JPH0437292Y2 - - Google Patents
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- JPH0437292Y2 JPH0437292Y2 JP1986027933U JP2793386U JPH0437292Y2 JP H0437292 Y2 JPH0437292 Y2 JP H0437292Y2 JP 1986027933 U JP1986027933 U JP 1986027933U JP 2793386 U JP2793386 U JP 2793386U JP H0437292 Y2 JPH0437292 Y2 JP H0437292Y2
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- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、密着露光法に使用する露光装置に関
し、特に、パターンを有し、中心に貫通孔を設け
た基準板により、中心に貫通孔を設けた原板に所
望する被エツチング部を形成するための露光装置
である。
し、特に、パターンを有し、中心に貫通孔を設け
た基準板により、中心に貫通孔を設けた原板に所
望する被エツチング部を形成するための露光装置
である。
従来、この種の装置としては、第9図に示すも
のがあつた。すなわち、この露光装置1は上側本
体2の下部に形成された凹陥部3に嵌合固定され
た枠状の基準板ホルダー4と、第1真空室5と、
この第1真空室5を真空にするための排気管6
(後記する紫外線を遮断しない位置に設けられて
いる。)と、第1真空室5を形成するための上壁
7とを具備し、また下側本体8の上部に形成され
た凹陥部3に嵌合固定され、基準板ホルダー4と
近接又は接触する枠状の原板ホルダー10と、第
2真空室11と、この第2真空室11を真空にす
るための排気管12と、第2真空室11を形成す
るための下壁13とを具備している。さらに、基
準板ホルダー4と原板ホルダー10との相対向す
るそれぞれの面には、基準板と原板とを位置決め
するための断面L字状で枠状の切欠部14,15
が形成され、またこの切欠部14,15の基準板
と原板が当接する面にはオーリング141,15
1が設けられている。
のがあつた。すなわち、この露光装置1は上側本
体2の下部に形成された凹陥部3に嵌合固定され
た枠状の基準板ホルダー4と、第1真空室5と、
この第1真空室5を真空にするための排気管6
(後記する紫外線を遮断しない位置に設けられて
いる。)と、第1真空室5を形成するための上壁
7とを具備し、また下側本体8の上部に形成され
た凹陥部3に嵌合固定され、基準板ホルダー4と
近接又は接触する枠状の原板ホルダー10と、第
2真空室11と、この第2真空室11を真空にす
るための排気管12と、第2真空室11を形成す
るための下壁13とを具備している。さらに、基
準板ホルダー4と原板ホルダー10との相対向す
るそれぞれの面には、基準板と原板とを位置決め
するための断面L字状で枠状の切欠部14,15
が形成され、またこの切欠部14,15の基準板
と原板が当接する面にはオーリング141,15
1が設けられている。
次に、この露光装置1を用いて、原板に被エツ
チング部を形成する方法を、光情報記録媒体用の
情報用溝を設けた基板を例にとり、下記に述べ
る。なお、光情報記録媒体とは、光学的に情報の
記録、再生、または消去を行うものであつて、例
えば再生専用又は書き換え可能なものであり、後
記する情報用溝を一主表面に形成した透光性基板
と、この一主表面に積層されたTeからなる記録
層とからなるものを2枚用意し、この2枚を、記
録層を相対向させてサンドイツチ状に製作したも
のである。また、情報用溝とは、情報の記録再生
を行う光のトラツキングを容易にする同心状又は
スパイラル状の案内溝(プレグルーブ)やトラツ
ク番号、セクター番号等を示すための小陥部(プ
レピツト)を意味する。
チング部を形成する方法を、光情報記録媒体用の
情報用溝を設けた基板を例にとり、下記に述べ
る。なお、光情報記録媒体とは、光学的に情報の
記録、再生、または消去を行うものであつて、例
えば再生専用又は書き換え可能なものであり、後
記する情報用溝を一主表面に形成した透光性基板
と、この一主表面に積層されたTeからなる記録
層とからなるものを2枚用意し、この2枚を、記
録層を相対向させてサンドイツチ状に製作したも
のである。また、情報用溝とは、情報の記録再生
を行う光のトラツキングを容易にする同心状又は
スパイラル状の案内溝(プレグルーブ)やトラツ
ク番号、セクター番号等を示すための小陥部(プ
レピツト)を意味する。
先ず、基準板16として、直径130mm、厚さ2.3
mmで、中心に直径15+0.02 0mmの貫通孔161を設け
た石英ガラスからなる円板状のガラス板の一主表
面に、膜厚700Åで巾が0.8μmであり、間隔が
1.6μmで同心円状に形成したクロムからなるパタ
ーンを設けたものを準備し、一方、光情報記録媒
体用基板となる原板17として、直径130mm、厚
さ1.2mmで、中心に直径15+0.02 0mmの貫通孔171
を設けたソーダライムガラスからなる円板状のガ
ラス板の一主表面に、膜厚1000Åのフオトレジス
トを塗布したものを準備する。次に、基準板16
を原板17のそれぞれの貫通孔161,171を
封止し(封止手段は図示せず。)、次に、基準板1
6を、パターンを原板ホルダー10側に向けて、
基準板ホルダー4の切欠部14に配置し、排気管
6により第1真空室5内の空気を排気し、真空吸
着する。一方、原板17を、そのフオトレジスト
を基準板ホルダー4側に向けて、原板ホルダー1
0の切欠部15に配置し、排気管12により第2
真空室11内の空気を排気し、真空吸着する。次
に、基準板16を原板17とを当接し、(このと
き、上側本体2と下側本体8とはオーリング18
を介して接し、このオーリング18により第3真
空室を形成する。)、第1真空室5と第2真空室1
1とを大気圧に戻し、第3真空室を、上側本体2
内に設けられた排気管19により真空にする。こ
れにより基準板16と原板17とは密接する。上
壁7の上方から紫外線を照射して、パターンをフ
オトレジストに転写する。次に、第3真空室を大
気圧にし、基準板16と原板17とをそれぞれ真
空吸着し、基準板16と原板17とを離間し、第
2真空室11を大気圧に戻し、原板17を原板ホ
ルダー10から取り外す。次に、この原板17を
現像し、レジストパターンをマスクとして、ソー
ダライムガラスからなるガラス板をエツチング
し、同心円状のプレグルーブである情報用溝(被
エツチング部)を形成し、光情報記録媒体用基板
を制作していた。
mmで、中心に直径15+0.02 0mmの貫通孔161を設け
た石英ガラスからなる円板状のガラス板の一主表
面に、膜厚700Åで巾が0.8μmであり、間隔が
1.6μmで同心円状に形成したクロムからなるパタ
ーンを設けたものを準備し、一方、光情報記録媒
体用基板となる原板17として、直径130mm、厚
さ1.2mmで、中心に直径15+0.02 0mmの貫通孔171
を設けたソーダライムガラスからなる円板状のガ
ラス板の一主表面に、膜厚1000Åのフオトレジス
トを塗布したものを準備する。次に、基準板16
を原板17のそれぞれの貫通孔161,171を
封止し(封止手段は図示せず。)、次に、基準板1
6を、パターンを原板ホルダー10側に向けて、
基準板ホルダー4の切欠部14に配置し、排気管
6により第1真空室5内の空気を排気し、真空吸
着する。一方、原板17を、そのフオトレジスト
を基準板ホルダー4側に向けて、原板ホルダー1
0の切欠部15に配置し、排気管12により第2
真空室11内の空気を排気し、真空吸着する。次
に、基準板16を原板17とを当接し、(このと
き、上側本体2と下側本体8とはオーリング18
を介して接し、このオーリング18により第3真
空室を形成する。)、第1真空室5と第2真空室1
1とを大気圧に戻し、第3真空室を、上側本体2
内に設けられた排気管19により真空にする。こ
れにより基準板16と原板17とは密接する。上
壁7の上方から紫外線を照射して、パターンをフ
オトレジストに転写する。次に、第3真空室を大
気圧にし、基準板16と原板17とをそれぞれ真
空吸着し、基準板16と原板17とを離間し、第
2真空室11を大気圧に戻し、原板17を原板ホ
ルダー10から取り外す。次に、この原板17を
現像し、レジストパターンをマスクとして、ソー
ダライムガラスからなるガラス板をエツチング
し、同心円状のプレグルーブである情報用溝(被
エツチング部)を形成し、光情報記録媒体用基板
を制作していた。
しかしながら、従来の露光装置では、単に基準
板ホルダー4と原板ホルダー10のそれぞれの切
欠部14,15を、基準板16を原板17との位
置決めに用いていたため、基準板16のパター
ン、例えば前述のような同心円状のパターンを、
原板17の貫通孔171に対して、偏心量を低く
抑えて、原板17に転写することができなかつ
た。すなわち、原板17に所望する精度、例えば
偏心精度で被エツチング部を形成することはでき
なかつた。このことは、例えば、前述のように制
作された光情報記録媒体用基板を有する光情報記
録媒体は、基板の情報用溝が貫通孔に対して偏心
していることから、光学ヘツドの追従性が劣る欠
点となつた。
板ホルダー4と原板ホルダー10のそれぞれの切
欠部14,15を、基準板16を原板17との位
置決めに用いていたため、基準板16のパター
ン、例えば前述のような同心円状のパターンを、
原板17の貫通孔171に対して、偏心量を低く
抑えて、原板17に転写することができなかつ
た。すなわち、原板17に所望する精度、例えば
偏心精度で被エツチング部を形成することはでき
なかつた。このことは、例えば、前述のように制
作された光情報記録媒体用基板を有する光情報記
録媒体は、基板の情報用溝が貫通孔に対して偏心
していることから、光学ヘツドの追従性が劣る欠
点となつた。
本考案は、前述した問題点を除去するためにな
されたもので、その特徴は、所望する被エツチン
グ部を形成するためのパターンを有し、中心に貫
通孔を設けた基準板を保持する基準板ホルダー
と、前記パターンにより所望する被エツチング部
が形成される、感光性材料を主表面に塗布し、か
つ中心に貫通孔を設けた原板を保持する原板ホル
ダーと、前記基準板と前記原板とを挾持する、第
1挾持具と第2挾持具とを備え、前記第1挾持具
と前記第2挾持具とには、それぞれ前記基準板と
前記原板の貫通孔の開口を塞ぐ大きさの塞ぎ表面
を有する第1挾持部と第2挾持部とを備え、かつ
前記第1挾持部と前記第2挾持部の少なくとも一
方に、前記基準板と前記原板の貫通孔に挿入され
る、前記基準板のパターンを前記原板の貫通孔に
対して所望する位置に位置決めするための凸部を
設けている露光装置である。
されたもので、その特徴は、所望する被エツチン
グ部を形成するためのパターンを有し、中心に貫
通孔を設けた基準板を保持する基準板ホルダー
と、前記パターンにより所望する被エツチング部
が形成される、感光性材料を主表面に塗布し、か
つ中心に貫通孔を設けた原板を保持する原板ホル
ダーと、前記基準板と前記原板とを挾持する、第
1挾持具と第2挾持具とを備え、前記第1挾持具
と前記第2挾持具とには、それぞれ前記基準板と
前記原板の貫通孔の開口を塞ぐ大きさの塞ぎ表面
を有する第1挾持部と第2挾持部とを備え、かつ
前記第1挾持部と前記第2挾持部の少なくとも一
方に、前記基準板と前記原板の貫通孔に挿入され
る、前記基準板のパターンを前記原板の貫通孔に
対して所望する位置に位置決めするための凸部を
設けている露光装置である。
本考案の露光装置の一実施例を第1図〜第5図
に基づき説明し、他の実施例を第6図〜第8図に
基づき説明する。なお、従来の装置と同一構成部
材のものに対しては同一符号を以て示し、その説
明を省略する。
に基づき説明し、他の実施例を第6図〜第8図に
基づき説明する。なお、従来の装置と同一構成部
材のものに対しては同一符号を以て示し、その説
明を省略する。
〔実施例 1〕
本例の露光装置を第1図〜第5図に基づき説明
する。なお、第1図は基準板ホルダーと原板ホル
ダーとが離間した状態の露光装置を示す縦断面図
であり、第2図aは本例での基準板を示す部分断
面図であり、同図bは本例での原板を示す部分断
面図であり、第3図は第1挾持具を示す図であ
り、同図aは平面図、同図bは同図aのX3−X3
線断面図、第4図は第2挾持具を示す図であり、
同図aは平面図、同図bは同図aのX4−X4線断
面図、及び第5図は基準板ホルダーと原板ホルダ
ーとが近接した状態の露光装置を示す縦断面図で
ある。
する。なお、第1図は基準板ホルダーと原板ホル
ダーとが離間した状態の露光装置を示す縦断面図
であり、第2図aは本例での基準板を示す部分断
面図であり、同図bは本例での原板を示す部分断
面図であり、第3図は第1挾持具を示す図であ
り、同図aは平面図、同図bは同図aのX3−X3
線断面図、第4図は第2挾持具を示す図であり、
同図aは平面図、同図bは同図aのX4−X4線断
面図、及び第5図は基準板ホルダーと原板ホルダ
ーとが近接した状態の露光装置を示す縦断面図で
ある。
先ず、本例の露光装置20を第1図、第3図及
び第4図に基づき説明する。
び第4図に基づき説明する。
本例の露光装置20は、従来の装置1に、第1
挾持具21と第2挾持具22とを具備させたもの
である。この第1挾持具21は、第3図に示すよ
うに、円板状のもの(材質はSUS303であり、直
径25mm、厚さ5mmである。)であり、その中央に
ねじを挿入するための穴211を設け、後記する
基準板23と原板26とを挾持したとき基準板に
当接する表面に、オーリングを挿着するための環
状凹部212,213が形成されている。一方、
第2挾持具22(材質はSUS303である。)は、
第4図に示すように、円柱状支持部221(直径
10mm)と、第1挾持具21と共に基準板と原板を
挾持する第2挾持部222(直径25mm、厚さ5
mm)と、基準板と原板の貫通孔に挿入し、これら
を同心的に配設するための凸部223(直径
14.985mm、厚さ3.5mm)を備えている。そして、
円柱状支持部221、第2挾持部222及び凸部
223を順に一体成形しており、かつ同心円状に
構成されている。また、この第2挾持部222の
原板と当接する面には、オーリングを挿着する環
状凹部224が形成され、かつ凸部223には、
ねじを挿入する穴225が形成されている。さら
に、第2挾持具22は、第1図に示すように下壁
13のほぼ中央に固設されている。
挾持具21と第2挾持具22とを具備させたもの
である。この第1挾持具21は、第3図に示すよ
うに、円板状のもの(材質はSUS303であり、直
径25mm、厚さ5mmである。)であり、その中央に
ねじを挿入するための穴211を設け、後記する
基準板23と原板26とを挾持したとき基準板に
当接する表面に、オーリングを挿着するための環
状凹部212,213が形成されている。一方、
第2挾持具22(材質はSUS303である。)は、
第4図に示すように、円柱状支持部221(直径
10mm)と、第1挾持具21と共に基準板と原板を
挾持する第2挾持部222(直径25mm、厚さ5
mm)と、基準板と原板の貫通孔に挿入し、これら
を同心的に配設するための凸部223(直径
14.985mm、厚さ3.5mm)を備えている。そして、
円柱状支持部221、第2挾持部222及び凸部
223を順に一体成形しており、かつ同心円状に
構成されている。また、この第2挾持部222の
原板と当接する面には、オーリングを挿着する環
状凹部224が形成され、かつ凸部223には、
ねじを挿入する穴225が形成されている。さら
に、第2挾持具22は、第1図に示すように下壁
13のほぼ中央に固設されている。
次に、本例にて使用する基準板と原板につい
て、第2図に基づき説明する。
て、第2図に基づき説明する。
基準板23は、直径130mm、厚さ2.3mmで中心に
直径15+0.02 0mmの貫通孔241を設けた石英ガラス
からなる円板状のガラス板24と、このガラス板
24の一主表面に凹部251(巾0.8μmで、後記
する情報用溝を形成するためのところ)を同心円
状に1.6μm間隔で設けられたクロムからなるパタ
ーン25が被着されている。なお、この凹部25
1と貫通孔241との偏心量は12μmで製作され
ており、この製作方法は周知の電子線描画方法で
ある。
直径15+0.02 0mmの貫通孔241を設けた石英ガラス
からなる円板状のガラス板24と、このガラス板
24の一主表面に凹部251(巾0.8μmで、後記
する情報用溝を形成するためのところ)を同心円
状に1.6μm間隔で設けられたクロムからなるパタ
ーン25が被着されている。なお、この凹部25
1と貫通孔241との偏心量は12μmで製作され
ており、この製作方法は周知の電子線描画方法で
ある。
次に、原板26は、光情報記録媒体用基板、す
なわち情報用溝を有する基板を製作するときの原
板であり、直径130mm、厚さ1.2mmで中心に直径
15+0.02 0mmの貫通孔271を設けたソーダライムガ
ラスからなるガラス板27の一主表面に電子ビー
ム蒸着法により情報用溝を設けるためのシリコン
酸化物膜28(膜厚1000Å)を被着し、次に、こ
のシリコン酸化物膜28上に、この膜28と後記
するフオトレジスト29(感光性材料)との付着
力を強化するためのヘキサメチルジシラザン薄膜
(図示せず。)を被覆し、この薄膜上にスピンコー
ト法により、ポジ型のフオトレジスト29(例え
ば、ヘキスト社製のAZ−1350で、膜厚は1000Å
である。)を塗布したものである。
なわち情報用溝を有する基板を製作するときの原
板であり、直径130mm、厚さ1.2mmで中心に直径
15+0.02 0mmの貫通孔271を設けたソーダライムガ
ラスからなるガラス板27の一主表面に電子ビー
ム蒸着法により情報用溝を設けるためのシリコン
酸化物膜28(膜厚1000Å)を被着し、次に、こ
のシリコン酸化物膜28上に、この膜28と後記
するフオトレジスト29(感光性材料)との付着
力を強化するためのヘキサメチルジシラザン薄膜
(図示せず。)を被覆し、この薄膜上にスピンコー
ト法により、ポジ型のフオトレジスト29(例え
ば、ヘキスト社製のAZ−1350で、膜厚は1000Å
である。)を塗布したものである。
次に、前述した露光装置20、基準板23及び
原板26により、情報用溝を設けた光情報記録媒
体用基板の製作方法を、第1図〜第5図に基づき
説明する。
原板26により、情報用溝を設けた光情報記録媒
体用基板の製作方法を、第1図〜第5図に基づき
説明する。
先ず、第2挾持具22の凸部223に、原板2
6のフオトレジスト29を基準板ホルダー4方向
に向け、原板26の貫通孔271を通し、原板2
6を第2挾持具22の第2挾持部222の表面に
載置するとともに、原板ホルダー10の切欠部1
5の表面に載置する。なお、第2挾持部222の
表面と切欠部15の表面とは、原板26を変形さ
せないために同一の高さとしている。次に、原板
26と同様に、基準板23のパターン25を原板
ホルダー10方向に向けて、凸部223に基準板
23の貫通孔241を通し、原板26上に載置す
る。このときも、第1図に示すように、基準板2
3の表面と凸部223の上表面とは実質的に同一
の高さとなつている。次に、第1挾持具21の環
状凹部212,213を第2挾持具22側へ向
け、第1挾持具21の穴211と第2挾持具22
の穴225とをほぼ一致させて、載置する。次
に、穴211,225にねじ30を嵌合挿入す
る。したがつて、基準板23と原板26の貫通孔
241,271の直径よりも、第1挾持具21の
基準板23に接する表面及び第2挾持具22の第
2挾持部222の原板26に接する表面の直径
が、それぞれ大きいことから、貫通孔241,2
71の開口を塞ぎ、基準板23と原板26を挾持
する。すなわち、これらの表面は塞ぎ表面とな
る。また、第1挾持具21は、第2挾持具22の
第2挾持部222に対応することから、第1挾持
部とみなすことができる。なお、第1挾持具21
と第2挾持具22の環状凹部212,213,2
24に、オーリング31をそれぞれ挿着してから
挾持される。
6のフオトレジスト29を基準板ホルダー4方向
に向け、原板26の貫通孔271を通し、原板2
6を第2挾持具22の第2挾持部222の表面に
載置するとともに、原板ホルダー10の切欠部1
5の表面に載置する。なお、第2挾持部222の
表面と切欠部15の表面とは、原板26を変形さ
せないために同一の高さとしている。次に、原板
26と同様に、基準板23のパターン25を原板
ホルダー10方向に向けて、凸部223に基準板
23の貫通孔241を通し、原板26上に載置す
る。このときも、第1図に示すように、基準板2
3の表面と凸部223の上表面とは実質的に同一
の高さとなつている。次に、第1挾持具21の環
状凹部212,213を第2挾持具22側へ向
け、第1挾持具21の穴211と第2挾持具22
の穴225とをほぼ一致させて、載置する。次
に、穴211,225にねじ30を嵌合挿入す
る。したがつて、基準板23と原板26の貫通孔
241,271の直径よりも、第1挾持具21の
基準板23に接する表面及び第2挾持具22の第
2挾持部222の原板26に接する表面の直径
が、それぞれ大きいことから、貫通孔241,2
71の開口を塞ぎ、基準板23と原板26を挾持
する。すなわち、これらの表面は塞ぎ表面とな
る。また、第1挾持具21は、第2挾持具22の
第2挾持部222に対応することから、第1挾持
部とみなすことができる。なお、第1挾持具21
と第2挾持具22の環状凹部212,213,2
24に、オーリング31をそれぞれ挿着してから
挾持される。
次に、第5図に示すように基準板ホルダー4を
原板ホルダー10に接近させ、基準板ホルダー4
の切欠部14表面を基準板23に当接させ、基準
板ホルダー4と原板ホルダー10とで基準板23
と原板26とをさらに保持する。このとき、オー
リング18によつて第3真空室32が形成され
る。次に、第3真空室32を、排気管19により
排気して真空にし、基準板23と原板26とを密
接させる。次に、従来と同様に紫外線を照射し、
基準板23のパターン25を原板26のフオトレ
ジスト29に転写し、第3真空室32を大気圧に
戻し、基準板ホルダー4を離間し、第1挾持具2
1を取り外し、原板26を第2挾持具22から取
り外す。
原板ホルダー10に接近させ、基準板ホルダー4
の切欠部14表面を基準板23に当接させ、基準
板ホルダー4と原板ホルダー10とで基準板23
と原板26とをさらに保持する。このとき、オー
リング18によつて第3真空室32が形成され
る。次に、第3真空室32を、排気管19により
排気して真空にし、基準板23と原板26とを密
接させる。次に、従来と同様に紫外線を照射し、
基準板23のパターン25を原板26のフオトレ
ジスト29に転写し、第3真空室32を大気圧に
戻し、基準板ホルダー4を離間し、第1挾持具2
1を取り外し、原板26を第2挾持具22から取
り外す。
次に、この原板26をAZ専用デベロツパで現
像し、レジストパターンを形成し、容量型ドライ
エツチング装置内に収容し、CF4ガスによりシリ
コン酸化物膜28をエツチングし、巾0.8μm、深
さ700Åの情報用溝を間隔1.6μmで、原板26の
貫通孔271に対して、同心円状に形成する。次
に、レジストパターンをO2ガスにより、レジス
トを灰化処理して除去し、情報用溝を設けた光情
報記録媒体用基板を製作する。
像し、レジストパターンを形成し、容量型ドライ
エツチング装置内に収容し、CF4ガスによりシリ
コン酸化物膜28をエツチングし、巾0.8μm、深
さ700Åの情報用溝を間隔1.6μmで、原板26の
貫通孔271に対して、同心円状に形成する。次
に、レジストパターンをO2ガスにより、レジス
トを灰化処理して除去し、情報用溝を設けた光情
報記録媒体用基板を製作する。
以上のとおり、本例によつて製作された情報用
溝は、基準板と原板とが第2挾持具の凸部に精度
よく挿入されていることから、基準板のパターン
は、原板に偏心量を少なくして転写される。した
がつて、本例によつて形成された、20枚の光情報
記録媒体の情報用溝の貫通孔に対する偏心量は
35μm(標準偏差12μm)であり、良好な値となつ
た。また、第1挾持具及び第2挾持具の塞ぎ表面
により、基準板及び原板を挾持し、貫通孔を塞い
でいるので、第3真空室の真空も良好に保持する
ことができることから、基準板と原板との密接性
を良好にすることができ、正確にパターンを転写
することができる。したがつて、本例による光情
報記録媒体用基板で製作された光情報記録媒体は
光学ヘツドの追従性にすぐれ、トラツキングを確
実にできる。
溝は、基準板と原板とが第2挾持具の凸部に精度
よく挿入されていることから、基準板のパターン
は、原板に偏心量を少なくして転写される。した
がつて、本例によつて形成された、20枚の光情報
記録媒体の情報用溝の貫通孔に対する偏心量は
35μm(標準偏差12μm)であり、良好な値となつ
た。また、第1挾持具及び第2挾持具の塞ぎ表面
により、基準板及び原板を挾持し、貫通孔を塞い
でいるので、第3真空室の真空も良好に保持する
ことができることから、基準板と原板との密接性
を良好にすることができ、正確にパターンを転写
することができる。したがつて、本例による光情
報記録媒体用基板で製作された光情報記録媒体は
光学ヘツドの追従性にすぐれ、トラツキングを確
実にできる。
〔実施例 2〕
本例を第6図〜第8図に基づき説明する。な
お、第6図は基準板ホルダーと原板ホルダーとが
離間した状態の露光装置を示す縦断面図であり、
第7図は第1挾持具を示す図であり、同図aは平
面図、同図bは同図aのX7−X7線断面図であり、
第8図は第2挾持具を示す図であり、同図aは平
面図、同図bは同図aのX8−X8線断面図である。
また、本例と前記実施例と相違するところは、第
1挾持具及び第2挾持具の形状と、原板の貫通孔
の寸法であり、他は実質的に同一であることか
ら、相違するところのみ説明し、他は省略する。
お、第6図は基準板ホルダーと原板ホルダーとが
離間した状態の露光装置を示す縦断面図であり、
第7図は第1挾持具を示す図であり、同図aは平
面図、同図bは同図aのX7−X7線断面図であり、
第8図は第2挾持具を示す図であり、同図aは平
面図、同図bは同図aのX8−X8線断面図である。
また、本例と前記実施例と相違するところは、第
1挾持具及び第2挾持具の形状と、原板の貫通孔
の寸法であり、他は実質的に同一であることか
ら、相違するところのみ説明し、他は省略する。
先ず、原板26の貫通孔271は、直径10+0.02 0
mmである。次に、第1挾持具41は、直径25mm、
厚さ5mmの第1挾持部411と、直径14.985mm、
厚さ2.3mmの第1凸部412とを具備し、この第
1挾持部411と第1凸部412とは同心円状に
配置され一体成形されている。また、この第1挾
持具41は、その中心にねじ用の穴413と、基
準板23が当接する第1挾持部411の表面にオ
ーリングを挿着する環状凹部414とが形成され
ている。
mmである。次に、第1挾持具41は、直径25mm、
厚さ5mmの第1挾持部411と、直径14.985mm、
厚さ2.3mmの第1凸部412とを具備し、この第
1挾持部411と第1凸部412とは同心円状に
配置され一体成形されている。また、この第1挾
持具41は、その中心にねじ用の穴413と、基
準板23が当接する第1挾持部411の表面にオ
ーリングを挿着する環状凹部414とが形成され
ている。
次に、第2挾持具42は、直径25mm、厚さ5mm
の第2挾持部421と、直径9.986mm、厚さ1.2mm
の第2凸部422とを具備し、かつ中心には、第
1挾持具41の第1凸部412と、第2挾持具4
2の第2凸部422とが同心円状に配置されるよ
うにねじ用の穴423が設けられている。さら
に、オーリング挿着用の環状凸部424が形成さ
れている。
の第2挾持部421と、直径9.986mm、厚さ1.2mm
の第2凸部422とを具備し、かつ中心には、第
1挾持具41の第1凸部412と、第2挾持具4
2の第2凸部422とが同心円状に配置されるよ
うにねじ用の穴423が設けられている。さら
に、オーリング挿着用の環状凸部424が形成さ
れている。
この第1挾持具41と第2挾持具42とを用い
て、基準板23と原板26とを挾持する方法は、
次のとおりである。先ず、第2挾持具42の第2
凸部422を原板26の貫通孔271に挿入し
て、塞ぎ表面である第2挾持部421の表面に原
板26を載置し、この原板26上に基準板23を
載置する。次に、この基準板23の貫通孔241
に、第1挾持具41の第1凸部412を挿入し
て、第1挾持具41及び第2挾持具42のそれぞ
れにねじを嵌挿し、挾持する。
て、基準板23と原板26とを挾持する方法は、
次のとおりである。先ず、第2挾持具42の第2
凸部422を原板26の貫通孔271に挿入し
て、塞ぎ表面である第2挾持部421の表面に原
板26を載置し、この原板26上に基準板23を
載置する。次に、この基準板23の貫通孔241
に、第1挾持具41の第1凸部412を挿入し
て、第1挾持具41及び第2挾持具42のそれぞ
れにねじを嵌挿し、挾持する。
この装置によつて、前記実施例と同様に光情報
記録媒体用基板を製作する方法は、先ず、前述し
た第1挾持具41と第2挾持具42とにより挾持
された基準板23と原板26とを、原板26を下
にし、原板ホルダー10の切欠部15表面に載置
する。次に前記実施例と同様にパターンをフオト
レジストに転写し、基準板23と原板26とを原
板ホルダー10が取り外す。次に、前述した挾持
方法と逆の工程により原板26を取り外し、前記
実施例と同様にして光情報記録媒体用基板を製作
する。
記録媒体用基板を製作する方法は、先ず、前述し
た第1挾持具41と第2挾持具42とにより挾持
された基準板23と原板26とを、原板26を下
にし、原板ホルダー10の切欠部15表面に載置
する。次に前記実施例と同様にパターンをフオト
レジストに転写し、基準板23と原板26とを原
板ホルダー10が取り外す。次に、前述した挾持
方法と逆の工程により原板26を取り外し、前記
実施例と同様にして光情報記録媒体用基板を製作
する。
以上、本例によれば、前記実施例と同様の効果
があり、さらに、貫通孔の大きさが、基準板と原
板とで異なつても適用することができる。
があり、さらに、貫通孔の大きさが、基準板と原
板とで異なつても適用することができる。
本考案は、前記実施例1,2に限らず、下記の
ものであつてもよい。前記実施例では、第1真空
室及び第2真空室を設けた装置であるが、実質的
に使用しないことから、設けても設けなくてもよ
い。しかしながら、基準板又は原板の保持を確実
にするためには、真空室により、真空吸着をした
方がよい。また、基準板及び原板の外形状及び貫
通孔の形状は断面円状に限らず多角形等の他の形
状でもよく、この貫通孔の形状に対応して、第1
挾持具又は第2挾持具の凸部の形状は、適宜決定
できる。また、第1、第2挾持具のそれぞれの挾
持部の大きさは、貫通孔の開口を閉塞できる大き
さを有すればよく、その形状は限定されない。ま
た、挾持具の凸部の厚さは、実施例1のときは基
準板と原板との厚さの合計と実質的に等しく、一
方実施例2のときは第1凸部が基準板の厚さと、
第2凸部が原板の厚さとそれぞれ実質的に等しく
し、基準板の厚さと原板の厚さとの合計と等しく
したが、これは、基準板及び原板の変形を防止
し、原板内の被エツチング部(情報用溝)の巾の
ばらつきを防止するためであり、このばらつきを
精度よく抑える必要がなければ、前記実施例に限
定されない。なお、前記実施例2のときは、例え
ば第2挾持具の第2凸部の厚さを、基準板と原板
との合計厚さ内で変動させ、その変動分を第1挾
持具の第1凸部の厚さに加味して、基準板と原板
との合計の厚さと、各凸部の合計厚さとを実質的
に等しくしてもよい。さらに、本考案は、光情報
記録媒体用基板を製作するときのみならず、エン
コーダ等の貫通孔を有するものにも適用すること
ができ、また、貫通孔に対して同心状の情報用溝
以外にも、所望する位置を必要とする被エツチン
グ部の形成にも適用できる。
ものであつてもよい。前記実施例では、第1真空
室及び第2真空室を設けた装置であるが、実質的
に使用しないことから、設けても設けなくてもよ
い。しかしながら、基準板又は原板の保持を確実
にするためには、真空室により、真空吸着をした
方がよい。また、基準板及び原板の外形状及び貫
通孔の形状は断面円状に限らず多角形等の他の形
状でもよく、この貫通孔の形状に対応して、第1
挾持具又は第2挾持具の凸部の形状は、適宜決定
できる。また、第1、第2挾持具のそれぞれの挾
持部の大きさは、貫通孔の開口を閉塞できる大き
さを有すればよく、その形状は限定されない。ま
た、挾持具の凸部の厚さは、実施例1のときは基
準板と原板との厚さの合計と実質的に等しく、一
方実施例2のときは第1凸部が基準板の厚さと、
第2凸部が原板の厚さとそれぞれ実質的に等しく
し、基準板の厚さと原板の厚さとの合計と等しく
したが、これは、基準板及び原板の変形を防止
し、原板内の被エツチング部(情報用溝)の巾の
ばらつきを防止するためであり、このばらつきを
精度よく抑える必要がなければ、前記実施例に限
定されない。なお、前記実施例2のときは、例え
ば第2挾持具の第2凸部の厚さを、基準板と原板
との合計厚さ内で変動させ、その変動分を第1挾
持具の第1凸部の厚さに加味して、基準板と原板
との合計の厚さと、各凸部の合計厚さとを実質的
に等しくしてもよい。さらに、本考案は、光情報
記録媒体用基板を製作するときのみならず、エン
コーダ等の貫通孔を有するものにも適用すること
ができ、また、貫通孔に対して同心状の情報用溝
以外にも、所望する位置を必要とする被エツチン
グ部の形成にも適用できる。
本考案によれば、基準板のパターンを、貫通孔
を有する原板の感光性材料に、位置精度をよくし
て転写することができ、その結果、貫通孔に対
し、精度よく被エツチング部を形成することがで
きる。
を有する原板の感光性材料に、位置精度をよくし
て転写することができ、その結果、貫通孔に対
し、精度よく被エツチング部を形成することがで
きる。
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示す図で
あり、第1図は基準板ホルダーと原板ホルダーと
が離間した状態の露光装置を示す縦断面図であ
り、第2図aは本例での基準板を示す部分断面図
であり、同図bは本例での原板を示す部分断面図
であり、第3図は第1挾持具を示す図であり、同
図aは平面図、同図bは同図aのX3−X3線断面
図、第4図は第2挾持具を示す図であり、同図a
は平面図、同図bは同図aのX4−X4線断面図、
及び第5図は基準板ホルダーと原板ホルダーとが
近接した状態の露光装置を示す縦断面図である。
第6図〜第8図は本考案の他の実施例を示す図で
あり、第6図は基準板ホルダーと原板ホルダーと
が離間した状態の露光装置を示す縦断面図であ
り、第7図は第1挾持具を示す図であり、同図a
は平面図、同図bは同図aのX7−X7線断面図で
あり、第8図は第2挾持具を示す図であり、同図
aは平面図、同図bは同図aのX8−X8線断面図
である。第9図は、従来の露光装置を示す縦断面
図である。 4……基準板ホルダー、10……原板ホルダ
ー、21,41……第1挾持具、22,42……
第2挾持具、23……基準板、25……パター
ン、26……原板、29……フオトレジスト、3
0……ねじ、221……円柱状支持部、222…
…第2挾持部、223……凸部、241,271
……貫通孔、411……第1挾持部、412……
第1凸部、421……第2挾持部、422……第
2凸部。
あり、第1図は基準板ホルダーと原板ホルダーと
が離間した状態の露光装置を示す縦断面図であ
り、第2図aは本例での基準板を示す部分断面図
であり、同図bは本例での原板を示す部分断面図
であり、第3図は第1挾持具を示す図であり、同
図aは平面図、同図bは同図aのX3−X3線断面
図、第4図は第2挾持具を示す図であり、同図a
は平面図、同図bは同図aのX4−X4線断面図、
及び第5図は基準板ホルダーと原板ホルダーとが
近接した状態の露光装置を示す縦断面図である。
第6図〜第8図は本考案の他の実施例を示す図で
あり、第6図は基準板ホルダーと原板ホルダーと
が離間した状態の露光装置を示す縦断面図であ
り、第7図は第1挾持具を示す図であり、同図a
は平面図、同図bは同図aのX7−X7線断面図で
あり、第8図は第2挾持具を示す図であり、同図
aは平面図、同図bは同図aのX8−X8線断面図
である。第9図は、従来の露光装置を示す縦断面
図である。 4……基準板ホルダー、10……原板ホルダ
ー、21,41……第1挾持具、22,42……
第2挾持具、23……基準板、25……パター
ン、26……原板、29……フオトレジスト、3
0……ねじ、221……円柱状支持部、222…
…第2挾持部、223……凸部、241,271
……貫通孔、411……第1挾持部、412……
第1凸部、421……第2挾持部、422……第
2凸部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 所望する被エツチング部を形成するためのパ
ターンを有し、中心に貫通孔を設けた基準板を
保持する基準板ホルダーと、前記パターンによ
り所望する被エツチング部が形成される、感光
性材料を主表面に塗布し、かつ中心に貫通孔を
設けた原板を保持する原板ホルダーと、前記基
準板と前記原板とを挾持する、第1挾持具と第
2挾持具とを備え、前記第1挾持具と前記第2
挾持具とには、それぞれ前記基準板と前記原板
の貫通孔の開口を塞ぐ大きさの塞ぎ表面を有す
る第1挾持部と第2挾持部とを備え、かつ前記
第1挾持部と前記第2挾持部の少なくとも一方
に、前記基準板と前記原板の貫通孔に挿入され
る、前記基準板のパターンを前記原板の貫通孔
に対して所望する位置に位置決めするための凸
部を設けていることを特徴とする露光装置。 (2) 原板が光情報記録媒体用基板の原板であり、
かつ被エツチング部が情報用溝であることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の
露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986027933U JPH0437292Y2 (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986027933U JPH0437292Y2 (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62142730U JPS62142730U (ja) | 1987-09-09 |
JPH0437292Y2 true JPH0437292Y2 (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=30830429
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986027933U Expired JPH0437292Y2 (ja) | 1986-02-26 | 1986-02-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0437292Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-02-26 JP JP1986027933U patent/JPH0437292Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62142730U (ja) | 1987-09-09 |
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