JPS62116989A - マルチフオント展開生成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野） 本発明は日本語ワードプロセッサ等に用いられるドツト
パターン形の文字パターン発生器において原文字パター
ンを任意の大きさの任意の装飾文字パターンに変換する
マルチフォント展開生成装置に関する。

（従来の技術〉 漢字の文字フォントとして例えば明朝体、教科書体、ゴ
シック体、ＪＩＳ標準書体等の複数種類の書体があるこ
とは良く知られている。一方、従来のワードプロセッサ
においては、装置の機種毎に１種類の文字フォントおよ
び一定の大きさの文字に限定されている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 ワードプロセッサにおいて任意の文字フォントおよび任
意の大きさの文字を選択して出力することができると、
文書の作成に際して編集処理の多様化などの点で便利な
ことが多い。しかし、この要求を現行の技術により実現
しようとすると、複数種類の文字フォントで且つ大きさ
の異なる文字パターンを全てメモリに記憶しておき、こ
のメモリから必要な文字フォントおよび大きさの文字パ
ターンを選択して出力するしかなく、メモリ容量が膨大
になるという問題がある。

また、一定の大きさの原文字パターンを必要なフォント
の数だけ用意しておき、それらの原文字パターンを縮小
または拡大して任意のフォントの展開文字パターンを得
るという方式があるが、この方式においてもフォントの
異なる原文字パターンを全て記憶するために大容量のメ
モリが必要である。また、この場合、装飾情報の付いた
文字パターンを展開すると、装飾パターンの形状および
展開の程度に依っては、展開後の文字パターンに不必要
な欠けや顕著な凹凸が生じ、文字の品位が悪くなる。

く問題点を解決するための手段〉 本発明は、任意の装飾文字パターンを任意の大きさで発
生するマルチフォント展開生成装置において、原文字パ
ターンの装飾情報を判別するとともにこの原文字パター
ンから装飾情報を除去して装飾の無い文字パターンを生
成する装飾情報抽出除去手段と、上記装飾の無い文字パ
ターンを任意に選択された大きさに縮小あるい（よ拡大
するパターン展開手段と、複数種類の装飾情報を予め記
憶する装飾情報記憶手段と、任意に選択された装飾パタ
ーンと上記装飾情報抽出除去手段の判別の結果に応じて
上記装飾情報記憶手段から装飾情報を選択して読み出す
装飾情報選択手段と、選択された装飾情報を上記パター
ン展開手段における展開の大きさに対応して縮小ある。

いは拡大する装飾情報展開手段と、この装飾情報展開手
段により展開された装飾情報を上記パターン展開手段に
より展開された装飾の無い文字パターンに付加して選択
された装飾文字パターンを生成する装飾情報付加手段と
を備えたことを特徴とする。

〈実施例〉 第１図は本実施例のマルチフォント展開生成装置の基本
構成を示す。装飾情報抽出除去手段１は、一定の大きさ
である原文字パターンの装飾情報を判別してこの原文字
パターンに対する装飾情報コードを決定するとともに、
この原文字パターンから装飾情報を除去して装飾の無い
文字パターンを生成する。展開手段２は、装飾情報抽出
除去手段１から与えられた装飾の無い文字パターンを使
用者の選択に応じて任意の大きさに縮小あるいは拡大す
る。装飾情報記憶手段３は、複数の文字パターンについ
て装飾情報コードとこの装飾情報コードに対応した複数
種類の装飾情報を予めパターン化して記憶する。

制御部４は、所定の処理プログラムに従って装飾情報抽
出除去手段１．展開手段２．装飾情報記憶手段３．装飾
情報展開手段５並びに装飾情報付加手段６を制御する。

さらに、この制御部４は、任意に選択された装飾パター
ンと装飾情報抽出除去手段１において決定された装飾情
報コードに対応した装飾情報を装飾情報記憶手段３がら
選択的に読み出して装飾情報展開手段５へ送る。装飾情
報展開手段５は、装飾情報記憶手段３から与えられた装
飾情報を展開手段２における展開の大きさに対応して縮
小あるいは拡大する。装飾情報付加手段６は、装飾情報
展開手段５において展開された装飾情報を展開手段２に
おいて展開された装飾の無い文字パターンに付加して、
選択された大きさの装飾文字パターンを生成する。

第２図はこのマルチフォント展開生成装置の処理手順を
示す。まず、一定の大きさの原文字パターンが装飾情報
抽出除去手段１に入力され（ステップ＃ｌ）、装飾情報
抽出除去手段１は読み込まれた原文字パターンを走査し
て装飾情報の位置と種類を判別し装飾情報コードを決定
する（ステップ＃２）。このとき、装飾情報抽出除去手
段１は、この原文字パターンを組み立てている線の情報
とこの線に付加されている装飾の位置および種類を示す
装飾情報コードとの対応テーブルを作成する。

装飾情報抽出除去手段１は、続いて、原文字パターンか
ら装飾情報を除去し、装飾の無い文字パタ−ンを生成す
る（ステップ＃３）。そして、展開手段２がこの装飾の
無い文字パターンを選択された大きさに縮小成いは拡大
する（ステップ＃４）。

次に、装飾情報記憶手段３に記憶されている装飾情報の
内上述の決定された装飾情報コードと選択された装飾パ
ターンに対応した装飾情報が装飾情報記憶手段３から読
み出され（ステップ＃５）、この装飾情報が装飾情報展
開手段５へ送られる。

装飾情報展開手段５は、この装飾情報を展開手段２にお
ける装飾の無い文字パターンの展開の大きさに対応して
縮小あるいは拡大する（ステップ＃６）。

装飾情報展開手段５において展開された装飾情報は、装
飾情報付加手段６において展開手段２からの展開後の装
飾の無い文字パターンに付加される（ステップ＃７）。

そして、装飾情報付加手段６は、原文字パターンとは異
なった選択された装飾文字パターンを選択された大きさ
で出力する（ステップ＃８）。

第３図はこのマルチフォント展開生成装置により「生」
という文字の明朝体の装飾文字パターンを拡大されたゴ
シック体の装飾文字パターンに変換するときの文字パタ
ーンの変化の様子を示す。

まず、明朝体の原文字パターン（ａｌが装飾情報抽出除
去手段１に入力されると、装飾情報抽出除去手段１はこ
の原文字パターンの線情報ｈｌ＋ｈ２゜ｈ３．ｓｌとこ
の線情報に対する装飾情報コードｄｌ　、ｄ２．ｄａ、
ｄ４を判別し、第４図に示す線情報と装飾情報コードか
らなる対応テーブルを作成する。続いて、装飾情報抽出
除去手段１において原文字パターンｆａ）から装飾情報
が除去され、展開手段２により拡大された装飾の無い文
字パターン（ｂ）が生成される。

一方、装飾情報記憶手段３には、この文字「生」につい
て第５図に示すように装飾情報コードｃｔ１゜ｄ２．ｄ
３．ｄ４に対応したゴシック体の展開装飾情報ｄｌ　’
、ｄ２’、ｄ３’、ｄ４’、ＪＩＳ標準書体の展開装飾
情＠ｄｌ“　ａ　／／　、　　ａ　３“。

ｄ４“等との対応テーブルが形成されている。そして、
使用者によりゴシック体が選択されたときには、展開装
飾情報ｄ、／　、ｄ２／　、ｄ３／　、ｄ４／からなる
パターン（Ｃ）が読み出され、装飾情報展開手段５にお
いてこのパターン（Ｃ）が展開手段２における展開の大
きさに対応した大きさに拡大され、パターン（ｅｌが出
力される。そして、装飾情報付加手段６において、装飾
の無い文字パターン（ｂ）にこのパターン（ｅ）が付加
され、ゴシック体の装飾文字パターン（ｄ）が生成され
る。

また、使用者によりＪＩＳ標準書体が選択されたときに
は、展開装飾情報ｄ１“、　　ｄ２“　ａ　３／／。

ｄ４“が読み出され、このＪＩＳ標準書体の展開装飾情
報が展開された後装飾の無い文字パターンに付加され、
ＪＩＳ標準書体の装飾文字パターンが生成される。この
ように、種々の装飾情報のみを装飾情報記憶手段３に予
め記憶させておくだけで、任意の装飾文字パターンを任
意の大きさで生成することができる。

〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明においては、メモリに装飾
情報のみを記憶させておき、原文字パターンの装飾情報
の判別結果と使用者による選択に応じて任意の装飾情報
を選択し、原文字パターンから装飾情報が除去され且つ
任意の大きさに展開された文字パターンにこの選択され
た装飾情報を展開して付加することにより装飾文字パタ
ーンを生成するようにしたので、少ないメモリ容量で任
意の装飾文字パターンを任意の大きさで生成することが
でき、ワードプロセッサ等の機能を多様化することがで
きる。また、使用者が装飾情報を任意に定義して使用で
きるので、処理の融通性が高められる。さらに、１種類
の大きさの装飾情報を任意に選択された大きさに展開し
て使用するようにしたので、種々の大きさの装飾情報を
使用者が個々に定義するという煩わしさが無い。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明実施例の基本構成を示すブロック図、第
２図は本発明実施例の処理手順を示すフローチャート、
第３図は本発明実施例の文字パターンの変化を示す図、
第４図と第５図は本発明実施例の対応テーブルを示す図
である。 １・・・装飾情報抽出除去手段 ２・・・展開手段 ３・・・装飾情報記憶手段 ４・・・制御部 ５・・・装飾情報展開手段 ６・・・装飾情報付加手段 ｈ　１＋　　ｈ２　＋　　ｈ３　＊　　ｈ４＋　　Ｓｌ
・・・線情報ｄ１　、ｄ２．ｄ３．ｄ４・・・装飾情報
コード特許出願人　　シャープ株式会社 代　理　人　　弁理士　西１）新 ＠１図 第２図 ＠４図 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 任意の装飾文字パターンを任意の大きさで発生するマル
   チフォント展開生成装置において、原文字パターンの装
   飾情報を判別するとともにこの原文字パターンから装飾
   情報を除去して装飾の無い文字パターンを生成する装飾
   情報抽出除去手段と、上記装飾の無い文字パターンを任
   意に選択された大きさに縮小あるいは拡大するパターン
   展開手段と、複数種類の装飾情報を予め記憶する装飾情
   報記憶手段と、任意に選択された装飾パターンと上記装
   飾情報抽出除去手段の判別の結果に応じて上記装飾情報
   記憶手段から装飾情報を選択して読み出す装飾情報選択
   手段と、選択された装飾情報を上記パターン展開手段に
   おける展開の大きさに対応して縮小あるいは拡大する装
   飾情報展開手段と、この装飾情報展開手段により展開さ
   れた装飾情報を上記パターン展開手段により展開された
   装飾の無い文字パターンに付加して選択された装飾文字
   パターンを生成する装飾情報付加手段とを備えたことを
   特徴とするマルチフォント展開生成装置。