JPH11214148A - 高周波加熱装置 - Google Patents

高周波加熱装置

Info

Publication number
JPH11214148A
JPH11214148A JP1311898A JP1311898A JPH11214148A JP H11214148 A JPH11214148 A JP H11214148A JP 1311898 A JP1311898 A JP 1311898A JP 1311898 A JP1311898 A JP 1311898A JP H11214148 A JPH11214148 A JP H11214148A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric motor
rotary
shaft
turntable
drive shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1311898A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukitoshi Sugaya
幸年 菅谷
Chisato Igarashi
千里 五十嵐
Osamu Sakurai
修 桜井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Home Tech Ltd filed Critical Hitachi Home Tech Ltd
Priority to JP1311898A priority Critical patent/JPH11214148A/ja
Publication of JPH11214148A publication Critical patent/JPH11214148A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高品質の回転台を低コストで実現する。 【解決手段】 加熱室内底部に、電動モーター10によ
り回転駆動される回転台9とその上に載置される食品載
せ皿8を配置した高周波加熱装置において、電動モータ
ー10の回転駆動軸11を金属製とするとともに、上端
部が細径先端部15をなすセラミック製の回転軸12を
この回転駆動軸11の上部に熱絶縁カプラー13を介し
て継ぎ足し、他方回転台4の中央部を垂直下方に向けて
絞り加工するとともにその底部を開口させてカプリング
部14となしてこれに回転軸12の細径先端部15を嵌
合させることにより、高周波加熱装置を構成した。それ
により、回転台製造時の機械加工が簡素化したため、耐
熱性の低い電動モーターの使用が可能になるなど、コス
トダウンの成果をあげることができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱室内に収納さ
れる食品を高周波エネルギーによって加熱調理する高周
波加熱装置に関するものであり、特に食品を均一に加熱
するための回転台の回転駆動部を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】図2により従来の回転駆動部の構造を説
明すると、1はガラス製または陶磁器製の食品載せ皿
で、2はこの食品載せ皿1を載せて回転する回転台であ
る。3は電動モーターで、4はこの電動モーター3のセ
ラミック製回転軸であり、5はこの回転軸4と上述の回
転台2を接続するためのカプリングピースである。この
構造において、カプリングピース5は回転台2に溶接に
より取り付けられていた。
【0003】なお、この図2は、回転駆動部が電波漏洩
の防止を考慮した上で高周波加熱室の底部に設けられて
いる状態を示したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述溶接法によ
って作られた従来例においては、カプリングピース5の
回転台2への取り付けに際して高精度の垂直度を維持す
るための溶接加工作業が要求されため、精度不良が頻発
し、回転の平坦性が目に見えて悪い回転台が作られてし
まうという問題があった。また、部品点数の増加が避け
られないということで、コスト高の原因にもなってい
た。
【0005】加えて、回転台2の熱が回転軸4を介して
電動モーター3に伝わってしまい、電動モータ3を焼損
させてしまうことがあるという問題があった。
【0006】さらに、回転軸4の軸受構造に関しては、
電動モーター3側に設けられた軸受6、7で行なってい
たため、軸受部におけるセラミック製回転軸の真円度な
いし軸表面の表面アラサ等を十分な程度にするための加
工コストが存外高くなってしまうという問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するものであり、そのために、加熱室内底部に、電
動モーターにより回転駆動される回転台とその上に載置
される食品載せ皿を配置した高周波加熱装置において、
電動モーターの回転駆動軸を金属製とするとともに、上
端部が細径先端部をなすセラミック製の回転軸をこの回
転駆動軸の上部に熱絶縁カプラーを介して継ぎ足し、他
方回転台の中央部を垂直下方に向けて絞り加工するとと
もにその底部を開口させてカプリング部となしてこれに
回転軸の細径先端部を嵌合させることにより、高周波加
熱装置を構成した。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明にあっては、回転台の中央
部を絞り加工するとともにその底部を開口させてカプリ
ング部となし、回転台の皿載せ面に対するカプリング部
の垂直度が正確に保たれるようにし、同時にコスト低減
が実現されるようにした。
【0009】また、電動モーターの回転駆動軸を金属棒
にすることにより、軸受に関連して要求される回転軸の
真円度と表面アラサが比較的容易に達成し得るように
し、軸受にまつわる問題が発生し難いようにした。
【0010】またさらに、回転台のカプリング部に接続
するセラミック製回転軸と電動モーターの金属製の回転
駆動軸とを熱伝導性の悪い熱絶縁カプラーで連結し、回
転軸を経て電動モーターへ向かう熱流が効果的に遮断さ
れるようにした。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面を用いて説明す
る。
【0012】図1も、図2と同様に、回転台の回転駆動
部が、電波漏洩が防止されるよう考慮された上で加熱室
の底部に設けられた状態を示すものであり、この図1に
おいて、8はガラス製または陶磁器製の食品載せ皿で、
9はこの食品載せ皿8を載せて回転する回転台である。
10は電動モーターで、11はこの電動モーター10の
金属製の回転駆動軸である。12はこの回転駆動軸11
に継ぎ足されるかたちで設けられたセラミック製の回転
軸で、13は回転駆動軸11とこのセラミック製回転軸
12とを回転力に関しては問題なく伝えながら熱的には
十分に絶縁されるように設けられた、ガラス繊維含有ナ
イロン66等の熱絶縁カプラーである。この図面におい
ては詳細を示していないが、電動モーター10の回転駆
動軸11と熱絶縁カプラー13間および熱絶縁カプラー
13と回転軸12との間には、互いが容易に外れないよ
うに、また回転方向に滑りが生じないように、工夫がな
されている。
【0013】14は回転台9の中央部が絞り加工されて
一体的に形成されたカプリング部であり、前述の回転軸
12の上端と嵌合して接続する。この接続部について
は、カプリング部14が絞り加工されて作られているた
めもあり、回転軸14の先端部が回転台9の上面に無用
に突き出してはまずいので、その嵌め込み深さが制限さ
れる必要がある。そのために、回転軸14の上端の径
を、その下方の部分のそれに比べて細目に形成してあ
る。15はその細径の先端部である。
【0014】このように構成された実施例において、回
転台9の上平面に対するカプリング部14の高精度の垂
直度が、極めて容易に達成されるため、バラツキのない
高品質ものを大量に製造可能である。また、セラミック
製の回転軸12の上端部は細径先端部15になっていて
カプリング部14への嵌め込み深さが制限されるように
なっているため、単なる絞り加工による成形であるにも
かかわらず、所定の取り付けが簡単に行なえる。
【0015】また、食品の加熱に伴って回転軸12が温
度上昇を起こし、電動モーター10に向かって伝導した
としても、モーターの回転駆動軸11との間に設けられ
た熱絶縁カプラー13が回転駆動軸13への熱伝導を良
好に遮断するので、電動モーター10が損傷を被ること
はない。
【0016】その上、モーターの回転駆動軸11を金属
製としているので、その軸の真円度や表面のアラサにつ
いては、セラミック等の極度に硬い材料の場合に比べて
はるかに取り扱いやすいため、軸受構造のコストを下げ
ることができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転台の中央部を絞り加工してカプリング部となしたの
で、回転台の皿載せ面に対するカプリング部の垂直度が
正確に保たれるようになった。と同時に、コスト低下が
実現されるようになった。
【0018】また、電動モーターの回転駆動軸を金属棒
にしたので、軸受に対する回転軸の真円度と表面アラサ
にまつわる問題が、セラミック材料製とする場合に比べ
てはるかに少なくなった。
【0019】またさらに、回転台のカプリング部に接続
するセラミック製回転軸と電動モーターの回転駆動軸と
を熱伝導性の悪い熱絶縁カプラーで連結したので、回転
軸から電動モーターへ向かう熱流を効果的に遮断するこ
とができるようになった。
【0020】以上総合して、回転台製造時の機械加工が
簡素化したうえに、耐熱性の低い電動モーターの使用が
可能になるなどにより、コストダウンという大きな成果
をあげることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示した要部断面図である。
【図2】従来例の要部断面図である。
【符号の説明】
8 食品載せ皿 9 回転台 10 電動モーター 11 金属製の回転駆動軸 12 セラミック製の回転軸 13 熱絶縁カプラー 14 カプリング部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室内底部に、電動モーターにより回
    転駆動される回転台とその上に載置される食品載せ皿を
    配置した高周波加熱装置において、前記電動モーター
    (10)の回転駆動軸(11)を金属製とするととも
    に、上端部が細径先端部(15)をなすセラミック製の
    回転軸(12)をこの回転駆動軸の上部に熱絶縁カプラ
    ー(13)を介して継ぎ足し、他方前記回転台(4)の
    中央部を垂直下方に向けて絞り加工するとともにその底
    部を開口させてカプリング部(14)となしてこれに前
    記回転軸の細径先端部を嵌合させたことを特徴とする高
    周波加熱装置。
JP1311898A 1998-01-27 1998-01-27 高周波加熱装置 Pending JPH11214148A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1311898A JPH11214148A (ja) 1998-01-27 1998-01-27 高周波加熱装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1311898A JPH11214148A (ja) 1998-01-27 1998-01-27 高周波加熱装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11214148A true JPH11214148A (ja) 1999-08-06

Family

ID=11824252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1311898A Pending JPH11214148A (ja) 1998-01-27 1998-01-27 高周波加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11214148A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN211170961U (zh) 旋转装置
JPH11214148A (ja) 高周波加熱装置
JP2004071216A (ja) 高周波加熱装置
JPH03237920A (ja) 電気ジャー炊飯器
US4324967A (en) Microwave heating apparatus having magnetic coupling for driving the antenna
JPH017995Y2 (ja)
JP4168755B2 (ja) 高周波加熱調理装置
JP2004106064A (ja) 研磨装置
CN215777195U (zh) 一种锅体驱动组件及炒菜机
CN217471746U (zh) 一种电热水壶底盘及电热水壶
CN219839791U (zh) 晶圆承载装置及成膜装置
CN215650601U (zh) 烹饪器具的调温结构及电火锅
JPS6212090A (ja) 加熱調理器
KR100275783B1 (ko) 박막제조용진공장비의회전식기판가열장치
JP2707121B2 (ja) 高周波加熱装置
JPH0282020A (ja) 加熱調理器
JP3677940B2 (ja) 高周波加熱装置
JPS59217987A (ja) 高周波加熱装置
KR20040057759A (ko) 전자레인지의 턴테이블 회전장치
KR890004874Y1 (ko) 고주파 가열기의 회전 도파관
JP2543045B2 (ja) 高周波加熱装置
CA1135347A (en) Microwave heating apparatus
KR100286458B1 (ko) 유도 가열 공법을 이용한 전기 쿠커 제조 방법
JPS6017831Y2 (ja) 高周波加熱装置
JPS5926162Y2 (ja) 高周波加熱装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040511