JPS62118699A - 低漏洩磁束型スピ−カ - Google Patents
低漏洩磁束型スピ−カInfo
- Publication number
- JPS62118699A JPS62118699A JP25890585A JP25890585A JPS62118699A JP S62118699 A JPS62118699 A JP S62118699A JP 25890585 A JP25890585 A JP 25890585A JP 25890585 A JP25890585 A JP 25890585A JP S62118699 A JPS62118699 A JP S62118699A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- magnetic flux
- plate
- deep drawing
- low leakage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はCRT (陰極線管)を用いた映像機器用の低
漏洩磁束型スピーカに関するものである。
漏洩磁束型スピーカに関するものである。
従来の技術
テレビジョン受像機の音声多重放送或はステンオ放送に
よるスピーカの左右への配置や、テレビジョン受像機用
キャビネットのスリム化によりテレビジョン受像機用C
RTとスピーカの距離が接近している。このような状況
においては通常のスピーカを使用すると、スピーカの界
磁部が発生する磁界によりCRTの電子銃から発射され
る電子は軌道を曲げられることになり画面の変形や色の
にじみ等が発生する。そこでこの問題を解消するために
低漏洩磁束型スピーカがあり、それを実現する従来の公
知な技術としては、深絞りフレームの内底面に磁気回路
を固着した構造(例えば実公昭62−54343号公報
)のものがあった。
よるスピーカの左右への配置や、テレビジョン受像機用
キャビネットのスリム化によりテレビジョン受像機用C
RTとスピーカの距離が接近している。このような状況
においては通常のスピーカを使用すると、スピーカの界
磁部が発生する磁界によりCRTの電子銃から発射され
る電子は軌道を曲げられることになり画面の変形や色の
にじみ等が発生する。そこでこの問題を解消するために
低漏洩磁束型スピーカがあり、それを実現する従来の公
知な技術としては、深絞りフレームの内底面に磁気回路
を固着した構造(例えば実公昭62−54343号公報
)のものがあった。
以下図面を参照しながら、上述した従来の低漏洩磁束型
スピーカについて説明する。
スピーカについて説明する。
第3図は従来の低漏洩磁束型スピーカの半断面図である
。第3図において、1はボトムプレート、2は環状マグ
ネット、3はトッププレートであり、ボトムプレート1
とトッププレート3は環状マグネット2を挾持して環状
磁気空隙4を形成する磁気回路5となる。6は底面が磁
気回路の外径よシ大で、磁性体からなる深絞りフレーム
で、その上端側には透孔7が形成されている。磁気回路
5の背面は深絞りフレーム6の内底面に固着されている
。以上の構成により筐体8が形成される。9はボイスコ
イル10を巻回したボイスコイルボビンで、磁気空隙4
中にボイスコイル10を懸垂するためにダンパー11を
介してトッププレート3に固着されている。12は振動
板でその内周部はボイスコイルボビン9に固着され、他
方外周部はエツジ13を介してフレーム6に固着されて
いる014は振動板12の内周部の孔を塞じるダストキ
ャップでアル。尚ボイスコイル10、ボイスコイルボビ
ン9、ダンパー11、振動板12、エツジ13、ダスト
キャップ14は振動系構成部品である。第4図は有限要
素法により算出した従来の低漏洩磁束型スピーカの磁束
図である。
。第3図において、1はボトムプレート、2は環状マグ
ネット、3はトッププレートであり、ボトムプレート1
とトッププレート3は環状マグネット2を挾持して環状
磁気空隙4を形成する磁気回路5となる。6は底面が磁
気回路の外径よシ大で、磁性体からなる深絞りフレーム
で、その上端側には透孔7が形成されている。磁気回路
5の背面は深絞りフレーム6の内底面に固着されている
。以上の構成により筐体8が形成される。9はボイスコ
イル10を巻回したボイスコイルボビンで、磁気空隙4
中にボイスコイル10を懸垂するためにダンパー11を
介してトッププレート3に固着されている。12は振動
板でその内周部はボイスコイルボビン9に固着され、他
方外周部はエツジ13を介してフレーム6に固着されて
いる014は振動板12の内周部の孔を塞じるダストキ
ャップでアル。尚ボイスコイル10、ボイスコイルボビ
ン9、ダンパー11、振動板12、エツジ13、ダスト
キャップ14は振動系構成部品である。第4図は有限要
素法により算出した従来の低漏洩磁束型スピーカの磁束
図である。
以上のように構成された従来の低漏洩磁束型スピーカに
おいてその動作を説明する。
おいてその動作を説明する。
今仮に、着磁された環状マグネット2のトッププレート
3側をN極、ボトムプレート1側をS極とする。従って
深絞りフレーム6の底面や側面はS極に帯磁する。この
場合、第4図に示しだ磁束図に示されるように磁束は、
トッププレート3から磁気空隙4を通ってボトムプレー
ト1に大部分流れるが、残りの磁束は深絞シフレ−ムロ
の底面や側面に流入する。
3側をN極、ボトムプレート1側をS極とする。従って
深絞りフレーム6の底面や側面はS極に帯磁する。この
場合、第4図に示しだ磁束図に示されるように磁束は、
トッププレート3から磁気空隙4を通ってボトムプレー
ト1に大部分流れるが、残りの磁束は深絞シフレ−ムロ
の底面や側面に流入する。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、一部の磁束(トッププレートの中間部か
ら漏れる磁束)は深絞りフレーム6の上端側に設けた透
孔7やその前面を大廻りして低漏洩磁束型スピーカの背
面や側面に流入するだめに、現状のテレビジョン受像機
より漏洩磁気を受けやすい高精細度テレビジョン受像機
などでは、色のニジミや色ズレが発生しやすく、スピー
カをブラウン管から遠く離れて固定したり、他の防磁対
策が必要になる等の問題点があった。
ら漏れる磁束)は深絞りフレーム6の上端側に設けた透
孔7やその前面を大廻りして低漏洩磁束型スピーカの背
面や側面に流入するだめに、現状のテレビジョン受像機
より漏洩磁気を受けやすい高精細度テレビジョン受像機
などでは、色のニジミや色ズレが発生しやすく、スピー
カをブラウン管から遠く離れて固定したり、他の防磁対
策が必要になる等の問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、高精度テ
レビジョン受像機等でも使用可能な低漏洩磁束型スピー
カを提供するものである。
レビジョン受像機等でも使用可能な低漏洩磁束型スピー
カを提供するものである。
問題点を解決するための手段
この目的を達成するために本発明の低漏洩磁束型スピー
カは、1個の環状マグネットの上下端面に固着したトッ
ププレートとボトムプレートで環状磁気空隙を形成する
磁気回路の背面を、前記磁気回路の外径よりも大きい底
面を有する、磁性体からなる有底深絞りフレームの内底
面に固着して形成される筐体と、振動系構成部品である
振動板とダンパーで形成される空間内に磁性体からなる
磁気シール板を設け、その外周端を前記有底深絞りフレ
ームに固着して構成されている。
カは、1個の環状マグネットの上下端面に固着したトッ
ププレートとボトムプレートで環状磁気空隙を形成する
磁気回路の背面を、前記磁気回路の外径よりも大きい底
面を有する、磁性体からなる有底深絞りフレームの内底
面に固着して形成される筐体と、振動系構成部品である
振動板とダンパーで形成される空間内に磁性体からなる
磁気シール板を設け、その外周端を前記有底深絞りフレ
ームに固着して構成されている。
作 用
この構成によって、環状マグネットの一方の磁極を形成
しているトッププレートを、他の磁極を形成しているボ
トムプレート及びそれに接合されて同じ磁極に帯磁して
いる有底深絞りフレームの内底面及び側面と、更にそれ
に接合されている磁気シール板で包囲することにより、
漏洩磁束はトッププレートとボトムプレート、有底深絞
りフレーム、磁気シール板の間で発生して他の空間へは
漏れないことになる。
しているトッププレートを、他の磁極を形成しているボ
トムプレート及びそれに接合されて同じ磁極に帯磁して
いる有底深絞りフレームの内底面及び側面と、更にそれ
に接合されている磁気シール板で包囲することにより、
漏洩磁束はトッププレートとボトムプレート、有底深絞
りフレーム、磁気シール板の間で発生して他の空間へは
漏れないことになる。
実施例
以下本発明の一実施例について以下図面を参照しながら
説明する。
説明する。
第1図は本発明の低漏洩磁束型スピーカの半断面図であ
る。第1図において、16はボトムプレート、16は環
状マグネット、17はトッププレート、18は環状磁気
空隙、19は磁気回路、20は深絞りフレーム、21は
透孔、22は筐体、23はボイスコイルボビン、24は
ボイスコイル、25はダンパー、26は振動板、27は
エツジ、28はダストキャップであり、これらは従来例
と同じものである。29は磁性体からなる磁気シール板
で、振動系構成部品である振動板26とダンパー26で
形成される空間内に配置され、その外周部は深絞りフレ
ーム2oに固着されている。
る。第1図において、16はボトムプレート、16は環
状マグネット、17はトッププレート、18は環状磁気
空隙、19は磁気回路、20は深絞りフレーム、21は
透孔、22は筐体、23はボイスコイルボビン、24は
ボイスコイル、25はダンパー、26は振動板、27は
エツジ、28はダストキャップであり、これらは従来例
と同じものである。29は磁性体からなる磁気シール板
で、振動系構成部品である振動板26とダンパー26で
形成される空間内に配置され、その外周部は深絞りフレ
ーム2oに固着されている。
以上のように構成された本発明の一実施例の低漏洩磁束
型スピーカについて以下その動作を説明する。
型スピーカについて以下その動作を説明する。
第2図は有限要素法により求めた第1図の低漏洩磁束型
スピーカの磁束線図である。従来例で説明したように大
部分の磁束はトッププレート17から環状磁気空隙18
を通ってボトムプレート16に流れ、マグネット16の
外周部の磁束は深絞りフレーム20の内底面や側壁に流
入する。トッププレート17の中間部から漏れる磁束は
磁気シール板29に流入して、外部空間に漏れないこと
になる。
スピーカの磁束線図である。従来例で説明したように大
部分の磁束はトッププレート17から環状磁気空隙18
を通ってボトムプレート16に流れ、マグネット16の
外周部の磁束は深絞りフレーム20の内底面や側壁に流
入する。トッププレート17の中間部から漏れる磁束は
磁気シール板29に流入して、外部空間に漏れないこと
になる。
発明の効果
本発明は、1個の環状マグネツトの上下端面に固着した
トッププレートとボトムプレートで環状磁気空隙を形成
する磁気回路の背面を、前記磁気回路の外径よりも大き
い底面を有する磁性体からなる有底深絞りフレームの内
底面に固着して形成される筐体と、振動系構成部品であ
る振動板とダンパーで形成される空間内に磁性体からな
る環状の磁気シール板を設け、その外周端を前記有底深
絞りフレームに固着することにより、高精細度テレビジ
ョン受像機でも色のニジミや色ズレを起こさない低漏洩
磁束型スピーカを実現することができる。
トッププレートとボトムプレートで環状磁気空隙を形成
する磁気回路の背面を、前記磁気回路の外径よりも大き
い底面を有する磁性体からなる有底深絞りフレームの内
底面に固着して形成される筐体と、振動系構成部品であ
る振動板とダンパーで形成される空間内に磁性体からな
る環状の磁気シール板を設け、その外周端を前記有底深
絞りフレームに固着することにより、高精細度テレビジ
ョン受像機でも色のニジミや色ズレを起こさない低漏洩
磁束型スピーカを実現することができる。
第1図は本発明の一実施例における低漏洩磁束型スピー
カの半断面図、第2図は第1図の低漏洩磁束型スピーカ
の磁束線図、第3図は従来の低漏洩磁束型スピーカの半
断面図、第4図は第3図の低漏洩磁束型スピーカの磁束
線図である。 15・・・・・・ボトムプレート、16・・・・・・環
状マグネット、17・・・・・・トッププレート、18
・・・・・・環状磁気空隙、19・・−・・・磁気回路
、2o・・・・・・有底深絞りフレーム、21・・・・
・・透孔、22・・・・・・筐体、29・・・・・・磁
気シール板。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名/、
5−−−ボトムプレーF 16−−− 罠A(11〜隻隋、 2δ−一−グ久トAvツヂ 2ター−−α1〜シールタ( 第2図 第3図
カの半断面図、第2図は第1図の低漏洩磁束型スピーカ
の磁束線図、第3図は従来の低漏洩磁束型スピーカの半
断面図、第4図は第3図の低漏洩磁束型スピーカの磁束
線図である。 15・・・・・・ボトムプレート、16・・・・・・環
状マグネット、17・・・・・・トッププレート、18
・・・・・・環状磁気空隙、19・・−・・・磁気回路
、2o・・・・・・有底深絞りフレーム、21・・・・
・・透孔、22・・・・・・筐体、29・・・・・・磁
気シール板。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名/、
5−−−ボトムプレーF 16−−− 罠A(11〜隻隋、 2δ−一−グ久トAvツヂ 2ター−−α1〜シールタ( 第2図 第3図
Claims (1)
- 1個の環状マグネットの上下端面に固着したトッププレ
ートとボトムプレートで環状磁気空隙を形成する磁気回
路の背面を、前記磁気回路の外径よりも大きい底面を有
する、磁性体からなる有底深絞りフレームの内底面に固
着して形成される筐体と、振動系構成部品である振動板
とダンパーで形成される空間内に磁性体からなる環状の
磁気シール板を設け、その外周端を前記有底深絞りフレ
ームに固着して構成されることを特徴とする低漏洩磁束
型スピーカ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25890585A JPS62118699A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 低漏洩磁束型スピ−カ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25890585A JPS62118699A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 低漏洩磁束型スピ−カ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62118699A true JPS62118699A (ja) | 1987-05-30 |
Family
ID=17326659
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25890585A Pending JPS62118699A (ja) | 1985-11-19 | 1985-11-19 | 低漏洩磁束型スピ−カ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62118699A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62227299A (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 低磁気漏洩型スピ−カ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5756632U (ja) * | 1980-09-19 | 1982-04-02 |
-
1985
- 1985-11-19 JP JP25890585A patent/JPS62118699A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5756632U (ja) * | 1980-09-19 | 1982-04-02 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62227299A (ja) * | 1986-03-28 | 1987-10-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 低磁気漏洩型スピ−カ |
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