JPH08247369A - 分岐継手 - Google Patents

分岐継手

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JPH08247369A
JPH08247369A JP7056374A JP5637495A JPH08247369A JP H08247369 A JPH08247369 A JP H08247369A JP 7056374 A JP7056374 A JP 7056374A JP 5637495 A JP5637495 A JP 5637495A JP H08247369 A JPH08247369 A JP H08247369A
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Naoshi Shimoda
直志 霜田
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Maezawa Kasei Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被接続管に支管を容易に分岐でき分岐部分の
接続が確実で容易な分岐継手を提供する。 【構成】 パッキング体7を取り付けた取付体6の係止
部11を、弾性片16,16を内側に弾性変形させて被接続管
1の開口部2に外側から挿入する。支管を取り付ける継
手体5を補強部21側から取付体6に挿入し、スペーサ8
を取付体6に嵌合する。袋ナット9の雌ねじ部41を取付
体6の雄ねじ部12に螺合し、袋ナット9の押圧部44を継
手体5の抜止部28に当接させて継手体5を取付体6に嵌
挿する。継手体5の嵌挿により弾性片16,16が補強部21
にて外側に弾性変形して開口部2の周縁に押圧し、係止
爪部17,17が開口部2の内周側縁に係止する。袋ナット
9の当接部43がスペーサ8を被接続管1に押圧し、スペ
ーサ8のフランジ部36が取付体6およびパッキング体7
を押圧し、分岐継手本体3を取り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被接続管から分岐して
支管を接続する分岐継手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被接続管の側面部に開口部を開口
形成し、この開口部に支管を接続して分岐させる分岐継
手としては、例えば特開平5−33382号公報に記載
の構成が知られている。
【0003】この特開平5−33382号公報に記載の
分岐継手は、被接続管の一端の開口から継手本体を挿入
し、被接続管の内側から継手本体の外周部を開口部に嵌
合し、この継手本体の外周面の一端部から突設され被接
続管の内周面に対応して彎曲された曲面状のフランジ部
と、継手本体の外周部に係合する締着具とにより、パッ
キング体、被接続管の開口部の周縁部およびスペーサを
挟持して、継手本体を被接続管に密着固定する。そし
て、継手本体の内周部に支管を嵌合保持し、継手本体の
内周面の一端部近傍から突設された係止段部でこの支管
を係止して、継手本体に支管を固定し被接続管に継手本
体を介して支管を分岐させている。
【0004】しかしながら、上記特開平5−33382
号公報に記載のものは、継手本体を被接続管の一端の開
口から挿入して被接続管の内側から装着するため、例え
ば水平方向に埋設された被接続管に支管を分岐させる場
合には、分岐させる位置の近傍の被接続管の両端側に継
手本体を挿入可能な開口を有していないため、分岐でき
ない。
【0005】そこで、被接続管の外周側から分岐作業を
可能にすべく、例えば特開平5−60284号公報に記
載の構成が採られている。
【0006】この特開平5−60284号公報に記載の
分岐継手は、被接続管の開口部に継手本体の外周面から
外周方向に突出する弾性係止体を縮径方向に弾性変形さ
せつつ継手本体を挿入し、開口部の縁を通過した弾性係
止体を復帰させて外周面から再び外周方向に突出させて
開口部の周縁部に係止させ、継手体の嵌合部を開口部に
嵌合する。さらに、被接続管の外周面から突出する継手
本体に押え具を取り付けて、あらかじめ取り付けたスペ
ーサおよびパッキング体を被接続管に押圧させることに
より、開口部の周縁部に係止する弾性係止体の側面とス
ペーサの一端部とにて開口部の周縁部近傍を挟持し、継
手本体を被接続管に固定する。そして、継手本体の内周
部に支管を嵌合保持し、継手本体の内周面の一端部近傍
から突設された係止段部でこの支管を係止して、継手本
体に支管を固定し被接続管に継手本体を介して支管を分
岐させている。
【0007】しかしながら、上記特開平5−60284
号公報に記載の分岐継手において、継手本体を被接続管
へ固定するために開口部の周縁に係止する弾性係止体
が、弾性変形可能であるため、例えば分岐後に支管を埋
設する際に支管に応力が掛った場合、スペーサとにて被
接続管の開口部の周縁部近傍を挟持する弾性係止体に応
力が作用して弾性係止体が弾性変形し、開口部の周縁へ
の係止が外れて継手本体が開口部から外れてしまうおそ
れがある。また、開口部の周縁への係止面積を増大させ
るために弾性係止体を大型化すると、開口部に継手本体
を外側から挿入できなくなる問題がある。
【0008】そこで、被接続管の外周面から分岐作業が
行えるとともに、分岐継手を確実に固定すべく、例えば
特公昭62−2196号公報に記載の構成が採られてい
る。
【0009】この特公昭62−2196号公報に記載の
分岐継手は、筒状の分岐パイプ部材の長手方向に切り込
みを有し変形可能な下方部分を、主導管の開口部に変形
させつつ挿入し、開口部の縁を通過した分岐パイプ部材
の下方部分のつば状の第1の突起を開口部の周縁部に係
止した後、分岐パイプ部材の下方部分に筒状のブシュ
を、分岐接続する枝導管をブシュの端部に当接させて押
し込み、分岐パイプ部材の下方部分が変形しないように
嵌合させる。そして、枝導管を分岐継手に接続して分岐
を行っている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公昭62−2196号公報に記載の分岐継手において、
確実にブシュが分岐パイプ部材の下方部分に嵌合して下
方部分の変形を防止するようになっているか否かを、例
えば枝導管を取り外し分岐パイプ部材内から手を挿入し
て確認しなければならないとともに、ブシュを長い枝導
管にて押し込むため、分岐作業が煩雑となる問題があ
る。
【0011】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、被接続管に支管を容易に分岐でき分岐部分の接続
が確実な分岐継手を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の分岐継手
は、一端部に設けられ軸方向に沿って複数切り込みを有
し、先端外周面に被接続管の側面部に開口形成された開
口部の縁に係止する係止爪部を有する弾性変形可能な複
数の弾性片からなる筒状の係止部、他端部に設けられ外
周面に雄ねじ部を有した略筒状の胴体部、および、前記
係止部および前記胴体部の中間部の外周面に設けられ外
方に向けて突出し前記開口部の開口径より径大の押圧外
段部を備えた取付体と、一端部に設けられ前記取付体の
係止部の内側に嵌合され前記係止爪部を前記被接続管の
開口部に係止させて前記弾性片を前記開口部の周縁に押
圧させる略円筒状の補強部、および、他端部に設けられ
前記取付体の胴体部に嵌合され外周面に外方に向けて突
出する抜止部を有し内周面に分岐される支管を嵌合保持
する保持部を備えた継手体と、一端部に内方に向けて突
出して設けられ前記取付体の前記押圧外段部に当接する
フランジ部、および、他端面に設けられ前記被接続管の
外周面に密着可能な曲面状の凹部を設けた環状のスペー
サと、前記取付体の係止部が挿通され前記被接続管の外
周面、前記取付体の押圧外段部および前記スペーサの間
で挟持されて接合部分に水密に密着する環状のパッキン
グ体と、内周面に設けられ前記取付体の胴体部の雄ねじ
部に螺合する雌ねじ部、一端部に設けられ前記雌ねじ部
の螺合により前記スペーサの一端面に押圧当接し前記ス
ペーサを前記被接続管に押圧する当接部、および、他端
部に内方に向けて突出形成され前記雌ねじ部の螺合によ
り前記継手体の抜止部に押圧当接して前記継手体を前記
被接続管に向けて押圧する押圧部を備えた押え具と具備
したものである。
【0013】請求項2記載の分岐継手は、一端部に設け
られ軸方向に沿って複数切り込みを有し、先端外周面に
被接続管の側面部に開口形成された開口部の縁に係止す
る係止爪部を有する弾性変形可能な複数の弾性片からな
る筒状の係止部、他端部に設けられ外周面に雄ねじ部を
有した略筒状の胴体部、および、前記係止部および前記
胴体部の中間部の外周面に設けられ外方に向けて突出し
前記開口部の開口径より径大の押圧外段部を備えた取付
体と、一端部に設けられ前記取付体の係止部の内側に嵌
合され前記係止爪部を前記被接続管の開口部に係止させ
て前記弾性片を前記開口部の周縁に押圧させる略円筒状
の補強部、および、他端部に設けられ前記取付体の胴体
部に嵌合され外周面に外方に向けて突出する抜止部を有
し内周面に分岐される支管を嵌合保持する保持部を備え
た継手体と、一端面に被接続管の外周面に密着可能な曲
面状の凹部を設けた環状のスペーサと、前記取付体の係
止部が挿通され前記被接続管の外周面、前記取付体の押
圧外段部および前記スペーサの間で挟持されて接合部分
に水密に密着する環状のパッキング体と、内周面に設け
られ取付体の胴体部の雄ねじ部に螺合する雌ねじ部、一
端部に設けられこの雌ねじ部の螺合により前記スペーサ
の他端面および取付体の押圧外段部に押圧当接し前記ス
ペーサおよび前記取付体を前記被接続管に押圧する当接
部、および、他端部に内方に向けて突出形成され前記雌
ねじ部の螺合により継手体の抜止部に押圧当接してこの
継手体を前記被接続管に向けて押圧する押圧部を備えた
押え具とを具備したものである。
【0014】
【作用】請求項1記載の分岐継手は、被接続管の開口部
にパッキング体を嵌挿する取付体の係止部を被接続管の
外側より挿入し、この取付体に継手体の補強部を挿入
し、取付体の胴体部にパッキング体を覆ってスペーサを
嵌合して、押え具の雌ねじ部を取付体の雄ねじ部に螺合
させる。この押え具の螺合により、押え具の押圧部が継
手体の抜止部を被接続管に向けて押圧当接して継手体を
取付体に嵌挿させる。また、押え具の当接部がスペーサ
の一端面に押圧当接してスペーサの曲面状の凹部を被接
続管に押圧させるとともに、スペーサが押圧されること
によりスペーサのフランジ部が取付体の押圧外段部に押
圧当接して取付体を被接続管に向けて押圧し、この取付
体の押圧により取付体の押圧外段部にてパッキング体を
被接続管の外周面に押圧密着して接合部分を水密にす
る。そして、継手体の嵌挿により、取付体の係止部に嵌
合する継手体の補強部にて取付体の弾性片が強固に開口
部の周縁に押圧され係止爪部が開口部の周縁に確実に係
止し、取付体の係止部が開口部に確実に係止されてパッ
キング体により水密に取り付けられる。この後、継手体
の保持部に支管を嵌合固定して被接続管の開口部に支管
を取り付ける。
【0015】請求項2記載の分岐継手は、被接続管の開
口部にパッキング体を嵌挿する取付体の係止部を被接続
管の外側より挿入し、この取付体に継手体の補強部を挿
入し、取付体の胴体部にパッキング体を覆ってスペーサ
を嵌合して、押え具の雌ねじ部を取付体の雄ねじ部に螺
合させる。この押え具の螺合により、押え具の押圧部が
継手体の抜止部を被接続管に向けて押圧当接して継手体
を取付体に嵌挿させる。また、押え具の当接部がスペー
サの他端面および取付体の押圧外段部に押圧当接してス
ペーサの曲面状の凹部を被接続管に押圧させるととも
に、取付体を被接続管に向けて押圧し、この取付体の押
圧により取付体の押圧外段部にてパッキング体を被接続
管の外周面に押圧密着して接合部分を水密にする。そし
て、継手体の嵌挿により、取付体の係止部に嵌合する継
手体の補強部にて取付体の弾性片が強固に開口部の周縁
に押圧され係止爪部が開口部の周縁に確実に係止し、取
付体の係止部が開口部に確実に係止されてパッキング体
により水密に取り付けられる。この後、継手体の保持部
に支管を嵌合固定して被接続管の開口部に支管を取り付
ける。
【0016】
【実施例】以下、本発明の分岐継手の一実施例の構成を
図面を参照して説明する。
【0017】図1ないし図6において、1は被接続管
で、この被接続管1は、例えばポリ塩化ビニルなどの合
成樹脂にて管状に成形され、この被接続管1の一側面部
には、略円形の開口部2がホールソーなどにより開口形
成されている。
【0018】さらに、この開口部2には、分岐継手本体
3を介して例えばポリ塩化ビニルなどの合成樹脂にて管
状に成形された図示しない略円筒状の支管が接続されて
いる。
【0019】そして、分岐継手本体3は、支管が取り付
けられる継手体5、この継手体5を開口部2に取り付け
る取付体6、パッキング体7、スペーサ8、および、押
え具としての袋ナット9から構成されている。
【0020】また、取付体6は、図7ないし図9に示す
ように、例えばポリ塩化ビニルなどの合成樹脂や金属な
どにより筒状に形成され、一端側に一端縁が被接続管1
の外周面に沿うように曲面状に形成された係止部11を設
けている。さらに、取付体6は、他端側に係止部11より
径大で外周面に雄ねじ部12が設けられた胴体部13を、係
止部11と同軸上に形成し、筒状に形成されている。
【0021】そして、取付体6には、胴体部13と係止部
11との間には、外径が雄ねじ部12の外径よりさらに径大
で、内径が係止部11の内径と同寸法で内周面が係止部に
連続する略筒状の押圧外段部14が形成されている。この
押圧外段部14は、外周面の胴体部13側である上端面に環
状の押圧外段上面14a を形成し、外周面の係止部11側で
ある下端面に被接続管1の外周面に沿うように曲面状の
押圧外段下面14b を形成し、内周面に胴体部13の内周面
から内方に突出するように係止部11の胴体部13側の端部
が位置して環状の押圧内段面14c を形成している。
【0022】また、この取付体6の係止部11には、軸方
向に沿って切り込み15,15が複数設けられ、これら切り
込み15,15により弾性変形可能な複数の短冊状の弾性片
16,16が設けられている。なお、これら弾性片16,16
は、図3に示すように、先端が収束するように若干内方
に傾斜して形成されている。また、弾性片16,16の先端
の外側面には、外方に向けて楔状に突出した係止爪部1
7,17が形成され、係止爪部17の弾性片16の基端側の縁
は、図9に示すように、被接続管1の内周面と開口部2
の縁との連続に変化する角度に対応して傾斜して形成さ
れている。
【0023】さらに、押圧外段部14の内周面には、図7
および図8に示すように、軸方向に沿って溝状の係合溝
部18,18が、押圧外段部14の軸方向の長さ寸法が最短の
位置に直径方向に対向して一対設けられている。また、
胴体部13の外周面には、図8および図9に示すように、
軸方向に沿って溝状の位置決め部19,19が押圧外段部14
の押圧外段上面14a 側で押圧外段部14の軸方向の長さ寸
法が最短の位置に直径方向に一対設けられている。
【0024】一方、継手体5は、図10ないし図12に
示すように、例えばポリ塩化ビニルなどの合成樹脂や金
属などにより取付体6と略同形状の円筒状に形成され、
一端側に取付体6の係止部11の一端縁に対応して一端縁
が被接続管1の外周面に沿うように曲面状に形成され取
付体6の係止部11に嵌合する補強部21を設けている。ま
た、継手体5の他端側には、補強部21より径大で補強部
21と同軸上に取付体6の胴体部13に嵌合する保持部22が
設けられている。さらに、継手体5の内周面には、補強
部21の保持部22側の端面である位置決め段部23b が設け
られている。
【0025】そして、継手体5の補強部21の外周面に
は、軸方向に沿って凸状で取付体6の係合溝部18,18に
係止する案内凸条24,24が、取付体6の係止部11の係合
溝部18に対応した補強部21の軸方向の長さ寸法が最短の
位置に直径方向に一対設けられている。
【0026】また、継手体5の保持部22の外周面には、
周面に沿って溝状に形成されたパッキング取付溝26が設
けられ、このパッキング取付溝26には取付体6の胴体部
13の内周面に水密に当接するOリング27が装着されてい
る。さらに、保持部22の補強部21側と反対側である上端
部近傍の外周面には、周方向に沿って凸状の抜止部28が
形成されている。また、この抜止部28には、周方向に沿
って溝状に溝凹部29が形成されている。
【0027】一方、パッキング体7は、図1ないし図5
に示すように、弾性ゴムや弾性を有した合成樹脂などに
て環状に形成されている。そして、パッキング体7に
は、取付体6の押圧外段部14の押圧外段下面14b に水密
に当接される環状の密着部30が設けられ、この密着部30
の一側には、略垂直に折曲形成され取付体6の係止部11
の外周面に水密に嵌合するように円筒状に形成された第
1の圧着部31が設けられている。また、密着部30の他側
には、第1の圧着部31と同方向で先端部が外径方向に傾
斜して筒状に形成された第2の圧着部32が設けられ、パ
ッキング体7は、密着部30、第1の圧着部31および第2
の圧着部32とにて断面略U字状に一方に拡開するように
空間部33を設けて形成されている。
【0028】さらに、第1および第2の圧着部31,32の
折曲側の先端縁は、被接続管1の開口部2の周縁近傍に
水密に密着されるように、曲面状に形成されている。
【0029】また、スペーサ8は、図13ないし図15
に示すように、例えばポリ塩化ビニルなどの合成樹脂や
金属などにより環状に形成され、一端縁には取付体6の
係止部11や継手体5の補強部21の一端縁と同形状に被接
続管1の外周面に沿うように曲面状の凹部8aが形成され
ている。そして、スペーサ8の一端縁の内周面には、内
方に向けてリング状にフランジ部36が設けられている。
また、このフランジ部36の内周面には、スペーサ8の軸
方向の長さ寸法が最短の位置に直径方向に対向して内方
に突出する一対の爪部37,37が設けられ、これら爪部3
7,37が取付体6の位置決め部19,19に係合されるよう
になっている。さらに、スペーサ8の他端縁の内周面に
は、らっぱ状に拡開するようにパッキング体7の第2の
圧着部32の外周面形状と略同形状にテーパ面38が形成さ
れている。
【0030】一方、袋ナット9は、例えば硬質のポリ塩
化ビニルなどの合成樹脂や金属などにより筒状に形成さ
れ、図1ないし図5および図16に示すように、内周面
には取付体6の雄ねじ部12に螺合する雌ねじ部41が形成
され、外周面には軸方向に沿って凸状に形成され、袋ナ
ット9を回転させる操作部42が複数設けられナット状に
形成されている。また、袋ナット9の軸方向の一端に
は、端面が取付体6に嵌合するスペーサ8の一端面に当
接し、スペーサ8を被接続管1に押圧する当接部43が設
けられている。さらに、袋ナット9の他端には内周面に
周方向に沿って内方に向けて凸状に突出する押圧部44が
設けられ、この押圧部44は継手体5の抜止部28の上端面
に当接して係合するようになっている。
【0031】また、袋ナット9には、金属やセラミック
スなどにて平板状に形成された楔体46を嵌挿にする取付
孔47が、押圧部44が継手体5の抜止部28に係合した際に
抜止部28の溝凹部29に楔体46の先端が溝内を摺動自在に
係合する位置に穿設されている。
【0032】そして、被接続管1の開口部2にパッキン
グ体7が嵌挿された取付体6の係止部11が被接続管1の
外側より挿入され、取付体6の胴体部13にパッキング体
7を覆ってスペーサ8が嵌合され、袋ナット9の雌ねじ
部41が取付体6の雄ねじ部12に螺合されている。
【0033】この袋ナット9の螺合により、袋ナット9
の押圧部44にて継手体5の抜止部28が被接続管1に向け
て押圧当接されて継手体5が取付体6に嵌挿され、内周
に継手体5の補強部21が嵌挿された取付体6の係止部11
の弾性片16,16が、開口部2の内周縁に押圧されるとと
もに弾性片16,16の係止爪部17,17が開口部2の周縁に
係止されている。
【0034】また、袋ナット9の当接部43にてスペーサ
8の一端縁の曲面状の凹部8aが被接続管1の外周面に密
着するようにスペーサ8が被接続管1に押圧されて固定
されるとともに、スペーサ8のフランジ部36にて取付体
6が被接続管1に向けて押圧され、この取付体6の押圧
により取付体6の押圧外段部14の押圧外段下面14b にて
パッキング体7が被接続管1の外周面に押圧密着されて
接合部分が水密となっている。
【0035】なお、継手体5の補強部21の長さ寸法、す
なわち段部23a から補強部21の先端までの長さ寸法は、
取付体6の押圧内段面14c から係止部11の先端までの長
さ寸法と略同寸法に形成され、袋ナット9の螺着により
スペーサ8が被接続管1の外周面に押圧された際に、継
手体5の補強部21の先端と取付体6の係止部11の先端と
が略一致するようになっている。
【0036】そして、継手体5の保持部22には、図示し
ない支管が取り付けられる連結管用継手51が接着剤など
により嵌合固定されている。この連結管用継手51は、内
周面に支管の端部が当接して位置決めされる連結管段部
52を設けて略円筒状に形成され、支管が嵌合される一端
側の内周面には、支管の外周面に水密に密着する支管パ
ッキング53が設けられている。そして、この分岐継手本
体3に取り付けられた連結管用継手51に支管が嵌合され
て被接続管1の開口部2に取り付けられている。
【0037】なお、支管は、接着剤などにより固定して
もよい。また、連結管用継手51を用いず分岐継手本体3
の継手体5に直接嵌合してもできる。
【0038】次に、上記実施例の分岐継手本体の取り付
け動作について説明する。
【0039】まず、パッキング体7の第1の圧着部31が
取付体6の係止部11の外周面に密着させるとともに、パ
ッキング体7の密着部30を取付体6の押圧外段部14の押
圧外段下面14b に密着させて、パッキング体7を拡開す
る側が取付体6の係止部11の先端側である被接続管1の
外周面に向くように取付体に嵌合密着させる。そして、
この取付体6の係止部11をあらかじめホールソーなどに
より所定の位置に穿設した開口部2に外側から挿入し、
パッキング体7の第1および第2の圧着部31,32の先端
縁を被接続管1の開口部2の周縁に当接させる。この係
止部11の挿入の際、係止部11が縮径するように、弾性片
16,16を内側に弾性変形させて、弾性片16,16の先端の
係止爪部17,17を開口部2の内周側縁に係止させる。
【0040】次に、スペーサ8を一端縁の曲面状の凹部
8aを被接続管1側に向け、爪部37,37を取付体6の位置
決め部19,19に係合させつつフランジ部36が取付体6の
押圧外段上面14a に当接するまで取付体6に嵌合させ
る。このスペーサ8の嵌合の際、爪部37,37が取付体6
の押圧外段部14に当接するまで嵌合させる。
【0041】この後、あらかじめOリング27を取り付け
た継手体5を補強部21側から取付体6に嵌挿し、案内凸
条24,24を係合溝部18,18に案内させつつさらに挿入
し、取付体6の係止部11が拡開するように弾性片16,16
を外側に弾性変形させる。そして、弾性片16,16の弾性
力や取付体6と継手体5との摩擦力が増大し、作業者の
手による継手体5の挿入が困難となった後、袋ナット9
の雌ねじ部41を取付体6の雄ねじ部12に捩じ込み、袋ナ
ット9の押圧部44を継手体5の抜止部28に当接させる。
この押圧部44が抜止部28に当接した際に、袋ナット9の
取付孔47に楔体46を挿入し、楔体46の先端を継手体5の
抜止部28の溝凹部29に摺動自在に係合させる。
【0042】この袋ナット9の捩じ込みにより、袋ナッ
ト9の押圧部44にて継手体5の抜止部28が被接続管1に
向けて押圧され、継手体5の補強部21が取付体6の係止
部11を拡開させるように前進して弾性片16,16が外側に
弾性変形され、弾性片16,16が開口部2の周縁に強く押
圧され、係止爪部17,17が開口部2の内周側縁に強固に
係止されて継手体5が取付体6に嵌挿される。
【0043】さらに、袋ナット9の当接部43がスペーサ
8の端面に押圧当接し、スペーサ8の一端の曲面状の凹
部8aが被接続管1の外周面に密着するようにスペーサ8
が被接続管1に押圧されて固定される。そしてさらに、
スペーサ8のフランジ部36にて取付体6が被接続管1に
向けて押圧され、この取付体6の押圧により取付体6の
押圧外段部14の押圧外段下面14b にてパッキング体7が
被接続管1の外周面に押圧密着されて接合部分が水密と
なり、取付体6の係止部11の被接続管1への強固な係止
と、スペーサ8の被接続管1への押圧固定により、被接
続管1に分岐継手本体3が取り付けられる。
【0044】次に、分岐継手本体3の継手体5の保持部
22に連結管用継手51を、一端を継手体の位置決め段部23
b に当接するまで挿入して接着剤などにより嵌合固定
し、この連結管用継手51に図示しない支管を水密に嵌合
して被接続管1の開口部2に連結管用継手51および分岐
継手本体3を介して支管を取り付ける。
【0045】上記実施例によれば、袋ナット9を締め付
けることにより、取付体6に継手体5が嵌合され、取付
体6の弾性片16,16にて係止爪部17,17が被接続管1の
開口部2に係止して、取付体6および継手体5が被接続
管1に外側から一動作で確実に取り付けでき、分岐継手
本体3の取り付けが容易にできる。
【0046】また、分岐継手本体3は、係止爪部17が被
接続管1の開口部2に係止するとともにスペーサ8の凹
部8aが被接続管1の外周面に当接して取り付けられるの
で、スペーサ8と被接続管1との当接状態を観察するこ
とにより取り付けられたか否かが容易に判断できる。さ
らに、取付体6に支管を取り付けるための継手体5を嵌
挿するので、継手体5内から作業者が手や鏡などを容易
に挿入でき、確実に継手体5が取付体6に嵌挿されて取
付体6の弾性片16,16の係止爪部17,17が被接続管1の
開口部2に係止したことを容易に確認でき、分岐継手本
体3の確実な取り付けが容易にできる。なお、係止爪部
17が被接続管1の開口部2の内周側縁に係止していない
場合には、袋ナット9を再び螺着し直して、係止爪部17
を被接続管1の開口部2の内周側縁に係止させ、補強部
21の先端と係止部11の先端とが略一致していない場合に
は、さらに袋ナット9を締め込む。
【0047】そして、外側から容易に取り付けることが
できるため、例えば既に地中に埋設された被接続管1に
取り付ける際に、被接続管1の全周ではなく一側部のみ
を掘削すればよく、取り付けの作業効率を向上すること
ができる。
【0048】また、被接続管1の開口部2の周縁に沿っ
て取付体6の複数の弾性片16,16の先端を曲面状に形成
して、これら弾性片16,16の先端近傍に開口部2の周縁
にそれぞれ係止する係止爪部17,17を形成するととも
に、一端を被接続管1の外周面に密着するように曲面状
に形成したスペーサ8を用いるため、袋ナット9の締め
付けにより取付体6の係止部11に嵌合する継手体5の補
強部21にて取付体6の係止爪部17,17とスペーサ8とが
開口部2の周縁全周を強固に安定して挟持し、分岐継手
本体3が強固に固定できる。
【0049】さらに、取付体6の係合溝部18,18に継手
体5の案内凸条24,24を係合させるとともに、取付体6
の位置決め部19,19にスペーサ8の爪部37,37を係合さ
せるため、取付体6、継手体5およびスペーサ8が被接
続管1に対してあるいは互いに回転することなく、一体
的に組み立てでき、取付体6の複数の弾性片16,16の各
係止爪部17,17が開口部2の周縁に確実に容易に係止で
き、継手体5の補強部21が取付体6の弾性片16,16の内
周側に位置して弾性片16,16を確実に容易に開口部2に
押圧でき、被接続管1の外周面とスペーサ8の曲面状の
一端縁とが確実に容易に密着できる。
【0050】また、弾性片16,16の先端が若干収束する
ように係止部11を形成したため、被接続管1の開口部2
への取付体6の係止部11の挿入が容易にできる。
【0051】一方、パッキング体7を取付体6と被接続
管1との接続部分に設け、袋ナット9の締め付けによ
り、取付体6の押圧外段部14の押圧外段下面14b と被接
続管1の外周面とにて挟持するように、パッキング体7
を接続部分に密着させるため、接続部分を確実に密封で
き、接続部分の漏水や侵入水などを防止できる。さら
に、継手体5にOリング27を設けて取付体6と継手体5
との接続部分を水密に接続でき、分岐継手本体3を水密
に組み立てできる。なお、継手体5に設けたOリング27
は、取付体6に設けてもでき、Oリング27に限らず、い
ずれのパッキング部材を用いてもできる。さらに、パッ
キング体7を取付体6の押圧外段部14に直接取り付た構
成にすることもできる。
【0052】一方、被接続管1に分岐継手本体3を取り
付けて支管を分岐させたものを取り外す場合には、袋ナ
ット9を緩める方向に回転させることで、継手体5の抜
止部28の溝凹部29に摺動自在に係合する袋ナット9に取
り付けた楔体46により、この楔体46が抜止部28の溝凹部
29に摺動自在に係合する継手体5を、取付体6から引き
抜くように移動させて取り外す。このため、分岐継手本
体3の取り外しも容易にできる。
【0053】なお、上記実施例において、取付体6に溝
状の係合溝部18,18を設け継手体5に凸状の案内凸条2
4,24を設けて説明したが、取付体6に凸状の案内凸条2
4,24を設け、継手体5に係合溝部18,18を設けてもで
きる。また、同様に、取付体6に爪部37,37を設け、ス
ペーサ8に溝状の位置決め部19,19を設けてもよい。
【0054】次に、他の実施例を図17ないし図26を
参照して説明する。
【0055】図17ないし図26に示す実施例は、図1
ないし図16に示す実施例のスペーサ8にフランジ部36
を設けず、袋ナット9の取付体6への螺着により、袋ナ
ット9の当接部43がスペーサ8の一端に当接するととも
に取付体6の押圧外段部14の押圧外段上面14a に当接
し、スペーサ8と取付体6とを被接続管1に向けて押圧
させるようになっている。
【0056】この図17ないし図26に示す実施例によ
れば、スペーサ8を簡単な構造にでき、製造性を向上で
きるとともに、袋ナット9の螺着により直接取付体6が
被接続管1に向けて押圧され、簡単な構造で確実な分岐
継手本体3の取り付けが容易にできる。
【0057】
【発明の効果】請求項1記載の分岐継手によれば、押え
具により、支管を取り付ける継手体を取付体に嵌挿させ
て取付体の弾性片を強固に開口部の周縁に押圧係止で
き、押え具にてスペーサを被接続管の外周面に押圧する
ことにより、取付体、スペーサおよびパッキング体が被
接続管の外周面に押圧されて係止爪部が開口部の周縁に
確実に係止でき、被接続管の外側より容易に水密に取り
付けでき、分岐作業性を向上できるとともに、係止爪部
の係止状態を容易に確認でき、確実な取り付けを容易に
できる。
【0058】請求項2記載の分岐継手によれば、押え具
により、支管を取り付ける継手体を取付体に嵌挿させて
取付体の弾性片を強固に開口部の周縁に押圧係止でき、
押え具にて取付体およびスペーサを被接続管の外周面に
押圧することにより、簡単な構造で取付体、スペーサお
よびパッキング体が被接続管の外周面に押圧されて係止
爪部が開口部の周縁に確実に係止でき、被接続管の外側
より容易に水密に取り付けでき、分岐作業性を向上でき
るとともに、係止爪部の係止状態を容易に確認でき、確
実な取り付けを容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の分岐継手の一実施例を示す接続部分の
被接続管の軸方向の断面図である。
【図2】同上接続部分の被接続管の周方向の断面図であ
る。
【図3】同上分岐継手本体の組み立て状況を示す接続部
分の被接続管の軸方向の断面図である。
【図4】同上接続部分の被接続管の周方向の断面図であ
る。
【図5】同上被接続管に分岐継手本体を取り付けた状態
を示す断面図である。
【図6】同上開口部への係止爪部の強固状況を示す一部
を切り欠いた底面図である。
【図7】同上取付体を示す軸方向の断面図である。
【図8】同上底面図である。
【図9】同上一部を切り欠いた側面図である。
【図10】同上継手体を示す軸方向の断面図である。
【図11】同上底面図である。
【図12】同上一部を切り欠いた側面図である。
【図13】同上スペーサを示す軸方向の断面図である。
【図14】同上一部を切り欠いた底面図である。
【図15】同上一部を切り欠いた側面図である。
【図16】同上袋ナットを示す平面図である。
【図17】本発明の分岐継手の他の実施例を示す接続部
分の被接続管の軸方向の断面図である。
【図18】同上接続部分の被接続管の周方向の断面図で
ある。
【図19】同上分岐継手本体の組み立て状況を示す接続
部分の被接続管の軸方向の断面図である。
【図20】同上接続部分の被接続管の周方向の断面図で
ある。
【図21】同上被接続管に分岐継手本体を取り付けた状
態を示す断面図である。
【図22】同上取付体を示す軸方向の断面図である。
【図23】同上底面図である。
【図24】同上一部を切り欠いた側面図である。
【図25】同上スペーサを示す軸方向の断面図である。
【図26】同上一部を切り欠いた側面図である。
【符号の説明】
1 被接続管 2 開口部 3 分岐継手本体 5 継手体 6 取付体 7 パッキング体 8 スペーサ 8a 凹部 9 押え具としての袋ナット 11 係止部 12 雄ねじ部 13 胴体部 14 押圧外段部 15 切り込み 16 弾性片 17 係止爪部 21 補強部 22 保持部 28 抜止部 36 フランジ部 41 雌ねじ部 43 当接部 44 押圧部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部に設けられ軸方向に沿って複数切
    り込みを有し、先端外周面に被接続管の側面部に開口形
    成された開口部の縁に係止する係止爪部を有する弾性変
    形可能な複数の弾性片からなる筒状の係止部、他端部に
    設けられ外周面に雄ねじ部を有した略筒状の胴体部、お
    よび、前記係止部および前記胴体部の中間部の外周面に
    設けられ外方に向けて突出し前記開口部の開口径より径
    大の押圧外段部を備えた取付体と、 一端部に設けられ前記取付体の係止部の内側に嵌合され
    前記係止爪部を前記被接続管の開口部に係止させて前記
    弾性片を前記開口部の周縁に押圧させる略円筒状の補強
    部、および、他端部に設けられ前記取付体の胴体部に嵌
    合され外周面に外方に向けて突出する抜止部を有し内周
    面に分岐される支管を嵌合保持する保持部を備えた継手
    体と、 一端部に内方に向けて突出して設けられ前記取付体の前
    記押圧外段部に当接するフランジ部、および、他端面に
    設けられ前記被接続管の外周面に密着可能な曲面状の凹
    部を設けた環状のスペーサと、 前記取付体の係止部が挿通され前記被接続管の外周面、
    前記取付体の押圧外段部および前記スペーサの間で挟持
    されて接合部分に水密に密着する環状のパッキング体
    と、 内周面に設けられ前記取付体の胴体部の雄ねじ部に螺合
    する雌ねじ部、一端部に設けられ前記雌ねじ部の螺合に
    より前記スペーサの一端面に押圧当接し前記スペーサを
    前記被接続管に押圧する当接部、および、他端部に内方
    に向けて突出形成され前記雌ねじ部の螺合により前記継
    手体の抜止部に押圧当接して前記継手体を前記被接続管
    に向けて押圧する押圧部を備えた押え具とを具備したこ
    とを特徴とする分岐継手。
  2. 【請求項2】 一端部に設けられ軸方向に沿って複数切
    り込みを有し、先端外周面に被接続管の側面部に開口形
    成された開口部の縁に係止する係止爪部を有する弾性変
    形可能な複数の弾性片からなる筒状の係止部、他端部に
    設けられ外周面に雄ねじ部を有した略筒状の胴体部、お
    よび、前記係止部および前記胴体部の中間部の外周面に
    設けられ外方に向けて突出し前記開口部の開口径より径
    大の押圧外段部を備えた取付体と、 一端部に設けられ前記取付体の係止部の内側に嵌合され
    前記係止爪部を前記被接続管の開口部に係止させて前記
    弾性片を前記開口部の周縁に押圧させる略円筒状の補強
    部、および、他端部に設けられ前記取付体の胴体部に嵌
    合され外周面に外方に向けて突出する抜止部を有し内周
    面に分岐される支管を嵌合保持する保持部を備えた継手
    体と、 一端面に被接続管の外周面に密着可能な曲面状の凹部を
    設けた環状のスペーサと、 前記取付体の係止部が挿通され前記被接続管の外周面、
    前記取付体の押圧外段部および前記スペーサの間で挟持
    されて接合部分に水密に密着する環状のパッキング体
    と、 内周面に設けられ取付体の胴体部の雄ねじ部に螺合する
    雌ねじ部、一端部に設けられこの雌ねじ部の螺合により
    前記スペーサの他端面および取付体の押圧外段部に押圧
    当接し前記スペーサおよび前記取付体を前記被接続管に
    押圧する当接部、および、他端部に内方に向けて突出形
    成され前記雌ねじ部の螺合により継手体の抜止部に押圧
    当接してこの継手体を前記被接続管に向けて押圧する押
    圧部を備えた押え具とを具備したことを特徴とする分岐
    継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003240182A (ja) * 2002-02-05 2003-08-27 Kishaku Kaku 用水管に設置される分岐具
JP2011001999A (ja) * 2009-06-17 2011-01-06 Maezawa Kasei Ind Co Ltd 分岐継手
JP2012037015A (ja) * 2010-08-11 2012-02-23 Kubota-Ci Co 分岐管継手
JP2013019102A (ja) * 2011-07-07 2013-01-31 Nippon Steel & Sumikin Metal Products Co Ltd ライナープレート集水井の背面水の排水構造及び排水用部材

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