JPH01140192A - 文字発生装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、文字発生装置に係り、とくに比較的多くの種
数の文字を合成出力することのできる文字発生装置に関
する。

〔従来の技術〕

一般に、上記のごとき文字発生装置には、漢字。

ひらがな、カタカナ、アルファベット等多くの文字を収
容する必要があり、また、同一の文字でも字体（明朝体
、ゴシック体等）、大きさ（本文用。

見出し用等）、変形体（斜体、長体、平体等）など多く
の書体があるため、そのデータ量は膨大なものになって
いる。

文字発生装置等では、データ量の増大は、■処理速度の
遅れ、■製品価格の高騰、■処理機能の制限などの不都
合を招くことから、データ量の圧縮が大きな課題となっ
ている。

従来の文字発生装Ｗ（例えば、画像情報処理システムに
おける表示、印字装置等）には、文字。

画像等をその輪郭により符号化データとして記憶し再生
する文字画像データの処理方式（以下「輪郭法」と称す
）がある、この方式では、フルドツトでのデータ処理方
式に較べて大幅なデータ圧縮率を得ることができる。

輪郭法の代表的な例としてストロークドツト方式の文字
発生装置（特開昭５０−１４２３０号公報）がある。こ
の方式を用いれば、原理的にはただひとつのパターンで
低密度ドツトから高密度ドツトまでの文字を出力するこ
とも可能である。

欲に、従来の文字発生装置の一実施例を図面を用いて説
明する。第７図に輪郭法による文字発生装置の一例を示
す。

この第７図の従来方式では、出力したい文字のコード（
すなわち情報交換用符号）と、フォント（同一の書体で
、かつ同じ大きさの文字の−揃い）と、その形（正体、
長体、斜体など）等を指示することによって文字パター
ンデータ貯蔵部５０から一文字分の情報をパターンメモ
リ５１に抽出し、そのデータを出力時の文字サイズの指
示に従って演算手段５２で縮小・拡大し、出力サイズに
適したものに変換した後、イメージメモリ５３にドツト
イメージとして展開し出力していた。

第８図に、上記従来例の輪郭法におけ名細明朝体漢字「
花」のストローク（即ちベクトル）デザインで表わした
文字デザイン図を示す。また、第９図に、第８図の「花
」のストロークデータ１文字分のデータフォーマットの
図解説明図を示す。

この第９図でのデータは、すべて第８図に対応したもの
となっている。この場合、「花」の文字デザインは、３
つのストロークから成り、それぞれのストロークが「ス
トローク開始点（第８図の１印）」から始まり、「スト
ローク開始点に戻る」で閉じることが示されている。ま
た、第８回の第２ストロークの中にある［端末指示ビッ
ト挿入点（Ｃ＞）　Ｊは、データフォーマット上では第
９図のように記憶されている。

〔発明が解決しようとする問題点］ しかしながら、上記従来例においては、文字の出力サイ
ズ別に多種類の文字パターンデータ貯蔵部を必要とする
ことから文字発生装置内の記憶容量が増加する一因にな
り、これがため多くの文字種を搭載できないという欠点
があった。

また、前述した輪郭法を用いたものは、文字の大きさが
演算によって拡大又は縮小等単純に変わるだけであるこ
とから、例えば第１０図に示すように全体が均一に拡大
される場合には文字の先端部（以下、「端末部」という
）もそのまま拡大される。このため、印字もしくは表示
された文字の大きさによっては、デザイン上の理想形と
しては、第１０図（２）が望ましいとしても、同図（１
）に示す如くなり、理想形を得ることができない、とい
う不都合が生じていた。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善し
、とくに比較的容量の小さい記憶手段を用い、釣合いの
とれた多種多様の文字パターンを数多く出力することの
できる文字発生装置を提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明では、複数の文字コード及び文字フォント等を記
憶するとともに外部指令によって順次一文字文の所定の
文字コード及び文字フォント等に係る情報を出力する文
字パターンデータ貯蔵部と、この文字パターンデータ貯
蔵部から出力される一文字文の文字情報をストロークデ
ータに置き換えるパターンメモリと、このパターンメモ
リから送り出される文字情報を外部指令により所定の大
きさに縮小（又は拡大）して出力する演算手段と、この
演算手段の出力をドツトイメージに展開し出力するイメ
ージメモリとを備えている。パターンメモリと演算手段
との間に、当該パターンメモリから出力される文字情報
の内の複数の端末部分を外部からの書体指定信号に従っ
て所定の書体に係るストロークデータに置き換える端末
パターンメモリと、パターンメモリの出力をデータフォ
マット上の基本パターン部分と端末部分とに分ける端末
検出手段と、この端末検出手段及び端末パターンメモリ
から出力されるストロークデータを整合して一連のスト
ロークデータを出力する切換手段とを装備する、という
構成を採っている。これによって前述した目的を達成し
ようとするものである。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図ないし第６図に基づい
て説明する。

第１図に示す実施例は、複数の文字コード及び文字フォ
ント等を記憶するとともに外部指令によって順次−文字
骨の所定の文字コード及び文字フォント等に係る情報を
出力する文字パターンデータ貯蔵部１と、この文字パタ
ーンデータ貯蔵部１から出力される一文字分の文字情報
をストロークデータに置き換えるパターンメモリ２と、
このパターンメモリ２から送り出される文字情報を外部
指令により所定の大きさに縮小（又は拡大）して出力す
る演算手段３と、この演算手段３の出力をドツトイメー
ジに展開し出力するイメージメモリ４とを備えている。

パターンメモリ２演算手段３との間に、当該パターンメ
モリ２から出力される文字情報の内の複数の端末部分を
外部からの書体指定信号に従って所定の書体に係るスト
ロークデータに置き換える端末パターンメモリ５と、パ
ターンメモリ２の出力をデータフォーマット上の基本パ
ターシ部分と端末部分とに分ける端末検出手段６と、こ
の端末検出手段６及び端末パターンメモリ５から出力さ
れるストロークデータを整合し一連のストロークデータ
として出力する切換手段７とを装備した構成となってい
る。

第２図は、細明朝体の漢字「花」を例にとり、文字の端
末部分の名称を記したものである。この第２図中、○で
囲んだ部分が多くの文字に共通して特徴づけられる先端
部分を示し、端末パターンメモリ５に収納されている。

第３図は端末パターンメモリに記憶されている端末部分
のデータを図示したものである。この図では、形状とし
て端末部分を表しているものが実際はストロークデータ
とじて記憶されている。

第４図は明朝体漢字「才」での端末ｒａＪｒｂＪ「Ｃ」
の違いを「細明朝体」　「中明朝体」　「太明朝体」で
各々書体別に示したデザイン図であり、この図のａ、ｂ
、ｃの各々は、第３図のものと対応している。

第５図は、第１図中のパターンメモリのデータフォーマ
ット上における端末指示ビットの位置を示すものである
。端末指示ビットの立っている部分は、端末パターンメ
モリ５でストロークデータに書き換えられるようになっ
ている。

次に、上記実施例の動作を説明する。

まず、外部からフォント指示及びコード指示により、文
字パターンデータ貯蔵部１より抽出された一文字分のデ
ータは、パターンメモリ２へ展開され、その出力が、符
号化された複数の端末（ａ〜ｎ）をストロークデータに
置き換える端末パターンメモリ５と、データフォーマッ
ト上の基本パターン部分と端末部分に分析する端末検出
手段６とに送られる。

一文字分のデータは、端末検出手段６と端末パターンメ
モリ５から出力されたストロークデータを整合する切換
手段７とによって、一連のストロークデータとなる。こ
のデータは、演算手段３で画像出力時のサイズに相当す
る大きさに拡大又は縮小される。演算手段３からのスト
ロークデータは、イメージメモリ７でドツトデータに置
換えて画像もしくは印字出力がなされる。

第６図は、一つの基本パターンから複数の文字種を発生
させる一例を「ゴシック体」及び「丸ゴシック体」を用
いて説明したものである。この場合、第６図（イ）のよ
うな形状の基本パターンのストロークのそれぞれの端末
に、「ゴシック体」の書体指示によって端末パターンを
付加すると、（ロ）のようなゴシック体になり、書体指
示を「丸ゴシック体」にすると、文字は（ハ）のような
丸ゴシック体になる。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によると、従来−文字毎に保有し
ていた文字パターンの共通部分である端末を予め別個の
データとして有し、文字画像再生時に外部から基本パタ
ーンの指示された箇所に端末を組み込む事により、従来
のものより品質の高い文字パターンを得ることができ、
更に基本パターンを共有したまま端末部分だけを変更す
ることができるので、従来のものより遥かに少ない記憶
容量で同等以上の複数の文字種を保存でき、これにより
従来大きい容量を必要とした記憶手段のメモリ容量を大
幅に低減することもできるという従来にない小型化され
た優れた文字発生装置を提供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
文字パターンの端末部分を示す説明図、第３図は端末パ
ターンメモリに収納されている端末データの一例を示す
説明図、第４図（１）　（２）　（３）は各々文字の端
末部分の相違を示す説明ず、第５図はパターンメモリの
データフォマット上の端末指示ビットの位置を示す説明
図、第６図は基本パターン（イ）から複数の文字種（ロ
）、（ハ）を発生させる場合の一例を示す説明図、第７
図は従来例を示すブロック図、第８図は従来例における
輪郭法の一つであるストロークドツト方式の文字パター
ンの一例を示すデザイン用説明図、第９図は第８図で用
いた文字パターン１文字のデータフォーマットを示す説
明図、第１Ｏ図（１）　（２）は単純拡大した文字と理
想形とを示す説明図であ之。 １・・・文字パターンデータ貯蔵部、２・・・パターン
メモリ、３・・・演算手段、４・・・イメージメモリ、
５・・・端末パターンメモリ、６・・・端末検出手段、
７・・・切換手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、複数の文字コード及び文字フォント等を記憶す
   るとともに外部指令によって順次一文字文の所定の文字
   コード及び文字フォント等に係る情報を出力する文字パ
   ターンデータ貯蔵部と、この文字パターンデータ貯蔵部
   から出力される一文字文の文字情報をストロークデータ
   に置き換えるパターンメモリと、このパターンメモリか
   ら送り出される文字情報を外部指令により所定の大きさ
   に縮小（又は拡大）して出力する演算手段と、この演算
   手段の出力をドットイメージに展開し出力するイメージ
   メモリとを備え、 前記パターンメモリと演算手段との間に、当該パターン
   メモリから出力される文字情報の内の複数の端末部分を
   外部からの書体指定信号に従って所定の書体に係るスト
   ロークデータに置き換える端末パターンメモリと、 前記パターンメモリの出力をデータフォマット上の基本
   パターン部分と端末部分とに分ける端末検出手段と、こ
   の端末検出手段及び前記端末パターンメモリから出力さ
   れるストロークデータを整合して一連のストロークデー
   タを出力する切換手段とを装備したことを特徴とする文
   字発生装置。