JPS62120996A - 薄帯体の切断方法およびその実施装置 - Google Patents

薄帯体の切断方法およびその実施装置

Info

Publication number
JPS62120996A
JPS62120996A JP26171585A JP26171585A JPS62120996A JP S62120996 A JPS62120996 A JP S62120996A JP 26171585 A JP26171585 A JP 26171585A JP 26171585 A JP26171585 A JP 26171585A JP S62120996 A JPS62120996 A JP S62120996A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cutting
ribbon
cutting blade
thin strip
thin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP26171585A
Other languages
English (en)
Inventor
寺西 昭雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nabtesco Corp
Original Assignee
Teijin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Teijin Seiki Co Ltd filed Critical Teijin Seiki Co Ltd
Priority to JP26171585A priority Critical patent/JPS62120996A/ja
Publication of JPS62120996A publication Critical patent/JPS62120996A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Nonmetal Cutting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は薄帯体の切断方法およびその実施装置に関する
。より詳しくは、本発明は、オーディオカセット、業務
用ビデオ、ホームビデオ、デジタルコンピュータテープ
、9頁フィルム、感光性フィルム、タイプライタ−リボ
ン等の、プラスチックフィルム、紙等の薄帯体に乾燥、
コーティング、キユアリング等の処理を施し巻取装置に
巻取るに当って、1個の巻芯に巻取中の薄帯体をその走
行を停止させることなく空の巻芯へ巻付け、巻取りをM
Mすることを可能とする薄帯体の切断方法およびその方
法を実施する装置に関する。
〔従来の技術〕
樹脂シート類の切断装置として、実開昭59−1597
号公報には、長手方向に移送する樹脂シート類の幅方向
の外側に一対の銀輪を回転可能に支承し、該銀輪に切断
刃物を担持した無端チェノを張架しており、該無端チェ
ノの走行方向と平行し前記樹脂シー1−類の走行経路を
挾んでシート押えを対設し、該シート押えに伸縮自在な
シリンダロンドを連結し、長手方向に走行していた樹脂
シート類を該切断刃物により横方向に切断する際に、先
ず樹脂シートの走行を停止し、シリンダロンドによりシ
ー1−押えを押下ばて停止した樹脂シートの一側に接触
させ、その接触中に切断刃物をシートの一側面から他の
側面へ走行させて前記樹脂シート類を横に切断するよう
にした樹脂シート類の切断装置が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
この従来装置においては、シー1〜押えによりシートを
押えて切断刃物により切断するために、切断時にはシー
1〜の移送を停止させる必要がある。
このため、切断時に切断部近傍の樹脂シートは定常処理
時と大幅に異なる速度で移送されることになり、この速
度差により切断部近傍のシートの品質が変化してしまい
、特にシートが薄い樹脂フィルムの場合には切断部の前
後の樹脂フィルムを不良品として廃棄する必要が生じる
。また、切断の都度、シートの移送を停止させるため、
シー1〜処理の生産性が高められない。特に、生産性を
高あるためにフィルム処理速度を高速化し、同時にフィ
ルム巻取用の巻芯を交換して連続的にフィルムの咎取り
を行おうとすると上記の問題点が一層顕著に生じる。
上)ホのような問題点を解消するために、前述の装置に
おいて、シート押えおよびそれに連結したシリンダロン
ドを省略し、切断時にシートの移送を停止させることな
く、シートを長手方向に走行させつつ、その走行方向に
交差した方向に切断刃物を移動させてシートを切断させ
ることを試みた。
しかしながら、この方法では、銀輪に掛けた無端チェノ
により切断刃物を移動させるために、切断速度を充分に
高めることができず、シートの切断面がシートの長手方
向に大きく傾斜することとなる。このように傾斜して切
断されたシートの切断面を巻芯に巻取ると、巻芯の長手
方向にシートの切断面が重なってしまう。このために、
シートが薄いフィルムの場合には巻芯上に巻取られたフ
ィルムに皺が入り商品価値が著しく低下するという問題
点があった。
なお、本発明者等の研究によれば、巻芯の長手方向にフ
ィルムの切断面が重ならない、すなわち、フィルムが巻
芯の周艮分だけ移送される間またはそれ以下の時間内に
フィルムの幅方向に高速で切断することができれば、上
述の皺がよらないことが見出されている。
C問題点を解決するための手段〕 本発明においては、長手方向に走行する薄帯体を切断刃
物により横方向に切断する方法において、助走域におい
て前記切断刃物をほぼ定常切断速度まで昇速し、該切断
刃物を長手方向に走1テしている前記薄帯体に交差する
方向に走行させて該薄帯体を切断し、薄帯体の切断後に
、該切断刃物を前記助走を開始するための特低位置に停
止させる簿帯体の切断方法により上述の問題点を解決す
る。
また、上記方法を実施する装置として、本発明において
は、長子方向に走行する薄帯体を挾んで該薄帯体の幅方
向の外側に一対のプーリが回転可能に支承されており、
前記薄帯体の走行方向に交差して該薄帯体の走行域の近
傍に延在する可撓性ベルトが前記プーリに張架されてお
り、該可撓性ベルトは前記薄帯体の切断刃物を担持して
おり、前記プーリの少なくとも一方は制御装置に連結さ
れており、該制御装置は、長手方向に走行する薄帯体を
該切断刃物により横方向に切断する際に、前記切断刃物
をほぼ定常切断速度まで昇速して前記薄帯体を切断し、
1JfF体の切断後に、該切断刃物を前記助走を開始す
るための待機位置に停止させるように構成されている薄
帯体の切断装置が提供される。
〔作用〕
本発明方法においては、助走域において切断刃物をほぼ
定常切断速度まで昇速させ、このようにほぼ定常速度ま
で昇速させた切断刃物を長子方向に走行している前記薄
帯体に交差する方向に走行させて該薄帯体を切断する。
従って、薄帯体が巻芯の周長分だけ移送される間または
それ以下の時間内に走行している薄帯体を幅方向に高速
で切断することができ、巻芯の長手方向に薄帯体の切断
面が重ならず、上述のような皺がよらない。
また、本発明装置においては、前述の従来装置のような
重いチェノではなく、タイミーングベル]・のような軽
量な可撓性ベルトに切断刃物を取着しており、該可撓性
ベルトを巻掛けたプーリの回転を制御装置により制御し
て、長手方向に走行する薄帯体を該切断刃物により横方
向に切断する際に、前記切断刃物をほぼ定常切断速度ま
で昇速して前記薄帯体を切断し、薄帯体の切断後に、該
切断刃物を前記助走を開始するための待機位置に停止さ
せるようにしている。このため、はぼ定常速度まで昇速
させた切断刃物により薄帯体を切断することができる。
しかも、軽口な可撓性ベルトに切断刃物を取着している
ので切断刃物の′定常切断速度を前述のチェノを用いた
装置より大幅に高めることができる。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基づき本発明の詳細な説明する
第2図において、例えばアンワインド装v1(図示せず
)から解舒され、コーター(図示せず)等の適宜な手段
により乾燥、コーティング、キユアリング等の所望の処
理を施されたプラスチックフィルム、紙等の薄帯体Fは
、機枠(図示せず)に回転可能に支承されたガイドロー
ラ1を経て巻付はロール支持アーム2に回転可能に支承
された巻芯3′に巻取られる。なお、ガイドローラ1は
薄帯体の張力を検出して巻取速度をmsするためのテン
ションローラとしてもよい。
巻付はロール支持アーム2は支持軸2aに回動可能に支
承されており、該巻付はロール支持アーム2に連結され
た公知の構造の回動手段(図示せず)により、第2図に
示すように反時計方向に半回転ずつ回動される。
該さ付はロール支持アーム2の両端部には巻芯3.3′
を回転可能に支承している。巻芯3.3′はセンタ一部
を駆動する方式とすることも、またはサーフェイス部を
駆動する方式とすることもできる。
巻芯3′の外径をセンサ(図示せず)により測定して、
巻芯3′に巻取られる薄帯体Fの長さをカウンター(図
示せず)等により測定して、または薄帯体Fの巻取81
間をタイマー<U!J示せずンにより測定して、巻芯3
′上の薄帯体Fの巻jが所定聞に達したことを検出する
と、第3図に示すように、巻付はロール支持アーム2を
回動手段により支持軸2aの回りに回動して、巻芯3′
を巻芯3と入替える。次いで、第4図に示すようにして
、1帯体Fを新しい巻芯3に巻付ける。
すなわち、逆り字状をした一対のアーム4は、その下端
が支持軸4aに回動可能に支承されており、上端部は2
本の平行する固定軸5a、6a(第1図)により連結さ
れている。固定軸5a、6aにはそれぞれ軸受〈図示せ
ず)を介してゴム製の巻込みロール5、タッチロール6
が回転可能に支承されている。第4図に示すよう・に、
アーム4が支持軸4aの回りに回動されると、ゴム製の
巻込みロール5、タッチロール6が巻芯3の上流側から
局面に沿い、薄帯体Fを巻芯3に巻付けるように構成さ
れている。
また、巻芯3の下方位置には支持軸7aに一対のアーム
7が回動可能に支持され、該アーム7の先端部は、固定
軸5a、6aに類似する固定軸(図示せず)により連結
されている。該固定軸には軸受(図示せず)を介してゴ
ム製の押込みロール8が回転可能に支承されている。第
4図に示すように、アーム7が支持軸7aの回りに回動
されると、ゴム製の押込みロール8が巻芯3の下流側か
ら薄帯体Fを持上げて、薄帯体Fの巻芯3への巻付は角
度を増して、薄帯体が巻芯3に確実に巻付くように構成
されている。
本発明の薄帯体切断装置は、巻芯3と押込みロール8と
の間で薄帯体を高速で横方向に切断するものであり、支
持軸9aに回動可能に支承された一対のL字状をしたア
ーム9に支持されている。
両アーム9の先端間にプレート10の支持突起10aを
支持し、長方形形状をしたプレート10をアーム9に支
承している。
第1図に示すように、プレート10の一端部の下側には
公知の構造のブレーキ付きサーボモータ11が設けられ
、プレート10を挾んで該サーボモータ11の上側には
公知の構造のクラッチブレーキ15が設けられている。
サーボモータ11の出力軸には歯付プーリ12が取着さ
れ、また、クラッチブレーキ15の入力軸には歯付プー
リ13が取着され、両プーリ12.13間には歯付ベル
ト14が張架されている。クラッチブレーキ15の出力
軸には歯付プーリ16が取着されている。
プレート10の他端部には、プーリ支持用ブラケット2
1が取着され、歯付プーリ17が回転可能に支承されて
いる。
歯付プーリ16.17は好ましくはアルミニウム等の軽
量金属またはプラスチック等の軽量部材で製作して高速
回転を可能とする。歯付プーリ16.17間に歯付ベル
ト18を張架している。
前記プレート10にブラケット22を設け、該ブラケッ
ト22に、樹脂からなり歯付ベルト18を案内するレー
ル20を、第5図に示すように、ボルト23により螺着
している。
案内レール20は、第1図に示すように、歯付ベルト1
8に沿って歯付プーリ16.17間に延在しており、表
面には第5図に示すように歯付ベルト18案内用の溝2
0aが歯付ベルト18の移動方向に形成されている。
第6図および第7図に示すように、歯付ベルト18の歯
18aを1個削り取った箇所(第6図参照)にはL字状
をした(第7図参照)切断刃物27の保持具26が止め
ビス24およびナラ1−25により取着されている。
保持具26の屹立部26aの表面は第7図に示すように
傾斜しているとともに、その表面には第6図に示すよう
に切断刃物保持具26bが形成されている。
切断刃物27が切断刃物装着溝26bに装着され、止め
どス28により固定されている。切断刃物27はくの字
状切断面27a(その拡開角度が100〜130’)を
有しており、第6図で矢印方向に走行して該くの字状切
断面27aの凹部で薄帯体Fを切断する。
前述のように保持具26を介して切断刃物27を歯付ベ
ルト18に取着しているので、アーム9を第4図に示す
ように回動させた場合に、歯付ベルト18は薄帯体F巻
取用巻芯3の近1労に位置しており、前記プーリ16.
17の回転面は該巻芯3の接線に対して交差するよう巻
芯3側に傾斜して位置しており、一方、該歯付ベルト1
8に担持された刃物27は切断刃物保持具26によりそ
の先端が前記巻芯3の接線に平行するよう外向きに傾斜
されている。
クラッチブレーキ15の近滴位置には薄帯体の切断を終
了した切断刃物27が薄帯体Fの幅外に到達したことを
検出するための光電センサ等の適宜のセンサ(図示せず
)が設けられ、該センサが切断刃物27の通過を検出す
ると制御装置(図示せず)によりクラッチブレーキ15
のブレーキを掛はクラッチを断ち、モータ11の動力が
歯付ベルト18に伝達されないようにしている。同時に
モータ11にブレーキを掛けるようにしてもよい。
これにより、切断刃物はプーリ支持用ブラケット21の
位置までに停止するよう調整されている。
切断刃物27が停止した後、制御装置によりモータ11
を逆転し、クラッチブレーキ15のクラッチを接続して
、歯付ベルト18とともに切断刃物27を戻す。この場
合に、上記センサの取り付は位置は切断刃物27の待機
位置にも対応しており、制計装置によってこのセンサ位
置で切断刃物27を停止させて待機させる。
以上の構成からなる本発明においては、例えばアンワイ
ンド装置(図示せず)から解舒され、コーター(図示せ
ず)等の適宜な手段により乾燥、コーティング、キユア
リング等の所望の処理を施したプラスチックフィルム、
紙等の薄帯体Fを第2図に示すようにガイドローラ1を
経て巻芯3′に巻取る。
巻芯3′の外径をセンサ(図示せず)により測定して、
巻芯3′に巻取られる薄帯体Fの長さをカウンター(図
示せず)等により測定して、または薄帯体Fの巻取時間
をタイマー(図示せず)により測定して、巻芯3′上の
薄帯体Fの巻量が所定量に達したことを検出すると、第
3図に示すように、巻付はロール支持アーム2を回動手
段により支持軸2aの回りに回動して、巻芯3′を巻芯
3と入替える。
次いで、第4図に示すように、アーム4が支持軸4aの
回りに回動され、ゴム製の巻込みロール5、タッチロー
ル6が巻芯3の上流側から周面に沿い、薄帯体Fを巻芯
3に巻付け、アーム7が支持軸7aの回りに回動され、
ゴム製の押込みロール8が巻芯3の下流側から薄帯体F
を持上げて、薄帯体Fの巻芯3への巻付は角度を増して
、薄帯体を巻芯3に確実に巻付ける。
アーム9を第4図に示すように回動させ、歯付ベルト1
8を薄帯体F巻取用巻芯3の近傍に位置させる。前記プ
ーリ16.17の回転面は該巻芯3の接線に対して巻芯
3側に傾斜して位置しており、一方、該歯付ベルト18
に担持された刃物27は切断刃物保持具26によりその
先端が前記巻芯3の接線に平行するよう外向きに傾斜さ
れる。
この状態で制御装置によりクラッチブレーキ13を接続
し、また、制御装置によりモータ11を正方向(第1図
の矢印方向)に駆動する。これにより、モータ11から
プーリ12、歯付ベルト14、プーリ13、クラッチブ
レーキ15を経て歯付プーリ16が回転され、歯付ベル
ト18が正方向に移動される。従って、切断刃物27は
、クラッチブレーキ15の近傍の待機位置から歯付プー
リ16を経てプーリ支持用ブラケット21の近隣の間で
助走され、この助走域において切断刃物27をほぼ定常
切断速度まで昇速させる。
本発明装置においては、前述の従来装置のような重いチ
ェノではなく、タイミングベルトのような軽量な可撓性
ベルト18に切断刃物27を取着しており、このため、
極めて短時間でほぼ定常速度まで昇速させることができ
る。
このようにほぼ定常速度まで昇速させた切断刃物27を
歯付プーリ17の回りを回らせ、薄帯体F(厚さが7μ
〜38μ)の端部(前述の待機位置と反対側)から、そ
のまま長手方向に走行している薄帯体F(走行速度が6
00m/分以上)に交差する方向に走行させて該薄帯体
Fを切断する(その切断速度が1200m/分)。
従って、薄帯体Fが巻芯3の周長分だけ移送される間ま
たはそれ以下のFR間内に走jテしている薄帯体Fを幅
方向に高速で切断することができる。
これによって、巻芯3の長手方向に薄帯体Fの切断面が
重ならなず、皺がよることもない。しかも、軽量な可撓
性ベルトに切断刃物27を取着しているので切断刃物の
定常切断速度を前述のチェノを用いた装置より大幅に高
めることができる。
薄帯体の切断を終了した切断刃物27がクラッチブレー
キ15の近傍位置に到達すると、光電センサ等の適宜の
センサ(図示せず)により切断刃物27の通過が検出さ
れ、この信号により11卯装置はクラッチブレーキ15
のブレーキを掛はクラッチを断ち、モータ11の動力が
歯付ベルト18に伝達されないようにする。同時に制御
装置によリモータ11にブレーキを掛けるようにしても
よい。このようにして、切断刃物27はプーリ支持用ブ
ラケット21の位置までに停止する。
切断刃物27が停止した後、ら制御装置によりモータ1
1を逆転し、クラッチを接続して、歯付ベルト18とと
もに切断刃vIJ27を待機位置へ戻す。
本実施例においては、上記センサの取り付は位置は切断
刃物の待機位置にも対応しており、このセンサ位置に切
断刃物27が到達すると制御装置によりクラッチブレー
キ15のクラッチを断ちそれとともにモータ11を停止
させて切断刃物27を待機位置に停止させ次回の切断に
備えて待機させる。なお、待機位置設定用に別のセンサ
を設けてもよい。また、切断刃物27を待機位置へ戻す
工程は、次回の切断作業の直前に行ってもよい。
なお、切断刃物27により薄帯体Fを切断する間、巻芯
3による薄帯体Fの巻取り速度を若干低下させ、または
巻芯3への薄帯体Fの送り込み速度を若干高めることに
より、薄帯体の張力を僅かに低下させると過大張力によ
る引きちぎりを防止でき、切断刃物27による薄帯体F
の切断が一層良好となる。
前述のように本実施例の切断刃物27はくの字状切断面
27aを有しており、該くの字状切断面27aの凹部で
薄帯体Fを保持し、薄帯体Fの切11i1部の上下の揺
れを抑制しつつ切断凹部により確実に切断することがで
きる。
また、本実施例のように、可撓性の歯付ベルト18が薄
帯体巻取用巻芯3の近傍に位置しており、歯付プーリ1
6.17の回転面が巻芯3の接線に対して巻芯3側に傾
斜して位置しており、歯付ベルト18に担持された刃物
27の先端が巻芯3の接線に平行するよう外向きに傾斜
されていると、歯付ベルト18が高速で回転することに
より可撓性の歯付ベルト18は遠心力により外向きに拡
がって、弾性のない切断刃物27にあっても、切断刃物
27の先端が巻芯3の接線方向に巻芯3に近付き軽く接
触され、薄帯体を確実に切断することができる。
〔発明の効果〕
本発明方法においては、助走域において切断刃物をほぼ
定常切断速度まで昇速させ、このようにほぼ定常速度ま
で昇速させた切断刃物を長手方向に走行している舶記簿
帯体に交差する方向に走行させて該薄帯体を切断する。
従って、薄帯体が巻芯の周長弁だけ移送される間または
それ以下の時間内に走行している薄帯体を幅方向に高速
で切断することができ、巻芯の長手方向に薄帯体の切断
面が重ならず、皺がよらない。
また、本発明装置においては、前述の従来装置のような
重いチェノではなく、タイミングベルトのような軽量な
可撓性ベルトに切断刃物を取着しており、該可撓性ベル
トを巻掛けたプーリの回転を制御装置により制御して、
長手方向に走行する薄帯体を該切断刃物により横方向に
切断する際に、前記切断刃物をほぼ定常切断速度まで昇
速して前記薄帯体を切断し、薄帯体の切断後に、該切断
刃物を前記助走を開始するための待機位置に停止させる
ようにしている。このため、はぼ定常速度まで昇速させ
た切断刃物により薄帯体を切断することができる。しか
も、軽量な可撓性ベルトに切断刃物を取着しているので
切断刃物の定常切断速度を前述のチェノを用いた装置よ
り大幅に高めることができる。従って、薄帯体が巻芯の
周長弁だけ移送される間またはそれ以下の時間内に走行
している薄帯体を幅方向に高速で切断することができ、
巻芯の長手方向に薄帯体の切断面が重ならず、皺がよら
ない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る薄帯体の切(gi装置の要部斜視
図、第2図から第4図は本発明の薄帯体切断装茸を用い
ての薄帯体巻取用巻芯の切替え動作を示す側面図、第5
図は可撓性ベルトの案内部の断面図、第6図は切断刃物
の可撓性ベルト取り付は状態を示す正面図、第7図は第
6図の横断面図である。 3.3′・・・巻芯、   4.7.9・・・アーム、
11・・・ブレーキ付きサーボモータ、12.13・・
・歯付プーリ、 14・・・歯付ベルト、   15・・・クラッチブレ
ーキ、16.17・・・歯付プーリ、 18・・・歯付ベルト。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、長手方向に走行する薄帯体を切断刃物により横方向
    に切断する方法において、助走域において前記切断刃物
    をほぼ定常切断速度まで昇速し、該切断刃物を長手方向
    に走行している前記薄帯体に交差する方向に走行させて
    該薄帯体を切断し、薄帯体の切断後に、該切断刃物を前
    記助走を開始するための待機位置に停止させることを特
    徴とする薄帯体の切断方法。 2、前記切断刃物により薄帯体を切断後に切断刃物を制
    動して待機位置を越えた位置で切断刃物を停止後、該切
    断刃物を待機位置まで後退させて停止させる特許請求の
    範囲第1項記載の薄帯体の切断方法。 3、前記薄帯体の切断時に該薄帯体の張力を低下させる
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の薄帯体の切断
    方法。 4、長手方向に走行する薄帯体を挾んで該薄帯体の幅方
    向の外側に一対のプーリが回転可能に支承されており、
    前記薄帯体の走行方向に交差して該薄帯体の走行域の近
    傍に延在する可撓性ベルトが前記プーリに張架されてお
    り、該可撓性ベルトは前記薄帯体の切断刃物を担持して
    おり、前記プーリの少なくとも一方は制御装置に連結さ
    れており、該制御装置は、長手方向に走行する薄帯体を
    該切断刃物により横方向に切断する際に、前記切断刃物
    をほぼ定常切断速度まで昇速して前記薄帯体を切断し、
    薄帯体の切断後に、該切断刃物を前記助走を開始するた
    めの待機位置に停止させるように構成されていることを
    特徴とする薄帯体の切断装置。 5、前記可撓性ベルトは薄帯体巻取用巻芯の近傍に位置
    しており、前記プーリの回転面は該巻芯の接線に対して
    巻芯側に傾斜して位置しており、該可撓性ベルトに担持
    された前記刃物の先端は前記巻芯の接線に平行するよう
    外向きに傾斜されている特許請求の範囲第4項記載の薄
    帯体の切断装置。 6、前記切断刃物はくの字状切断面を有しており、該く
    の字状切断面の凹部で前記薄帯体を切断する特許請求の
    範囲第4項または第5項記載の薄帯体の切断装置。
JP26171585A 1985-11-21 1985-11-21 薄帯体の切断方法およびその実施装置 Pending JPS62120996A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26171585A JPS62120996A (ja) 1985-11-21 1985-11-21 薄帯体の切断方法およびその実施装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26171585A JPS62120996A (ja) 1985-11-21 1985-11-21 薄帯体の切断方法およびその実施装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62120996A true JPS62120996A (ja) 1987-06-02

Family

ID=17365696

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26171585A Pending JPS62120996A (ja) 1985-11-21 1985-11-21 薄帯体の切断方法およびその実施装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62120996A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6438287U (ja) * 1987-08-31 1989-03-07
WO2007083507A1 (ja) * 2006-01-17 2007-07-26 Nippon Pillar Packing Co., Ltd. ヤーンの製造方法、製造装置及びグランドパッキン

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5936069A (ja) * 1982-08-19 1984-02-28 Toray Ind Inc カツタ駆動方法およびその装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5936069A (ja) * 1982-08-19 1984-02-28 Toray Ind Inc カツタ駆動方法およびその装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6438287U (ja) * 1987-08-31 1989-03-07
WO2007083507A1 (ja) * 2006-01-17 2007-07-26 Nippon Pillar Packing Co., Ltd. ヤーンの製造方法、製造装置及びグランドパッキン
US7845262B2 (en) 2006-01-17 2010-12-07 Nippon Pillar Packing Co., Ltd. Process and apparatus for producing yarn and gland packing

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3897293A (en) Method for applying adhesive tape tabs to a disposable diaper
US4097323A (en) Butt-splicer
US3915399A (en) Apparatus and method for splicing the trailing end of an expiring web to the leading end of a new web
US5346150A (en) Tail gap winder
US3383062A (en) Method and apparatus for continuously winding web material with constant tension
US3692251A (en) Winding,unwinding and tensioning apparatus
JP2002220143A (ja) 高分子フイルムの巻取り方法及び装置
JPS62120996A (ja) 薄帯体の切断方法およびその実施装置
JPH06191697A (ja) ウェブをスプールに巻き取るための装置および方法
JPS61203054A (ja) シ−ト巻取装置
JPH047918Y2 (ja)
JPS62140797A (ja) 薄帯体の切断方法およびその実施装置
JPH0763959B2 (ja) 薄帯体の切断方法
US4024782A (en) Apparatus for cutting the trailing end of an expiring web
JPH0616696Y2 (ja) 薄帯体の切断装置
JP2001063883A (ja) シートロール体の製造方法
JPS62259793A (ja) 薄帯体の切断方法および装置
JPH0476900B2 (ja)
JP3040623B2 (ja) シートの自動切断巻付装置
JPH07502958A (ja) ウェブ巻き取り装置
JPS5889548A (ja) グラビヤ輪転印刷機の巻替え装置
JP2835953B2 (ja) ウエブの巻取制御装置
US3155562A (en) Splicing device
JPH0511247Y2 (ja)
JP2659835B2 (ja) 巻取紙自動仕立装置