JPS62119880A - Ft型コネクタ - Google Patents

Ft型コネクタ

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JPS62119880A
JPS62119880A JP60257639A JP25763985A JPS62119880A JP S62119880 A JPS62119880 A JP S62119880A JP 60257639 A JP60257639 A JP 60257639A JP 25763985 A JP25763985 A JP 25763985A JP S62119880 A JPS62119880 A JP S62119880A
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cable
connector
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明はJIS−C−5410(高周波同軸コネクタ
通則)に基づきテレビジョン共同受信の屋外施設に使用
する公称インピーダンス15Ω、電圧350V (実効
値)、周波数250M1−IZ以下の定格に設計された
FT型コネクタに関し、特に同軸ケーブルの外部導体が
例えばアルミラミネートのような軟かい場合あるいはア
ルミシースのような硬い場合のいずれにも適用できるよ
うにしたものである。
〈従来の技術〉 本発明者は、先にケーブルの外部導体がアルミラミネー
トのような軟かい場合及びケーブルの外部導体がアルミ
シースのような硬い場合のそれぞれに関するFT型コネ
クタの発明に基いて特許山部ち、第1の従来例は、コネ
クタ本体(1)内の先端部に嵌着した第1絶縁体(3)
にてピン部(7a)の一部が外部に突出する如く保持さ
れた中心コンタクト(7)導体受入部(1b)の端部外
周面にテーパ面(7C)を形成するとともに該テーパ面
(7C)に摺接して導体受入部(7b)を狭窄し得る第
2絶縁体(8)を前記コネクタ本体(1)内に配し、該
第2絶縁体(8)を嵌着したバックアップリング(20
)をコネクタ本体(1)の内周壁に沿って設け、該バッ
クアップリング(20)に近接して外周面若干のテーパ
状薄肉筒部(21a)と厚肉フランジ(21b)とより
なるテーパクランプ(21)の厚肉フランジ(21b)
をコネクタ本体(1)の内壁に圧入し、該厚肉フランジ
(21b)を負通し該厚肉フランジ(21b)から突出
した爪体(22)を、前記バックアップリング(20)
の片面に設け、かつコネクタ本体(1)の一端部側外周
面の螺子部(1a)と螺合する締付金具(11)のケー
ブル挿入側内周壁にケーブルの外被Eを弾圧し得る環状
弾性部材(23)及びスプリング(24)付座金(25
)のそれぞれを互いに当接状に装填し、さらに一端部が
前記スプリング(24)付座金(25)に当接し、他端
部が前記爪体(22)に当接し、かつテーパクランプ(
21)のラジアル方向外側に位置する如く締付金具(1
1)内に割入りクランプ(26)を遊嵌状に装填してな
るFT型コネクタである。
そして第2の従来例は、コネクタ本体(1)内の先端部
に嵌着した第1絶縁体(3)にてピン部(7a)の一部
が外部に突出する如く保持された中心コンタクト(7)
の導体受入部(7b)の端部外周面にテーパ面(7C)
を形成するとともに該テーパ面(IC)に摺接して導体
受入部(7b)を狭窄し得る第2絶縁体(8)を前記コ
ネクタ本体(1)内に配し、該第2絶縁体(8)を嵌着
したバックアップリング(20)をコネクタ本体(1)
の内周壁に沿って設け、該バックアップリング(20)
の片側近傍に、コネクタ本体から一部突出する長さの筒
部(27a)と厚肉フランジ(27b)とよりなる補強
スリーブ(21)の該厚肉フランジ(27b)をコネク
タ本体(1)の内壁に圧入し、該厚肉フランジ(271
1)を日通し該厚肉フランジ(27b)から突出した爪
体(22)を、館記バックアップリング(20)の片面
に設け、かつコネクタ本体(1)の一端部側外周面の螺
子部(1a)と螺合する締付金具(11)のケーブル挿
入側内周壁にケーブルへの外部導体りを弾圧し得る環状
弾性部材(23)及びクランプ(28)のそれぞれを互
いに当接状に装填し、さらに一端部外周面のテーバ面(
29a)が前記クランプ(28)の片側内周面のテーバ
面(28a)と摺接し、かつ他端部が前記爪体(22)
に当接する如く補強スリーブ(27)の外側に同心状に
配した割入りテーバクランプ(29)を締付金具(11
)内に遊嵌状に装填してなるFT型コネクタである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところ、が、上記第1の従来例は、締付金具(11)内
に環状弾性部材(23)、スプリング(24)、座金(
25)及び割入リクランプ(26)が装填されており、
割入リクランプ(26)のうちの端部外周面に形成した
係止周鍔(26a)が大径の穴部(Ile)に係止状態
となっている。そして、この割入リクランプ(26)は
その胴部が係止周鍔(26a)側を含む軸方向に沿った
途中までしか割っていないために、コネクタ本体(1)
と螺合する締付金具(11)を締めて行くと、割入りク
ランプ(26)がバックアップリング(2o)に形成し
た爪体(22)を完全に前方に押し出す前に割入りクラ
ンプ(26)が狭窄されてカラス螺子(26b)がケー
ブルの外被に喰い込んでしまう結果、その抵抗で爪体(
22)も前に押し出されないこととなる。
これを無理に行なおうすると、コネクタ本体(1)の螺
子部(1a)が締付金具(11)の螺子部(11b)に
噛んでしまい、双方の螺子部がこわされてしまうという
難点があった。
また、割入リクランプ(26)の割入り部分が狭窄され
るに従い、係止周鍔(26a)の部分が外方に広がり締
付金具(11)内の大径の穴部(11e)に強く当り、
締付金具(11)を廻すと割入りクランプ(26)まで
が−緒に廻ってしまい、これに伴ってケーブルまでが回
転してしまうという不都合な点があった。
次に、第2の従来例も第1の従来例と同様の問題点を有
している。即ち、補強スリーブ(27)の筒部(27a
)と締付金具(11)に遊嵌状に装填した割入りテーバ
クランプ(29)との間に挿入したケーブルの先端部の
外部導体が締付金具(11)をコネクタ本体(1)側に
締付けることによって割入りテーバクランプ(29)が
狭窄され、該割入りテーバクランプ(29)内周面の螺
子(29c)がケーブルAの外被Eに喰い込み、これに
伴なって締付金具(11)に装填した割入りテーバクラ
ンプ(29)の先端がコネクタ本体(1)内のバックア
ップリング(20)の爪体(22)を完全に前に押し出
すことができないと同時にケーブルが回転してしまうと
いう問題があった。
また、第2の従来例はコネクタ本体から一部突出する長
さの筒部(27a)と厚肉フランジ(27b)とよりな
る強補スリーブ(27)の該厚肉7ランジ(21b)を
9ネクタ本体(1)の内壁に圧入する構造であるため、
FT型コネクタへのケーブルの接続に際しては、ケーブ
ルの絶縁体を除去するための専用工具が必ず必要とされ
ていた。
本発明は上記従来例の問題点を解決するためになされた
もので、ケーブルとFT型コネクタとの接続に際して、
締付金具をコネクタ本体側に締付けるに従い、締付金具
に遊嵌状に装填した割入りクランプがコネクタ本体内に
装着したバックアップリングの爪体を完全に所定位置ま
で押し出してケーブルの内部導体を中心コンタクトの導
体受入部に確実に装着せしめるようにするとともに締付
金具の回転締付時には、ケーブルが締付金具と−・緒に
回転しないようにし、併せてケーブルがアルミシースの
ように硬い場合においては必要に応じて補強スリーブを
不要とし、ケーブルの絶縁体除去用専用工具なしでも接
続し得るようにしたFT型コネクタを提供することを目
的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は上記の問題点を解決するために、ケーブルAの
外部導体りがアルミラミネートのような軟かい場合を次
に示す第1発明の如き構成となし、ケーブルAの外部導
体りがアルミシースのような硬い場合を次に示す第2発
明の如き構成としたものである。
即ち、第1発明は、コネクタ本体1内の先・端部に嵌着
した第1絶縁体(3)にてピン部(7a)の一部が外部
に突出する如く保持された中心コンタクト(7)の導体
受入部(7b)の端部外周面にテーパ面(IC)形成す
るとともに該テーパ面(7C)に摺接して導体受入部(
1b)を狭窄し得る第2絶縁体(8)を前記コネクタ本
体(1)内に配し、該第2絶縁体(8)を嵌着したバッ
クアップリング(20)をコネクタ本体(1)の内周壁
に沿って設け、該バックアップリング(20)の片面に
当接するブッシング(30)をコネクタ本体(1)内に
圧入し、かつ薄肉筒部(31a)と厚肉フランジ(31
b)とよりなるスリーブ(31)の該厚肉フランジ(3
1b)の外周面を前記ブッシング(30)内周面に嵌着
し、上記バックアップリング(20)の片面から軸方向
に沿って一体的に突出形成した爪体(22)がブッシン
グ(30)外周面の溝(30a)を通過して内周面にテ
ーバ(32a)面を備えたクランプ(32)の端面に当
接し、該クランプ(32)をコネクタ本体(1)の後端
部寄り内周面に遊嵌状に封入し、該クランプ(32)が
コネクタ本体(1)内の軸方向に沿って移動し得る如く
クランプ(32)外周面とコネクタ本体内周面に軸方向
の案内突条(33a)と該案内突条(33a)に嵌合す
る案内溝(33b)をそれぞれ形成するとともに、コネ
クタ本体(1)の一端部側外周面の螺子部(1a)と螺
合する締付金具(11)のケーブル挿入側の内部に、ケ
ーブルAの外被Eを弾圧し得る環状弾性部材(23)、
ワッシャー(34)及び割入リクランプ(35)のフラ
ンジ部(35b)のそれぞれを互いに当接状に抜け防止
用の保持リング(36)介して装填し、さらに前記割入
りクランプ(35)1の先端部が上記クランプ(32)
のテーパ面(32a)に当接し、かつ割入リクランプ(
35)内周面に軸方向に沿って凹凸条(35a)を形成
したFTコネクタである。
そして第2発明は、コネクタ本体(1)内の先端部に嵌
着した第1絶縁体(3)にてピン部(7a)の一部が外
部に突出する如く保持された中心コンタクト(ア)の導
体受入部(7b)の端部外周面にテーパ面(7C)を形
成するとともに該テーパ面(IC)に摺接して導体受入
部(7b)を狭窄し得る第2絶縁体(8)を前記コネク
タ本体(1)内に配し、該第2絶縁体(8)を嵌着した
バックアップリング(20)をコネクタ本体(1)の内
周壁に沿って設け、該バックアップリング(20)の片
面に当接するブッシング(30)をコネクタ本体(1)
内に圧入し、かつ筒部(27a)と7ランジ(27b)
とよりなる補強スリーブ(27)の該フランジ(27b
)を前記ブッシング(30)内に着脱自在に装着し、上
記バックアップリング(20)の片面から軸方向に沿っ
て一体的に突出形成した爪体(22)がブッシング(3
0)外周面の溝(30a)を通過して後端部外周面にテ
ーパ面(37b)を備えた割入りテーバクランプ(37
)の端面に当接し、該割入りテーバクランプ(37)を
コネクタ本体(1)の後端部寄り内周面に突起(1d)
を介して遊嵌状に封入し、該割入りテーバクランプ(3
7)がコネクタ本体(1)内の軸方向に沿って移動し得
る如く割入りテーバクランプ(37)外周面とコネクタ
本体(1)内周面に軸方向に沿って案内突条(33a)
と該案内突条(33a)に嵌合する案内溝(33b)を
それぞれ形成するとともに、コネクタ本体(1)の一端
部側外周面の螺子部(1a)と螺合する締付金具(11
)のケーブル挿入側の内部に、ケーブルAの外被Eを弾
圧し得る環状弾性部材(23)、押えリング(38)、
及びクランプ(39)のそれぞれを互いに当接状に抜け
防止用の保持リング(3B)を介して装填し、さらに前
記クランプ(39)の先端部が上記割入りデーパクラン
プ(37)のテーパ面(37b)に当接し、かつ割入り
テーバクランプ(37)内周面に軸方向に沿って凹凸条
(37a)を形成したFT型コネクタである。
〈作用〉 上記構成とした第1発明の作用について説明する。
まずケーブルAをコネクタに接続する前に、第3図(a
)に示す如くケーブルAの端末処理を行なう。 即ち、
ケーブルAの外被E及び外部導体りを先端から約20m
で切り離す。この切り離すときに、絶縁体Cに傷をつけ
ないように注意する。ケーブルAの切り出し前後に締付
金具(11)をケーブルAに挿入した後、絶縁体Cを回
転させて絶縁体Cと外部導体りとの間に隙間を設ける。
次に第3図(b)に示すように、絶縁体Cと外部導体り
との間にスリーブ(31)を専用工具(図示せず)で挿
入し、スリーブ(31)の端部に合わせて絶縁体Cを切
り離し、内部導体Bを15mの長さ位置で切断する。
次いで第3図(C)示す如くコネクタ本体(1)の先端
部を機器Kに螺着する。次にスリーブ(31)が挿入さ
れたケーブルAをコネクタ本体(1)に挿入させ、締付
金具(11)をコネクタ本体(1)の一端部側外周面の
螺子部(1a)に螺合させると締付金具(11)に遊嵌
状に装填した割入りクランプ(35)の先端が、クラン
プ(32)外周面とコネクタ本体(1)内周面とにそれ
ぞれ軸方向に沿って形成した案内突条(33a)と該案
内突条(33a)に嵌合する案内溝(33b)を介して
軸方向に沿って移動可能にコネクタ本体(1)内に装填
されたクランプ(32)内周面のテーパ面(32a)に
突き当り、該クランプ(32)を軸方向に沿って前方に
押し出す。これに伴なってクランプ(32)の端面がバ
ックアップリング(20)の爪体(22)を前方に押し
出すこととなる。割入リクランプ(35)がクランプ(
32)に当接することによって、該割入リクランプ(3
5)は次第、に狭窄しながらケーブルAの外被Eを把持
しながらも該割入リクランプ(35)の内周面の軸方向
に沿って形成しリクランプ(35)の内周面の軸方向に
沿って形成した凹凸条(35a)によってケーブルへの
外被E上をスライドしながら前方に送り出される。バッ
クアップリング(20)の移動に伴ない、該バックアッ
プリングに嵌着している第2絶縁体(8)も軸方向に沿
って移動し、この移動の際、第2絶縁体(8)のテーパ
面(8b)が中心コンタクト(7)の導体受入部(7b
)の端部外周面に形成したテーパ面(7C)に摺接し、
導体受入部(7b)を狭窄する結果、ケーブルAの内部
導体Bが中心コンタクト(7)の導体受入部(7b)に
しっかりと圧接固定される。そしてケーブルAの先端部
の外部導体りと外被Eもスリーブ(31)の薄肉筒部(
31a)と締付金具C11)に装填した割入りクランプ
(35)との間に圧接固定される。また、これと同時に
締付金具(11)の締付けにより、割入リクランプ(3
5)の一端部がワッシャー(34)に強く当り、環状弾
性部材(23)を側面から圧縮し、該弾性部材(23)
をラジアル方向の中心に向けて膨張せしめ、ケーブルへ
の外被Eを弾圧密着せしめることとなる(第3図(d)
参照)。締付金具(11)の締付は終了後には、コネク
タ及びケーブルへの防水処理は従来通りとする。
第2発明の作用についても基本的に第1発明のそれと共
通する。但し、ケーブルAの外部導体りがアルミシース
のような硬い場合を対象としているために若干その取付
は操作が異なる。即ち、第4図(a)に示す如く、ケー
ブルAの端末処理を行なう。また、必要に応じてケーブ
ルAに補強スリーブ(27)を装着する場合には、専用
工具(図示せず)にてケーブルAの先端部の絶縁体Cを
除去する。絶縁体Cの除去後に、補強スリーブ(27)
をコネクタ本体(1)内から抜き取り、該補強スリーブ
(27)の筒部(27a)外周面がケーブルAの外部導
体り内周面に沿って押し込まれ、フランジ(27b)が
外部導体りの先端に当接するまで押し込む。外部導体り
の内周面に沿って補強スリーブ(21)を挿入後、該ケ
ーブルAの外被E上に締付金具(11)を挿入する(第
4図(b)参照)。次いで、第4図(C)に示す如く機
器Kにコネクタ本体(1)を取付ける。
一端部側外周面の螺子部(1a)に螺合させると割入り
テーバクランプ(37)外周面とコネクタ本体(1)内
周面とにそれぞれ軸方向に沿って形成した案内突条(3
3a)と該案内突条(33a)に嵌合する案内溝(33
b)を介して軸方向に沿って移動可能にコネクタ本体(
1)内に装填された割入りテーバクランプ(37)の先
端がバックアップリング(20)の爪体(22)を前方
に押し出すこととなる。割入りテーバクランプ(37)
がバックアップリング(20)の爪体(22)に当接す
ることによって、該割入りテーバクランプ(37)は次
第に狭窄しながらケーブルへの外被Eを把持しながらも
該割入りテーバクランプ(37)の内周面の軸方向に沿
って形成した凹凸条(37a)によってケーブルAの外
部導体り上をスライドしながら前方に送り出される。バ
ックアップリング(20)の移動に伴ない、該バックア
ップリングに嵌着している第2絶縁体(8)も軸方向に
沿って移動し、この移動の際、第2絶縁体(8)のテー
パ面(8b)が中心コンタクト(7)の導体受入部(7
b)の端部外周面に形成したテーパ面(γC)に摺接し
、導体受入部中心コンタクト(7)の導体受入部(7b
)にしっがりと圧接固定される。そしてケーブルAの先
端部の外部導体りも補強スリーブ(27)の筒部(27
a)とコネクタ本体(1)に装填した割入りテーバクラ
ンプ(31)との間に該割入りテーバクランプ(37)
の狭窄により圧接固定される。また、これと同時に締付
金具(11)の締付けにより、割入りテーバクランプ(
37)の一端・部外周面のテーパ面(37b)と摺接す
るクランプ(39)が押えリング(38)を介して環状
弾性部材(23)を側面から圧縮し、該弾性部材(23
)をラジアル方向の中心に向けて膨張せしめケーブルA
の外被Eを弾圧密着せしめることとなる(第4図d参照
)。
〈実施例〉 第1図(a)及び第2図(a)は1発明の一実施例を示
し、(1)はコネクタ本体で機器の接続具にと螺合する
側の螺子部(1b)の基部にシールを行うためのOリン
グ(2)を、また後記する締付金具(11)と螺合する
螺子部(1a)の基部に該金具(11)と本体(1)を
シールするための0リング(12)をそれぞれ(1)を
シールするためのOリング(12)をそれぞれ備えてい
る。コネクタ本体(1)内の先端部には、中心コンタク
ト(7)の挿通孔(3a)を有する柱状の1絶縁体(3
)が装填されている。中心コンタクト(7)のピン部(
7a)の一部はコネクタ本体(1)から突出しており、
導体受入部(7b)は狭窄可能に割入りとなっており、
その内周面にはネジ等の凹凸部(7d)が形成され、該
導体受入部(7b)の終端部外周面にテーパ面(7C)
が形成されている。第2絶縁体(8)はコネクタ本体(
1)のほぼ中間部位に装填され、その中心部に導体挿通
孔(8a)を有し、該挿通孔(8a)の先端部側にテー
パ面(8b)を形成して導体受入部(7b)のテーパ面
(IC)に摺接させている。また第2絶縁体(8)の外
周面の一部がバックアップリング(20)にtj1着し
ており、軸方向に沿って前後に移動可能となっているス
リーブ(31)はケーブルAの絶縁体Cが挿通する程度
の内径を有する薄肉筒部(31a)にて形成され、該筒
部(31a)の先端部に形成した厚肉フランジ(31b
)の外周面がコネクタ本体(1)内に圧入したブッシン
グ(30)の内周面に嵌着されている。ブッシング(3
o)と当接しているバックアップリング(20)の片面
には、該ブッシング(30)の溝(30a)を貫通して
バックアップリング(20)から突出した爪体(22)
を一体に形成する。締付金具(11)はその外表面に締
付部(11a)を有する側面多角形の形状をした円筒型
で、コネクタ本体(1)の螺子部(1a)と螺合する螺
子部(iib)を内周面の一端部に形成している。締付
金具(11)内の他端部にはケーブル挿入孔(11C)
を有【ハこのケーブル挿入孔(llc)に隣接した位置
に段部(11dlを介してガスケット等の環状弾性部材
(23)を収納し、さらに該弾性部材(23)に隣接し
た位置で、該弾性部材の収納部より大径の穴部(11e
)にワッシャー(34)を装填する。該大径の穴部(1
1e)にはワッシャー(34)に接して締付金具(11
)内に遊嵌状に装填した割入リクランプ(35)のうち
の端部外周面に形成した7リング部(35b)が嵌着さ
れている。割入リクランプ(35)は狭窄時にケーブル
Aを圧接し得る径の円筒体で、その内周面はケーブル圧
接用の凹凸条(35a)が軸方向に沿りて形成されてい
る。このような凹凸条(35a)の形成によって締付部
rp (11)の締付は始めにおけるケーブルA外被E
への喰込み抵抗の増大が緩和される。また、割入りクラ
ンプ(35)の先端はコネクタ本体(1)への締付金具
(11)螺合時に、クランプ(32)を介して間接的に
爪体(22)と当接状態となる。このクランプ(32)
は内周面にテーパ面(32a)を備えており、このテー
パ面(32a)に前記割入リクランプ(35)の先端が
当る。また、このクランプ(32)はコネクタ本体(1
)の後端部寄り内周面に突起(1d)を介して外部に抜
け出ないように遊嵌状に封入されている。さらに、この
クランプ(32)の外周面とコネクタ本体(1)の内周
面には、軸方向に沿って案内突条(33a)と該案内突
条(33a)に嵌合する案内溝(33b)がそれぞれ形
成されていて、クランプ(32)が回転することなく軸
方向のみに移動するようにしている。
第1図(b)及び第2図(b)は第2発明の一実施例を
示し、基本的には第1図(a)及び第2図(a)共通し
ているので、主な相違点だけを説明する。
スリーブ(31)に代えてコネクタ本体(1)から外側
に突出する比較的厚肉の筒部(27a)を備えた補強ス
リーブ(27)を設けており、該補強スリーブ(27)
はその一端部側に形成した厚肉フランジ(27b)をブ
ッシング(30)内に着脱自在に装着している。
このように、補強スリーブ(27)を着脱自在の構造と
したのは、ケーブルの接続作業において、補強スリーブ
(27)を使用する場合と、使用しない場合のいずれに
も対処し得るようにするためである。
ブッシング(30)はコネクタ本体(1)に圧入されて
おり、該ブッシングの外周面の3個所に形成した溝(3
0a)にバックアップリング(20)の片面から軸、方
向に沿って一体的に突出形成した爪体く22)が貫通状
態に挿し込まれている。また、割入りテーバクランプ(
37)の外周面とコネクタ本体(1)の内周面には、軸
方向に沿って案内突条(33a)と該案内突条(33a
)に嵌合する案内溝(33b)がそれぞれ形成されてお
り、割入りテーパクランプ(37)が回転することなく
コネクタ本体(1)内の軸方向に沿って移動するように
している。この割入りテーパクランプ(37)は上記補
強スリーブ(27)のラジアル方向の外側に位置し、コ
ネクタ本体(1)の後端部寄り内周面に遊嵌状に突起(
1d)を介して外部に抜け出ないように封入されている
。また、割入りテーパクランプ(37)の内周面には、
軸方向に沿って凹凸条(37a)が形成されており、該
凹凸条(37a)によってケーブルAの外部導体りが押
圧状態で支持される。割入りテーパクランプ(37)の
一端部外周面のテーバ面(37b)は締付金具(11)
内のケーブル挿入孔(llc)側の近傍段部(11d)
介して穴部(11f)及び該穴部(10)より大径の穴
部(11(+)に左から順次Oリング等の環状弾性部材
(23)、押えリング(38)及びクランプ(39)が
互いに当接状に収納されている。クランプ(39)の外
周面と締付金具(11)の内周面に形成した各環状溝(
39a)、(11h)に抜け防止用の保持リング(36
)を装填している。
〈発明の効果〉 この第1の発明は上記の説明から判るように、締付金具
の中に遊嵌状に装填した割入リクランプの内周面に軸方
向に沿って凹凸条を形成するとともに該割入りクランプ
の筒体側を割入りとし、かつ割入リクランプと当接する
テーバ面を有するクランプを介してバックアップリング
に間接的に押す構造とし、さらにコネクタ本体の後端部
側内周面に遊嵌状収納した前記クランプはその外周面と
コネクタ本体内周面のそれぞれに案内突条と該案内突条
に嵌合する案内溝が形成されているために、締付金具を
コネクタ本体に螺合して締付けるときに、割入りクラン
プは次第に狭窄してケーブルの外被を押さえると同時に
該割入リクランプはケーブルの軸方向に沿ってスライド
し、バックアップリングの爪体を完全に前方の所定位置
まで押し出すことができ、ケーブルの内部導体と中心コ
ンタクトとの接、F−が確実に行なわれるという優れた
効果を奏する。また割入りクランプがケーブルを押さえ
ながら該ケーブルの外被上をスライドするときも、その
前進する力は、クランプは回転することなくコネクタ本
体内の軸方向に沿ってのみ移動して効果的にバックアッ
プリングの爪体に力を伝達することができ、かつバック
アップリングの爪体との接触面積も従来゛より大きいの
で確実に行なわれる。しかも、割入りクランプのフラン
ジ側は割りが入っていないので、締付金具を回しても一
緒に回転せずに、締付金具内でフリーの状態にあり、前
進させるだけである結果、締付金具とコネクタ本体との
螺合がスムーズに行なわれ、螺子を痛めることがないと
いう利点がある。
また、第2の発明も基本的に第1の発明と同様の効果を
奏するものであって、締付金具の締付けによって、コネ
クタ本体内に遊嵌状に収納された割入りテーパクランプ
は、次第に狭窄してケーブルの外部導体を押さえながら
も、その割入りテーパクランプの内周面に軸方向に沿っ
て形成した凹凸条によってケープルーヒをスライドし“
ながらバックアップリングの爪体を前方の所定位置まで
完全に押し出すことができ、ケーブルの内部導体と中心
コンタクトの導体受入部との接合が完全に行われる。さ
らに、割入りテーパクランプはその外周面とコネクタ本
体の内周面とにそれぞれ形成された案内突条と該案内突
条に嵌合する案内溝とにより、コネクタ本体内で回転す
ることなく軸方向にのみ移動するだけであるから、力の
伝達が有効に行なわれ、締付金具とコネクタ本体の螺合
が無理なく行なわれる。
さらに、第2の発明においては、補強スリーブを必要と
しないときには、コネクタ本体内に圧入したブッシング
の内周面から予め補強スリーブを抜き取っておけばよく
、この場合には、ケーブルの先端部の絶縁体を除去する
専用の工具も必要としないでケーブルをコネクタに取付
けることができるという便利さがある。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は第1発明の一実施例を示す断面図。 第1図(b)は第2発明の一実施例を示す断面図。 第2図(a)は第1図(a)の側面図、第2図(b)は
第1図(b)の側面図、第3図(a) 〜(d)は第1
発明のケーブル接続状態を示す断面図、第4図(a)〜
(d)は第2発明のケーブル接続状態を示す断面図、第
5図(a)は第1の従来例の断面図、第5図(b)は第
5図(a)の側面図、第6図は第2の従来例の断面図、
第6図(b)は第6図(a)の側面図である。 (1)・・・コネクタ本体、  (1c)・・・テーパ
面。 (7)・・・中心コンタクト、 (7b)・・・導体受
入部。 (IC)・・・テーバ面、(8)・・・第2絶縁体。 (8b)・・・デーパ面、 (ii)・・・締付金具。 (11d)・・・段部。 (20)・・・バックアップリング。 (22)・・・爪体。 (23)・・・環状弾性部材。 (27)・・・補強スリーブ、 (30)・・・ブッシ
ング。 (31)・・・スリーブ、   (32)・・・クラン
プ。 (33a)・・・案内突条、  (33b)・・・案内
溝。 (35)・・・割入リクランブ、 (35a)・・・凹
凸条。 (37)・・・割入りテーパクランプ。 (37a)・・・凹凸条。 A・・・ケーブル、B・・・内部導体、D・・・外部導
体。 E・・・外被。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コネクタ本体内の先端部に嵌着した第1絶縁体に
    てピン部の一部が外部に突出する如く保持された中心コ
    ンタクトの導体受入部の端部外周面にテーパ面を形成す
    るとともに該テーパ面に摺接して導体受入部を狭窄し得
    る第2絶縁体を前記コネクタ本体内に配し、該第2絶縁
    体を嵌着したバックアップリングをコネクタ本体の内周
    壁に沿って設け、該バックアップリングの片面に当接す
    るブッシングをコネクタ本体内に圧入し、かつ薄肉筒部
    と厚肉フランジとよりなるスリーブの該厚肉フランジの
    外周面を前記ブッシング内周面に嵌着し、上記バックア
    ップリングの片面から軸方向に沿って一体的に突出形成
    した爪体がブッシング外周面の溝を通過して内周面にテ
    ーパ面を具えたクランプの端面に当接し、該クランプを
    コネクタ本体の後端部寄り内周面に遊嵌状に封入し、該
    クランプがコネクタ本体内の軸方向に沿って移動し得る
    如くクランプ外周面とコネクタ本体内周面に軸方向の案
    内突状と該案内突状に嵌合する案内溝をそれぞれ形成す
    るとともに、コネクタ本体の一端部側外周面の螺子部と
    螺合する締付金具のケーブル挿入側の内部に、ケーブル
    の外被を弾圧し得る環状弾性部材、ワッシャー及び割入
    りクランプのフランジ部のそれぞれを互いに当接状に抜
    け防止用の保持リングを介して装填し、さらに前記割入
    リクランプの先端部が上記クランプのテーパ面に当接し
    、かつ割入りクランプ内周面に軸方向に沿って凹凸条を
    形成したことを特徴とするFT型コネクタ。
  2. (2)コネクタ本体内の先端部に嵌着した第1絶縁体に
    てピン部の一部が外部に突出する如く保持された中心コ
    ンタクトの導体受入部の端部外周面にテーパ面を形成す
    るとともに該テーパ面に摺接して導体受入部を狭窄し得
    る第2絶縁体を前記コネクタ本体内に配し、該第2絶縁
    体を嵌着したバックアップリングをコネクタ本体の内周
    壁に沿って設け、該バックアップリングの片面に当接す
    るブッシングをコネクタ本体内に圧入し、かつ筒部と厚
    肉フランジとよりなる補強スリーブの該厚肉フランジを
    前記ブッシング内に着脱自在に装着し、上記バックアッ
    プリングの片面から軸方向に沿って一体的に突出形成し
    た爪体がブッシング外周面の溝を通過して後端部外周面
    にテーパ面を備えた割入りテーパクランプの端面に当接
    し、該割入りテーパクランプをコネクタ本体の後端部寄
    り内周面に遊嵌状に封入し、該割入りテーパクランプが
    コネクタ本体内の軸方向に沿って移動し得る如く割入り
    テーパクランプ外周面とコネクタ本体内周面に軸方向に
    沿って案内突条と該案内突条に嵌合する案内溝をそれぞ
    れ形成するとともに、コネクタ本体の一端部側外周面の
    螺子部と螺合する締付金具のケーブル挿入側の内部に、
    ケーブルの外被を弾圧し得る環状弾性部材、押えリング
    及びクランプのそれぞれを互いに当接状に抜け防止用の
    保持リングを介して装填し、さらに前記クランプの先端
    部が上記割入りテーパクランプのテーパ面に当接し、か
    つ割入りテーパクランプ内周面に軸方向に沿って凹凸条
    を形成したことを特徴とするFT型コネクタ。
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