JPS6212090A - 加熱調理器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子レンジなどの加熱調理器に関するもので
ある。

従来の技術 近年種々のセンサによシ被加熱物の加熱状態を檜出し制
御回路を介して加熱状態を制御し自動的に調理する自動
加熱装置が実用化されている。

これにより加熱時間や出力、加熱温度などをユーザ自身
で設定しなくとも、制御部がセンサを用いて自動的に加
熱を終了するので、被加熱物の分量や初期温度などを考
慮しなければならない電子レンジなどでは、はなはだ操
作が簡単で、しかも失敗の少ない加熱が行なえるように
なった。

しかしセンサにより被加熱物の加熱状態を檜出し制御す
る制御回路は外部からのノイズに非常に弱く、マニュア
ル操作の加熱装置では問題にならなかった加熱室底面に
設けられた回転載置台を回転させる回転軸を貫通させる
穴からの電波漏洩量でも誤動作し調理に悪影響を及ぼす
欠点があった。

そこで第２図に示すような構造が実用化された。

第２図において電動機１に電圧が印加されると電動機１
中のギヤを介し金属出力軸２が回転し結合ピン３によっ
て金属出力軸２に結合されたギヤ４＆が回転する。ギヤ
４ａが回転するとセラミック回転軸６に結合されたギヤ
４ｂが回転しセラミック回転軸５及び被加熱物６を均一
加熱するための回転載置台７が回転する。セラミック回
転軸６は軸受８ａ、と８ｂで固定する。まだ加熱室９底
面の回転軸５貫通用穴には電波を減衰させるだめのチョ
ーク溝１ｏが設けられ、このチョーク溝１０に軸受８ａ
、、：回転軸５の荷重を受けるだめの固定板１１が取付
けられる。この固定板１１には回転軸５のラジアルガタ
を受ける軸受８ｂ、！：電動機１が取付けられる。

このように回転軸５をセラミックで構成することで従来
の金属回転軸のように電波を引き出すことなく電波漏洩
減量は激減し誤動作もなくなった。

発明が解決しようとする問題点 ところが、このような構成においては、加熱室９の底面
から電動機１までの寸法が非常に広く必要で加熱室９に
対する本体外形寸法が大きくなり置き場所も制限され使
いにくいものになる。そればかりでなく加熱室９の下部
が広くなることで、不格好でデザインしにくいものにな
る。また構成部品が非常に多くそれぞれの部品の取付け
にビスが必要で組立工数及びコストが高いものとなる。

さらに回転軸５の全長に対し回転載置台７の外形が非常
に大きいので回転軸５傾きが拡大され外見上、回転載置
台７が波うちしてしまう。また回転載置台７と加熱室９
の底面の隙間が少ないので波うちして隙間が小さくなっ
た時にスパークする恐れがある。

本発明はこのような従来の問題点を解消するものであり
、簡単な構成で電波洩れによる誤動作をなくす＼ことが
でき、しかも小型で安価な高周波加熱装置を提供するも
のである。

問題点を解決するための手段 本発明の加熱調理器は回転載置台の駆動源である電動機
の回転軸を電動機から貫通させ、回転軸の底面を支持し
、回転軸をセラミソファで構成したものである。

作　　用 本発明の加熱調理器は、セラミックで構成された回転軸
を電動機の出力軸と兼ねることによシ、構成部品を少な
くでき組立工数の削減、組立精度の向上が計れる。

また構成部品が少なくなったことで加熱室底面のスペー
スが少なくなり、小型コンパクトな加熱装置を提供でき
る。

実施例 以下、本発明の一実施例の加熱調理器を図面を参照して
説明する。

第１図に示すように、加熱室９の底部には被加熱物６を
回転載置するための回転載置台７を設ける。回転載置台
７は被加熱物６への電波の照射を良くするためにガラス
、磁器など電波を透過しやすい材料である非金属で構成
する。回転載置台７はテーブル１２に載置され、テーブ
ル１２の中央部と電動機１から貫通された回転軸６と加
熱室９の底面を介し嵌合し゛、回転軸５の回転トルク了
を回転載置台７に伝える、電動機１を貫通し加熱室９底
面に固定する固定板１１で支持される。

上記構成にすれば、加熱室９底面と電動機１と固定板１
１の３部品による構成となり回転軸５の垂直度も精度よ
くだせる。そのため回転載置台７の波うちゃテーブル１
２と加熱室９間のスパークの恐れもなくなった。また組
立て作業も極めて簡単にできる。さらにセラミック回転
軸５は金属回転軸に比べ、熱伝導が小さいので電熱装置
にも容易に展開できる。

発明の効果 以上のように本発明の加熱調理器は、回転載置台の駆動
源である電動機の回転軸をセラミックで構成することで
次の効果を得ることができる。

（１）回転駆動部分の構成部品が少なくなり、加熱室の
底部分のスペースが少なくて済み、コンパクトな装置を
実現出来ることにより、置き場所をとらない使いやすい
装置となる。また、組立て作業も簡単で容易に組立てら
れる。さらに電動機の出力軸を回転軸と兼ねたため、従
来出力軸から回転軸へ回転を伝えていたギヤや回転軸を
固定する軸受けがなくなり安価なものとなる。

（２）電動機の出力軸を回転軸としたため、加熱室と回
転軸の垂直度も精度アップし回転載置台の傾きもなくな
り、加熱室底面と回転載置台の間でのスパークの恐れも
なくなった。

（３）回転軸をセラミックにしているので、加熱室底面
の貫通穴からの電波漏洩も少なくなる。

また金属回転軸に比べ熱電導率が悪いため、回転軸から
の熱伝導によって電動機内部のギヤが溶ける等の心配も
なく簡単に電熱装置にも使用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における加熱調理器の側面断
面図、第２図は従来の加熱調理器の要部断面図である。 １・・・・・・電動機、５・・・・・・回転軸、ア・・
・・・回転載置台、１１・・・・・・固定板。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名イー
−ｔｉｈ久 ７−　回炙九１甘 ｑ−一一如褥τ 第２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被加熱物に高周波エネルギーを供給するための高周波発
   生手段と、被加熱物を加熱する加熱室と前記被加熱物を
   載せて加熱室内を回転する回転載置台と、加熱室底面に
   設けられた孔を貫通する位置に設けられ前記回転載置台
   の回転軸を有した駆動源である電動機とを備え、前記回
   転載置台の駆動源である電動機の回転軸をセラミックで
   構成した加熱調理器。