出すことによりなされる。しかし、情報の記録、再生を
正確にするためには、電子制御システムを有する精密な
機械機構を必要とし、そのため、光メモリ装置を大型に
ぜざるを得ないことから、その対策として、第9図に示
すような構造がとられるようになった。すなわち、第9
図は、ガラスからなり、中央に円柱状のn通孔1aを設
けた媒体用基板1(以下、[基板Jという。)であり、
この1.<板1は、記録層を設ける主表面2をエツチン
グして、情報の記録再生を行う光のドラッギングを容易
にする例えば同心状の案内溝3(以下、「プレグルーブ
1という。)や、トラック番号、セクタ一番号等を示す
ための小陥部4(以下、「プレピット」という。)を有
している。なお、プレグルーブ又はプレピッ1〜の総称
として、以下、情報用溝という。
そして、従来、この情報用溝3(4)を基板1に形成す
る方法としては、先ず、ガラスからなる円板状の原板の
主表面にレジスト膜を塗布し、次に、前記レジスト膜に
へrレープを対物レンズを介して、情報用溝の巾と同一
のレジストパターンを得るように照射する。次に、照射
されたレジスト膜を現像し、レジストパターンを形成し
、次に、前記レジストパターンをマスクとして、CF4
のエツチングガス中でスパッタリングを行い、レジスト
パターンで被覆されていない原板表面をエツチングし、
情報用溝3(4)を設ける。次に、前記レジストパター
ンをアセトン等の溶媒で除去して、情報用溝3(4)を
設けた基板1を作成していた。そして、この情報用溝3
(4)上に記録層を被覆して、例えば、サンドイッチ状
の媒体を作成した。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来の技術では、下記のような欠点があ
った。
■ ガラスからなる原板上に塗布されたレジスト膜にレ
ーザ光を照射すると、そのレーザ光の七−ド変化によっ
て、レーザ光の出力のゆらぎが発生し、これによって本
来、照射されるべき部分が照射されずに、所望するレン
ズl−パターンが得られない欠点があった。
■ レー+f先によってレジスト膜を照射しても、レジ
スト膜のレーザ光に対り°る表面反射率が数%と低いた
め、レジスト膜の所望する位置にレーザ光をトラッキン
グすることができず、不必要なところを照射してしまい
、結果的に所望する情報用溝が作成できない欠点があっ
た。
■ さらに、従来の技術では、直接、原板に情報用溝を
形成するための照射時間が、原板の大きさにもよるが、
前記情報用溝を作成するために、少なくとも数10分か
ら1時間を要し、生産性が悪いという欠点があった。
〔問題点を解決するためのf段〕
本発明は、前述した欠点を除去した、基板及び媒体のI
!J造方法であり、その第1発明は、情報用溝を有する
基板の製造方法において、前記情報用溝を形成するため
のパターンを有し、中央にd通孔を設けた基準板と、中
央に貫通孔を設け、主表面に感光性材料を被覆した、前
記基板を作成する原板とを用い、前記基準板及び前記原
板のそれぞれの貫通孔に、前記基準板と前記原板の位置
を決めるための治具を挿入し、前記基準板のパターンを
前記原板に転写し、前記情報用溝を形成することを特徴
とする基板の製造方法であり、その第2発明は、基板に
情報用溝を設けた光情報記録媒体の製造方法において、
前記情報用溝を形成するためのパターンを有し、中央に
4通孔を設けた基準板と、中央に貫通孔を設け、主表面
に感光性材料を被覆した、前記基板を作成する原板とを
用い、前記基準板及び前記原板のそれぞれの貫通孔に、
前記基準板と前記原板の位置を決めるための治具を挿入
し、前記基準板のパターンを前記原板に転写し、前記情
報用溝を形成し、前記情報用溝上に記録層を被覆したこ
とを特徴とする媒体の製造方法である。
そして、本発明の態様としては、先ず、前記治具におい
て、前記基準板及び前記原板の何れか一方に挿入される
治具が断面凸状をなし、もう一方に挿入される治具が断
面凹部を右してなり、かつ前記断面凸状治具を前記凹部
に挿入して位置決めをすることであり、また、前記治具
において、前記基準板に挿入される治具と前記原板に挿
入される治具とが、一体となっていることである。
(実施例1) 本例を第1図〜第4図に基づいて詳細に説明1ノる。第
1図及び第2図は、縦断面図であり\第3図(a)及び
第4図(a)は平面図であり、第3図(b)及び第4図
(b)は正面図である。
先ず、精密研摩を施した、直径130馴、厚さ2.3m
で、その中央部に直径6InInの4通孔を設けた石英
ガラスからなる基準板用のガラス板を用意し、その一方
の主表面(130mφの面〉に、スパッタリング法によ
り遮光性のCr1lu(厚さ: 1ooo人)を成膜す
る。次に、前記Cr膜上にポジ型の電子線レジスト(例
えば、チッソ社製のPBS)をスピンコード法により塗
布して、レジスト膜(厚さ21500人)を形成し、次
に、電子線描画装置を用いて、同心円状のrtJ 1μ
mのレジストパターンを2μmの間隔で得るために描画
した。次に、前記レンス1〜膜を5−メチル2ヘキナノ
ンと2ペンタノンとの混合液に水を加えた現像液で現像
し、レジストパターンを形成する。次に、前記レジスト
パターンをマスクとして、1irI酸第2t?リウムア
ン七ンと過塩素酸との混合液を用いて前記レジスト膜で
被覆されていない部分をエツチングし、前記レジスト膜
を硫酸で除去し、巾1μmの凹部を2μmの間隔で同心
円状の、情報用溝を形成するためのクロムパターンを設
番ノた基準板を形成する。
また、情報用溝を設けて基板を作成する原板として、外
径が130m、厚さが1.2IHRで、中央部に直径1
51B1Bの4通孔を設け、精密研摩をしたソーダライ
ムガラスを用いた。
そして、この原板の情報用溝を形成する主表面に、電子
ビーム蒸着法により、情報用溝を設けるSi 02膜(
厚さ: 1000人)を被覆し、次に、このSt 02
股上にヘキサメヂルジシシザン(以下、111HDsJ
という。)を、後記するレジスト膜と前述した3102
 膜との付着力を高めるために薄く被覆した。次に、前
記11HDS上に例えばヘキスト社製のAZ−4007
のフ第1〜レジスl−(厚さ: 1000人)を被覆し
た。次に、このレジスト膜付原板をクリーンオーブン内
に入れ、窒素雰囲気中で、90℃、30分間、前記レジ
スト膜をブレベークし、レジスト膜付原板を準備した。
次に、第1図に示すような露光装置7に、前記基準板5
及び前記原板6を配置する。この露光装置7は、左側本
体8内に形成された凹陥部9に嵌合固定された基準板ホ
ルダー10と、第1真空室11と、この第1真空室11
を真空にするための排気管12と、右側本体13内に形
成された凹陥部14に嵌合固定され、前記基準板ホルダ
ー10と近接もしくは接触するように右側本体13と共
に左方向に移!IすJする原板ホルダー15とを具備し
ている。なお、左側本体8の第1真空室11は、図示さ
れていない、左側本体8の底壁により閉空間となってい
る。また、露光装置7は、第2頁空室16と、この第2
貞空室16を真空にするための排気管17とを具備し、
かつ、この第2真空室16の底壁18の中央部には、前
記原板6を挿入保持し、基準療5との位置決めをするた
めの原板用治具19を固着している。この原板用治具1
9は、第4図に示すように、円柱状の治具支持部191
aと原板7を載置する円板状部191bとからなる断面
T字状の主部191と、その主部191の上面192に
設けられたリング193とからなっている。なお、この
リング193の外径は14゜96 mで、内仔4412
.02 mm及びリングの厚さは1.47 rttrr
rであり、高さは1.11Mである。また、この上面1
92には、Oリングを押入りるためのリング状溝194
が設けられている。さらに、この露光装置7は、右側本
体13上に植設された0リング20を有し、第2図に示
すように、基準板5と原板6とを密接したとさ、このO
リング20によって第3真空室21を形成づるようにな
っており、この第3真空室21を真空にするための排気
管22も左側本体8に具備している。
次に、この露光装置7を用いて、前記基準板5のパター
ンを前記原板6に転写し、情報用溝を右するり板の製造
方法を下記に述べる。
先ず、第1図に示すように、1j準板5のり【コムパタ
ーンを右向きにし、この基準板5の貫通孔51に、基準
板5を保持し、原板6との位置決めをする、第3図に示
す基準板用治具23を挿入し、この基準板用治具23と
共にす単板5を、基準板ホルダー10に真空吸着する。
なお、この基準板用治具23は、円柱状部231と円板
状部232とからなる新面凸状であり、この治具23の
基準板5の貫通孔51に挿入される円柱状部231は、
直径が5.96.で、高さが7rItRであり、前記原
板用治具19のリング193内に仲人される部分である
円板状部232は、直径11.98.、高さ1.0Mで
ある。また、この円板状部232の基準根側表面233
には、0リングを挿入するためのリング状溝234が設
けられている。
したがって、基準板ホルダー10に設けられたOリング
24と、前記基準板用治具23のリング状溝234に挿
入されたOリング25によって第1真空室11が密封さ
れるために、基準板5及び基準板用治具23は、充分に
真空吸着される。
次に、レジスト膜を基準板5側に向け、原板6の貫通孔
61に、原板用治具19のリング193を挿入し、その
上面192に原板6を当接するとともに、原板ホルダー
15に当接し、原板6を真空吸着する。
このとぎも、前述したと同様に、原板ホルダー15のO
リング26と、原板用治具19のリング状溝194に挿
入されたOリング27によって、第2真空室16が密封
されるので、原板6は、充分に真空吸着される。
次に、第2図に示ずように、基準板5と原板6とを当接
し、(このとき、原板用治具19のリング193内に基
準板用治具23の円板状部232がわずかイg隙間を有
して挿入される。)第3真空室21を形成し、排気管2
2によって排気し、真空にする。次に、第1及び第2真
空室11.16を大気圧に戻す。
すると、基準板5と原板6とが互いに密着し、この状態
で紫外線28を照)jすることにより、基準板5のクロ
ムパターンが原板6のレジスト膜に転写される。
次に、前記露光までの手順を逆にして、原板6を、この
露光装置7から取り外し、原板6を通常の現像、リンス
、乾燥を行い、引き続きクリーンオーブン中で、110
℃、30分間、ポストベークをして、レジストパターン
付原板を作成する。
次に、前記レジストパターン付原板を容量型ドライエツ
チング装置に収容し、この装置内にCF4ガスを導入し
、前記レジストパターンをマスクとして、原板の主表面
に被覆された5i02IlUをドライエッヂングし、中
1μmの同心円状の深さ800人の情報用溝(本例では
、プレグルーブに相当する。)を2μm間隔で作成した
。なお、このときは、前記装置内の全圧を0. ITo
rrとして、高周波電力密度を0.2W/cd及びCF
4ガスの流量を50スタンダード キュービック セン
チメータ バーミニツツ(SCC旧とした。次に、この
ドライエツチング後において、前記装置内に02ガスを
導入し、レジストパターンをプラズマアッシングして除
去し、情報用溝を設けた基板を作成した。なお、このプ
ラズマアッシングの条件は、全圧0.5Torr。
高周波電力密度0.3W/cri及び流量50SCCH
である。
次に、前記情報用溝を設けた基板を2枚用意し、それぞ
れの情報用溝トに、Teからなる記録層(厚さ:300
人)を被覆し、この記録層を対向させ、前記基板の外周
及び貫通孔近傍にそれぞれスペーサを設け、その内部に
空隙部を有したサンドイッチ状の媒体を作成した。
以上のとおり、本例における情報用溝を設けた基板は、
ガラスからなる原板、トにSi O2膜を被覆し、その
Si 02膜をエツチングして情報用溝を設けた基板で
ある。また、本例においては、情報用溝としてプレグル
ーブの形成方法について述べたが、プレピットについて
も同様に形成することができる。また、本例において、
基準板用治具23は、着脱可能であることから、基準板
5の貫通孔51の形状、大きさに適したものを選択する
ことができ、さらに、本例における原板用治具19を基
準板用治具とし、一方基単板用治具23を原板用治具と
してもよい。なお、このとき、各治具の形状は、基準板
及び原板のそれぞれの貫通孔の大きさに適合したものに
する。
〔実施例2〕 本例を第5図及び第6図に基づいて説明Jる。
なお、これら図の(a)及び(b)は、それぞれ平面図
及び正面図であり、第6図(C)は、同図(a)のX 
 −X6線断面図である。
先ず、前記実施例1と異なるのは、幇単板用治具と、原
板用治具である。本例における基準板用治具28は、第
5図に示すように、円柱状部281と円板状部282と
円錐台部283と、前記実施例1と同様のリング状溝2
84とからなり、断面凸状である。一方、原板用治具2
9は、円柱状の治具支持部291aと原板6を当接する
円板状部291bとからなる断面T字状の主部291と
、その上面292上に設Cノたリング293とからなり
、さらに、前記リング293の内側に、前記円錐台部2
83と同一形状をなす凹部294を設け、さらに、前記
実施例1と同様にOリングを挿入するだめのリング状溝
295を設けている。また、前記実施例1と異なるのは
、原板が石英ガラスからなり、その主表面に直接フォト
レジスト膜を被覆し、この原板に直接情報用溝を設ける
ことである。露光装置7のその他の構成及び情報用溝の
形成方法等は前記実施例と同様である。
本例によれば、原板に直接、情報用溝を形成することが
できる。また、本例の一1242板用治具28と原板用
治具29にそれぞれ、円錐台部283と円錐台状の凹部
294を設けているため、前記実施例よりも、基準板用
治具28と原板用治具29とは容易に嵌合することがで
き、位置決めの精痕も向上する。
なお、本例においても、前記実施例1と同様に原板用治
具を基準板用治具とし、基準板用治具を原板用治具とし
てもよい。
(実施例3) 本例を第7図及び第8図に基づいて詳細に説明する。な
お、第7図は縦断面図であり、第8図(a)は平面図、
同図(b)は正面図である。
本例を使用する位置合わせ用の治具30は、第8図に示
すように、前記実施例1の基準板用治具と原板用治具と
を一体にして、jJ tiL板用治具と原板用治具との
機能を右したものである。そして、この治具30は、円
柱状の治具支持部301と、原板6を当接する第1円板
状部302と、原板6の貫通孔61に挿入し、かつ基準
板5を当接する第2円板状部303と、阜単板5を挿入
する円柱状部304とからなり、かつ、治具支持部30
1、第1円板状部302、第2円板状部303及び円柱
状部304を、中心を同一にして、順次設けたものであ
る。また、第1円板状部302と第2円板状部303の
それぞれの上面305 、306には、前記実施例1と
同様にそれぞれ、0リングを挿入するための第1リング
状溝307、第2リング状満308を設けている。この
治具30も前記実施例1.2の原板用治具と同様に第2
真空室16の底壁18に固着している。
次に、この治具を用いて、露光りる方法を下記に述べる
なお、基準板5と原板6は、前記実施例1と同一であり
、原板6上には、前記実施例1ど同様に5in2膜、I
I HD S及びレジスト膜を被覆している。
また、露光装置7のその他の構成も実施例1と同様であ
る。
先ず、原板6を治具30の第2円板状部303に挿入し
、第2真空室16を真空にして真空吸着し、次に、基準
板5を円柱状部304に挿入して、原板6と基準板5と
を当接し、次に、原板ホルダー15を基準板5に接する
ように移動し、第1真空室11及び第3真空室21を真
空にする。その後、前記実施例1と同様に第1.第2真
空室11.16を大気圧に戻し、基準板5と原板6を密
着させる。次に、紫外l928を照射することにより、
基準板5のクロムパターンが原板6のレジスト膜に転写
される。次に、第3真空室21を大気圧に戻し、第2真
空室16を真空にし、基準板ホルダー10を離間する。
このとき、基準板5は原板6に密着しており、基準板5
と原板6とは分離しない。次に、第2真空室16を大気
圧に戻し、基準板5と原板6を露光装置7外に取り出し
、人の手によって、基準板5と原板6とを分離する。そ
の後前記実施例1と同様にして基板及び媒体を作成する
本例によれば、治具30が基準板用治具と原板用治具と
の機能を有し、かつ基準板5を挿入する円柱状部304
と原板6を挿入づる第2円板状部303とが中心を同一
にて製作されていることから、ざらに原板と基準板との
位置決めが完全となる。
以−F、前記実施例1〜3では、基準板としては、円板
状のものを用いたが、これに限らず、角状であってもよ
い。すなわち、情報用溝を所望する領域に転写できる面
積を有したものであればよい。
また、基準板の貫通孔も断面が円状でなくてbよい。
また、前記実施例1及び3では、情報用溝を形成づる薄
膜として、5i02膜を用いたが、これに限らず、Si
3N4等のシリコン窒化物、シリコン酸化物、アルミニ
ウム等の酸化物又は窒化物、周期律表の■族、IV族、
V族の元素からなる酸化物又は窒化物、またSe、 T
e等のカルコゲン元素やこれらの化合物のエツチング可
能な物質の単層又は複層からなる薄膜であればよい。さ
らに、前記薄膜は、必ずしも化学11論的組成である必
要はなく、情報用溝が形成できるものであればよい。
また、実施例2においても、直接情報用溝が設【プられ
るガラスとしては、ドライエツチングやウェットエツチ
ングが可能なガラスであればよい。
また、前記実施例1,3において、レジスト膜と310
2膜との付着力を高めるために、11 M OSを用い
たが、これに限らず、Cr膜、Cr酸化物膜又はAfL
203等の金属酸化物膜を例えば20人〜200人の薄
膜として用いてもよい。
また、前記実施例1〜3における基準板と原板との配置
を逆にし、露光光を、前記実施例1〜3ど逆の側から照
射してもよく、また、基準板ホルダー10と原板ホルダ
ー15とを上下に配置してもよい。また、Oリングも断
面円状のものに限らず、扁平のものや矩形のものであっ
てもよい。また、前記実施例1〜3は紫外線を用いて露
光したが、伯の波長のものであってもよい。
また、前記実施例1〜3においては、原板用治具19.
29及び治具30は、露光装置7の底壁18に固着して
いたが、例えば、底壁18に棒状の凸部を設け、一方、
前記治具19.29及び3oの治具支持部191a、 
 291a及び301の軸方向に、凹部を設けて、嵌合
させてもよい。このようにすれば、原板6の貫通孔G1
に合わせて、適宜原板用治具を選択することができる。
また、前記実施例1〜3では、露光方法として、密着露
光方法を述べたが、何も密着させなくてしよく、正確に
基準板のパターンが転写される方法であればよい。
さらに、被覆される記録層としては、Te膜に限らず、
5e1GeTc、 InTc1TeC、Tc−0、Te
−Gc”−0、Te−As−0等のカルコゲン元素、カ
ルコゲン化合物、周期<4’表の■族、IV族、V族の
元素及びその化合物並びにその酸化物、窒化物、さらに
光吸収剤を添加した有機物等でもよく、また、GdFe
TbFc、 GdTbFc等の光磁気記録材質であって
もよい。
〔発明の効果〕
本発明は、前記のような方法であるから、所望づる位置
に情報用溝を正確に設りた基板を製造することができ、
それにより良好な媒体を製造することができる。また、
本発明は、位置合わば用の治具を用いているので、例え
ばプレグルーブのときの基板との同心性を良好に保つこ
とができ、例えば偏心間を100μm以下にすることが
できる。
さらに、本発明によれば、情報用溝を形成するための露
光時間が、例えば、前記実施例では、10〜20分程度
でよく、従来の方法より20〜40分も短縮することが
でき、生産性も向I した。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示す縦断面図で
あり、第3図及び第4図は、それぞれ一実施例の基準板
用治具と原板用治具を示ず図であり、第3図(a)及び
第4図(a)は平面図、第3図(b)及び第4図(b)
は正面図である。第5図及び第6図は、それぞれ他の実
施例の基準板用治具と原板用治具を示す図であり、第5
図(a)、 (b)は、それぞれ平面図、正面図であり
、第6図(a)、(b) 。 (C)は、それぞれ平面図、正面図及び同図(a)の×
6へ×6線断面図である。第7図及び第8図は、さらに
他の実施例を示す図であり、第7図は縦断面図、第8図
(a)、(b)は、それぞれ治具の平面図、正面図を示
す図である。第9図は、情報用溝を段けた基板の模式斜
視図である。 3・・・プレグルーブ、4・・・ブレピッh、5・・・
g[i%を板、6・・・原板、7・・・露光装置、19
.29・・・原板用治具、23.28・・・基準板用治
具、30・・・基準板用治具と原板用治具の機能を有す
る治具、51・・・基準板のi7j通孔、61・・・原
板のn通孔。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)情報用溝を有する光情報記録媒体用基板の製造方
    法において、前記情報用溝を形成するためのパターンを
    有し、中央に貫通孔を設けた基準板と、中央に貫通孔を
    設け、主表面に感光性材料を被覆した、前記基板を作成
    する原板とを用い、前記基準板及び前記原板のそれぞれ
    の貫通孔に、前記基準板と前記原板の位置を決めるため
    の治具を挿入し、前記基準板のパターンを前記原板に転
    写し、前記情報用溝を形成することを特徴とする光情報
    記録媒体用基板の製造方法。
  2. (2)基準板及び原板の何れか一方に挿入される治具が
    断面凸状をなし、もう一方に挿入される治具が断面凹部
    を有してなり、かつ前記断面凸状治具を前記凹部に挿入
    して位置決めをすることを特徴とする特許請求の範囲第
    (1)項記載の光情報記録媒体用基板の製造方法。
  3. (3)基準板に挿入される治具と原板に挿入される治具
    とが、一体となつていることを特徴とする特許請求の範
    囲第(1)項記載の光情報記録媒体用基板の製造方法。
  4. (4)基板に情報用溝を設けた光情報記録媒体の製造方
    法において、前記情報用溝を形成するためのパターンを
    有し、中央に貫通孔を設けた基準板と、中央に貫通孔を
    設け、主表面に感光性材料を被覆した、前記基板を作成
    する原板とを用い、前記基準板及び前記原板のぞれぞれ
    の貫通孔に、前記基準板と前記原板の位置を決めるため
    の治具を挿入し、前記基準板のパターンを前記原板に転
    写し、前記情報用溝を形成し、前記情報用溝上に記録層
    を被覆したことを特徴とする光情報記録媒体の製造方法
  5. (5)基準板及び原板の何れか一方に挿入される治具が
    断面凸状をなし、もう一方に挿入される治具が断面凹部
    を有してなり、かつ前記断面凸状治具を前記凹部に挿入
    して位置決めをすることを特徴とする特許請求の範囲第
    (4)項記載の光情報記録媒体の製造方法。(6)基準
    板に挿入される治具と原板に挿入される治具とが、一体
    となつていることを特徴とする特許請求の範囲第(4)
    項記載の光情報記録媒体の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6060221A (en) * 1996-02-16 2000-05-09 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Method and apparatus for initializing optical recording medium

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6043242A (ja) * 1983-08-18 1985-03-07 Sharp Corp 光メモリ円板

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