JPS62121926A - 磁気記録媒体及びその製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体及びその製造方法

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JPS62121926A
JPS62121926A JP26339985A JP26339985A JPS62121926A JP S62121926 A JPS62121926 A JP S62121926A JP 26339985 A JP26339985 A JP 26339985A JP 26339985 A JP26339985 A JP 26339985A JP S62121926 A JPS62121926 A JP S62121926A
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magnetic
layer
recording medium
back coat
general formula
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JP26339985A
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English (en)
Inventor
Kenji Egami
江上 謙二
Yuji Shimizu
雄二 清水
Tsutomu Kenpou
見寶 勉
Yoshitaka Yasufuku
安福 義隆
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気記録媒体に関し、更に具体的には該媒体に
設けられた媒体構成居の膜品位が高く走行性、耐久性の
よい磁気記録媒体及びその製造方法に関する。
〔従来技術〕
磁気テープ、磁気シート、磁気ディスクのような磁気記
録媒体は、オーディオ分野やビデオ分野やコンピュータ
ー分野で広く使用されている。このような例えば磁気テ
ープは、画像の記録やその再生を行うときには、このカ
セットがビデオデ。
キに装着され、そのテープがガイドボールやガイドロー
ラにその表裏企摺擦されながら巡路を走行し、磁気ヘッ
ドによって摺擦走査される。このような磁気テープの巡
路走行に際して磁気ヘッドに対する磁気テープの摺擦状
態が変動しないように磁性層の表面は平滑に仕上げられ
ている。
しかし磁気テープの磁性層の他側面も前記変動に対し同
様の影響を及ぼし、該他側面の走行性、耐久性が良くな
いときは、走行する磁気テープに過度のテンションがか
かり、磁性層の損傷、粉落ちが起るのみならずその巻姿
が乱れてテープの工、ジが不揃になり、スキュー、ジッ
ター、クロマS/N等の画像あるいは電磁変換特性が悪
くなる。
そのため、磁気テープの支持体の裏面には、走行性、耐
久性がよくなるようにパックフート層が設けられており
、このバックコート層のうちには一非磁性無機質粉末を
フィラーとして該層に含有させたものがある。これは、
バックフート層の表面を粗面にしてガイドボール等との
接触面積【少なくし、その摩擦抵抗を少なくし表面滑性
を改善したもので、例えば特開昭57−130234号
、同58−161135号、同57−53825号、同
58−2415号、特公昭50−3927号にはいずれ
も無機質粉末を用いた例が示され、更にこれらの多くに
はその粒径ご限定したものが示されている。しかしなが
ら、これらの無機質粉末?使用したものでも十分な表面
滑性が得られない。また従来はバインダーに磁性粉を懸
濁、分散させた塗布型のものが使用されてきたが、最近
高密度記録に対する要望が高まるにつれてバインダーの
分だけ記録密度が小さくなるこの塗布型のものにかわっ
て飽和磁化が大きくシカもバインダー3必要としないで
直接蒸着、スパッタリング、イオンブレーティング等に
より支持体上に強磁性金属薄膜を形成できる薄膜型磁気
記録媒体が多く使用されるようになってきた。
しかしながら、このような薄膜型記録媒体の強磁性懲は
、摩擦係数が大きいため例えばビデオデツキで走行させ
たときに磁気ヘッドに擦られていわゆるテープ鳴きとい
われる摩擦音を生じることがある。この摩擦が甚だしい
ときはテープがストップすることもある。このように走
行性が悪いのみならず、磁気ヘッド、ガイドローラ、ラ
イナ等との摩擦により傷が付き易いということもある。
このため、ビデオテープごデツキで再生して静止画像を
みるときのいわゆるスチル耐久性やこのテープを繰り返
し再生してその耐久性をみるいわゆる繰り返し耐久性は
塗布型のものに比べ甚だしく劣り、実用的には使用に耐
えないというのが現状である。さらに金属薄膜が空気中
にさらされるときにその金属が酸素や水分の存在により
醸化されるので耐蝕性、保存性に乏しいという問題が浮
彫されてきた。このように酸化腐蝕されると生成される
例えば酸化鉄は磁性を示さなくなりそれだけ記録媒体と
しての記録密度を減少させるのみならず、この腐蝕され
た部分や傷が生じた部分がノイズの原因になることもあ
る。
また走行性、表面滑性を向上するためにフィラーを分散
含有させたバックコート層についてもデツキ巡路部材及
びバックコート層自体の損傷が問題になってきている。
これらのことご解決するために強磁性金属薄膜、必要に
よってはバックコート層上に被覆膜(オーバコート層)
を設けることが行われ、種々の無機化合物または有機化
合物を磁性層表面に付着またはオーバコートすることが
行われている。例えば特開昭56−143540号には
磁性金属薄膜層にポリウレタン樹脂を主成分とする層を
設けた磁気記録媒体が示されている。また、特開昭58
−133631号、同58−146027号等にもオー
バフート層に関する技術開示がある。
更にオーバコートには弗素系界面活性剤が有用であるこ
とが知られている。
前述のように磁気記録媒体の層構成が複雑になるにつれ
て重積される層間の層表上の欠陥(例えば大小のはじき
、凝集顆粒、亀裂)の発生、その波及増大あるいは前後
して塗設される層間相互もしくは他方への障害(例えば
カーリング(カッピング)損W)発生等、電磁変換特性
、テープ物性に関する問題のみならず生産技術、Lの問
題がクローズアップされてきており、特に金属薄膜型磁
性層を備える磁気記録媒体において障害の発生が多く、
磁性層に致命的な亀裂もしくは塗布むらを生することが
ある。
また、塗布むらが発生すると、媒体の走行性、耐久性が
大幅に劣化する。
一方において最近磁気記録に関する技術の傾向としては
、例えばオーディオテープ関係ではコンパクトカセット
、マイクロカセットの使用へと移行しつつあり、またビ
デオの分野では現行のwrs方式、β方式から8ミリビ
デオ、電子カメラへと移行しつつあって、いずれも更に
小型化、高密度化、高精度化が指向されているので、例
えば磁気テープについて言えば、その電磁変換特性、テ
ープ膜物性は勿論磁りテープ層表の均質性のよい即ち膜
品位の高いかつテープ変形、癖のない磁気テープが要求
され7いる。
〔発明の目的〕
支持体の−t’j面に磁性層、特に薄膜型磁性層を有し
、少な、とも該磁性層層表にはオーバコートが施され、
・戸つ前記支持体の他側面にバックコート層を有イ゛る
磁気記録媒体において、該媒体の構成層の膜品位が高く
、また膜物性が優れており、表面滑性、走行性あるいは
耐久性のよい磁気記録媒体(以後磁気テープと称する)
、及びその製造方法を提携することを本発明の目的とす
る。
〔発明の構成〕
前記した本発明の目的は、支持体の一側面に磁性層を有
し、該層表に下記一般式(1)、(2)または(3)で
表わされる化合物の少なくとも1つを有し、かつ前記支
持体の他の側面に非磁性フィラーを含有し表面粗さが中
心線平均粗さで0.01〜0.05μmであるバックコ
ート層を有することな特徴とする磁気記録媒体 一般式(1)   C、F2n+i COOM一般式(
2)   Cm F2m+IS O3M一般式(3) 
  (ClFzA+1)pNTI+−(p+q)X(T
’t)q (式中、Mは水素原子、アルカリ金属原子またはアンモ
ニウム基を表わし、Xはハロゲン原子、Rはアルキル基
、アルケニル基を表わす。またn1m5lはそれぞれ加
以下の整数、pは1〜4、qはO〜3の整数分表わす。
)、及び支持体の一側面に磁性層ご形成し、次いで前記
支持体の他側面ニ/<インダーと非磁性フィラーを含有
スるバックコート層を形成し、しかる後熱処理を行った
後、前記磁性層側層表に前記一般式(1)、(2)また
は(3)で表わされる化合物の少なくとも1つを被着さ
せることを特徴とする磁気記録媒体の製造方法によって
達成される。
次に本発明の詳細な説明する。
本発明で用いるオーバコート塗料には前記一般式(1)
、(2)または(3)で示される化合物(潤滑剤)が用
いられる。
前記化合物のうち本発明に好ましい実施態様を与える化
合物は前記一般式において、n、m、1が3〜10の整
数、pcil 、またqはOまたはIであり、Rは炭素
原子数が10〜20個のアルキル基、Xは塩素原子もし
くは沃素原子である。更にMは水素、カリウムもしくは
ナトリウムである。
前記化合物(潤滑剤)の具体例を次に掲げる。
(例示潤滑剤) (2)   CsF 、C00K (3)     C6F、3COOK (4)   Ca F IT CO(] IT5)  
 C3FI?C00K (6)   C+。F21COOK (7)   C3FtSOsNa (8)   CaF+3SO3K (9)   C7FI5SO3K (1(It   C+oFtiSOsHQt)   C
4FlINT−T、T (121C6F12NII3T (131CIOF 21 NTTs I(141(Ca
F+、)tNI−1sI(161CaF 13NTI3
cJ 前記化合物のうちバーフルオロフルキル力ルポなお前記
化合物は混合して使用しても差支えないO 本発明に係るオーバコート塗料は、前記化合物を0.0
05重量%から1重量%含む有機溶剤溶液からなる。こ
のための有機溶剤にはトルエン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、テトラハイドロフラン、キシ
レン、ベンゼン、シクロヘキサノン、メタノール、エタ
ノール、プロパツール、インプロパツール、ブタノール
、エチルセロソルブ、メチルセロソルブ等の単独または
混合溶媒が使用される。
また必要時は適役のバインダーを加えてもよい。
前記したように高密度、高精度及び高性能が要求される
磁気テープにおいてその層構成は磁性塗料を塗布してえ
られる分散型磁性層、好ましくは蒸着法、スパッタリン
グ法等によって磁性要素を高密度に充填した金属薄膜型
磁性層、該磁性層を化学的、物理的に保護しかつ表面滑
性、走行性、耐久性あるいは耐蝕性を付与するオーバコ
ート層及び磁気テープの表面滑性、走行性?補全するバ
ックコート層は必須構成層となってきている。更にその
間にはテープ形状のカール(カッピング)等の矯正熱処
理が必要工程となってきている。
即ちニーズに適応しつる磁気テープの製造工程としては
磁性層の集積工程(EV工程)、矯正熱処理工程(II
T工程)、オーバコート層形成工程(OC工程)及びバ
ックコート店形成工程(BC工程)は必須工程となって
きている。なお必要ならばバックコート層に対するオー
バコート層形成工程が加えられる。
前記必須4工程はOC工程がEV工程の後にあることを
除けば原則的にはその順序は任意である。
しかしながらDC工程後にEV工程を置く場合には磁性
層、バックコート層共に膜損傷(擦傷、亀裂及び蒸着時
の熱による熱損傷)が著しく、甚だしいドロップアウト
を発生する。従ってEV工程はBC工程の前に置かれる
また本発明に係る前記オーバコート塗料を用いる場合、
BC工程とOC工程の関係では、r−ITC工程両工程
の組のいずこに介在させるかには関係なく、OC工程→
BC工程の順とすると、塗料条件あるいは工程条件によ
ってバックコート層に細いはじきな著しく発生すること
が多く走行性、耐久性の劣化を招き実用に耐える磁気テ
ープの平均収量が落ちる。
なおI−I T工程での熱処理温度は100’c以上で
あることな要し、80〜90℃で行われるスーパカレン
ダー処理では矯正熱処理の効果が得られない。
一方EV工程→BC工程→OC工程の順序からなる工程
順列を選ぶことによって磁性層に擦傷のないかつバック
コート層にはじきのない膜品位の高い磁気テープかえら
れる。
本発明に係る工程順列はバインダーに磁性粉等を含有し
た磁性塗料を支持体に塗布して磁性層を構成する分散型
磁気テープの製造に適用してもよい0 なお本発明に係る前記オーバコート塗料を記録媒体の構
成層の層表に適用する場合、未乾燥塗布厚み10μm以
下、好ましくは5〜0.5μmである。
11ff  j  I−ff  M71−  a  m
  M  &l’q  a  JJL  y−4−1’
!  + −す詔 4巳 r|’rRM ると膜品位を保つことができないし、表面滑性、耐蝕性
、耐久性等の重要な効果が失われる。
なお前記塗布厚みにおいて層表への適用■は0.5〜3
0 my / yj 、好ましくは1〜+omり/ゴで
ある。
なお本発明に係る塗料中に可溶な他の潤滑剤の併用は差
支えない。
このオーバコート塗料を塗布するには、上記塗料に浸漬
するディッピング方式、この塗料3塗り付けるリバース
ロール方式、エクストルージョン方式、ドクターブレー
ド方式、グラビア印刷方式、スプレ一方式等が使用され
、これらにより塗布された塗膜は通常の手段により乾燥
される。
本発明における強磁性金属薄膜としては、Fe、C01
Ni等の金属あるいはFe−Co、 Fe−Ni %C
o−Ni。
Fe −Co−Ni %Fe −Rh %Fe −Cu
 % Co−Cu h Co−Au 5Co−Y %C
o−La 、 Co−pr、Co−Gd %Co−3m
 %Co−PL Ni−Cu 、 Mn−B1 % M
n−8b % Mn−A1% Fe−Cr、Co−Cr
 % Ni−Cr、Fe−Co−Cr、Fe−Co−N
i−Cr等のような強磁性合金を真空蒸着によって薄膜
状に形。
流したものがmいられ2’1−、−の仝積ヌU「りの同
六l→500Aから5000 A位が好ましい。
また、蒸着する際に酸素雰囲気中で蒸着されたものの方
が良好な耐久性な示す。
なお分散型の磁性層及びバックコート層については従来
の技術をそのまま流用することができる。
本発明に係る分散型磁性層及びバックコート層あるいは
必要によってオーバコート居に用いられるバインダーと
しては、耐摩耗性のあるポリウレタンが挙げられる。こ
れは、他の物質に対する接着力が強く、反復して加わる
応力または屈曲に耐えて機械的に強靭であり、かつ耐摩
耗性、耐候性が良好である。
またポリウレタンの他に、繊維素系樹脂及び塩化ビニル
系共重合体も含有せしめれば、磁性層中の磁性粉の分散
性が向上してその機械的強度が増大する。但し繊維素系
樹脂及び塩化ビニル系共重合体のみでは層が硬くなりす
ぎるが、これは上述のポリウレタンの含有によって防止
できる。
使用可能な繊維素系樹脂には、セルロースエーテル、セ
ルロース無機酸エステル、セルロース有機酸エステル等
が使用できる。上記の塩化ビニル系共重合体は、部分的
に加水分解されていてもよい。塩化ビニル系共重合体と
して、好ましくは、塩化ビニル−酢酸ビニルを含んだ共
重合体が挙げられる。
またフェノキシ樹脂も使用することができる。
フェノキシ樹脂は機械的強度が大きく、寸度安定性にす
ぐれ、耐熱、耐水、耐薬品性が°よく、接着性がよい等
の長所を有する。
これらの長所は前記したポリウレタンと長短相補い更に
相助けてテープ物性において経時安定性を著しく高める
ことができる。
更ニ前記したバインダーの他、熱可塑性樹脂、熱硬化性
樹脂、反応型樹脂、電子線照射硬化型樹脂との混合物が
使用されてもよい。
前記バインダーの中、バックコート層に用いる樹脂とし
てはポリウレタン樹脂と繊維素系樹脂特にニトロセルロ
ースとの組み合わせが好ましい。
両者の混合fZffi比はポリウレタンを分子として9
/1〜2Aであり、好ましくは8/2〜3/7である。
本発明においては、前記バインダーに対し硬化剤として
ポリイソシアネートが含有させることができる。
使用できる芳香族ポリイソシアネートは、例えばトリレ
ンジイソシアネート(TI)I)等及びこれらポリイソ
シアネートと活性水素化合物との付加体などがあり、平
均分子量としては100〜3oo。
の範囲のものが好適である。
また脂肪族ポリイソシアネートとしては、ヘキサメチレ
ンジイソシアネー) (1−IMDI)等及びこれらイ
ソシアネートと活性水素化合物の付加体等が挙げられる
。これらの脂肪族ポリイソシアネート及びこれらポリイ
ソシアネートと活性水素化合物の付加体などの中でも、
好ましいのは分子量が100〜3.000 の範囲のも
のである。脂肪族ポリイソシアネートのなかでも非脂環
式のポリイソシアネート及びこれら化合物と活性水素化
合物の付加体が好ましい。
前記ポリイソシアネートの前記バインダーに対すス床匍
11→市労の舌m却の01〜0−7、時に好士しくは0
.15〜0.5である。
上記バインダーを含有する構成層を形成するのに使用さ
れる塗料には必要に応じて分散剤、潤滑剤、有機質及び
無機質フィラー、帯電防止剤等の添加剤を含有させても
よい。
本発明に係るバインダーを含有する構成層に使用される
分散剤としては、レシチン、リン酸エステル、アミン化
合物、アルキルサルフェート、脂肪酸アミド、高級アル
コール、ポリエチレンオキサイド、スルホコハク酸、ス
ルホフハク酸エステル、公知の界面活性剤等及びこれら
の塩があり、また、陰性有機基(例えば−Coo)(、
IJン酸残基)を有する重合体分散剤の塩を使用するこ
ともできる。これら分散剤は1種類のみで用いても、あ
るいは2種類以上を併用してもよい。これらの分散剤は
バインダー100重量部に対し1〜20重量部の範囲で
添加される。
また、潤滑剤としては、シリコーンオイル、グラファイ
ト、カーボンブラ、クグラフトボリマー、二硫化モリブ
デン、二硫化タングステン、ラウリン醸、バルミチン酸
、オレイン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ミリスチン醗
等の脂肪酸とブチルステアレート、オクチルパルミテー
ト、オクチルミリテート等の脂肪酸エステル等も使用で
きる。
これらの潤滑剤はバインダー100重量部に対して0.
02〜20重量部の範囲で添加される。
使用してもよい帯電防止剤としては、カーボンブチ、り
をはじめ、グラファイト、酸化スズ−酸化アンチモン系
化合物、酸化チタン−酸化スズ−酸化アンチモン系化合
物などの導電性粉末;サポニンなどの天然界面活性剤;
アルキレンオキサイド系、グリセリン系、グリシドール
系などのノニオン界面活性剤;高級アルキレンミン類、
第4級アンモニウム塩類、ピリジン、その他の複素環類
、ホスホニウムまたはスルホニウム類などのカチオン界
面活性剤;カルボン酸、スルホン酸、燐酸、硫酸エステ
ル基、燐酸エステル基等の酸性基2含むアニオン界面活
性剤;アミノ酸類、アミノスルホン酸類、アミノアルコ
ールの硫酸または燐酸エステル類等の両性活性剤などが
挙げられる。
前記有機質フィラーとしては、アクリルスチレン系樹脂
、ベンゾグアナミン系樹脂粉末、メラミン系樹脂粉末、
フタロシアニン系顔料が好ましいが、ポリオレフィン系
樹脂粉末、ポリエステル系樹脂粉末、ポリアミド系樹脂
粉末、ポリイミド系樹脂粉末、ボリフ、化エチレン樹脂
粉末等が挙げられる。
また無機質粉末としては酸化珪素、酸化チタン、酸化ア
ルミニウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム、炭酸カ
ルシウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸亜鉛、
酸化亜鉛、酸化錫、酸化アルミニウム、酸化クロム、炭
化珪素、炭化カルシウム、α−Fe203 、タルク、
カオリン、硫酸カルシウム、窒化硼素、弗化黒鉛、二硫
化モリブデン、ゲーサイト、タルク、カオリンが挙げら
れる。
前記有機質及び無機質フィラーの平均粒径は0.01〜
0.81tmが好ましく、更に0.05〜0.5 tt
mが好ましい。
なお有機質及び無機質フィラーは単用でも併用でもよい
本発明に係る分散型磁性層の磁性塗料あるいは必要によ
ってはバックコート層のバックフート塗料には研磨剤ご
用いてもよい。該研磨剤としては、一般に使用される材
料で溶融アルミナ、炭化ケイ素、酸化クロム、コランダ
ム、人造コランタム、ダイヤモンド、人造ダイヤモンド
、ザクロ石、エメリー(主成分:フランダムと磁鉄鉱)
等が使用される。これらの研磨剤は平均粒子径0205
〜5μmの大きさのものが使用され、特に好ましくは0
.1〜2μmである。これらの研磨剤は結合剤100重
量部に対して1〜20重量部の範囲で添加される。
なおバックコート層は前記フィラー添加ffi’E−調
整して表面粗さ0.O1〜0.05μmが与えられる。
下限以下であると走行性、耐久性が劣り、上限な超える
と磁性層の出力を低下させ、ノイズが増し、ドロップア
ウトが増加する。
上記バックフート及び磁性塗料に配合される溶媒あるい
はこの塗料の塗布時の希釈溶媒としては、アセトン、メ
チルエチルケトン、メチルイソブチノール、エタノール
、プロパツール、ブタノール等のアルコール類;酢酸メ
チル、酢酸エチル、酢酸ブチル、乳mエチル、エチレン
グリコールモノアセテート等のエステル類;グリコール
ジメチルエーテル、グリコールモノエチルエーテル、ジ
オキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類;ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;メチレン
クロライド、エチレンクロライド、四塩化炭素、クロロ
ホルム、ジクロルベンゼン等のハロゲン化炭化水素等の
ものが使用できる。
また、支持体としては、ポリエチレンテレフタレート、
ポリエチレン−2,6−ナフタレート等のポリエステル
類、ポリプロピレン等のポリオレフィン類、セルロース
トリアセテート、セルロースダイアセテート等のセルロ
ース誘導体、ホリアミド、ポリカーボネートなどのプラ
スチックが挙げられるが、Cu s kl % Zn 
等の金属、ガラス、INN、Siカーバイド、磁器、陶
器等のセラミックなども使用できる。
、=h久の#:賎仕の直ムt→71ル去 〜一本仲の場
合は約3〜10(Jam程度、好ましくは5〜50μm
であり、ディスク、カード状の場合は30μm〜10顛
程度であり、ドラム状の場合は円筒状で用いられ、使用
するレコーダに応じてその型は決められる。
上記支持体とバックコート層あるいは磁性層の中間には
接着性を向上させる中間層を設けても良い0 支持体上に上記層を形成するための塗布方法としては、
エアードクターフート、ブレードコート、エアーナイフ
コート、スクイズコート、含浸コート、リバースロール
コート、トランスファーロールコート、グラビアコート
、キスコート、キャストコート、スプレィコート等が利
用できるが、これらに限るものではない。
〔実tM例〕
次に本発明の詳細な説明するが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
実施例1 各工程を次に示す様な条件にして、その製造工程を本発
明の工程順列に従って試料3作製した。
支持体として厚さ12μmのポリエチレンテレフタレー
トベースを用いた。
蒸着工程(EV工程) 支持体上にCo−Ni (Ni 20重量%)を厚さ1
000人に蒸着して金属薄膜層を形成。
バックコーティング工程(Be工程) サンドミルにて十分に混練された次の組成を有するバッ
クコート塗料を磁性層と反対側に塗布。
乾燥膜厚0.5μm、表面粗さくTta)は0.02μ
mである。
組成 カーボンブラック(粒径59mμ、l3ET値=45n
Il & )                3.6
9ニトロセルロース(セルツバ; 、ll11化成社[
)1.9.9 ポリウレタン(ニスタン;グツトリ、チ社)2.19 シクロヘキサノン          58.9テトラ
ヒドロ7ラン         22Iトルエン   
           18.9ポリイソシアネート(
コロネールL; 日本ポリウレタン社gJJ)1g 熱処理工程(■−理工程) 支持体を139℃に加熱したロールと接触させることに
よりカーリングを除去。
オーバコート層形成工程(QC工程) 本発明に係る弗素系界面活性剤(潤滑剤)及び比較とし
て従来の潤滑剤を用いたオーバフート塗料を下記の如く
調合し、該塗料を前記磁性層上に塗布乾燥し、潤滑剤が
5rnり/dになる様に付着させた。
本発明試料 (1)  バーフルオロアルキルカルボン酸のカリウム
塩(FC−129;3M社v!J) 0.15 % x
 チtvセロソルブ溶液 (2)  パーフルオロアルキル第4級アンモニウム沃
化物(FC−135;3M社製) 0.15%エチルセ
ロソルブ溶液 比較試料 (1)  ミリスチン酸   0.15%トルエン溶液
(2)  ブチルステアレー)  0.15%トルエン
溶液(3)  )リセチルフォスフエイト 0.15%トルエン溶液 (4)  )リラウリルフォスフエイト0.15%トル
エン溶液 (5)  バルミチン酸0.15%トルエン溶液これら
の試料に加えて、表面粗さの比較試料(6)として前記
バックコート塗料組成からカーボンブラックをぬいたも
のを塗布し%  (ILa ”= 0.005 ttで
あった)、磁性層表面には本発明試料と同様にして潤滑
剤を付着させたもの及び比較試料(7)としてバックコ
ート塗料中のカーボンブラックの分散の度合ご不十分に
してn a = 0.06μのパラクコ−)ffを形成
し磁性層表面には本発明試料1と同様にして潤滑剤溶液
を付着させたもの及び比較試料(8)として、バックコ
ート層は本発明の試料1と同様なものを設け、磁性層表
面に?R清剤層を設けなかったものを作成しスリットし
磁気テープ試料を作製した。
これらの試料をカセットづめしてデツキにかけ走行性と
繰り返し耐久性を測定した。その結果を表−1に示す。
繰り返し耐久性は画像が消えるまでの再生回数を意味す
る。
走行性は40℃(資)%にて再生画像を目視観察して評
価した。
この結果から本発明の試料が走行性、耐久性がすぐれて
いることがわかる。
2・・通り 表−1 実施例2 次にオーバコート塗料に前記本発明試料1の処方を用い
表−2の工程順列を用い本発明の効果を、+eo   
    、、轟。
表−2 この結果からもわかるように、本発明のフッ素系活性剤
を使って磁気記録媒体のバックフート層を均一に作るに
は、EV→l3C−+I−IT→OCの順に行うと好ま
しい結果を与える。
出w11人  小西六写真工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体の一側面に磁性層を有し、該層表に下記一
    般式(1)、(2)または(3)で表わされる化合物の
    少なくとも1つを有し、かつ前記支持体の他の側面に非
    磁性フィラーを含有し表面粗さが中心線平均粗さで0.
    01〜0.05μmであるバックコート層を有すること
    を特徴とする磁気記録媒体。 一般式(1)C_nF_2_n_+_1COOM一般式
    (2)C_mF_2_m_+_1SO_3M一般式(3
    )▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Mは水素原子、アルカリ金属原子またはアンモ
    ニウム基を表わし、Xはハロゲン原子、Rはアルキル基
    、アルケニル基を表わす。またn、m、lはそれぞれ2
    0以下の整数、pは1〜4、qは0〜3の整数を表わす
    。〕
  2. (2)支持体の一側面に磁性層を形成し、次いで前記支
    持体の他側面にバインダーと非磁性フィラーを含有する
    バックコート層を形成し、しかる後熱処理を行った後、
    前記磁性層側層表に前記一般式(1)、(2)または(
    3)で表わされる化合物の少なくとも1つを被着させる
    ことを特徴とする磁気記録媒体の製造方法。
JP26339985A 1985-11-21 1985-11-21 磁気記録媒体及びその製造方法 Pending JPS62121926A (ja)

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