JPS61260591A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子レンジなどの高周波加熱装置に関するも
のである。

従来の技術 第３図は従来の構成の高周波加熱装置の構造を示す断面
図である。第３図において加熱室１の前面にはドアー２
を開閉自在に設けている。加熱室１には導波管３を連結
して設け、これにマグネトロン４を設けている。マグネ
トロン４から発振された電波は導波管３を介し加熱室１
内に照射する。

食品５は回転載置台６の上に載置され、均一加熱を行う
ために加熱中は電動機７により回転させる。

回転載置台ｅの周囲には加熱室底面に回転自在に支持し
たローラー８を設け、回転載置台６の荷重を支持してい
る。９はローラー８の回転軸である。

発明が解決しようとする問題点 このような従来の構成によると、食品６及び回転載置台
６の荷重は、ローラ８に加わり回転軸９に加わる。この
ローラ８と回転軸９はローラ８の巾の接触面に加重が加
わった状態で回転し、回転載置台θの偏心を防ぐために
３つ以上のローラ８が必要なので摺動抵抗が大きくなり
、電動機７は大きなトルクが必要で大型となり高価とな
るばかりでなく、加熱室下部に広いスペースが必要とな
り、装置全体が大きくなり、使い勝手の１面からも好ま
しくなかった。

また加熱室１の底面に食品５のカスやゴミ等が付着する
とロー２８がロックして回転載置台６とローラ８間で摩
擦抵抗が増大し最悪の場合、電動機子の回転トルクを超
え電動機７がロックし食品５の出来具合に悪影響を及ぼ
す恐れがあった。そこでローラ８を用いないで電動機７
の軸だけで回転載置台６を支持する構成が考えられたが
、この場合は電動機７に全加重が加わり、電動機７の強
度及びトルクが必要でこれもまた電動機７の大型化につ
ながり採用されてなかった。

本発明はこのような従来の問題点を解消するものであり
、簡単な構成でローラを用いないで電動機の軸だけで回
転載置台を支持する構成ができ、電動機の小型化を図り
、安価に構成し、消費電力を低減し、省エネルギーとす
ると共Ｋ、摩擦抵抗の少ない耐久性の高い高周波ｐ口熱
装置を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明の高周波加熱装置は、回転載置台の駆動源である
電動機の回転軸を電動機から貫通させ、回転軸の底面を
支持したものである。

作　　用 本発明の高周波加熱装置は、加熱室底面の中央に設けら
れた回転載置台の中心にある回転軸を支持することによ
り、摩擦抵抗は極めて小さくなり小さなトルクで回転さ
せるこが出来る。

また電動機には直接荷重がかからないため、電動機の耐
久性も向上する。

実施例 以下、本発明の一実施例の高周波加熱装置を図面を参照
して説明する。

第１図に示すように、加熱室１の底部には食品６を回転
載置するための回転載置台６を設ける。

回転載置台６は食品６への電波の照射を良くするために
ガラス、磁器など電波を透過しやすい材料である非金属
で構成する。回転載置台６はテーブル１２に載置され、
テーブル１２の中央部と電動機７に貫通された回転軸１
０と加熱室１の底面を介し嵌合し、回転軸１ｏの回転ト
ルクを回転載置台ｅに伝える・電動機７を買通し加熱室
１外にある回転軸１ｏの底面は、電動機７を加熱室１底
面に固定する固定板１１で支持される。

第２図は電動機アが固定板１１で支持された時の電動機
７内部の構成を示す断面図である。第２図において電動
機アを貫通する回転軸１０には電動機７の内部でビン１
３が挿入されている。ビン１３は電動機７の回転を減衰
させるギヤ１４でおおわれている。回転軸１ｏが固定板
１１で支持されたときビン１３とギヤ１４との隙間とと
ビン１３と電動機７の底面の隙間すは抵抗にならないよ
うにＯ（ａ、ｂとしている。

以下上記構成における作用について説明する。

食品６及び回転載置台ｅの荷重は回転軸１０に加わ°す
、電動機７を介して固定板１１で直接荷重を受けるもの
である。普通食品６は回転載置台６の中央部に載置され
るので食品６、回転載置台６、テーブル１２の荷重の重
心は、回転軸１０上にあるので回転軸１ｏと固定板１１
間の摺動摩擦抵抗は最少限にすることが出来る。

なお固定板１１か固定板１１に支持される回転軸１ｏの
底面のどちらかを球状にすることが望ましい。

また電動機７にはまったく荷重がかからないので電動機
７内部のギヤ１４の折れ等の心配はない。

発明の効果 以上のように本発明の高周波加熱装置は、回転載置台の
駆動源である電動機の回転軸を電動機から貫通させ固定
板で回転軸の底面を支持することによって次の効果を得
ることが出来る。

（１）荷重の重心が回転軸上にあるため、固定板と回転
軸部の回転摩擦抵抗が極めて小さくなるので、回転載置
台は極めて小さいトルクで回転するので、電動機は軽負
荷用の小型のものに出来る。またこれによシミ動機の消
費電力が少なくて済み、省エネルギーの装置が実現出来
る。

さらに加熱室の底部分のスペースが少なくて済み、コン
パクトな装置を実現出来ることになり、置き場所をとら
ない使いやすい装置とな〜る。

（２）加熱室内に金属物等がなくなシ１．電波によって
スパークを起こし発熱するような危険がなくなる。また
ローラーなどがなくなり加熱室内がスッキリし、食品か
すなどで汚れたときでも簡単に水洗いで清掃でき、使い
勝手がよくなる。

（３）加熱室内にローラー等がないので、加熱室内にビ
ータ−を設けた、ヒータその高周波加熱装置に用いても
十分にその作用を発揮出来る。

（４）電動機に荷重がかからないので小型のものに出来
る。

（６）　　ローラー等がなくなり簡単な構成なので非常
に安価なものになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における高周波加熱装置の側
面断面図、第２図は本発明の一実施例における高周波加
熱装置の電動機内部の構成を示す拡大断面図、第３図は
従来の高周波加熱装置の側面断面図である。 ２・・・・・・電動機、１０・・・・・・回転軸、１１
・・・・・・固定板、１３・・・・・・ビン、１４・・
・・・・ギヤー〇代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　
男　ほか１名６−−−ロ＃載１臼 第２図 Ｉ３−ｍ−ビン １＋−−−＋τ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 食品に高周波エネルギーを供給するための高周波発生手
   段と、食品を加熱する加熱室と、前記食品を載せて加熱
   室内を回転する回転載置台と、加熱室底面のほぼ中央に
   設けられた穴を貫通する位置に設けられ前記回転載置台
   の回転軸を有した駆動源である電動機と、前記電動機を
   加熱室底面に固定する固定板とを備え、前記回転載置台
   の駆動源である電動機の回転軸を電動機から貫通させ、
   固定板で回転軸の底面を支持する構成とした高周波加熱
   装置。